黒部五郎岳(折立発着、北ノ俣岳経由)
- GPS
- 16:28
- 距離
- 32.4km
- 登り
- 2,341m
- 下り
- 2,342m
コースタイム
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 3:15
- 山行
- 10:15
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 10:48
- 山行
- 2:16
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 2:22
◾️9/14:標準の0.7倍強
◾️9/15
・知人との合流前(太郎平小屋→黒五肩手前):同0.85倍
・知人と合流後(肩手前→黒五山頂→太郎平小屋):同1.5倍強
◾️9/16:同0.8倍
天候 | 9/14:晴れ、9/15:雨(時折強い雨)、9/16:小雨後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・富山地鉄バス|富山駅前6:20→折立8:20(運賃4500円) ◾️9/16 ・富山地鉄バス|折立9:00→有峰口駅前9:50(運賃3300円) ・有峰口→富山は電車利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
|
その他周辺情報 | 帰路、不二越駅隣接の満天の湯富山店で日帰り入浴 https://www.manten-yu.co.jp/toyama |
写真
感想
2日目はかなりの悪天候で、同じく太郎平小屋から黒部五郎岳(以下、黒五と略す)を目指した登山者の多くが途中で撤退を余儀なくされる中、結果的に登頂したうえで迷惑をかけない時間には小屋に戻ることができたものの、改めて振り返ってみても、一つ間違えばどう転ぶかわからなかったと思う。
自戒の念を込め、経緯と反省点を備忘として残しておくことにする。
この日は台風13号の影響で終日雨かつそこそこ強い風が吹く予報だったため、朝起きた段階で黒五には登らないことを決めていた。
避難小屋に泊まっていた山仲間から、合流予定だった知人が一人、太郎平に向かったとの連絡があったため、迎えに行くつもりで小屋を出発したものの…
進めど進めど知人と出会うことなく、そうこうしているうちに北ノ俣岳山頂に到着、山頂付近で待機していることに一縷の望みをかけていたが、その姿は見当たらず…
一旦は慌てて行動しかかったが、ハイマツの陰で風を避けつつ対応を検討。
知人が避難小屋を出発した時間を考えると、黒五に向かった可能性が高いと判断。
この天候下での長時間の単独行動はリスクが高いと考え、どこで追いつけるかわからないが、とにかく連れ戻すため後を追うことに。
途中ですれ違った登山者からの情報収集により知人が黒五に向かったことを確信したものの、なかなか追いつく気配がないまま赤木岳を越え、ここまでには何とかと思っていた中俣乗越を通り過ぎ、この先追いついても果たして小屋まで無事に帰り着けるのか焦りが募る。
そして、黒五の肩手前、急坂をほぼ登り切った辺りでようやくキャッチアップ。
知人と合流できた安堵が勝ったのか、鬼になり切れない甘さが出たのか(その両方かも)、山頂目前まで来て、ここで引き返しましょうとは言えず、とりあえず山頂を踏むことにしたものの、同行者の歩みは遅い。
後で聞いた話だと、夜中の1時起床とのことで、睡眠不足のままこの時点で行動時間は7時間超、途中風雨に打たれて体力を相応に削られていた模様。
山頂からの下りもペースが上がらないまま、肩から下では横殴りの風雨に晒され、急坂を下り切ったコル付近で風を避けて休憩したものの、手足の震えが止まらないという、低体温症の兆候と思しき症状を訴え、この時が一番しんどかった。
防寒着を持ち合わせていなかったことから、とにかく体温を低下させないよう、こまめに補給しながら歩き続けることに。
それが奏功したのかわからないが、その後は震えが止まり一安心。
歩くペースもゆっくりながら一定のペースを維持
(入力中)
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