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Yamareco

記録ID: 7245345
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

白髪岳(篠山口駅〜古市駅)

2024年09月16日(月) [日帰り]
 - 拍手
へるにゃん その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:24
距離
12.9km
登り
829m
下り
798m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:05
休憩
0:19
合計
4:24
7:13
15
篠山口駅
7:28
3
7:31
9
7:40
7:45
15
8:06
8:07
10
8:17
8:18
22
8:40
39
9:19
9:26
23
9:49
21
10:10
10:15
51
11:37
国道古市停留所
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■行き
篠山口駅下車

■帰り
国道古市停留所 → こんだ薬師温泉停留所
こんだ薬師温泉 → 古市駅(タクシー/3300円)
コース状況/
危険箇所等
一般ルート。要所要所の分岐点には必ず道標が立っている。
里山だが全体的によく整備されていて歩きやすい。

水山東側のトラバースはやや崩れた箇所や倒木あり。
白髪岳前後は岩場になっている(固定ロープあり)。特に南側は切れ落ちているので慎重な行動が要求される。
その他周辺情報 ■国道古市停留所
古市駅前のロータリーに停留所はなく、南に100mほど進んだ国道上にある。

■補給
篠山口駅北、国道176号線沿いにコンビニあり。

■温泉
こんだ薬師温泉ぬくもりの郷(大人800円)
https://yume-konda.com/
山肌に沿って建てられた3階建ての広い施設。温泉も広く、駐車場もキャパシティがある。お湯はアルカリ性のラドン泉、源泉かけ流し。
敷地内の別館は土産屋やジェラート屋、豆腐屋など充実している。
<篠山口駅>
篠山口から行動開始。曇り予報だったが結構晴れている。
2024年09月16日 07:13撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
9/16 7:13
<篠山口駅>
篠山口から行動開始。曇り予報だったが結構晴れている。
駅北にあるコンビニで飲み水などを揃え登山口のある八幡神社へ。大沢交差点で国道を渡るとすぐに参道が始まる。
2024年09月16日 07:25撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 7:25
駅北にあるコンビニで飲み水などを揃え登山口のある八幡神社へ。大沢交差点で国道を渡るとすぐに参道が始まる。
鳥居の向かいには伊能忠敬が歩いたという碑がある。
2024年09月16日 07:25撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 7:25
鳥居の向かいには伊能忠敬が歩いたという碑がある。
参道にはこれから歩く登山道の案内があった。地形図の破線路は有効なようで自在なルート取りができそう。
2024年09月16日 07:27撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 7:27
参道にはこれから歩く登山道の案内があった。地形図の破線路は有効なようで自在なルート取りができそう。
もう一つの案内板。丹波一帯は山城だらけで今回歩くルート上にも4つほど陣地跡がある。大河ドラマに絡めて自治体はこれを観光資源として活用しているようだ。この他道中には縄張図等のパネルが点々と続く。
2024年09月16日 07:28撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 7:28
もう一つの案内板。丹波一帯は山城だらけで今回歩くルート上にも4つほど陣地跡がある。大河ドラマに絡めて自治体はこれを観光資源として活用しているようだ。この他道中には縄張図等のパネルが点々と続く。
道中、戦に由来のありそうな祠がぽつんと鎮座してた。
2024年09月16日 07:30撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 7:30
道中、戦に由来のありそうな祠がぽつんと鎮座してた。
<大沢八幡神社>
ここの氏神を基点にいくつか登山道が取れる。
2024年09月16日 07:31撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 7:31
<大沢八幡神社>
ここの氏神を基点にいくつか登山道が取れる。
<分岐>
神社のすぐ先から林道風の仕事道が続く。火とぼし山まで直登するルートも道は良さそうだが、まずは禄庄城址を踏みに南の山道へ入る。
2024年09月16日 07:34撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 7:34
<分岐>
神社のすぐ先から林道風の仕事道が続く。火とぼし山まで直登するルートも道は良さそうだが、まずは禄庄城址を踏みに南の山道へ入る。
ヤブラン
2024年09月16日 07:34撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 7:34
ヤブラン
しっかりとした木橋が沢に掛けられている。招福橋と呼ぶらしい。
2024年09月16日 07:35撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 7:35
しっかりとした木橋が沢に掛けられている。招福橋と呼ぶらしい。
もう一本、登龍口と書かれた木橋を渡り薄暗い植林の中を進む。
2024年09月16日 07:36撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 7:36
もう一本、登龍口と書かれた木橋を渡り薄暗い植林の中を進む。
案内板の通りよく整備されている様子で九十九折れに登っていく易しい道が続く。
2024年09月16日 07:39撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 7:39
案内板の通りよく整備されている様子で九十九折れに登っていく易しい道が続く。
<上山山頂/禄庄城址>
主郭を示すような小さな段差を越えるとじきに禄庄城址に着いた。城跡というよりはちょっとした高台の陣地といった雰囲気だ。
2024年09月16日 07:43撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 7:43
<上山山頂/禄庄城址>
主郭を示すような小さな段差を越えるとじきに禄庄城址に着いた。城跡というよりはちょっとした高台の陣地といった雰囲気だ。
山城らしく篠山盆地の一部がよく見える。
2024年09月16日 07:43撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 7:43
山城らしく篠山盆地の一部がよく見える。
仰々しい防護石の中心には二級基準点。
2024年09月16日 07:45撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 7:45
仰々しい防護石の中心には二級基準点。
息を整えて次の山城に向かう。尾根道はすこぶる良く、気温もさほど上がらずきわめて快適なハイキングだった。
2024年09月16日 07:48撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 7:48
息を整えて次の山城に向かう。尾根道はすこぶる良く、気温もさほど上がらずきわめて快適なハイキングだった。
標高400mで尾根に沿って屈曲する。
2024年09月16日 07:58撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 7:58
標高400mで尾根に沿って屈曲する。
<奥谷山山頂/大沢城址>
雑談をしながら登っていくとこれまたあっという間に次のピークに辿り着いた。大沢城址は東西にやや長いものの平場にはなっておらず、ここが本丸であったという史実は想像しづらい。
2024年09月16日 08:01撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 8:01
<奥谷山山頂/大沢城址>
雑談をしながら登っていくとこれまたあっという間に次のピークに辿り着いた。大沢城址は東西にやや長いものの平場にはなっておらず、ここが本丸であったという史実は想像しづらい。
細かいアップダウンをいくつかこなしながら西へ進んでいく。南矢代への分岐らしい辺りからは禄庄城址とは違ったアングルで住吉台が覗ける。
2024年09月16日 08:06撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 8:06
細かいアップダウンをいくつかこなしながら西へ進んでいく。南矢代への分岐らしい辺りからは禄庄城址とは違ったアングルで住吉台が覗ける。
火とぼし山への登りの前にコル状の開けた草地がある。いかにも「登って見てください」と言わんばかりの切り株に立つと多紀連山の立ち並ぶ絶好のビューポイントだった。
2024年09月16日 08:08撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 8:08
火とぼし山への登りの前にコル状の開けた草地がある。いかにも「登って見てください」と言わんばかりの切り株に立つと多紀連山の立ち並ぶ絶好のビューポイントだった。
里山っぽくて多少ザレた所があるものの依然山道は快適。雑木林からの木漏れ日と僅かなそよ風が心地いい。
2024年09月16日 08:17撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 8:17
里山っぽくて多少ザレた所があるものの依然山道は快適。雑木林からの木漏れ日と僅かなそよ風が心地いい。
<火とぼし山山頂>
ジャンクションピークのような火とぼし山に到着。烽火台にしては先の2つの城跡よりもしっかりとした地形に見える。
2024年09月16日 08:18撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 8:18
<火とぼし山山頂>
ジャンクションピークのような火とぼし山に到着。烽火台にしては先の2つの城跡よりもしっかりとした地形に見える。
「ひとぼし山」と読むらしい。ほとぼしだと思っていた。
2024年09月16日 08:18撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 8:18
「ひとぼし山」と読むらしい。ほとぼしだと思っていた。
以前は篠山盆地が広く見渡せたのだろう。
2024年09月16日 08:19撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 8:19
以前は篠山盆地が広く見渡せたのだろう。
手作りの山頂標も。
2024年09月16日 08:20撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 8:20
手作りの山頂標も。
立派な解説板がこの先続くけどこのオチは……。
2024年09月16日 08:21撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 8:21
立派な解説板がこの先続くけどこのオチは……。
小コブを越えて次の音羽山へ。
2024年09月16日 08:28撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 8:28
小コブを越えて次の音羽山へ。
<関西電力能勢山崎線 121号鉄塔>
緩い登りの途中で北に外れると高圧線の足元に出られる。なぜかここにも火とぼし山にあった形式で送電線が解説されている。
2024年09月16日 08:34撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 8:34
<関西電力能勢山崎線 121号鉄塔>
緩い登りの途中で北に外れると高圧線の足元に出られる。なぜかここにも火とぼし山にあった形式で送電線が解説されている。
ヒカゲカズラ
2024年09月16日 08:35撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 8:35
ヒカゲカズラ
<音羽山山頂>
ひと登りもせず音羽山の三角点ピークに到着。
2024年09月16日 08:41撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 8:41
<音羽山山頂>
ひと登りもせず音羽山の三角点ピークに到着。
個人製作だろうか、いい山頂標が掛けられている。風流な山名の由来は京都の地名から取ったもので、本家と同じように紅葉が美しいのだとか。と、これまた解説板にあった
2024年09月16日 08:41撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 8:41
個人製作だろうか、いい山頂標が掛けられている。風流な山名の由来は京都の地名から取ったもので、本家と同じように紅葉が美しいのだとか。と、これまた解説板にあった
こちらも多紀連山の素晴らしい眺め。
2024年09月16日 08:42撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 8:42
こちらも多紀連山の素晴らしい眺め。
オオオニテングタケ?
2024年09月16日 08:43撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 8:43
オオオニテングタケ?
<夫婦杉>
509m標高点との中間地点付近にある奇木。
2024年09月16日 08:45撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 8:45
<夫婦杉>
509m標高点との中間地点付近にある奇木。
肩越の辻にあった石仏。
2024年09月16日 09:01撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:01
肩越の辻にあった石仏。
<肩越の辻>
松尾山の主尾根に取り付いたところが十字路になっていて立派な道標が設置されている。音羽山からこっち、鉄塔巡視路のゴム階段に楽をさせてもらったけど篠山口から直接ここに登るルートの方が道は良いみたいだ。自分以上に運動不足の同行者は嫌そうな顔をしていたけど。
2024年09月16日 09:02撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:02
<肩越の辻>
松尾山の主尾根に取り付いたところが十字路になっていて立派な道標が設置されている。音羽山からこっち、鉄塔巡視路のゴム階段に楽をさせてもらったけど篠山口から直接ここに登るルートの方が道は良いみたいだ。自分以上に運動不足の同行者は嫌そうな顔をしていたけど。
モミの大樹の下で小休止。松尾山と白髪岳の登りに備える。
2024年09月16日 09:04撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:04
モミの大樹の下で小休止。松尾山と白髪岳の登りに備える。
肩越の辻からの登りの途中でも石仏が。高仙寺本堂跡に関係があるのだろうか。
2024年09月16日 09:08撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:08
肩越の辻からの登りの途中でも石仏が。高仙寺本堂跡に関係があるのだろうか。
シロオニタケ
2024年09月16日 09:12撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:12
シロオニタケ
地図ではきつそうに見える登りも実際に歩いてみれば案外すいすいと足が前に出る。
2024年09月16日 09:12撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:12
地図ではきつそうに見える登りも実際に歩いてみれば案外すいすいと足が前に出る。
ヤマホトトギス
2024年09月16日 09:19撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:19
ヤマホトトギス
これまで見なかったような大岩が目立ち始めると山頂はもうすぐ。
2024年09月16日 09:19撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:19
これまで見なかったような大岩が目立ち始めると山頂はもうすぐ。
<松尾山山頂/酒井城跡>
程なくしてこれまでにない規模の平場に出た。眺望はないが休憩には適している。
2024年09月16日 09:21撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
9/16 9:21
<松尾山山頂/酒井城跡>
程なくしてこれまでにない規模の平場に出た。眺望はないが休憩には適している。
北側に削平されたような大きな段差があり城跡らしい雰囲気を残している。育ちの悪い我々はテントが何張り張れるかみたいな会話しかしないのだけど。
2024年09月16日 09:21撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:21
北側に削平されたような大きな段差があり城跡らしい雰囲気を残している。育ちの悪い我々はテントが何張り張れるかみたいな会話しかしないのだけど。
オオシロカラカサタケ?シーズンなのかこの山にはキノコがたくさん見られる。
2024年09月16日 09:26撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:26
オオシロカラカサタケ?シーズンなのかこの山にはキノコがたくさん見られる。
松尾山からは一旦北へ100mばかり下る。道は細いもののしっかりとジグが切られて踏み跡も濃い。
2024年09月16日 09:27撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:27
松尾山からは一旦北へ100mばかり下る。道は細いもののしっかりとジグが切られて踏み跡も濃い。
これもシロオニタケかな。
2024年09月16日 09:29撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:29
これもシロオニタケかな。
2種あるように見える……。
2024年09月16日 09:30撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:30
2種あるように見える……。
<分岐>
傾斜が落ち着くとまた峠状の分岐に行き当たった。かなり自由度の高い山行が組めそう。
2024年09月16日 09:31撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:31
<分岐>
傾斜が落ち着くとまた峠状の分岐に行き当たった。かなり自由度の高い山行が組めそう。
しばらくは尾根のやや南寄りを歩いていく。
2024年09月16日 09:38撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:38
しばらくは尾根のやや南寄りを歩いていく。
<分岐>
水山手前で白髪岳ループの分岐があった。
2024年09月16日 09:43撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:43
<分岐>
水山手前で白髪岳ループの分岐があった。
そのまま水山は東に巻く。このトラバース、決して悪くはないのだけど今までのコースが安定しすぎていたので相対的に悪路に見えてくる。
2024年09月16日 09:46撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:46
そのまま水山は東に巻く。このトラバース、決して悪くはないのだけど今までのコースが安定しすぎていたので相対的に悪路に見えてくる。
梢の間に目指す白髪岳が見えた。
2024年09月16日 09:47撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:47
梢の間に目指す白髪岳が見えた。
ツバキ林に大岩。ここだけ雰囲気が異なっている。
2024年09月16日 09:48撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:48
ツバキ林に大岩。ここだけ雰囲気が異なっている。
意図的に巻かれたかのような小石のガレも。
2024年09月16日 09:49撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:49
意図的に巻かれたかのような小石のガレも。
一部踏み跡程度といった具合の箇所も出てくるので水山の尾根通しの方が良かったのでは、と喉まで出かけるも道標が一般ルートだと主張しているのでそれを信じる。
2024年09月16日 09:50撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:50
一部踏み跡程度といった具合の箇所も出てくるので水山の尾根通しの方が良かったのでは、と喉まで出かけるも道標が一般ルートだと主張しているのでそれを信じる。
絶妙にクリアしにくい倒木も。奥にもう一本ある。
2024年09月16日 09:51撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:51
絶妙にクリアしにくい倒木も。奥にもう一本ある。
尾根に合流すると急に岩場が始まり急傾斜となる。いよいよ白岳山の取り付き。
2024年09月16日 09:57撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 9:57
尾根に合流すると急に岩場が始まり急傾斜となる。いよいよ白岳山の取り付き。
ツバキやリョウブのトンネル。のんびりとした里山ハイクから一転、直下は一気に険しさを増す。一息で登るにはギャップが大きくてロープに頼る部分もあった。
2024年09月16日 10:00撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:00
ツバキやリョウブのトンネル。のんびりとした里山ハイクから一転、直下は一気に険しさを増す。一息で登るにはギャップが大きくてロープに頼る部分もあった。
急登はそう長くは続かない、じきに青空が見えてきた。
2024年09月16日 10:02撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:02
急登はそう長くは続かない、じきに青空が見えてきた。
頂上部に飛び出す。南北に尾根続きとなっていて山頂標は南側に。
2024年09月16日 10:04撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:04
頂上部に飛び出す。南北に尾根続きとなっていて山頂標は南側に。
岩の上に立つと360℃の大パノラマ。西側、西脇の方は低山が連なる。
2024年09月16日 10:04撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:04
岩の上に立つと360℃の大パノラマ。西側、西脇の方は低山が連なる。
北西は氷ノ山まで見えるらしいけど同定が難しい。
2024年09月16日 10:04撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:04
北西は氷ノ山まで見えるらしいけど同定が難しい。
南側にある山頂標。
2024年09月16日 10:05撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:05
南側にある山頂標。
721.5m二等三角点「白髪岳」
点名は「しらがみだけ」と読む。周辺の構造物は何だろう。
2024年09月16日 10:05撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:05
721.5m二等三角点「白髪岳」
点名は「しらがみだけ」と読む。周辺の構造物は何だろう。
三角点より東側に破線路が続いているのだけど行けそうにもない。
2024年09月16日 10:05撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:05
三角点より東側に破線路が続いているのだけど行けそうにもない。
遠く南には六甲山系が広がる。こちら側から見る六甲は新鮮味があっていい。こうして見る分には全山縦走も緩くて快適そうなのだけど……。
2024年09月16日 10:08撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:08
遠く南には六甲山系が広がる。こちら側から見る六甲は新鮮味があっていい。こうして見る分には全山縦走も緩くて快適そうなのだけど……。
北東には篠山盆地を一望、すぐ手前には歩いてきた尾根が並ぶ。
2024年09月16日 10:10撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:10
北東には篠山盆地を一望、すぐ手前には歩いてきた尾根が並ぶ。
カタバミ
2024年09月16日 10:14撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:14
カタバミ
下りは住山を目指し南へ。乾いてても少し滑りやすい。
2024年09月16日 10:17撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:17
下りは住山を目指し南へ。乾いてても少し滑りやすい。
100mほど進んだ所で岩場が登場。今回の核心部に差し掛かった。
2024年09月16日 10:17撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:17
100mほど進んだ所で岩場が登場。今回の核心部に差し掛かった。
周囲の松が目隠しになってくれているが左右は切れ落ちている。
2024年09月16日 10:18撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:18
周囲の松が目隠しになってくれているが左右は切れ落ちている。
先ほどの岩峰の先でチムニーを下る。難しくはないがちょっと狭い。
2024年09月16日 10:19撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:19
先ほどの岩峰の先でチムニーを下る。難しくはないがちょっと狭い。
西側に広がるのどかな山稜。
2024年09月16日 10:19撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:19
西側に広がるのどかな山稜。
越えた岩場を振り返る。向こう側が見えないので登りは緊張しそう。
2024年09月16日 10:19撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:19
越えた岩場を振り返る。向こう側が見えないので登りは緊張しそう。
ルートは南にあるらしいけど直進はちょっと難しそう。
2024年09月16日 10:20撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:20
ルートは南にあるらしいけど直進はちょっと難しそう。
東に巻いて下りるルートがあった。一旦山頂側に切り返し、
2024年09月16日 10:20撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:20
東に巻いて下りるルートがあった。一旦山頂側に切り返し、
へつって先ほど見下ろした岩盤の先へ進む。
2024年09月16日 10:21撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:21
へつって先ほど見下ろした岩盤の先へ進む。
岩場を下から。登りは取り付きさえ確保すれば行けそうか。下ってたら最後の着地点が狭くて泣きを見たかも。
2024年09月16日 10:22撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:22
岩場を下から。登りは取り付きさえ確保すれば行けそうか。下ってたら最後の着地点が狭くて泣きを見たかも。
一息入れてもう一つ岩場を巻くとその後はしばらく歩きやすい尾根道になる。
2024年09月16日 10:23撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:23
一息入れてもう一つ岩場を巻くとその後はしばらく歩きやすい尾根道になる。
尾根道は東に向き、さらに北へ屈曲して谷へ入っていく。時折白髪岳の東の肩付近に岩壁が見えた。あれが白髪岳の由来らしい。
2024年09月16日 10:39撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:39
尾根道は東に向き、さらに北へ屈曲して谷へ入っていく。時折白髪岳の東の肩付近に岩壁が見えた。あれが白髪岳の由来らしい。
谷に入ると整備されたジグザクの道を淡々と下るようになる。こちらは湿気が多いのかさらに滑りやすくなる。
2024年09月16日 10:41撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:41
谷に入ると整備されたジグザクの道を淡々と下るようになる。こちらは湿気が多いのかさらに滑りやすくなる。
下り切った所。今は涸れているが水量が多いと滝になって見応えがしそう。
2024年09月16日 10:45撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:45
下り切った所。今は涸れているが水量が多いと滝になって見応えがしそう。
古びた看板が谷からの取り付きを案内していた。ふるさと兵庫50山時代の物だろうか。
2024年09月16日 10:46撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:46
古びた看板が谷からの取り付きを案内していた。ふるさと兵庫50山時代の物だろうか。
<銀鑛穴跡>
お堂か何かの跡かと思ったら採掘跡とのこと。
2024年09月16日 10:46撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:46
<銀鑛穴跡>
お堂か何かの跡かと思ったら採掘跡とのこと。
沢筋に出るとルートが不明瞭になる。左岸が正解だった。
2024年09月16日 10:48撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:48
沢筋に出るとルートが不明瞭になる。左岸が正解だった。
あと少しで林道という詰めの部分がとにかくよく滑る。
2024年09月16日 10:49撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:49
あと少しで林道という詰めの部分がとにかくよく滑る。
<住山登山口>
薄暗い沢沿いの道を抜けだすと立派なあずまやがあった。
2024年09月16日 10:50撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:50
<住山登山口>
薄暗い沢沿いの道を抜けだすと立派なあずまやがあった。
向かいの登山地図には適切に分岐が案内されている。
2024年09月16日 10:51撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:51
向かいの登山地図には適切に分岐が案内されている。
後は1.5kmほどだらだらと林道ワン谷線を下っていく。
2024年09月16日 10:58撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 10:58
後は1.5kmほどだらだらと林道ワン谷線を下っていく。
<分岐>
住山地区に出るとそこは白髪岳と松尾山の分岐点。
2024年09月16日 11:06撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 11:06
<分岐>
住山地区に出るとそこは白髪岳と松尾山の分岐点。
住山地区側も結構観光に力を入れているらしく、道中この手の案内板がいくつも設置されている。
2024年09月16日 11:07撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 11:07
住山地区側も結構観光に力を入れているらしく、道中この手の案内板がいくつも設置されている。
通りの左右には藁葺屋根の家が何軒かあった。
2024年09月16日 11:12撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 11:12
通りの左右には藁葺屋根の家が何軒かあった。
そろそろ稲刈りのシーズンだ。
2024年09月16日 11:16撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 11:16
そろそろ稲刈りのシーズンだ。
そしてコスモスのシーズン。
2024年09月16日 11:19撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 11:19
そしてコスモスのシーズン。
国道の向かいに採石場跡が見える。
2024年09月16日 11:29撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 11:29
国道の向かいに採石場跡が見える。
白髪岳を振り返る。実はバスの時間を気にして小走りだったので大分離れてからようやく山容を拝む事になってしまった。岩場の核心部こそ見えないものの山体東側の岩肌はここからでも観察できる。
2024年09月16日 11:29撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 11:29
白髪岳を振り返る。実はバスの時間を気にして小走りだったので大分離れてからようやく山容を拝む事になってしまった。岩場の核心部こそ見えないものの山体東側の岩肌はここからでも観察できる。
国道脇から県道181号に入る。
2024年09月16日 11:30撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 11:30
国道脇から県道181号に入る。
<辻の立石>
江戸後期の道標(交通事故で現在は復元されたもの)が立っている。ここは旧街道で古市駅周辺は宿場町だったらしく、通りに入ると往時の賑わいをしのばせるような町並みとなる。
2024年09月16日 11:33撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 11:33
<辻の立石>
江戸後期の道標(交通事故で現在は復元されたもの)が立っている。ここは旧街道で古市駅周辺は宿場町だったらしく、通りに入ると往時の賑わいをしのばせるような町並みとなる。
<蛭子神社>
2024年09月16日 11:34撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 11:34
<蛭子神社>
古市駅の向かいには大きな常夜燈。常夜燈の裏手には小さな池を隔てて庚申堂が建てられている。蛭子神社は以前はここに祀られていたらしい。
2024年09月16日 11:36撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 11:36
古市駅の向かいには大きな常夜燈。常夜燈の裏手には小さな池を隔てて庚申堂が建てられている。蛭子神社は以前はここに祀られていたらしい。
町屋が続くが数分後のバスを逃す手はないので泣く泣く街道を去ることに。
2024年09月16日 11:36撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 11:36
町屋が続くが数分後のバスを逃す手はないので泣く泣く街道を去ることに。
庚申塔のために小規模なお堂が設けられるというのはあまり見たことがない。土地柄、京都に近いからかくくり猿も下げられていた。
2024年09月16日 11:36撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 11:36
庚申塔のために小規模なお堂が設けられるというのはあまり見たことがない。土地柄、京都に近いからかくくり猿も下げられていた。
ヤブラン
2024年09月16日 11:36撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 11:36
ヤブラン
<国道古市停留所>
国道へ上がり停留所にてゴール。汗を拭いたりしているうちに温泉行きのコミュニティバスが定刻でやってきた。
2024年09月16日 11:37撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 11:37
<国道古市停留所>
国道へ上がり停留所にてゴール。汗を拭いたりしているうちに温泉行きのコミュニティバスが定刻でやってきた。
バスの車窓より。周辺の低山も面白い山容をしていて登ってみたくなる。
2024年09月16日 11:52撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
9/16 11:52
バスの車窓より。周辺の低山も面白い山容をしていて登ってみたくなる。
今田の街中にも目を引く常夜燈があった。温泉や篠山城の事ばかり考えていたけどここも立派な街道だったんだね。
2024年09月16日 11:56撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
9/16 11:56
今田の街中にも目を引く常夜燈があった。温泉や篠山城の事ばかり考えていたけどここも立派な街道だったんだね。
<こんだ薬師温泉ぬくもりの郷>
アルカリの湯で汗を流して軽く一杯。帰りのバスまでは結構間があったのでタクシーで古市駅まで戻った。
2024年09月16日 13:34撮影 by  X100T, FUJIFILM
9/16 13:34
<こんだ薬師温泉ぬくもりの郷>
アルカリの湯で汗を流して軽く一杯。帰りのバスまでは結構間があったのでタクシーで古市駅まで戻った。
撮影機器:

装備

MYアイテム
へるにゃん
重量:3.19kg

感想

久々のグループ山行。急に降って湧いた休日のためあまり遠出をするような装備もなく、気温は30℃を超えるという予報だったので近くて負荷が低めの白髪岳へ登ることに。

篠山口からの山城巡りの道は変化に富んでいて、かつ想像以上によく整備されていて気持ちよく歩ける(朝一番だったので前を歩いていた同行者は蜘蛛の巣に当たりまくっていたけど)。ほぼ全周を見渡せる白髪岳以外にも道中開けている場所が所々にあり、ハイライトでもある岩場以外にも楽しめる要素は多い。山登りの魅力がコンパクトに詰まった名山だった。

地形図に目を落とすと松尾山を中心に四方八方に破線路が続いている。田舎だと破線が引かれていても多くが廃道になっていたりするものだがここではそのほとんどがよく歩かれているようだ。篠山口からの山城巡りの道も変化に富んでいて楽しかったが今度は文保寺から高仙寺跡へ抜けるのもいいかもしれない。

ちなみに天気は上々だった。予報よりも晴れてくれ、かと言って晴れ過ぎもせず適度に雲が出てくれたおかげで警戒していたほどに暑くもならず快適な山歩きとなった。最後の車道ではバスの時間を気にして軽くジョグになってしまったけど……。

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