山深い黒部へ!(薬師岳〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜双六岳)
- GPS
- 24:06
- 距離
- 46.1km
- 登り
- 3,484m
- 下り
- 3,734m
コースタイム
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 8:25
- 山行
- 10:11
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 10:25
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 5:00
天候 | 霧 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
写真
感想
山深い黒部へ!(薬師岳〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜双六岳)
天気予報は微妙!でもここのところ山に行けてなかったので決行。二泊三日で黒部です。
結論から言うとかなり大変な山行でした。
まずは毎日アルペン号で東京から登山口の折立へ。
あまり良い天気ではないはずですが折立の登山口は車でいっぱい!さすがハイシーズン。
そそくさと登山の準備をして7:30に登山開始。まずは標高1300mから、標高2300mの太郎平まで一気に登ります。
登山道はよく整備されていてめちゃくちゃ歩きやすいです。前半は樹林帯ですがしばらく歩くと展望が良くなってきて気持ちの良い登山道に変わっていきます。太郎平と呼ばれるこのエリア、かなり景色が良いです。太郎平小屋までアクセスするだけでも、相当良い景色が楽しめます。
息を切らしてまずは太郎小屋へ。10:30に到着。ダメ元で受付に行ったらもうチェックインできるとのこと。チェックインして自分の荷物スペースにいらない荷物を置いて軽くしたら、薬師岳に向かいます。
テント場を通り、沢沿いの登山道を登り…、予報では霧ですが山頂はいかに。薬師岳山荘を過ぎで後半の上りに差し掛かると太陽が!これは晴れるか!?と思って山頂に近づくにつれて霧が…。残念。真っ白の山頂でした。途中で景観が良いタイミングがあっただけよしとします。
下山してこの日は太郎小屋に宿泊。夕食に名物の美味しいトンカツをいただいて、早々と眠りにつきます。
翌日、5:00に朝食をいただいて5:30過ぎに出発。ロングコースの黒部五郎岳に向かいます。
この日も残念ながら霧の中太郎山を越え、北ノ俣岳、赤木岳を越え、どんどん進んでいきます。道中霧が所々晴れて景色が良くなるタイミングもあり、楽しく歩けました。霧のおかげか雷鳥にも複数回遭遇しました。かわいい!
複数の登り返しを経て、ついに黒部五郎岳へ。はい!真っ白です!
ですが、黒部五郎岳の真価は山頂のみにあらず。
山頂から降りていくと、ありました絶景の黒部五郎カール!霧が上部にかかっているもののだいぶ見れます。美しい!これが見れたら大満足。
独特のゴロゴロした岩と緑のコントラストが素敵です。
心も満たされて、黒部五郎小舎に向かいます。遠い…。そしてこのエリア、コースタイムがおかしい。それなりのペースで歩いているのにどんどん遅れていきます。
ヘロヘロになりながら黒部五郎小舎に到着。ここで小休憩。ラーメンをいただきます。美味しいー。
さて、ここから厳しい登りです。三俣蓮華岳までひたすら登ります。もう限界…。そして三俣蓮華も真っ白。
三俣蓮華から双六岳に向かう途中で、なんと槍ヶ岳方面の雲が一瞬晴れます!槍ヶ岳の勇姿が!これは幸運すぎます。少し元気になって、双六岳の最後の登りをひと頑張り。はい、山頂は真っ白です。今回は全滅ですね。
あとは、ひたすら降って双六小屋へ。
双六小屋は個室を予約できたので、快適そのもの。双六小屋名物の天ぷらの夕食も美味しいし最高の時間を過ごせました。
翌日、当初は笠ヶ岳に寄ってから下山する計画だったのですが、ここまでであまりに疲れたので計画変更。下山です。
途中、鏡平小屋で名物のかき氷をいただいて、どんどん降ります。標高差1500mを一気に降って、新穂高温泉へゴール!
下山後は平湯に移動して、ひらゆの森で立ち寄り湯をして、長距離バスで新宿へ!
やっぱり黒部五郎岳は遠いですね。2度とも山頂真っ白なので、今度は晴天に登りたいです。
結局、天気予報が外れて3日とも雨に降られず登山できたので、それはそれでラッキーな登山でした。
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