ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 722930
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

隠れた名峰“上越のマッターホルン”の異名を誇る「大源太山」

2015年09月21日(月) [日帰り]
 - 拍手
iamclimber その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:11
距離
11.1km
登り
1,264m
下り
1,246m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:57
休憩
1:20
合計
6:17
7:25
146
9:51
10:00
66
11:06
11:19
41
12:00
12:58
44
蓮ヒュッテ
13:42
13:42
0
13:42
13:42
0
13:42
ゴール地点
天候 天候:晴れ
気温:登山口20℃ 山頂19℃
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
▼駐車場
≪カーナビで設定するなら以下参照≫
【名称】大源太キャニオン
【住所】新潟県南魚沼郡湯沢町Tsuchidaru, 3064-17
【電話】025-787-3536
【料金】無料
【台数】10台程度
【案内】大源太キャンプ場のすぐ手前に登山口の看板あり。
    林道終点に駐車場があります。
【混雑】7時に到着すると満車。林道の側道に止めました。
コース状況/
危険箇所等
▼登山ポスト
登山口にあります。

▼トイレ
蓮ヒュッテにあります。
水場ありと地図に書いてありましたが、
探しに行った仲間や他の方も見つけられなかったようです。

▼注意点
山と高原地図にはシシゴヤの頭からの下山道が「ジグザグ道だが歩きやすい」と
書いてありますが、道も狭くぬかるんでおり歩き辛かったです。

▼電波
接続率ドコモ 77.0%
その他周辺情報 ▼温泉
クチコミが高い「山の湯」を利用しました。
【住所】新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢931
【電話】025-784-2246
【料金】400円
【時間】6:00〜21:00(最終受付20:30)
【URL】http://yuzawaonsen.com/01yama.html
【備考】駐車場から約45分
【感想】泉質は断トツの◎だが、洗い場にシャワーがなく、お風呂も狭いのが△。
駐車場のすぐ近くに登山口があります。
駐車場のすぐ近くに登山口があります。
この時は知りませんでした。
平坦な道のりは沢までで、
それ以後ありません…。
この時は知りませんでした。
平坦な道のりは沢までで、
それ以後ありません…。
”上越のマッターホルン”は
どんな山なのかワクワク。
”上越のマッターホルン”は
どんな山なのかワクワク。
渡渉点が2箇所ほどあります。
浮石もあり注意が必要です。
4
渡渉点が2箇所ほどあります。
浮石もあり注意が必要です。
日によって水量が変わると思うので、事前に確認しましょう。
1
日によって水量が変わると思うので、事前に確認しましょう。
さて周回の分岐点に到着。
大源太山を目指すため直進!
さて周回の分岐点に到着。
大源太山を目指すため直進!
目印も至る所にあり、
特に迷いません。
1
目印も至る所にあり、
特に迷いません。
木から何かが生えてます。
ピクミンみたいな世界観。
3
木から何かが生えてます。
ピクミンみたいな世界観。
頼りない梯子も出てきました。
頼りない梯子も出てきました。
貝みたいなキノコを発見。
1
貝みたいなキノコを発見。
2回目の渡渉点。
沢のぼらーを発見!
2
2回目の渡渉点。
沢のぼらーを発見!
いよいよ急登開始。
いよいよ急登開始。
ロープが垂らされている所も
1
ロープが垂らされている所も
木の上部にあるキノコの階段
1
木の上部にあるキノコの階段
赤く燃えるナナカマドの実
2
赤く燃えるナナカマドの実
始まる秋の装い
1時間弱で
大源太山がやっとお目見え!
大源太山がやっとお目見え!
奥に見えるのが巻機山
奥に見えるのが巻機山
何故にマッターホルン?
ここからだと分からないですが
お楽しみは後ほど。
1
何故にマッターホルン?
ここからだと分からないですが
お楽しみは後ほど。
オニシオガマ
ホソバノコゴメグサ
ホソバノコゴメグサ
尾根沿いを登って行きます。
尾根沿いを登って行きます。
特に危険な箇所はありません。
特に危険な箇所はありません。
同じ山域でも場所によって
紅葉の始まり具合はバラバラ
1
同じ山域でも場所によって
紅葉の始まり具合はバラバラ
ノコンギク
山頂は狭いが360度の展望が広がり、これまで歩いた尾根道を見渡すことができます。
5
山頂は狭いが360度の展望が広がり、これまで歩いた尾根道を見渡すことができます。
山頂は虫が多くすぐに退散
1
山頂は虫が多くすぐに退散
鎖場の下山開始!
鎖場の下山開始!
登りなら何ともないだろうが、
下りだと少し怖いので慎重に。
登りなら何ともないだろうが、
下りだと少し怖いので慎重に。
南の稜線から見上げて納得!
東洋のマッターホルンと呼ばれる理由が分かります。
7
南の稜線から見上げて納得!
東洋のマッターホルンと呼ばれる理由が分かります。
さて周回するぞー
2
さて周回するぞー
笹が光って山容が青々と
笹が光って山容が青々と
七ッ小屋山は大源太山より高い位置にあります。
七ッ小屋山は大源太山より高い位置にあります。
何故かここは沢山の種類の蝶がいて、人懐っこいです。
1
何故かここは沢山の種類の蝶がいて、人懐っこいです。
ウメバチソウ
短い木道が出現。
短い木道が出現。
池塘もありました。
1
池塘もありました。
七ツ小屋山〜蓮峠は谷川岳馬蹄形縦走ルートでもあります。
1
七ツ小屋山〜蓮峠は谷川岳馬蹄形縦走ルートでもあります。
せっかくなので、蓮ヒュッテにも寄ってみることに。
3
せっかくなので、蓮ヒュッテにも寄ってみることに。
テーブルや椅子が多くあり、
昼休憩に最適!
1
テーブルや椅子が多くあり、
昼休憩に最適!
水場ありと地図に書いてありましたが、探しに行った仲間や他の方も見つけられなかったようです。
水場ありと地図に書いてありましたが、探しに行った仲間や他の方も見つけられなかったようです。
谷川岳の眺望が良いはずでしたが、この日は雲の中。
1
谷川岳の眺望が良いはずでしたが、この日は雲の中。
シシゴヤノ頭。
文字が消えすぎてて、何だっけ?と地図を確認するレベル。
シシゴヤノ頭。
文字が消えすぎてて、何だっけ?と地図を確認するレベル。
山と高原地図にはシシゴヤの頭からの下山道が「ジグザグ道だが歩きやすい」と書いてありますが、道も狭くぬかるんでおり歩き辛かったです。
1
山と高原地図にはシシゴヤの頭からの下山道が「ジグザグ道だが歩きやすい」と書いてありますが、道も狭くぬかるんでおり歩き辛かったです。
ダイモンジソウ
サラシナショウマ
サラシナショウマ
ふと眩しく感じたので空を見上げると、なんと虹色の雲が!
調べてみたところ、彩雲(さいうん)と言うようです。
太陽の近くを通りかかった雲が、緑や赤に彩られる現象なんだとか。
4
ふと眩しく感じたので空を見上げると、なんと虹色の雲が!
調べてみたところ、彩雲(さいうん)と言うようです。
太陽の近くを通りかかった雲が、緑や赤に彩られる現象なんだとか。
イヌヤマハッカ
水場を発見。
あちこちに栃の実が落ちてました。
4
あちこちに栃の実が落ちてました。
周回分岐点の渡渉点まで戻ってきました。
最後は冷たい川の水で顔や手を洗ってさっぱり!
1
周回分岐点の渡渉点まで戻ってきました。
最後は冷たい川の水で顔や手を洗ってさっぱり!

感想

シルバーウィークが始まった。
4泊5日で縦走を予定していたのだが、体調を崩してしまい断念(泣
体調は回復したものの、SW真っ只中。
混んでる山が苦手なため、マイナーな山である大源太山に行くことにした。
以前、巻機山で出会った地元の登山者がオススメと言っており、
何より「上越のマッタホルン」という異名に弱い僕であった。

結果からすると、この山を薦めてくれた地元のおっちゃんに大感謝!
渡渉、梯子、岩場、鎖場、稜線、湿原、池塘、木道、高山植物と、
低山と思えないスペックを備えた山であったからである。
何でもありのこの素晴らしい山が知名度が低いのが不思議でしょうがない。
まさに隠れた名峰といえよう。

「上越のマッターホルン」という異名は、南稜側から見てこそ納得ができる
景色が広がるため、周回することをオススメする。
時間があるなら蓮ヒュッテに足を運び、谷川岳を眺めながら昼食すると良いだろう。

シシゴヤの頭からの下山道が「ジグザグ道だが歩きやすい」と山と高原地図には
書いてあったが、道も狭くぬかるんでおり歩き辛い。
展望もなかったので黙々と下山している中、ふと空を見上げると、虹色に輝く雲を発見。
調べてみたところ、彩雲(さいうん)と言うようである。
太陽の近くを通りかかった雲が、緑や赤に彩られる現象なんだとか。
数分後には見えなくなっていた。

体調を崩して縦走できなかったことで、また1つ素晴らしい山に出会え、
彩雲という自然現象を見ることができた。
「幸運と不幸は紙一重である」と感じた山行であった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:646人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら