【上高地〜蝶ヶ岳】父、40年ぶりの北アルプスへ

2015年09月21日(月) ~ 2015年09月23日(水)

• GPS: 56:28
• 距離: 35.5km
• 登り: 1,617m
• 下り: 1,607m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:09
• 休憩: 0:18
• 合計: 2:27

6:18 上高地バスターミナル
6:29 6:38 河童橋
6:47 6:48 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
7:32 7:40 明神館
7:46 7:46 徳本口(徳本峠分岐)
8:45 徳澤園

2日目

• 山行: 9:59
• 休憩: 1:55
• 合計: 11:54

4:30 徳澤園
6:11 6:23 チューダイ広場
8:37 8:41 長塀山
8:45 8:46 カモシカの池
9:15 9:18 妖精の池
9:30 9:49 蝶ヶ池
10:14 10:18 蝶ヶ岳
10:29 11:09 蝶ヶ岳ヒュッテ
12:03 12:16 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
15:00 15:19 横尾 (横尾山荘)
16:09 16:09 新村橋(パノラマ分岐)
16:24 徳澤園

3日目

• 山行: 2:40
• 休憩: 1:01
• 合計: 3:41

11:04 徳澤園
11:54 11:54 徳本口(徳本峠分岐)
12:01 12:13 明神館
12:21 12:23 山のひだや
13:20 13:22 岳沢湿原・岳沢登山口
13:44 14:29 河童橋
14:45 上高地バスターミナル

（写真を撮ったり休憩を挟みながらなので参考にはなりません）

天候

1日目　9/21　晴れ
2日目　9/22　晴れ
3日目　9/23　晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

さわやか信州号　大宮・川越⇔上高地線
往路　川越22：30発→上高地5：30着
復路　上高地15：45発→川越21：05着

コース状況／危険箇所等

よく整備されており危険個所はありません。

写真

9/21 6:00

またまたやって来ました上高地。お盆に来たときは来年も！と言っていたのに翌月来ることに。

9/21 5:36

母が作ってくれたおにぎりを食べて出発。

9/21 6:00

朝陽を浴びて輝く西穂や間ノ岳。これは良い天気になりそう。

9/21 6:27

梓川に出ると突如広がる絶景。先月はガスって見えませんでした。

今回は北アルプスの山に登るのは約40年ぶりとなる父と一緒の山旅です。

9/21 6:33

河童橋より。

9/21 6:38

おぉ〜！今日はジャンダルムまではっきり見えるじゃないですか。

9/21 6:31

お猿さんに見送られながらまずは明神へ向かいます。

明神に到着。さすがSWのど真ん中とあって人が多いです。

9/21 7:43

マムシグサの実

9/21 7:46

明神岳を望む。絵画のような風景。

9/21 8:25

徳沢への途中。開けたところでは大天井まではっきり見えます。

本日の目的地、徳沢に到着〜。

9/21 8:46

お盆の時より明らかにテントの数が多いです。

9/21 9:30

手続きをして早速テント設営。父のテント、VS20。

9/21 9:56

そして我が家ステラリッジ3。良い場所に張れました。グラウンドシートを忘れましたが無問題。

9/21 17:37

またまた二晩お世話になります。

9/21 14:16

時間があるので河原でブラブラ。ちょっと雲が出てきました。その分迫力もマシマシ。

9/21 14:32

石いじりをする父と嫁さん。何を探しているんでしょうかね。

9/21 16:47

夕方になるとテントがたくさん。大賑わいです。

9/21 17:49

日も暮れて…

9/21 17:52

夕食後はコーヒーで一服。翌日の準備をして早めの就寝。

9/22 4:37

4：30。蝶ヶ岳に向けて出発！けっこう寒いです…。

最初から結構な急登です。ゆっくりゆっくり。

9/22 5:55

木々の間からは焼岳の朝焼けが。

9/22 7:24

出発して3時間。やっと中間地点です。

尾根道の途中でちょい休憩。陽が差してきて気温上昇中。

9/22 8:34

奥穂がチラリ。

9/22 8:37

やっと長塀山に到着。ここまでは殆ど展望が利かないため本当に長く感じます。

9/22 8:40

雲海の向こうには富士山、甲斐駒ケ岳が。

9/22 8:35

さらには北岳や塩見岳の方まで見えました。

9/22 8:48

テングダケ

9/22 8:54

このあたりまで来ると父はかなりバテバテ。あともうちょっと！

9/22 9:16

妖精の池。木々が色づいて前回よりも良い雰囲気。

9/22 9:24

この青空と木々の色。この先の絶景を期待しないわけにはいかないでしょう。

9/22 9:28

常念岳が姿を見せました。

9/22 9:31

瞑想の丘から常念方向への稜線。

9/22 9:32

蝶ヶ岳ヒュッテも見えてきました。

9/22 9:33

大天井岳から鷲羽岳の方までハッキリ見えます。そして…

9/22 9:34

槍キターーー！！！！

9/22 9:35

穂高も！！！！

9/22 9:36

全部まとめてドーーーン！！！！最高だ！！！！！

9/22 9:36

焼岳も乗鞍も

9/22 9:37

前回はガスって西側しか見えなかった常念も

9/22 9:37

雲1つない青空の下、すべて見渡せます。

9/22 9:38

焼岳アップ

9/22 9:38

乗鞍アップ

9/22 9:38

まさかここまでの好天に恵まれるとは思ってませんでした。

9/23 9:41

前穂高岳。

9/23 9:41

さらにアップ。山頂に人がいるのがわかります。

9/23 9:42

奥穂高岳。風格ありすぎ。

9/23 9:42

涸沢岳。

9/23 9:42

北穂高岳。

9/23 9:45

槍アップ。こちらも山頂に人がいるのが見えます。

9/23 9:42

槍から北鎌尾根。

9/23 10:19

威圧感、というか迫ってくる感じがします。

9/22 9:39

天気良すぎて怖いくらいです。

9/22 9:40

常念岳から蝶ヶ岳への稜線は噂通りの激坂の模様。

9/22 9:40

蝶ヶ岳の山頂へ行くことも忘れ

9/22 9:40

みんな写真を撮りまくり。

9/22 9:40

あまりの景色に全然先に進めず。

9/22 9:46

いや〜本当に美しい。

9/22 9:51

御嶽山と乗鞍。

9/22 9:51

御嶽山は噴煙を上げています。噴火の一月前にはあの頂に立っていただけに複雑な気持ちになります。

父、絶景をバックに。「遺影に使ってくれ」と言っていました。縁起でもない。

9/22 10:05

蝶ヶ岳山頂に到着！

9/22 10:12

しばらくするとヘリの音がして…ってすごい速さでこっち来た！

9/22 10:12

おぉ！？頭上をかすめるようにして

9/22 10:12

常念中腹へ一直線。この日は常念で2件遭難事故があったようです。

9/22 10:10

ピンポイントで現場に向かう姿に不謹慎にもカッコイイと思ってしまいました…。

改めて父、穂高をバックに。登頂おめでとう！

3人で。いい記念になりました。

撮ってくださった3人パーティーの方、ありがとうございました！

9/22 10:18

テント場からは浅間山などが見渡せます。ここ泊まってみたいなぁ〜

9/22 10:23

違う角度からの焼岳。

9/22 10:27

紅葉越しの穂高連峰。

9/22 10:28

良いところに建ってますよね、蝶ヶ岳ヒュッテ。

9/22 10:46

絶景を眺めながらのお昼。贅沢すぎます。

9/22 10:52

今日は穂高に登ってる人たちも最高でしょうね。

9/23 10:55

屏風岩アップ。こんなところを登るなんて信じられません…。

9/22 10:55

大キレット。

9/22 11:14

しばらく槍・穂高を眺めながらの稜線歩きを楽しみます。

9/22 11:17

槍・穂はまだ雲1つない青空。

9/22 11:30

蝶ヶ岳山頂を振り返る。なだらかで癒される山です。

9/22 11:32

槍を正面に捉えながら歩いていきます。気持ちイイ〜！

9/22 11:42

カラフル。

9/22 11:47

バテていた父も絶景を見てだいぶ気力が回復したようです。

9/22 11:57

槍沢を正面に捉えての槍。

9/22 12:00

父も昔は槍穂高など登っていて、常念や蝶ヶ岳にも登ったそうですが

9/22 12:00

写真が残っていなくてこの景色は覚えていないとの事でした。目に焼き付けておいてくださいな。

やっておくしかないでしょう。槍のポーズ。

9/22 12:05

いつかは槍の穂先…はちょっと怖いのでその下の辺まで行くからね！

9/22 12:10

ちょっと先に旧ピークが見えていますが時間もあるので今回はこの辺で。

9/22 12:10

横尾分岐と旧ピークの中間くらいからの1枚。

9/22 12:10

ちょっと戻ってここから横尾に下っていきます。

下る前に1枚。最高の稜線歩きを楽しめました。

9/22 12:21

下り始めるとすぐに樹林帯が近づいてきます。紅葉が綺麗です。

9/23 12:08

陽の向きが変わり荒々しさを増す前穂高。

9/23 12:12

ザイテングラードと穂高岳山荘。ひぇぇ〜…あんなところ登って行くんですか…

9/22 12:21

さようなら穂高。また逢いにきます。さすがに今年はもう無理っす。

9/22 13:30

横尾まではなかなかの激下り。ここは登りたくないです。

9/22 13:43

なんちゃって槍見台でちょい休憩。

9/22 13:43

いや〜絶景絶景。

9/22 14:29

さらに下ると本家槍見台。

9/22 14:29

やっぱり槍ヶ岳は北アルプスのシンボルなんだなと実感。

9/22 14:29

南岳は見上げた方が迫力ありますね。

横尾まで降りてきました〜！

9/22 15:15

10月の3連休あたりはもっと紅葉が進んで

9/22 15:15

この辺も大賑わいになるんでしょうね。

9/22 15:44

徳沢への道中、前穂高。

9/22 16:24

無事に徳沢まで帰ってきました！

9/22 16:52

生ビールで乾杯！

9/22 18:05

テントに戻って晩御飯。父は疲れ果ててすぐに就寝。本当にお疲れさまでした…

9/23 6:20

翌朝。今日も好天の予感。気温は6℃。寒い…。

9/23 6:26

朝のお茶会。父愛用のガソリンストーブ。渋いねぇ。

9/23 6:47

新旧の競演。

9/23 7:29

起きてすぐにこんな絶景が見られるとかどれだけ贅沢なんでしょう。

9/23 10:20

レンタルテント群。これはこれで楽そう。

9/23 10:35

お昼は食堂で山菜うどん

9/23 10:35

＆カレー。ここのカレー本当に美味しいです。

9/23 12:19

帰路は明神橋を渡って自然探勝路へ。

9/23 12:59

焼岳がでっかい！噴煙もモクモクです。

9/23 13:16

水が綺麗。癒されます。

9/23 13:20

湿原越しの六百山。

9/23 13:38

本日も晴天なり。素晴らしい眺めです。

9/23 13:54

上高地に到着！バスまで時間があるので…

9/23 14:37

とりあえずこれで旅の疲れを癒します。

9/23 14:52

SW、最高の山行になりました！お疲れ様でした〜！

撮影機器：

IXY DIGITAL 900 IS CANON

COOLPIX S6400 ニコン

サイバーショット DSC-HX1 SONY

サイバーショット DSC-WX7 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

koedo777

お盆に行った蝶ヶ岳があまりに素晴らしかったので、SWも北アルプスに行こうと
考えていました。
蝶ヶ岳の写真を父に見せているときに「川越から直行で上高地まで行けるんだよ」と
教えたらちょっと気になった様子だったので、意思確認もせずにとりあえず
父も含めて3人分の行き返りの席を確保し、事後報告。
ちょっと強引だったかなと思いましたが、母に様子を聞くと結構楽しそうに
準備しているとの事。安心しました。

最初は横尾テント泊、天狗池までのトレッキングを計画していました。
が、父は北アルプスの山に登るのは約40年ぶりなのに1つもピークを踏まないで
帰ってくるのも勿体無いし、せっかくならあの絶景を見て欲しい、と思い直前で
お盆と同じルートに変更しました。

上高地は初日から晴れ。
河童橋からお約束の絶景も見ることができました。
ただ父は慣れない夜行バスで殆ど寝られなかった模様。
横尾まで行かず手前の徳沢でのんびり出来たので計画を変更しておいて
良かったかなと思いました。

2日目は余裕をもって4:30に出発。
山頂手前までは展望が利かない上に割りと急な登りが続くので登山2ヶ月ぶりの
父には相当応えた様子。ゆっくりペースで登りました。

蝶ヶ池を過ぎると一気に広がる展望。
1月前に見た景色とはいえ、やはりあまりの雄大さに背筋がゾクゾクしました。
父もだいぶ感動したようで「これでもう高い山はやめよう」などの言葉が
飛び出していました。誘って良かった。

蝶ヶ岳の山頂へ着くとヘリの音が。ものすごいスピードで迫ってきてうちらの頭上を越えて
常念の中腹を目指して一直線。不謹慎ですが格好良いなーと思ってしまいました。
この日、常念では2件の遭難事故があったそうですがどちらも死亡事故ではなかった様子。
ひと安心。

蝶ヶ岳ヒュッテの近くで昼食を食べて稜線を歩いていきます。
ここはずっと槍・穂高を見ながら歩けるし、特にこの日は無風に近かったので
本当に気持ちよく歩くことができました。
少しですが紅葉も始まり景色も華やかに。
10月の3連休の頃にはもっと綺麗なんだろうなぁ。

横尾までの下りも急なので疲れるのですが、父は横尾から徳沢までの道が
応えた様子。徳沢に着いた頃にはバテバテに…。
12時間くらい歩きっぱなしでしたからね…。本当にお疲れ様でした。

学生時代は山岳部に所属し、今でもちょいちょい山に登る父。
靴は総革で片方1kgあるとか。すごいっす。
あんなの履いたら足上がらなさそう…。

7月の仙丈ヶ岳以来2か月ぶりの登山だそう。
その時もテントで2泊したそうですが、テント泊2日分の装備を
37Lに詰め込むとは。恐れ入りました。

またいつか一緒に山に行けたら良いな。