大岳山 鍾乳洞と滝のみち〜千足から上養沢

2015年09月23日(水) [日帰り]

• GPS: 06:29
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,581m
• 下り: 1,523m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:22
• 休憩: 1:06
• 合計: 6:28

距離 13.7km 登り 1,588m 下り 1,523m

8:07 千足バス停
8:40 8:43 天狗滝
9:04 9:06 綾滝
10:08 10:09 富士見台
10:56 10:58 大岳山荘
11:14 11:33 大岳山
13:03 13:06 大滝
13:11 大岳山・大滝登山口
13:24 13:25 小滝
13:28 14:03 大岳鍾乳洞
14:29 大岳鍾乳洞入口バス停
14:35 上養沢バス停

○コース参考
・昭文社　山と高原地図　「23　奥多摩」（2012年版）
・山と渓谷社　新・分県登山ガイド12　東京都の山　「45　鍾乳洞と滝のみち」

天候

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

町田→八王子→拝島→武蔵五日市　JR横浜線・八高線・青梅線・五日市線　756
武蔵五日市駅→千足　西東京バス　370


起点：千足バス停
終点：上養沢バス停

上養沢→武蔵五日市駅　西東京バス　380
武蔵五日市→拝島→八王子→町田　JR五日市線・青梅線・八高線・横浜線　756

コース状況／危険箇所等

・難しい箇所はなく、道標も充実していて迷うところはない。
・千足から綾滝までと、馬頭刈尾根を離れてから大岳鍾乳洞までの間は、沢の横断が多いので、増水していると通れなくなりそう。
・大岳山の山頂直下の2つの巻き道は、どちらもアップダウンは少ないが道は細めで足元注意。大岳山荘に至る巻き道の方は大岩の直下を通るので落石にも注意。
・関東ふれあいの道にしては悪路・急坂が多い。とくに馬頭刈尾根を離れてから沢筋に出るまでの区間は岩ゴロゴロの急坂。
・上養沢からのバスは本数が少ない。逆コースにして千足から20分ほどの払沢の滝入口バス停まで歩けばバス便はそれなりにある。でも朝早いと大岳鍾乳洞がまだ営業していない。

写真

9/23 7:17

武蔵五日市駅。

9/23 7:17

駅前の自販機は西東京バス。

9/23 7:18

駅前の噴水。ちょっとだけ虹。
バスの時間までヒマなのです・・・

9/23 7:21

数馬行きは長い行列ができるけど、今回は藤倉行きなので少ない。

9/23 8:07

千足でバスを降りる。

9/23 8:07

バス停のシュウカイドウ。

9/23 8:08

千足からの大岳山。

9/23 8:10

ニラの花。

9/23 8:11

檜原村の檜原神社。

9/23 8:19

しばらく舗装路を登ると、関係者以外立入禁止。
よく見ると、天狗滝への徒歩は可、と書いてある。

9/23 8:23

道沿いは工事中。

9/23 8:26

舗装路の終点から山道へ。

9/23 8:27

さっそく渡渉。

9/23 8:30

この日一番多くみかけたのは、ツリフネソウ。

9/23 8:34

天狗滝かと思ったら、これは小天狗滝。

9/23 8:35

小天狗滝。

9/23 8:40

いつの間にかずいぶん登っている。

9/23 8:41

こっちが天狗滝。
落差もあって、なかなか豪快。

9/23 8:43

天狗滝。
滝壺近くまで行ける。

9/23 8:48

つぶつぶが少ないヤマホトトギス。

9/23 8:48

こっちは普通のヤマホトトギス。

9/23 8:52

キバナアキギリ。

9/23 8:54

いまだ鮮やかな紫のタマアジサイ。

9/23 9:00

沢の水しぶき。

9/23 9:05

綾滝。
天狗滝とは対照的に岩肌を滑るように落ちる、淑やかな滝。

9/23 9:06

綾滝の前は休憩にいい場所。
ここからの急登に備えてひと休み。

9/23 9:18

コウヤボウキ。
至るところにある。

9/23 9:30

コウヤボウキ。
カールな毛先が面白い。

9/23 9:41

馬頭刈尾根に出て急登は終わり。

9/23 9:47

馬頭刈尾根に出ると、ものすごい巨岩。

9/23 9:52

急な鉄階段。
急すぎて、まっすぐ足を置くとスネを打つ。

9/23 10:04

木の合間から大岳山が見えた。

9/23 10:18

富士見台。
富士山は不在。

9/23 10:20

ミヤマママコナ。

9/23 10:26

ここで関東ふれあいの道は馬頭刈尾根を離れるが、せっかくここまで登ったので大岳山を目指す。

9/23 10:44

小さな社が現れると・・・

9/23 10:44

大岳山直下の巻き道の分岐。
右が大岳山荘と御岳山。
左は鋸山と御前山。
右の方が近そうなので、大岳山荘経由で行く。

9/23 10:45

右の道にはなにやら古い石柱。
読めない・・・

9/23 10:50

巻き道は狭い道。

9/23 10:51

上を見ると岩の塊。
ちょっと怖い道。

9/23 10:56

時の流れるままに放置されている大岳山荘。

9/23 10:57

大岳山荘前の広場。

9/23 10:58

大岳山荘の近くに大岳神社。

9/23 10:59

大岳神社。

9/23 11:00

大岳神社の狛犬はちょっと変わっている。

9/23 11:03

カメバヒキオコシ。

9/23 11:14

大岳神社からひと登りで大岳山の山頂に到着。

9/23 11:15

天気は良くて、いい眺め。
展望は南側のみ。

9/23 11:28

山頂に咲いていたアキノキリンソウ。

9/23 11:29

大岳山は日本二百名山で花の百名山。

9/23 11:31

山頂は多くの人で賑やか。

9/23 11:33

残念ながら富士山は不在。

9/23 11:38

鋸山の方に下ってみる。

9/23 11:40

カシワバハグマ、かな？

9/23 11:50

少し急坂を下ると、巻き道への分岐。
ここから馬頭刈尾根に戻る。

9/23 11:54

セキヤノアキチョウジ。

9/23 11:54

セキヤノアキチョウジ。
寄ってみる。

9/23 12:02

巻き道の分岐に戻ってきた。

9/23 12:05

紅葉はまだまだ先。

9/23 12:13

古い丁目石があった。

9/23 12:15

再び関東ふれあいの道に戻って、大滝に下る。

9/23 12:21

小さなトリカブト。
トリカブトにしては変わった葉っぱ。
サンヨウブシだろうか？

9/23 12:27

カメバヒキオコシ。

9/23 12:27

カメバヒキオコシの葉。
名前の由来のカメのしっぽ。

9/23 12:38

延々と沢沿いの道が続く。

9/23 12:42

ミヤマママコナ？

9/23 12:43

青年の山。
何か施設があったのだろうか？

9/23 12:45

大きな葉っぱに極小の花。
名前わからず。

9/23 12:49

恐ろしいほどの大岩の脇を通る。

9/23 12:52

こういう道も増水すると通れなくなりそう。

9/23 12:53

新しい木橋。
最近流されたのだろうか。

9/23 12:53

道はひたすら沢沿いの道。

9/23 12:58

ここも新しい木橋。
右手は崖でちょっと怖い。

9/23 12:59

水が吸い込まれるように落ちていく。
滝の上部のようだ。
ということは・・・

9/23 13:02

やっぱり、大滝。

9/23 13:03

大滝。
落差も大きく、水の勢いが凄い。

9/23 13:11

大滝を過ぎると、舗装路になる。

9/23 13:22

舗装路の両脇も岩だらけ。

9/23 13:24

水辺の岩に咲くイワギボウシ。

9/23 13:24

舗装路沿いに滝があった。
小滝。

9/23 13:25

小滝の中間部分。

9/23 13:28

大岳鍾乳洞に到着。

9/23 13:35

鍾乳洞はヘルメット着用で。

9/23 13:44

洞窟探検。

9/23 13:47

立ったりしゃがんだり中腰で進んだり・・・
疲れた足で洞窟探検はキツかった・・・

9/23 13:58

洞窟を出てひと休み。

9/23 13:58

秋海堂。

9/23 14:10

大岳鍾乳洞から下ると、未舗装の道に変わって、このトンネルを通る。

9/23 14:12

ここは採石場だった。

9/23 14:28

しばらく下ると、広い道に出る。

9/23 14:28

大岳鍾乳洞の入口と、赤い欄干の大岳橋。

9/23 14:29

大岳鍾乳洞入口バス停。
100mくらいで上養沢バス停があるようなので、そこまで歩くことにする。

9/23 14:30

養沢神社。

9/23 14:30

神社の入口にちょっと変わった彫物。

9/23 14:30

石に龍が彫ってある。

9/23 14:31

両方の龍は大岳山の方を向いている。

9/23 14:31

養沢神社。

9/23 14:33

道の真ん中で、小さなマムシが戦闘態勢。
近づくと尻尾を震わせて威嚇してきた。

9/23 14:35

上養沢バス停に到着。
関東ふれあいの道「鍾乳洞と滝のみち」はここで終了。
ここから日の出山と御岳山を越える「杉の木陰のみち」になる。

9/23 15:34

バスで武蔵五日市駅に戻ってきた。

撮影機器：

PENTAX K-3 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

WashiTabi

連休前半、土曜日から月曜日までは両親を連れて日光から会津へ旅行。なので山はなし。
（磐梯山は山頂付近で紅葉が始まっていた。登りたかったな〜）
1日置いて連休最終日の水曜日に歩きに出ることにした。
前週も仕事で歩きに出られなかったし、2週間ぶりくらい。

連休最終日だし、渋滞必至なので車は使わず電車で近場へ。
行き先は久々の奥多摩エリアで大岳山。
大岳山は3年前、レンゲショウマの季節に御岳山からのコースを歩いた。
今回は、東京都の関東ふれあいの道「鍾乳洞と滝のみち」と組み合わせて歩いた。

檜原村側の千足バス停から、急坂を登りつつ天狗滝・綾滝を経て馬頭刈尾根に出る。
急坂が長く続いて、ここまでで一気に標高を稼ぐ感じ。
あとは緩やかに登って富士見台を過ぎ、大岳山の山頂直下の巻き道を通って、廃墟の大岳山荘を経て大岳山へ。

山頂からの展望は南面のみだが、天気は良く、眺めは良かった。
丹沢など遠くの山並みも見えていたものの、富士山だけは姿を見せず。残念。

下りは鋸山方向に少し下り、巻き道から馬頭刈尾根に戻って、関東ふれあいの道の道標に従って大滝へ下る。
ここは岩ゴロゴロの急坂で歩きにくい。
巨岩に挟まれた沢沿いの道が長く続いて、雨の日と増水時には危険そう。
大滝を過ぎると舗装路になるが、道の両脇は相変わらず巨岩が目立つ。
しばらくで大岳鍾乳洞に着く。

受付の前で少し休憩した後、ヘルメットを受け取って洞窟探検へ。
見学は30分もかからないが、山歩きの後に中腰で洞窟探検はちょっとキツかった。
洞窟から出て、受付のおかあさんと話しつつ休憩。
受付のおかあさんも、ずいぶん昔に大岳山に登ったらしい。
まだ大岳山荘に管理人が住んでいた頃（40年くらい前だとか！）の思い出話を聞かせてくれた。

大岳鍾乳洞から30分ほど下ると、大岳鍾乳洞入口バス停に着く。
が、始発の上養沢バス停は100mほどしか離れてないので、ここまで歩いた方がよさそう。
早めに着いてもバスが待機しているので、バスに乗って待つことができる。

バスを途中下車して瀬音の湯で温泉、と行きたいところだったが、駐車場には待ちの行列ができるほど混雑していたのでヤメ。
そのまま武蔵五日駅まで戻って終了。

というわけで、久々の大岳山。
関東ふれあいの道にしては高低差がキツい道で、大岳山を加えると累積標高差は1000mを越える。
展望は少なめだが、3つの滝に鍾乳洞もあって、沢に岩にと途中途中の見どころは多い。
また、花もそれなりにあってけっこう楽しめる道。


〜〜〜関連
○すべての写真（googleフォト）
https://goo.gl/photos/228rZfzNZHUGrXBs8
○前回の大岳山
・2012年　大岳山と御岳山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-217218.html
○檜原村関連
・2011年　神戸岩と払沢の滝
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-199189.html
○おまけ　日光から会津（観光旅行）の写真
https://goo.gl/photos/qas2n3qeHmujfhqt9