南ア白峰三山 北岳→間ノ岳→農鳥岳 白根御池、農鳥テン泊
- GPS
- 17:43
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 3,257m
- 下り
- 3,956m
コースタイム
- 山行
- 1:40
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 1:48
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 7:55
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 7:56
天候 | 9/13 晴→曇、9/14晴→雨、9/15雨→曇 稜線は風強め。気温10℃〜25℃ほど。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
バスは乗車時に協力金込で1,600円を支払い。詰め込まれるので席に座れるよう早めに並ぶことをオススメします。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし。登山ポストは広河原インフォメーションセンターと奈良田第一発電所前。 ヤマビルとマダニを恐れていたのですが、各小屋で伺ったところ被害や存在はあまり聞かないとのこと。それほど警戒しなくてもよさそうでした。 au系の電波は基本的になし。稜線上では伊那市が見える場所でまれに繋がりました。 ・白根御池小屋 テン場は小屋向かいと池周りで草地メイン。ペグ刺さります。代金は南ぷすリザーブで1,000円先払い。水場は小屋前で無料。 小屋前に仮設トイレが4個。カートリッジ式?で臭い強め。水は流れません。トイレ棟がありますが使用できません。 小屋受付奥に小さな売店コーナーあり。お昼は11:30〜13:00の間だけキーマカレー、ピザトーストの販売あり。 ・肩の小屋 「北岳に来ただけ」看板の奥に水場。1L200円。トイレは立ち寄らず未確認。カレーやおでんなどの販売があり、通過者はハナレで休憩、食事できる模様。 ・北岳山荘 山荘入口に無料水場あり。小屋内やトイレは立ち寄らず未確認。トイレは周辺に臭いが漂ってました。 ・農鳥小屋 テン場は農鳥岳側の稜線東側に1段下りた場所がメイン。土場で岩もゴロゴロ。ペグは場所を選べば刺さります。現地で1,500円現金支払い。 小屋では水のほか、カップ麺と缶飲料が売っていました。ゴミは各自持ち帰り。HPによると在庫少ないようです。 テン場から10分ほど降りると水場があります。水が枯れることはないが、ホースで遠くから引っ張っているので管理されていないと水は汲めないとのこと。今期は農鳥小屋に管理人が駐在しており水も汲めます。 トイレは評判の通り垂れ流し。トイレ前ドラム缶に水が貯めてあるので、それを柄杓で掬って汚物を流せます。紙は持参ですがゴミ箱は設置されていました。汚物は外に流すし風通しもいいので臭いは案外少ないです。高所なので虫もほぼいません。 |
その他周辺情報 | 下山後は奈良田温泉の女帝の湯へ。かなりぬるくて色々浮いてました。源泉41℃で湯量がかなり少ない模様。食事処で食べた冷やしほうとうは汁の塩気が強めで美味しかったです。 |
写真
感想
台風や林道通行止めでなかなか行けなかった南アルプスの白峰三山に行ってきました。
登山口が遠いので1日目は白根御池小屋まで。自宅から奈良田までドライブし、奈良田からバスで広河原へ。広河原山荘で休憩し、お昼ご飯を食べてから登り始めました。始めからなかなかの登りが続き、昼なので気温もそれなり。これを3時間登るのは結構たいへんだなと思いながら登っていきましたが、2時間かからず白根御池小屋に着けました。
白根御池から上は基本的に雲の中で、周囲の山並みはほとんど見えませんでした。翌日の天気がよくなることを祈りつつ早めに就寝しました。
2日目は日の出前に白根御池小屋を出発し、北岳と間ノ岳を通って農鳥小屋まで歩きました。
朝から天気は快晴。北岳からは富士山や八ヶ岳、中アや北アの槍穂高まで見えていました。風もほとんどなく本当に天気に恵まれました。その後は雲が出始め、間ノ岳を通って農鳥小屋に下っている頃には農鳥岳を含め山々は雲に隠れ気味に。夜から早朝にかけては雨がふり、テントが揺さぶられるくらいの風が断続的に吹きつけいていました。
3日目も日の出前に農鳥小屋を出発。雨が少しパラついていましたが5時頃には止みました。西農鳥岳と農鳥岳ではどちらもガスに包まれていたため眺望はあんまり…でした。ガスは薄めで太陽は感じられていたのでその後は晴れたかもしれません。風はずっと強めに吹いており、大門沢降下点では身体が押されてよろめくくらいの風も。稜線を降りると風は当たらなくなりました。
大門沢小屋への下りもなかなかの急登が続いており、なるほどこちらを登るのは大変そうだと思いました。大門沢小屋付近からはやや斜度も緩み、登山口からは舗装路になりますが、奈良田駐車場まではなかなか長い道のりした。
荒れた天気もありましたが、きちんと準備していたのでそのへんは全く問題なし。素晴らしい快晴の中で北岳とその稜線を歩け、とても満足のいく縦走でした。楽しかったです。
■装備メモ
上)キャプリーンクールライトウェイトロングスリーブ/DFメッシュメリノロングスリーブ
下)DW5Pパンツ、AXIOライトパンツ、ブーツソックフルクッション、RUSH TRK GTX
防寒着雨具)ラークフーディ、αパンツ、サーモヘアアンクルソックス、フェザーライトJKT&パンツ、軽くてサラサラなパンツ
その他)ザック:Arc Haul ultra 50L、テント:VB-12Z 3S、シュラフ:スリーピングダウンラップ#5、エスケープライトビビィ、マット:NeoAir X-lite、ポール:トレッキングコンパクト
夏がなかなか終わらず3,000mの朝も10℃ほど。夜朝や就寝中もダウンなしの上記装備で寒さは感じず。行動中は稜線はメリノシャツ1枚で程よく、上り下りはキャプリーンで汗だく。
VB-12はやはり風雨に対して何の問題もなし。結露はします。
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