記録ID: 723057
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
秋晴れの金峰山と瑞牆山 富士見平から
2015年09月20日(日) ~
2015年09月22日(火)


体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 45:57
- 距離
- 20.8km
- 登り
- 2,058m
- 下り
- 2,045m
コースタイム
2日目
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 8:24
距離 10.5km
登り 966m
下り 960m
15:15
宿泊地
3日目
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:46
距離 8.8km
登り 807m
下り 1,078m
【1日目】
中央道の渋滞、事故通行止めで到着がひどく遅れる。すでに下山者が多いので、駐車場もところどころ空きがあった。わずか4,50分だが道がはっきりしないので、直登すると荷が重いので息があがる。富士見平小屋テン場はとても混雑していた。小屋に近いほうがトイレ、水場が近いが朝早く起こされることを懸念して離れたところにテントを張る。
【2日目】
夜中の3時ごろ騒音か何かでトラブルがあったよう。少し騒がしかったです。5時過ぎに起床して、まずはトイレ。ここ大用のが男女ひとつずつしかなく男子トイレは行列でした。20分くらい待ってようやく入れる。最盛期なのでしょうがないが、もう少し何とかならないものか。
富士見平ー大日岩 小屋とトイレの間の道を登ります。最初から急登です。石がゴロゴロしているので、登りにくいです。まだ体が起きてないのでゆっくり進みます。尾根にのると瑞牆山が見えますが、木が邪魔してはっきりしません。ここから道が広くなりますが、直登するのはきついので、ジグザグに進みます。2000mくらいまで上がると飯森山の南側をトラバースするように進みます。せっかく登ったのに下りも出てきます。鷹見岩分岐にきますが直進します。しばらくなだらかに下って大日小屋です。ここで水を補給します。たっぷり流れています。ここで幕営のひとも数組いましたが、小屋は無人小屋のようにひっそりしています。ここから樹林帯の中の本格的な登りが始まります。露岩があるところは滑りやすい。クサリ場何ヶ所かありますが鎖使わなくてもなんとかなります。大日岩の下も急ですが、登りきると休憩所になっています。大日岩登っている若者もいました。
大日岩ー砂払いの頭 ここもずっと樹林帯が続きます。黙々と登ります。一番足を使うところだと思います。なるべく段差が少ないところを探して登りましょう。
砂払いの頭ー金峰山
ここから一気に視界が広がります。南側は雲が出ていて、南アのテッペンが見える程度。八ヶ岳も同様です。今まで見えなかった金峰山がここで現れます。半分くらい黄色く紅葉していてきれいです。南側は岩峰で切れ落ちていて、北側は樹林帯が広がっていて、開放感があるいい稜線です。手を使って登る箇所もありますが、見る見るうちに五丈岩が近づいてきます。頂上まで来ると大弛峠方面が見渡せます。大弛峠、国師が岳は未踏なのでなんとなくしかわからず、これからの課題です。五丈岩登っている人あり、頂上標識で写真撮る人、食事している人など頂上がとても広く飽きません。1時間ほどゆっくりして、来た道を戻ります。
昼食後、時間が余ったので瑞牆山のほうへ少し偵察です。
【3日目】
富士見平ー芝生広場 小屋から少し下ると最初の林道が右手にあります。小屋のジープが数台止まっています。林道に入り、少し進むと右手が開けて瑞牆山が現れてきます。そこからすぐのヘアピンカーブが芝生広場への山道の入り口です。道は整備されていて、歩きやすくなだらかな下りが続きます。自然林がのこり、ミズナラ、ダケカンバ、ブナなどが美しい。ガサッと物音がすると尾根から沢側に2匹の野生動物が駆け下りていきました。茶色に白がかかった動物でしたが、キツネかタヌキか、はたまたオコジョかはっきりせず。しばらくたってもう一組見ました。気持ちよくくだっていくと、沢にできわします。丸太の橋がいまにも崩れそうでした。しばらくすると開けたところに出ます。左側は車道があり、登山道はどちらに進んでいいのかわかりにくいので、車道にでました。熊の目撃情報もあるようなので、人が少ない時間はクマよけの鈴持参がいいと思います。ここまでは誰ともすれ違いありませんでした。
芝生広場ー不動滝 車道をしばらくすすむとオートキャンプ場があり、ここから登る登山者もいるようです。ここも道が良く分からないので、車道をすすみ数百メートル進んだところで右手に車道が分かれます。右手に入って林道に代わり、1kmほど進むと林道終点です。車10台ほど止まっています。ここから山道です。沢沿いの道を進みます。不動滝までは割となだらかな道です。周りに巨岩がありちらちらと見えます。不動滝は想像していたより滑らかに流れてくるような滝だった。癒される滝でしばし休憩。
不動滝ー瑞牆山 ここから本格的な登りがはじまる。手を使わなくてはならないようなので、ストックは片づける。岩が多いところが多いのか、随所で手を岩につかまり、木の枝、根っこにつかまりながら登っていくところが多い。こんなに急でも樹林が多く、苔も多い。展望がないのでどのくらい登ったのかがよくわからないが、着実に高度は稼いでいるはず。ようやく陽が差してくると富士見平からの道と合わせる。反対側からも多くの人が登ってきた。左に折れ最後にはしごを登ると頂上。そこから一気に視界が広がる。雲で隠れて遠くの山々は見えないが、昨日登った金峰山とその下に広がる奥秩父の山々のひろがりは瑞牆山ならでは。岩が立っている様子は圧巻ですこし下りるのがもったいないくらい。軽く食事をして下山開始。
瑞牆山ー富士見平ー瑞牆山荘 富士見平からピストンの人が大変多そうで下る人、登ってくる人が多数。こちらももちろん急登で鎖場では渋滞が発生。登ってくる人になるべく道をゆずるも、あまりに人数が多い時は先に通してもらいたいとも思う。シルバーウィークというのもあり、小さな子供も多数。結構体重が軽い子供がどんどん進み、親がフーフーいっている場合もある。急で岩や、木の根っこが結構多いので、濡れているときは要注意です。1回こけて手をついてしまった。
テントを撤収して、瑞牆山荘へもさっさと下山。お疲れ様でした。
中央道の渋滞、事故通行止めで到着がひどく遅れる。すでに下山者が多いので、駐車場もところどころ空きがあった。わずか4,50分だが道がはっきりしないので、直登すると荷が重いので息があがる。富士見平小屋テン場はとても混雑していた。小屋に近いほうがトイレ、水場が近いが朝早く起こされることを懸念して離れたところにテントを張る。
【2日目】
夜中の3時ごろ騒音か何かでトラブルがあったよう。少し騒がしかったです。5時過ぎに起床して、まずはトイレ。ここ大用のが男女ひとつずつしかなく男子トイレは行列でした。20分くらい待ってようやく入れる。最盛期なのでしょうがないが、もう少し何とかならないものか。
富士見平ー大日岩 小屋とトイレの間の道を登ります。最初から急登です。石がゴロゴロしているので、登りにくいです。まだ体が起きてないのでゆっくり進みます。尾根にのると瑞牆山が見えますが、木が邪魔してはっきりしません。ここから道が広くなりますが、直登するのはきついので、ジグザグに進みます。2000mくらいまで上がると飯森山の南側をトラバースするように進みます。せっかく登ったのに下りも出てきます。鷹見岩分岐にきますが直進します。しばらくなだらかに下って大日小屋です。ここで水を補給します。たっぷり流れています。ここで幕営のひとも数組いましたが、小屋は無人小屋のようにひっそりしています。ここから樹林帯の中の本格的な登りが始まります。露岩があるところは滑りやすい。クサリ場何ヶ所かありますが鎖使わなくてもなんとかなります。大日岩の下も急ですが、登りきると休憩所になっています。大日岩登っている若者もいました。
大日岩ー砂払いの頭 ここもずっと樹林帯が続きます。黙々と登ります。一番足を使うところだと思います。なるべく段差が少ないところを探して登りましょう。
砂払いの頭ー金峰山
ここから一気に視界が広がります。南側は雲が出ていて、南アのテッペンが見える程度。八ヶ岳も同様です。今まで見えなかった金峰山がここで現れます。半分くらい黄色く紅葉していてきれいです。南側は岩峰で切れ落ちていて、北側は樹林帯が広がっていて、開放感があるいい稜線です。手を使って登る箇所もありますが、見る見るうちに五丈岩が近づいてきます。頂上まで来ると大弛峠方面が見渡せます。大弛峠、国師が岳は未踏なのでなんとなくしかわからず、これからの課題です。五丈岩登っている人あり、頂上標識で写真撮る人、食事している人など頂上がとても広く飽きません。1時間ほどゆっくりして、来た道を戻ります。
昼食後、時間が余ったので瑞牆山のほうへ少し偵察です。
【3日目】
富士見平ー芝生広場 小屋から少し下ると最初の林道が右手にあります。小屋のジープが数台止まっています。林道に入り、少し進むと右手が開けて瑞牆山が現れてきます。そこからすぐのヘアピンカーブが芝生広場への山道の入り口です。道は整備されていて、歩きやすくなだらかな下りが続きます。自然林がのこり、ミズナラ、ダケカンバ、ブナなどが美しい。ガサッと物音がすると尾根から沢側に2匹の野生動物が駆け下りていきました。茶色に白がかかった動物でしたが、キツネかタヌキか、はたまたオコジョかはっきりせず。しばらくたってもう一組見ました。気持ちよくくだっていくと、沢にできわします。丸太の橋がいまにも崩れそうでした。しばらくすると開けたところに出ます。左側は車道があり、登山道はどちらに進んでいいのかわかりにくいので、車道にでました。熊の目撃情報もあるようなので、人が少ない時間はクマよけの鈴持参がいいと思います。ここまでは誰ともすれ違いありませんでした。
芝生広場ー不動滝 車道をしばらくすすむとオートキャンプ場があり、ここから登る登山者もいるようです。ここも道が良く分からないので、車道をすすみ数百メートル進んだところで右手に車道が分かれます。右手に入って林道に代わり、1kmほど進むと林道終点です。車10台ほど止まっています。ここから山道です。沢沿いの道を進みます。不動滝までは割となだらかな道です。周りに巨岩がありちらちらと見えます。不動滝は想像していたより滑らかに流れてくるような滝だった。癒される滝でしばし休憩。
不動滝ー瑞牆山 ここから本格的な登りがはじまる。手を使わなくてはならないようなので、ストックは片づける。岩が多いところが多いのか、随所で手を岩につかまり、木の枝、根っこにつかまりながら登っていくところが多い。こんなに急でも樹林が多く、苔も多い。展望がないのでどのくらい登ったのかがよくわからないが、着実に高度は稼いでいるはず。ようやく陽が差してくると富士見平からの道と合わせる。反対側からも多くの人が登ってきた。左に折れ最後にはしごを登ると頂上。そこから一気に視界が広がる。雲で隠れて遠くの山々は見えないが、昨日登った金峰山とその下に広がる奥秩父の山々のひろがりは瑞牆山ならでは。岩が立っている様子は圧巻ですこし下りるのがもったいないくらい。軽く食事をして下山開始。
瑞牆山ー富士見平ー瑞牆山荘 富士見平からピストンの人が大変多そうで下る人、登ってくる人が多数。こちらももちろん急登で鎖場では渋滞が発生。登ってくる人になるべく道をゆずるも、あまりに人数が多い時は先に通してもらいたいとも思う。シルバーウィークというのもあり、小さな子供も多数。結構体重が軽い子供がどんどん進み、親がフーフーいっている場合もある。急で岩や、木の根っこが結構多いので、濡れているときは要注意です。1回こけて手をついてしまった。
テントを撤収して、瑞牆山荘へもさっさと下山。お疲れ様でした。
天候 | いずれの日も晴れ、山上には雲がかかる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届 瑞牆山荘の無料駐車場にあります。 瑞牆山荘ー富士見平 もう少し歩きやすくしてもいいのかなと感じた。 富士見平ー金峰山 明瞭、看板も多い。 富士見平ー不動滝ー瑞牆山ー富士見平 富士見平から芝生広場へ行くときに1か所沢の徒渉があり、丸木がかかっているがそのうち崩れると思うので一人ずつ進むなど慎重にいくべきです。芝生広場のあたりは道が良く分からないので、車道ですすみました。不動滝までは沢沿いの橋がきれいに整備されているにもかかわらず、道標などが古いものばかりなのが気にかかりました。 |
その他周辺情報 | 行きに増富の湯で食事、帰りは増富の湯で入浴しました。 |
写真
滝を過ぎると、急登、トラバースの連続です。あちこちに岩の表示がありますがどれがどのことだかよくわからない。橋は新しく整備されているのだが、それ以外の道であったり、標識は古いまま。なんだかバランスが悪いように感じました。
装備
個人装備 |
携帯電源
|
---|---|
備考 | ゲイターを忘れた |
感想
金峰山は以前から登りたい山のリストの一つにあったがようやく来ることができた。近くまで来ても頂上がいつまでも見えないところ、岩峰の険しい道をたどってようやくたどり着く頂上など、奥秩父の盟主というのが実感できた。この山は大弛峠や目廻り平から登るのでなく、富士見平から登るのが一番いいような気がする。ただ、金峰山から甲武信ケ岳の縦走路は魅力的で、大変なのを承知して、いきたい縦走路の一つになった。
瑞牆山は、金峰山から見ると小さい岩山にしか見えないが、改めて登りなおすと登下降は急で、切り立つ岩の奇異さをみても納得の百名山だった。
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