穂高縦走(西穂高〜ジャンダルム〜奥穂高〜大キレット〜南岳小屋

2015年09月19日(土) ~ 2015年09月21日(月)

• GPS: 25:17
• 距離: 28.9km
• 登り: 2,612m
• 下り: 3,699m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:41
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:41

距離 1.9km 登り 272m 下り 53m

13:45 スタート地点
13:53 旧ボッカ道分岐
14:26 西穂山荘

2日目

• 山行: 6:23
• 休憩: 3:04
• 合計: 9:27

距離 6.2km 登り 1,329m 下り 713m

4:01 西穂山荘
4:11 西穂丸山
4:49 4:56 西穂独標
5:16 5:18 ピラミッドピーク
6:01 6:19 西穂高岳
7:23 7:44 間ノ岳
8:12 8:47 天狗岩
8:58 9:13 天狗のコル
10:23 11:19 ジャンダルム
12:15 12:22 穂高岳
13:03 13:26 穂高岳山荘
13:28 宿泊地

3日目

• 山行: 12:39
• 休憩: 1:00
• 合計: 13:39

距離 20.7km 登り 1,029m 下り 2,959m

5:36 涸沢岳
10:18 10:54 長谷川ピーク
12:34 12:58 南岳小屋
16:30 藤木レリーフ
16:33 滝谷避難小屋
17:20 白出小屋
19:15 ゴール地点

天候

19日　霧雨
20日　快晴　
21日　朝は快晴、午後からガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鍋平高原の無料駐車場あたり
19日13時頃につきましたがあちこち満車。
無料駐車場近くの路肩スペースを見つけて何とか停める。
下山時は路駐がさらにひどいことになっていて
鍋平から下の方は道の両端に車が停まり、道がかなり狭い。
バスなんかは通れないくらいになっていた。
張り紙をされていた車多数。
駐車場情報
http://kankou.city.takayama.lg.jp/_res/projects/kankou/_page_/002/000/369/map01ver4.pdf

コース状況／危険箇所等

登山届けはネットにて長野県警に提出。

1日目
西穂口ー西穂山荘（小屋泊）
特に問題のない整備された登山道です。
この日西穂山荘は布団2枚で3人。

2日目
西穂山荘ー西穂山頂
ピラミッドピークを越えたあたりのトラバースで
死亡事故が続いているとのこと。
なんでもないところですがそういうところの方が
気が抜けて事故になりやすいそうです。
西穂山頂ー奥穂ー穂高岳山荘（小屋泊）
落ちれば一発アウトのところ多数です。
危険地帯が続きますが3点確保で慎重にゆっくり進みましょう。
mosuは高いところダメなのですが緊張の連続でした。
個人的に特に怖かったのはやっぱり馬の背
逆走で下りならもっと恐ろしい。。。。
奥穂高からのくだりは比較的安全ですがはしごは渋滞します。
この日穂高岳山荘は布団1枚で2人。

3日目（GPS入れ忘れでログは涸沢岳からです）
穂高岳山荘ー涸沢岳ー北穂ー大キレットー南岳小屋
涸沢岳のくだりからはしごや鎖が出てきます。
北穂からのくだりはなかなか急でいやらしく
大キレットよりも注意したほうがいいかもしれない。
大キレットはやはり長谷川ピークを中心に危険地帯が続くので気がぬけない。
すれ違いも大変なのでしっかり声を掛け合って進みました。
はしごや鎖場で20分待ちなんてのもあるので時間には余裕を。
南岳小屋ー槍平小屋ー新穂高
南岳新道は距離がありがつがつ下る。
鎖やはしごもあるので慎重に。
景色もよくていい道でした。
槍平からは快適な一般道となりますが
増水時は沢に要注意。

全体的に滑落も怖いが落石が怖い。
「ラク！」の声を聞くとびくっとする。
自分も落としそうでかなり緊張
特にルートをはずすと浮石多数となり危険でした。
一歩一歩慎重に、足場の確認もしっかりと。
していない人も中にはいましたがヘルメットは必須。

その他周辺情報

新穂高ロープウェイ
http://shinhotaka-ropeway.jp/
ひがくの湯
http://www.okuhida.or.jp/gourmet/detail?id=1704
なんとＳＷ中は23時までやってくれていた。
おかげで下山が遅くてもお風呂とご飯にありつけました(´∀｀)
西穂山荘
http://www.nishiho.com/
支配人さんが気象予報士なのでご飯時に翌日の予報も教えてくださいます。
穂高岳山荘
http://www.hotakadakesanso.com/

写真

9/19 13:40

RW駅をスタート。
車での移動中はすごく天気よかったのですが(´・ω・｀)

9/19 14:30

西穂山荘到着。
すでに大賑わいです。

9/19 14:33

ラーメン間に合いました！

9/19 17:53

夕食。
気象予報士でもある支配人さんが天気を教えてくれる。

9/19 18:22

後は寝るだけ。

9/20 4:07

2日目
少し寒いですが歩き出すとすぐに温まる。

9/20 4:16

丸山。

9/20 4:56

独標。
冬にもここまできてみたい。

9/20 5:09

少しずつ明るくなる。

9/20 5:22

ピラミッドピーク。

9/20 5:43

少しずつ険しくなります。

9/20 5:55

富士山と南ア

9/20 5:56

RW駅

9/20 5:56

笠

9/20 6:06

西穂高岳山頂。

9/20 6:14

槍はいいですねー

9/20 6:18

アップで

9/20 6:18

笠方面

9/20 6:19

ここを超えていく

9/20 6:21

乗鞍と奥に御嶽

9/20 6:29

焼岳
綺麗な山だ

9/20 6:31

9/20 6:43

9/20 7:15

朝のガスも晴れて快晴です。
支配人さんさすがの予報。

9/20 7:31

9/20 7:31

人がいるのが天狗岳か

9/20 7:36

9/20 7:46

9/20 8:02

逆層スラブ
左をみてはいけない

9/20 8:04

9/20 8:09

9/20 8:14

9/20 8:22

天狗岳

9/20 8:30

西穂山荘のお弁当。

9/20 8:56

9/20 9:08

9/20 9:34

9/20 9:41

上高地のほう

9/20 9:45

9/20 10:26

あれがジャンか！

9/20 10:38

ジャンダルム山頂

9/20 10:44

からの槍と県警ヘリ。

9/20 10:59

9/20 11:10

奥穂

9/20 11:15

やっぱりかっこいいなあ。

9/20 11:24

危険地帯は続く。

9/20 11:40

9/20 11:56

奥穂山頂には人がいっぱい。

9/20 11:57

奥穂側からのジャン。
こっちから見るほうがかっこいいかも。

9/20 11:58

馬の背

9/20 12:01

((((；゜Д゜))))ガクガクブルブル

9/20 12:20

奥穂山頂
すいません人の顔が写ってない写真があんまりなくて。。。

9/20 12:21

奥穂からジャン

9/20 12:37

涸沢のテント。
夜にはもっと増えていた。

9/20 12:46

9/20 13:14

最後にはしごで渋滞しましたが
無事穂高岳山荘到着。

9/20 13:42

今日はいただきました！

9/20 17:25

夕食。

9/21 4:37

3日目
今日もヘッデンスタート。

9/21 5:00

涸沢岳

9/21 5:02

富士山。
今日もよく見える。

9/21 5:06

奥穂にはヘッデンの行列。

9/21 5:14

涸沢のくだりにもはしごや鎖。

9/21 5:15

少しずつ白んでいく。

9/21 5:18

北穂から槍

9/21 5:22

涸沢のテント。
カラフルだ。

9/21 5:27

もうちょいでご来光

9/21 5:38

出ましたー！

9/21 5:42

9/21 5:42

朝日を浴びて

9/21 5:48

槍さんおはよう。

9/21 5:53

9/21 6:12

9/21 6:32

奥穂を振り返って

9/21 6:42

9/21 6:42

つい槍を撮ってしまう

9/21 6:48

笠方面

9/21 6:59

今日も富士山と南アルプスがよく見える

9/21 7:00

奥に見えるのが中アかな

9/21 7:01

八ヶ岳

9/21 7:24

9/21 7:28

9/21 7:40

涸沢への下りルートはなかなかハードだそう

9/21 7:48

涸沢と北穂の分岐

9/21 8:00

北穂高山頂

9/21 8:05

小屋で休憩。

9/21 8:36

ここからはさらに慎重に。

9/21 8:42

槍までいくか、南岳小屋で今日下山するか
悩みつつ先へ進む

9/21 9:16

9/21 9:30

9/21 9:36

9/21 10:15

9/21 10:19

ガスってきました('A`)

9/21 10:26

9/21 10:37

長谷川ピークへの登り。
大混雑。

9/21 10:38

慎重にクリア。

長谷川ピークで一枚。
無人の写真撮り忘れた。。。

9/21 10:40

9/21 10:51

9/21 11:02

常念と蝶だったはず。。。

9/21 11:48

9/21 11:59

南岳への登りもはしごや鎖がある。
すれ違いは声を掛け合って。

9/21 12:00

9/21 12:38

9/21 12:42

南岳小屋。
天気もガスで槍にいっても2時間半待ちの様だ。
疲労のことも考えて
このまま今日で下山することになった。

9/21 13:21

9/21 13:28

南岳新道はなかなかいい道です。

9/21 13:35

9/21 13:37

南岳は晴れてくるも
槍やキレットのほうはまだまだガスっている。

9/21 13:38

9/21 13:48

槍平小屋が見える。
遠いけど。。。

9/21 14:09

9/21 14:26

9/21 14:53

9/21 15:21

9/21 15:48

無事槍平小屋へ。
新穂高に下山しても鍋平まで車の回収があるので
ここからはmosuのみ先行して先に車を回収する作戦。

9/21 16:06

あとは快適な道です。

9/21 16:16

南沢

9/21 16:36

渡渉も問題なし。

9/21 17:15

無事林道へ。

9/21 17:23

9/21 17:50

9/21 18:25

RWにつく頃には暗くなっていました。

9/21 18:42

ここから鍋平へ。
下が少し濡れていました。

9/21 18:52

さらに15分ほど歩いて無事車を回収。

9/21 19:56

ひがくの湯で飛騨牛。
お疲れ様でしたー！

撮影機器：

SH-03G SHARP

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

mosu

ポッカリとあいていたSWに誘っていただき穂高縦走へ。
死亡事故多発地点ですので不安もありましたが
天気が崩れそうならやめるということもあり思い切って参加。
コース状況などは書いてあるとおりですが
高所恐怖症の僕は終始緊張しっぱなしだったので
逆にそれで恐怖感が薄まってよかったかもしれません＾＾；
そして逆周りならもっと怖くていけなかったかもしれない。。。

人の多さにもびっくりしましたがいろんな方との会話も楽しかったです。
山小屋の混雑も初体験でした。
でも不思議と寝れるんですよね（笑）
多くの人に言われたのはどんなところでも気を抜いてはいけないということ。
危険とわかっているところで気を抜く人はいないが
そこを越えた先で気が緩んで滑落等してしまうことが多いそう。
高所恐怖症でも恐怖感がある方が細心の注意を払うからいい
と昔言われましたがなるほどそうかもしれません。
そしてこんな所歩けたんだから大丈夫だろうと
帰って近くの歩道橋を歩いてみたがすごい怖い（笑）

3日目は槍までいって泊まる予定でしたが
ガスガスの天気と体力面、山小屋の混雑を考慮して
その日のうちにおりることに。
下山した頃には暗くなってしまいましたが無事に車を回収できました。
いやー量といい停め方・場所といい路駐がすごかったです＾＾；
登山指導センターでお二人を回収した後は温泉でさっぱりε-(´∀｀*)
飛騨牛も食べて眠かったですが渋滞もなく5時に家にたどりつきました。

初日こそ霧雨でしたが
天気に恵まれすぎたといってもいいくらい最高でした(´∀｀)
今度は南岳〜槍までの稜線を歩きたいですね。
かずこさん、すーさんお誘い、ご同行ありがとうございました。
今日も山とお天気、絶景、無事での下山に感謝です。

補足
・槍はやっぱりカッコイイ
・ジャンダルムは奥穂から見たほうがかっこいい気がする
・涸沢のテントはじめてみましたがカラフルで楽しいです。
・21日の槍ヶ岳は朝の8時くらいで山頂2時間半待ち
　会った人の話では過去に5時間待ちなんてのもあったそう
・槍ヶ岳山荘のテン場は10時でいっぱい
・20日の穂高岳山荘は食事6回でした

kitakazuko

西穂→奥穂間、大キレットが朝から富士山並みの渋滞なのには驚きました。
西穂→奥穂間のマーキング、奥穂→北穂間と大キレットの鎖やボルトは増えたような気がするので集中して歩くと大丈夫ですが、大きな一枚岩が動いて滑落しそうになったという話も聞いたので油断はできないですね。落石も多々あり「ラク！」の叫び声は何度も聞きました。トレランの人も軽装で歩いてますが小屋でレンタルのヘルメット位は借りてほしいですね。
わくわくとドキドキの連続の最高の縦走路です！
西穂ー奥穂間はジャンダルムがかっこよく見える奥穂からの縦走がおススメです♪

suisuisu--

念願のジャンダルムと大キレット♪
今回はお天気に恵まれ最高の山行になりました。
一日目：西穂ラーメン（味噌）美味しかったなー♪
お腹が空いてなくても美味しい。
晩御飯の時間が迫っていても食べなければ後悔する。
二日目：垂直の鎖、馬ノ背怖かったー。
お天気がいいと嬉しいですが下まで良く見え過ぎて怖い。
槍ヶ岳、立山、白馬、白山、富士山　遠くまで良く見えました。
三日目：涸沢岳〜北穂高岳間も大切戸もなかなか怖かった。
北穂高岳からの眺めは最高でした。
出発早々涸沢岳までの登りで大腿が疲れ
南岳小屋までの登りでクタクタになり
南岳新道の下りでは足がなかなか思うように動きませんでした（T0T）
忙しかったり天候が悪くて練習不足でした。
次行くときはもっとちゃんと練習してから行きます（⌒-⌒;）

コメント

neo☆n

ジャンに大キュレット縦走
mosuさん、kitakazukoさん、 suisuisu--さん

はじめまして、大変お疲れさまでした。
ジャンダルムはいつか行ってみたいと思っているところです。
好機に恵まれて思い出に残る山行ができましたね。
本当に羨ましい限りです。
小屋に泊まって、縦走するのが登山の醍醐味ですよね。

mosu

Re: ジャンに大キュレット縦走
higurasiさん　こんにちは。
早月尾根おつかれさまでした！

山小屋泊で荷物削減、天気のよさ等
この条件だからこそいけたと思ってますが
ジャンダルムはよかったです
3日間の縦走は初めてだったので色々と勉強にもなりました