天狗棚山〜狩場山〜大マテイ山

2024年09月15日(日) [日帰り]

• GPS: 05:12
• 距離: 19.3km
• 登り: 1,040m
• 下り: 1,897m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:50
• 休憩: 0:19
• 合計: 5:09

距離 19.3km 登り 1,040m 下り 1,897m

9:10 上日川峠
9:31 9:32 小屋平バス停
10:17 石丸峠
10:25 天狗棚山
10:39 10:40 米代
10:53 玉蝶山
11:22 11:23 榧ノ尾山
11:29 榧ノ尾
11:47 11:48 牛ノ寝標柱
12:05 狩場山
12:13 ショナメ
12:23 12:34 大ダワ
12:45 12:46 大マテイ山
13:10 山沢入りのヌタ(小菅の湯方面分岐)
13:18 13:21 栃の巨木
13:34 山沢のヌタ入り
14:19 小菅の湯

天候

曇り→小雨→曇り→晴れ（雲多め）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き
甲斐大和駅から上日川峠行きの栄和交通のバスに乗車。
終点の上日川峠で下車して徒歩。

■帰り
小菅の湯バス停まで徒歩。

写真

9/15 9:06

今日のスタート地点は上日川峠バス停。

9/15 9:07

上日川峠バス停前の登山口（写真中央）から、石丸峠へ向かって進みます。

9/15 9:10

登山口から緩やかに下っていきます...

9/15 9:15

今日は小屋平経由で石丸峠へ向かいますが、この分岐点から上日川ダム（大菩薩湖）の北岸まで行けるんですね。

9/15 9:23

腐りかけの木橋は滑りやすいので要注意です。

9/15 9:27

この沢あたりから小屋平に向かって登り返します。

9/15 9:28

沢を渡った直後に踏み跡が二手に分かれますが、ここは左側に進みます。

9/15 9:31

小屋平バス停に到着。ここで道路を横断して再び山道を進みます。

9/15 9:37

小屋平バス停からはかなり急傾斜な道が続きました💦

9/15 9:45

今度は林道に到着。ここから250mほど南へ進むと...

9/15 9:47

このポイントから再び山道に入ると、雨が降り始めました。

9/15 9:52

急坂を乗り越えると、緩やかな坂に変わります。

9/15 10:10

木々が疎らになってきたと思ったら...

9/15 10:12

辺りが草原地帯に変わりました！

9/15 10:17

石丸峠に到着。後ろにうっすらと見えているのは天狗棚山です。

9/15 10:21

牛ノ寝通りへの分岐点に到着。ここから小金沢山方面に僅かに登り返すと...

9/15 10:24

1座目の天狗棚山に登頂！あいにくの天気で展望はゼロでした😭

9/15 10:28

天狗棚山から下ってきたところで、運良くウメバチソウを発見！

9/15 10:29

いよいよ牛ノ寝通りへと入ります。

9/15 10:32

牛ノ寝通りに入ってすぐの場所は常緑針葉樹林が広がっていますが、標高が下がるにつれてブナやミズナラなどの落葉樹林へと移り変わります。

9/15 10:35

暢気に歩いていたら、この写真を撮った直後に尾根を挟んで反対側の斜面（※写真左手）からクマの声が聞こえてきて焦りました🐻

9/15 10:39

長峰（ながね）への分岐点に到着。クマを警戒しながらここまでやってきました💦

9/15 10:47

少し下るとササの草丈がかなり低くなり、見通しが良くなりました。これ位見通しが良いと、不意にクマと遭遇する危険性は低そうですね。

9/15 10:51

少し進むと、さらにササの草丈が低くなっていき...

9/15 11:02

あっという間にササが消えてしまい、林床が丸裸になりました。

9/15 11:07

ササだけでなく、草や樹木の稚樹も全く見られないため、シカの食害によるものと思われます。

9/15 11:10

大きなブナ。後継ぎとなる稚樹が全く見られないため、数十年後はブナの無い林になっていそうです。

9/15 11:18

牛ノ寝通りは、このような平尾根があちこちで見られます。

9/15 11:20

2座目の榧ノ尾山に到着。この手前に玉蝶山があったはずですが、クマの件でバタバタしていて標識を見落としていたようです💦

9/15 11:26

鮮やかな山吹色のキノコ。食べられるかどうかは分かりません😆

9/15 11:29

標識がボコボコになっていますが、これは多分クマの仕業だと思います...

9/15 11:30

これは大型哺乳類の糞ですが、形状を見る限りはクマっぽいんですよね💦

9/15 11:37

アップダウンの無い道なのでサクサク歩けますが、クマに背後を取られるのではと思い、何度も振り返りながら進みました💦

9/15 11:40

倒木の樹皮が剥がれると、繊維が斜めに捻れているのが面白いですね。

9/15 11:46

牛ノ寝に到着。ここで牛ノ寝通りの半分くらいを歩いたことになりますね。

9/15 11:56

狩場に到着。次の狩場山はもうすぐですね。

9/15 12:02

踏み跡は写真右手へ伸びていますが、写真奥に向かって進んでいくと...

9/15 12:04

3座目の狩場山に登頂！せっかく天気が良くなってきたのに、木々に囲まれていて展望がありません😭

9/15 12:12

大きな倒木の下を潜って、最後の大マテイ山を目指します。

9/15 12:18

牛ノ寝通りは自然林が多いですが、狩場山の前後で少しだけヒノキの人工林が出てくるほか、カラマツの人工林もポツポツ現れます。

9/15 12:23

棚倉の分岐点に到着。

9/15 12:26

クマが怖くて休憩なしで棚倉の分岐点まで来ましたが、さすがに空腹で辛くなってきたのでここで昼食を頂きました😋

9/15 12:34

食後は"日向みち"経由で大マテイ山に向かおうとしましたが...

9/15 12:36

斜面が大きく崩壊している場所があって驚きました。登山道はこの崩壊地の所で折り返すようにしながら、大マテイ山に向かって緩やかに登っていきます。

9/15 12:45

4座目の大マテイ山に登頂！晴れてきて気温が上がってきたので、もう汗だくです💦💦

9/15 12:55

大マテイ山に登頂して気が抜けたのか、山頂から下る道を見失ってしまい、しばらくフラフラと歩き回ってようやく道に復帰しました。

9/15 13:04

この辺りはクリが沢山落ちていましたが、これもクマを誘引しそうですね...

9/15 13:08

今日はキノコがとても多かったですが、傷んでいるキノコばかりでこのように綺麗な状態のキノコは稀でした。

9/15 13:09

鶴寝山には行かず、このまま小菅の湯に向かって降りていきます。

9/15 13:20

幹がとてつもなく太いトチノキを撮ったのですが、写真で見ると細長い幹に見えますね💦

9/15 13:23

桟道は腐っていたり、破損している箇所が所々にありました。

9/15 13:36

辺りが人工林に変われば、集落まであと一息です。

9/15 13:43

ワサビ田に流れ込む沢で、汗まみれの手を洗ってスッキリしました✨

9/15 13:51

タマアジサイ、涼しい沢沿いだと少しだけ咲いていました。

9/15 13:57

ここでようやく舗装路に入ります。

9/15 13:59

涼しい沢沿いでのんびりしたいところですが、バスの時間を考えて先を急ぎます。

9/15 14:12

ようやく林を抜けて開けた場所に出てきました。

9/15 14:17

小菅の湯に無事ゴールイン！

撮影機器：

PENTAX K-3 Mark III RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 靴 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） GPS 笛 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット ナイフ 保険証 携帯電話 モバイルバッテリー 時計 タオル ストック カメラ

感想

ardisia

[ルート]
久々に牛ノ寝通りを歩くついでに、上日川峠〜小屋平バス停間の未踏ルートを歩く計画を立てました。
上日川峠〜小屋平バス停間の登山道は「緩く下って、緩く登り返す」という感じだったので、そこから先の急登で思っていたよりも疲れました。
牛ノ寝通りを東へ進む場合は、榧ノ尾山付近までは下り坂で、それ以降は小さなアップダウンを繰り返して、最後の大マテイ山で大きく登り返すという感じでした。
このようにルート上に難所は全くありませんが、途中でクマの鳴き声が聞こえたので、複数人で歩くのが望ましいルートだと感じました。

[展望・景色]
天狗棚山：晴れていれば北の熊沢山や南の小金沢山が見えると思いますが、今日は雨が降っていて何も見えませんでした。
榧ノ尾山：木々に囲まれていて展望はありませんでした。
狩場山：木々に囲まれていて展望はありませんでした。
大マテイ山：木々に囲まれていて展望はありませんでした。

[動植物]
上日川峠〜天狗棚山間はササ類を中心に下草がそれなりに残っており、ウメバチソウなどの花も見られました。
牛ノ寝通りは標高1700m以下でササ類が消えてしまうと、全く下草の無い殺風景な林が広がっていました。
また、天狗棚山近くの分岐点では、大菩薩湖の方に向かって飛んで行く4羽のアオバトを見かけました。

[飲食・お土産]
小菅の湯で地場産の「ワサビ漬け」と「ヤマメのほぐし飯」「チャーちゃんまんじゅう」を買いました。
「チャーちゃんまんじゅう」は、餃子の餡が入った「餃子まんじゅう」とゴボウの味噌煮が入った「ごぼう味噌まんじゅう」を買いましたが、どちらも美味しかったです。

[その他]
今回はクマの鳴き声を聞いて慌ててしまいましたが、鳴き声を聞いてからしばらく経っても大きな岩や根株がクマのように見えるほどで、落ち着いて行動するのは中々難しいと感じました。