笹ヶ峰から火打山、妙高山を縦走

2024年09月09日(月) ~ 2024年09月11日(水)

• GPS: 22:15
• 距離: 30.3km
• 登り: 2,272m
• 下り: 2,496m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:27
• 休憩: 0:12
• 合計: 3:39

11:00 笹ヶ峰登山口
11:10 11:10 黒沢の橋
12:16 12:25 笹ヶ峰
13:51 13:52 杉野沢橋
14:27 14:27 黒沢の橋
14:36 14:38 笹ヶ峰登山口
14:41 山小屋明星荘

2日目

• 山行: 7:14
• 休憩: 1:16
• 合計: 8:30

14:41 山小屋明星荘
5:55 5:55 笹ヶ峰登山口
6:58 7:00 黒沢橋
9:10 9:22 富士見平分岐
10:05 10:54 高谷池ヒュッテ
11:18 11:18 天狗の庭
11:58 12:06 ライチョウ平
12:58 13:01 火打山
13:30 ライチョウ平
14:00 14:00 天狗の庭
14:25 高谷池ヒュッテ

3日目

• 山行: 7:44
• 休憩: 2:11
• 合計: 9:55

14:25 高谷池ヒュッテ
5:42 5:43 茶臼山
6:19 6:33 黒沢池ヒュッテ
7:08 7:15 大倉乗越
8:05 8:14 長助池分岐
10:09 10:11 妙高山(北峰)
10:14 10:16 日本岩
10:22 10:45 妙高山
11:04 11:20 燕登山道九合目・鎖場
11:43 11:43 風穴
11:45 11:45 光善寺池
12:04 12:15 天狗堂
13:16 13:24 湯道分岐
13:44 13:45 称明滝
13:55 13:55 赤倉温泉源湯
14:10 14:11 妙高山登山道入口標識
14:22 14:59 燕温泉黄金の湯
15:09 燕温泉

天候

山の天気は難しい。
てんくらAだったが妙高山からは霧で展望が無し。雨が降らないだけ良しとする。それにしても気温が高かった。山頂でも20度を超えている。汗の量が半端なく温暖化は山行の装備にも汗対策で影響を与える。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

往路は妙高高原駅まで新幹線と在来線を乗り継ぎタクシーで笹ヶ峰へ。約8000円。
復路は燕温泉からバスで500円。関山駅へ。在来線、新幹線で帰郷。

コース状況／危険箇所等

笹ヶ峰、火打山は手入れが行き届いている。登山道の笹が刈られ、木道、木段が良く整備されている。

一方、妙高山は勾配がキツかったり、ゴーロ帯で木道というわけにはいかないので火打に比べると登りにくい、歩きにくい。

特に大倉乗越から長助池分岐までは凄まじい悪路だ。泥質で滑りやすい急勾配のあとは笹藪をトラバースするのだが、笹の上を歩くので滑りやすくとても危ない。また夜露、朝露で全身濡れた。コースタイムは30分ちょっととなっているが私の力では無理。倍くらい要した。久々に記憶に残る悪路だった。ここを抜けると妙高山北峰への急登が待っている。

妙高山南峰からの下り始めの崖下りも非常に危ない。下山口が見つからず不安になった。ウォーキングポールを収納して３点支持で慎重に降りたい。途中の9合目付近の鎖場の下りもとても危険に感じた。30m前後と思われるが急勾配の岩場とトラバースの連続だ。登ってくる人との対面通行なので適当な場所で譲り合うことが大切だ。

その他周辺情報

上越妙高駅構内の「えちご食処7つのおもてなし」野菜海鮮かき揚げ蕎麦、地酒多数、つまみあり。

写真

9/9 7:24

朝食は新横浜で購入した「海女のうに弁当」
青森県八戸の古田屋の弁当が朝一で新横浜で買える。

9/9 11:00

妙高高原駅下車。タクシーで8000¥ほどで笹ヶ峰へ。ウォーミングアップに笹ヶ峰、ヒコサ滝の散策へ。

9/9 11:20

登山道のキノコ。可食の雰囲気。

9/9 11:24

きのこ、毒？　微妙。

9/9 11:26

たくさんある。怪しい。

9/9 11:43

なんだろう。可食っぽい。

9/9 12:00

見るからに毒だね。

9/9 12:00

真っ白。ヒラヒラまで怪しい

9/9 12:06

普通にきのこ。可食に見えるがさてさて。

9/9 12:11

なんじゃこりゃ。

9/9 12:30

これは毒々しい

笹ヶ峰山頂。眺望無し。

9/9 12:32

ならの巨木の森。素晴らしい。

9/9 12:50

この登山道。笹が綺麗に刈られている。

9/9 13:24

ヒコサ滝。滝壺にアクセス出来ない。
サイズ、水量とも素晴らしいのに。

9/9 13:27

展望台とあるが展望はきかない。

9/9 13:39

ここの下りが何気に厳しかった。

9/9 17:07

今夜の宿泊、山小屋明星荘。登山口まで30秒。綺麗な山小屋でお風呂は無いが水をふんだんに使えるので気持ちいい。

9/9 17:26

ささみフライ。キノコと豚のホイル焼き。岩魚の甘露煮。蕎麦が無いのが残念。

9/10 5:56

立派な登山口。雪の重みで先代は倒壊したそうだ。

9/10 5:59

手入れが行き届いている。

9/10 6:38

オヨヨ。ならの丸太の芯から。

9/10 7:01

水が豊富。

9/10 7:18

12曲りの1/12

9/10 7:21

立派な木段。

9/10 7:44

12/12！

9/10 8:16

北アルプス方面。

9/10 9:25

好天。

9/10 9:36

火打山(右)が見えた。
焼山(左)もカッコいい。

9/10 10:04

今夜のお宿
高谷池ヒュッテ。

9/10 10:37

昼食。カップから割り箸に至るまで全部を持ち帰れって。　ビールの缶、ペットボトル、ポテチの袋まで。

9/10 10:46

高谷池。

9/10 11:03

ザックをデポしていざ火打山へ。
空が綺麗。

9/10 11:20

火打山！！と逆さ火打山。

9/10 11:42

山の崩壊のあと。

9/10 12:02

ライチョウ平。いる雰囲気無し。

火打山山頂。

9/10 12:53

妙高山。

9/10 12:59

焼山が見え隠れ。

9/10 13:58

手入れが凄く行き届いている。

9/10 14:11

リンドウが見事。

9/10 17:15

ヒュッテのテン場。

9/10 17:39

左がカレー。右がハヤシ。水もお茶も味噌汁も無い。買えとの事。水くらい出しても良いのでは。

9/10 18:04

彩雲とまではいかないが綺麗な雲でした。

9/11 4:53

本館に宿泊。　新館に泊まりたかった。どういうルールなのかね。　不明。

9/11 5:03

妙高山に向かって出発。

9/11 5:29

茶臼山の手前でご来光。　息を飲む美しさ。

9/11 5:46

朝日をあびてカッコいい

9/11 5:53

幻想的な一枚。陽光が見える。

9/11 6:10

黒沢池ヒュッテ。Cokeを購入して一休み。
いたって普通のおいちゃんだった。
口コミが異常に悪く悪意を感じた。　妙高山の登山には近くて便利だ。

9/11 7:08

大倉乗越、ここからの下りは相当な悪路。急勾配、笹を踏みながらのトラバース、コースタイムの倍くらいかかりそう。夜露、朝露対策も必要。

9/11 7:10

悪路に悪戦苦闘中。
手入れの行き届いた火打山と比較するとその悪路さにぐうの根も出ない。

9/11 8:11

いざ妙高へ。急登の始まり。

9/11 10:04

妙高山北峰直下。

9/11 10:07

霧晴れず。　残念。

9/11 10:18

南峰への途中、ちらっと北峰方面が晴れた。

9/11 10:22

南峰。妙高山の最高標高にも関わらず山名板は無い。

9/11 10:22

これだけ。三角点も無し。

9/11 10:49

南峰からの下りは崖で危険を感じた。下り始めの道も不明郎。非常に危ない。

9/11 11:12

この鎖場。初めてでおまけに降りで、危ない事この上無し。

9/11 13:18

燕温泉まであと1時間ちょっと。

9/11 13:25

この川。温泉が混じっている。

9/11 13:50

滝。

9/11 13:56

水場。冷たい。美味い。

9/11 14:03

最後はこんな道をスタスタと降りてゆく。

9/11 14:15

惣滝。
あんな山の中腹に。すごい。
次回はじっくり観察したい。

9/11 14:22

♨️良いね。

9/11 14:22

最高。素晴らしい。

9/11 15:48

バス停の前で時間があったから再度温泉へ。
花文は水曜日は休業だったが、温泉にいれていただいた。　感謝。

9/11 15:49

泉質: カルシウム、ナトリウム、マグネシウム、炭酸水素塩、硫酸塩、塩化物温泉。
山行の疲れを癒すは最高だ。

お疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone XR 64GB SIMフリー Apple

感想

World_of_walk

妙高戸隠連山国立公園の笹ヶ峰、火打山、妙高山を二泊三日で歩いた。2000mを超える高原だが季節はまだまだ夏そのもので秋の気配は感じられなかった。今回の山行で改めて装備の大切さを痛感した。暑さによる汗、霧雨、風が吹けば低温に。真夏のトムラウシの低体温にる遭難事故を思いながら歩いた。

ヒュッテは雨具干し場はあるが汗等で濡れた衣服は干してはいけないとの事。ベランダにも干せない。どこで乾かすのか。山小屋として考えて欲しいと感じた。

火打山、妙高山で37/100、38/100だ。