天使復活⭐︎ジャンダルム(西穂高→奥穂高)
- GPS
- 20:58
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,292m
- 下り
- 2,310m
コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 3:06
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 3:01
- 合計
- 9:34
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:20
天候 | 晴れ・曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
写真
感想
憧れの北アルプスジャンダルム。西穂高岳から奥穂高岳をテント泊で縦走した。テント泊だったので最大限の軽量化を図って臨んだ。
Day1 早朝に横浜を出発、さわんどに駐車しバスで帝国ホテル前下車。バス停から西穂山荘は約3時間のさわやかな登山道。西穂山荘を目指す人の大半は新穂高経由のため、人も少なく穴場ルートだ。テントを張って翌日の本番には備え早めの就寝。平日金曜にもかかわらずテン場は満杯だった。
Day2 2時起き3時半出発。風も穏やかで星が輝いている。独標を越えて西穂高岳山頂に向かう途中で日が登る。
西穂高岳からジャンダルムまではひたすらの激しいアップダウン。平な箇所は殆どなく休ませてくれない。ギザギザの稜線は両側がスパッと切れ落ちており、一歩足を踏み外せば滑落。緊張感を持って一歩一歩確実に進む。破線ルートとはいえ人気ルートだけあってルートはしっかりしている。
逆走スラブはそこまで傾斜がキツくなくフリクションもしっかり効くので、慎重に進めば問題ない。その他も鎖のない急な登り降りはあるが、岩の持ち手も多くしっかりした足場もあるので、よく見て手足の置き場を選べさえすればクライミング技術が高くなくともなんとかなる印象(私自身クライミングは得意でないので)。
途中からガスが増えて眺望は見えなくなったが、いきなりドーム状のジャンダルムが目の前に現れる。急登を登り詰めたらジャンダルム山頂へ。数週間前に落下したというジャンダルムの天使の看板は登山当日朝に新しいものが設置されたらしく、ピカピカの天使とサプライズのご対面❤️
ジャンダルムから奥穂高岳にロバの耳と馬の背という難関箇所があるが、ここも高度感はあるが高い技術が問われる訳ではなく、難なく通過し無事一般登山道の奥穂高岳へ到着。1時間そこそこで穂高山荘に辿り着き幕営。今日がバースデーのメンバーとお祝いをして疲労困憊、19時前に就寝。
Day3 穂高山荘から涸沢、横尾の歩き慣れたルートを歩き、徳沢園でソフトクリーム、嘉門次小屋でイワナの塩焼きを食べて上高地バスターミナルへ到着。さわんど行きのバス乗場は長蛇の列だったので、行列のないタクシーでさわんどまで、定額料金5,200円。駐車場そばの梓湖畔の湯で汗を流して帰路へ。
一般登山道最難関だけあって、最初から最後まで気の抜けない高度感Maxのルートだったが、ロープを使う程の難易度でもなく、アドレナリン出まくりの険しく美しいルートでした!
ちなみに昨年完登した槍ヶ岳北鎌尾根との個人的印象の比較でいうと難易度の高さは以下の通り。
(※北鎌尾根は殺生ヒュッテからの日帰り周回)
入山点までのアプローチ:北鎌>>ジャン
行動時間の長さ:北鎌>>ジャン
登攀の難易度:北鎌>ジャン
難所の数の多さ:北鎌<ジャン
登山者すれちがいの待ち時間:北鎌<ジャン
ありがとうございます!😊
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