栂池より白馬三山〜不帰嶮〜唐松岳まで
- GPS
- 71:07
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 2,502m
- 下り
- 2,475m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:32
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 7:27
天候 | <初日>晴れ(雲海) <2日目>ガス <3日目>快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰りは白馬バスターミナルよりコルチナ方面行きの バス(アルピコグループ)にて栂池へ戻ります。 このあたりは登山口同士を繋ぐバス等充実で羨ましい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースはとてもよく整備されています。 不帰嶮は二峰がちょっと危ないかなといった感じですが、見た目ほどではありませんでした。下る方が怖いと思います。 |
その他周辺情報 | 栂池ゴンドラ前の温泉に入りました。 JAF及びMont-bell会員カードで割引されます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
お盆の山行が消化不良に終わり、狙っていましたシルバーウィーク。
<1日目>
ゴンドラ乗り場では大中小さまざまなザックの列。テント装備の方もかなり多く、シルバーウィークだけあってテン場はかなり混雑するんだろうなと思いながらのスタートです。
白馬大池はコースタイムや地形以外特に下調べもせずでしたが、思っていた以上に素晴らしい場所で、おもわずここで泊まってしまおうかとさえ感じました。白馬乗鞍周辺もナナカマドが紅葉し、この世の楽園といった雰囲気です。
白馬岳山頂あたりに来たときは、北アルプスだけが取り残されたような雲海で、そこから眺める山々は天空の城といった趣です。
テン場は予想通り大混雑。大雪渓から上がってこられた方にコースタイム的にかなうはずもなく、なんとかテントとテントの間にあるスペースの小石を取り除きまくって確保しました。
<2日目>
穏やかだった昨日にくらべ風がキツイ。風のキツさでは有名なこのテン場ですが、こんな窪地でナゼ?って感じです。朝食時に前室のペグが外れ、火のついたバーナー転倒、テントのボトム部分がゴトクの熱によって一直線に10センチはど切り裂かれました。やっちまいました、買ったばっかなのに・゜・(ノД`)・゜・
天気はガスと風。でも雲の間に時折見える景色は遠くの山並みまで見渡すことができ、予定通り唐松目指します。前日の疲れや筋肉痛もなく快適。エスケープとして大雪渓通過を想定した軽アイゼンは、ここでただの重りと化しました。
天狗山荘あたりまではやすやすと通過しましたが、見てビックリなのは天狗の大下り。下りすぎやろ。しかもザレザレのグネグネ斜面で、今回いちばん参りました。逆から不帰嶮を超えて上がって来られる方々の歩み方、息づかいからこの先の厳しさが伺えます。逆は嫌だと思いました。
不帰嶮二峰は大迫力。登りに関しては、岩はしっかりしているし鎖も整備、あとアドレナリンというやつでしょうか、疲れてはいるのに楽しく攀じ登りました。傾向として、誰かに下りで道をお譲りして、登りで追いついてしまうことが多いんだなと気づきました。
不帰嶮三峰は巻いたのかどれか分からず、気づいたら唐松岳頂上でした。道を譲り合いここまで来たおじさんと記念撮影しあいます。小屋泊まりみたいですが、もうちょっとお話してみたかったです。
唐松テン場は公には設営数が白馬よりはるかに少なく、ほぼ小屋に素泊まり確定かなと思っていましたが何とかいけそう(午後1:40くらい)で、受付済ませます。直後に受付されたヘルメットのおねえさんにテン場までの下りで道をお譲りしました。だってダッシュな上スゴイ気迫なんだもん。笑顔で「落ちたらあかんで」「ここで落ちたらか恥ずかしいですよね」そんな会話を確かしました。
夕方以降ずっとガスでした。夜中に外見たときは満点の星空でした。
<3日目>
夜も明けぬ五時前、食べてもいないのに催してしまい、はるか上の小屋へトイレに。変な鳴き声すると思ったら雷鳥でした。テン場のド真ん中なのに…。そして用を足し小屋を出ると彼方には剱岳。並ぶ立山より標高は低いものの、完全に主としての品格を漂わせながらその存在感を誇示しております。
全くの快晴。こんな時の下山っていうのもなかなか切ないものです。
稜線で名残惜しつつ、剱とはまた会う日まで。白馬三山や五竜を振り返りながら下山しました。
リフトに乗り、標高が下がりながらもなお冷たい風に秋を少し感じました。
fineridgeさん、こんにちは
連休は白馬を歩かれたのですねー羨ましい!
私たちも来年は白馬を歩きたいと子供にリクエストしています
18枚目の大池の写真、きれいですねー
来年の夏、ますます泊まりたくなってきました
バーナーの転倒、大事にならなくてよかったですね
修理などイタイ出費だと思いますが・・・
cocoeさんこんにちは
夏が消化不良だっただけに、心身ともに今は納得です。
そのうちまた「行きたい病」が発病するかもしれませんが…
テントは修理に出すか、ホムセンなんかで自分で何とかするか思案中です
下手はこきたくないですが
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