荒川三山(悪沢岳)〜赤石岳周遊 花満開
- GPS
- 21:45
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 2,852m
- 下り
- 2,866m
コースタイム
臨時便バス7:00→8:10椹島ロッヂ9:00→吊橋9:20→10:12鉄塔前→岩頭見晴10:30→→11:25小石下→12:35清水平(大休止)13:00→蕨段13:40→14:00見晴台14:10→駒鳥池15:15→16:00千枚小屋(テント泊)
2日目:9時間20分
千枚小屋5:20→6:20千枚岳6:25→7:35丸山→8:05悪沢岳8:25→9:30中岳避難小屋9:40→中岳9:55→前岳10:05→10:55荒川小屋(大休止)11:55→大聖寺平12:15→小赤石の肩13:30→小赤石岳13:55→赤石岳14:35→14:40赤石避難小屋(素泊り)
3日目:5時間25分
赤石避難小屋5:35→赤石岳5:40→分岐5:50→砲台休憩所6:30→富士見平7:20→7:45赤石小屋8:15→赤石岳登山口10:45→11:00椹島ロッヂ12:30→13:25畑薙第一ダム
天候 | 全日程晴れ(夕方は雲多くなります) |
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過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
東海フォレストのバス発着時間 http://www.t-forest.com/alps/bus/index.html ※臨時便出ました |
コース状況/ 危険箇所等 |
●道路状況 畑薙第一ダムへの道は一部狭い箇所もありますが、舗装はしっかりしています。夜間だとほとんどすれ違いはありませんでした。 昨年のシルバーウィーク時の駐車場は満車に近かったですが、今回は十分余裕がありました。駐車場近くに沢の水場有り。簡易トイレもあります。 ●東海フォレストバス状況 入山:一番早い出発時刻は8:00でしたが、臨時便が7:00に有りました。早い者順で27名に入らないと乗れません。 下山:13:00に乗る予定でしたが、12:30の臨時便がありました。 登山ポストは、畑薙第一ダム駐車場のバス乗り場にあります。 ●椹島ロッヂ〜千枚小屋の道路状況 視界がほとんど開けないダラダラとした登りが続きます。清水平では冷たい水が出ているので喉を潤せました。展望があるのは、岩頭見晴、小石下、見晴台辺りからのみです。 千枚仮設小屋での運営となります。水場、お手洗いも綺麗です。 テン場を利用しましたが、小屋から5分程度下った箇所にあります。 今回は食料を車においてきてしまったので、夕食2,000円を利用しました。ご飯・味噌汁おかわり自由でした。 小屋からは富士山と日の出が見えます。 ビール500mlで800円也。 ●千枚小屋〜荒川小屋 稜線歩きで終始大展望を味わいながら歩くことが出来ます。 千枚岳からの下りが若干ザレていて岩っぽいので注意が必要です。 前岳は若干はずれた場所にありますが、分岐に荷物をデポして登りました。ここで雷鳥に逢う事ができました。 前岳から下りの斜面は花が満開でした。 ビール500mlで800円也。 荒川小屋は非常に清潔な小屋で景色も素晴らしく一度泊まりたい場所、スイカが売ってました。お手洗いは少し下った場所にあります。水場は小屋から数分下った所にあります。コンコンと湧き出ていて冷たい美味しい水でした。赤石避難小屋は水がないので2リットル担ぎます。 ●荒川小屋〜赤石避難小屋 大聖寺平までに1箇所残雪が残っていましたが、アイゼンは必要ありませんでした。小赤石の肩までの登りは急登で水を担いでいると大変きつかったです。 肩から赤石岳までは何度かピークを越えますが、先が見えているので楽でした。 赤石岳直下にある赤石避難小屋は、素泊りしかありません。30人定員で22人でした。レトルト・カップラーメン等あります。ビール500mlで800円也。 ●赤石避難小屋〜椹島ロッヂ 砲台休憩所までは結構急な下りです。沢が近いので水補給できます。道中の展望はここまで。 富士見平は360度の展望です。ハイキング程度で来るなら富士見平まで登って赤石小屋に泊まっても十分満足がいきそうです。 赤石小屋からの道は樹林帯の中になります。道標が5箇所あって後どのくらいか分かるのでペースの目安になります。 椹島ロッヂではテン場の奥の水の広場を降りると河原に出ることができます。河原の水は冷たくて気持ちイイので、バスの時間に余裕があったら体や足を拭うのに是非使って欲しいと思いました。 ●温泉 赤石温泉の白樺荘で汗を流せます(500円)。 食事も出来るので良いですよ。 |
写真
感想
夏季休暇を利用して前半は2泊3日で南ア 荒川三山〜赤石岳へ。
駐車場から8時のバスを予定してゆっくり朝食を取っていた所、27名集まったら臨時便を出すと言うことで急いで準備。なんとか間に合って7時便に乗れた…が、急いでいたため今回の朝夜の食料を全て車の中においてきてしまったやっぱり急いで行動すると良い事ない。
初日は千枚小屋まで歩くが、これがほとんど展望のない樹林帯の登り。1400mの標高差をゆっくりと登っていく。2日目の大展望を楽しみに昇るしかない。唯一駒鳥池の苔生した雰囲気が良かったかな。
千枚小屋はテント幕営。小屋から5分位下った場所でトイレに行くのに一苦労。本日は食料を忘れたため夕食2,000円を頂くことにする。ご飯味噌汁おかわり自由は嬉しかった。
2日目早朝、小屋から富士がとても綺麗に見える。雲が入っていて残念ながらブルーモーメントとはいかなかった。 千枚岳山頂からは稜線歩きが続く。稜線には花が満開で見とれているとなかなか先に進まない。
荒川三山からは展望抜群で北アまで見える。3000mを越える絶頂を踏むのは本当に気持ち良い。
前岳では雷鳥が雛3羽を連れているのに出くわした。通常ガスッていないとあまり姿を現さないので本当にラッキー。ヨチヨチ歩きの雛がメッチャ愛くるしかった
荒川小屋の水場はキンと冷えていて、一気に喉を潤し、体を拭うと気持ち良かったな〜。スイカも売っていたが我慢。
さて、ここから赤石避難小屋には水場がないので、荒川小屋で水を2L背負った。テントの他に水を担いでの赤石岳への登りは本当にしんどい。30分歩いては5分休憩で何とか肩にたどり着いた。
昨年は赤石岳山頂では展望に恵まれなかったが、今年は本当に素晴らしい天気でリベンジが果たせたよ。
赤石避難小屋では小屋番さんが良い人で持ってきた酒を薦めると、逆に焼酎を振舞ってくれた。5時から8時過ぎまで山話で盛り上がりちょっと飲みすぎる。山で知らない人と触れ合うのは楽しいね〜。
翌朝は雲が多いながらも展望はよく、富士が薄紅に染まる姿を拝むことが出来て感激。やはり早朝の景色はなんとも形容し難い神秘さがある。
体調が悪かったながらも何とか完登。最初から最後まで天候が安定していた最高の山行に他のメンバーも喜んでくれて良かった。
南ア南部、あとは茶臼〜光岳周遊、笊ヶ岳の2回は登りたい。今年中にどちらか行きたいなー。
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