初秋の奥秩父縦走(瑞牆山、金峰山、国師ヶ岳、甲武信ヶ岳)テント泊
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 22:17
- 距離
- 31.4km
- 登り
- 3,028m
- 下り
- 3,413m
コースタイム
- 山行
- 3:54
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 5:27
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 11:22
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
韮崎からバスでみずがき山荘 \2060 8:48JR韮崎着でバス停に急ぐが、8:50発のバスは満員。9:30発のバスは約10分遅れで出発。中央道が事故で下道が混んでいたらしい。 座って八ヶ岳のなだらかな稜線の景色を見ながら1時間でみずがき山荘へ。 復路: 西沢渓谷入り口から山梨市営バスで山梨市駅まで \900 バスは山梨市営バスと山梨貸切自動車の2種類があるようです。 ・山梨市営バス http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/sight/traffic/bus.html ・山梨貸切自動車 http://www.city.koshu.yamanashi.jp/kurashi/files/20150310/H27西沢渓谷HP.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
◼︎みずがき山荘〜富士見平 整備されて登りやすい道。小屋手前に水量豊富な水場がある。 ◼︎富士見平〜瑞牆山 最初はなだらかなトラバースだが、川を越えたとこらから急登。途中から大きな岩場になるが、瑞牆山特有の巨岩も見えてテンションアップ。 ◼︎富士見平〜大日小屋 最初は急坂で樹林帯を淡々と登る。飯盛山を巻いて大日小屋へ。二万五千分の一の地図の大日小屋の位置とGPSの位置はかなりずれていた。 ◼︎大日小屋〜金峰山 樹林帯を抜けると南アルプス主要な山、八ヶ岳を見ながら大きな岩がゴロゴロした道を登る。 ◼︎金峰山〜大弛峠 樹林帯の中をアップダウン。 ◼︎大弛峠〜国師ヶ岳 木製の階段が延々と続く。かなり急なのできつい。 ◼︎国師ヶ岳〜甲武信ヶ岳 樹林帯の中を進む。展望はなし。勾配は急ではないが、歩く人が少ないのか枝が道を覆ったり倒木があったりでちょっと歩きにくい。 ◼︎甲武信ヶ岳〜近丸新道〜西沢渓谷 徳ちゃん新道の分岐から急下降。途中のヌク沢の渡渉地点は水も多くかけてある鉄板が水でかぶっていて渡りにくい。そのあとはトラバース道。 |
その他周辺情報 | ■大日小屋 テント場 富士見平小屋で手続きする。\1000 水場はあるが沢の水なので富士見平小屋の水場で汲んでいくよう勧められた。 ■甲武信小屋 テント場 テント一張\500、1人\500 水は小屋で1L\100で分けてくれる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
調理用食材
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | 水: ・家から500mlペットボトル2本、空ペットボトル1本、空の水袋持参。 ・富士見平小屋で2.5L給水。 ・甲武信小屋で2L給水。 |
感想
前から気になっていた奥秩父の縦走に行きました。
首都圏からアクセスしやすいテント泊縦走が楽しめそうなコースというのがポイント。
ヤマレコでいろいろ調べました。1日目は瑞牆山ピストンで大日小屋テン泊。2日目は金峰山、国師ヶ岳を経由して甲武信ヶ岳へ。2日目がかなりのロングコースで、特に国師ヶ岳から甲武信ヶ岳は歩いている人も少なそうで不安がありました。
3日目はそのまま西沢渓谷に下ります。
以上テント泊装備の重い荷物で特に2日目のロングコースが心配でした。
行ってみると、まず瑞牆山が予想以上に面白かった。途中から見えた白い天を衝くギザギザの山容が綺麗でカッコいい。
山頂は切り立った岩の上にあり高度感抜群。八ヶ岳山麓の綺麗な稜線を見ると、のどかな気分になり癒されます。いつかあの山麓の高原で暮らしてみたい。
また、なだらかな稜線を辿った先に見える金峰山の姿が堂々としていた。
2日目は出発が20分遅れて焦る。バテないようペースを上げず進むが、テント泊の装備が重く、昨日の瑞牆山の空身のようにはいかない。
途中に南アのオールスターがよく見えてテンションアップ。
金峰山山頂でも写真を一通り撮ったら休憩せず次へ。
大弛峠は駐車場がいっぱいで、観光地の雰囲気。ここから国師ヶ岳への登りが木製の階段が延々と続き、きつい。
国師ヶ岳ではお湯を沸かすのも面倒なので持参のパンで簡単に昼食を済ませる。これがのちのシャリバテにつながるのですが。。
そのあとは甲武信ヶ岳への長い稜線歩き。歩いている人も少ないのか、木の枝が覆いかぶさったり倒木があったり、多少歩きにくい。急登はないので体力的にはそれほどでもないですが、展望もなく、途中からガスが出てきてだんだん不安になる。甲武信ヶ岳に向かう人は誰もいず、たまに逆方向の人とすれ違うだけ。
水師の登りではストックを使っている上に力が入らなくなってしゃがみこむ。シャリバテだ。エナジー、乾燥フルーツ、チョコ、水をかき込んでなんとか動き出す。
ガスの向こうにやっと甲武信ヶ岳が見えてきた!
山頂では雲の中で何も見えない中でしばし休憩。
同じく大弛峠から甲武信ヶ岳に向かわれている外国の方に写真を撮ってもらいました。
念願の甲武信小屋のテント泊でゆっくりし、3日目は甲武信ヶ岳に登り返して、昨日歩いてきた稜線を眺める。よく歩いたなー、という満足感に浸って、下山。
シルバーウィークで3日間の行程の前後に休日があるという恵まれた日程で、念願のロングコースのテント泊と大展望の景色を堪能した山行でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する