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Yamareco

記録ID: 7253593
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

八経ヶ岳でストロベリームーンとグリーンフラッシュを見た

2024年09月17日(火) ~ 2024年09月18日(水)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:21
距離
23.5km
登り
1,770m
下り
1,773m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:32
休憩
0:02
合計
1:34
距離 2.8km 登り 564m 下り 2m
22:25
1
スタート地点
22:26
22:27
66
23:33
23:34
25
23:59
2日目
山行
9:19
休憩
2:24
合計
11:43
距離 20.7km 登り 1,205m 下り 1,767m
0:04
69
1:13
1:18
12
1:30
1:31
23
1:54
1:56
31
2:27
27
2:54
3:01
26
3:27
12
3:39
48
4:27
4:33
18
4:51
5:41
24
6:05
6:06
8
6:14
6:32
16
6:48
6:49
28
7:17
7:35
15
7:50
7:56
18
8:14
25
8:39
8:50
16
9:06
8
9:14
12
9:26
9:29
49
10:18
10:33
22
10:55
45
11:40
7
11:47
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
何度も利用させてもらってる綺麗なトイレもある村役場駐車場だが、今回初めてウィークデイのお昼に下りてきて満車オーバーになってて驚いた。
あのあたりだと職員さんも多くが車通勤だろうし、コミュニティーバスの時間調整場所にもなっててこの時は中型のバスが2台駐まってた。
注意書きとして駐車スペース枠の白線がはっきり書かれてるところは関係者以外駐禁とのことなのでトイレ脇など限られたスペースに駐めることになるが、枠内真ん中に真っ直ぐ駐めないと横の車が入れなくなる狭さなので注意したい。
コース状況/
危険箇所等
今回のコースで特に危ないところは無いと思うが、驚いたのは高崎横手出合から少し日裏山の方に入ったところにあった立派なトップリ尾への道標が見当たらなくなってたこと。
ヘッ電で見回しただけなので自分が見落としてた可能性もあるが、数年前の遭難事故で原因の一つとされていたことが思い出され、もしかするとほんとに撤去されたのかもしれない。
また、弥山から狼平間の長い木段は薄ら苔も生えてきており、濡れると滑るようになってきてる。
段差間は少し落ち込んでるので万が一そこに足を落としたら体重のかかり方によっては骨折まであるので注意が必要。
久しぶりのここから。
日帰りにはちょっと長いコースで最近では積雪期に来たりするけど、トイレも綺麗で無料がうれしい。
しかし次の日今までになくお昼に帰ってきたらウィークデイとあって満車オーバーでびっくり。
2024年09月17日 22:27撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/17 22:27
久しぶりのここから。
日帰りにはちょっと長いコースで最近では積雪期に来たりするけど、トイレも綺麗で無料がうれしい。
しかし次の日今までになくお昼に帰ってきたらウィークデイとあって満車オーバーでびっくり。
民家の奥から登り口。
登山届けはここで。
2024年09月17日 22:36撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/17 22:36
民家の奥から登り口。
登山届けはここで。
この日が中秋の名月だって事は車の中でラジオ聞いてて初めて気が付いた。
上り始めは上の方ガスかかってるかなって感じで月もボンヤリ。
ところがこの後上るにつれてガスは濃くなるばかり。
2024年09月17日 23:04撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/17 23:04
この日が中秋の名月だって事は車の中でラジオ聞いてて初めて気が付いた。
上り始めは上の方ガスかかってるかなって感じで月もボンヤリ。
ところがこの後上るにつれてガスは濃くなるばかり。
林道からまた登山道に入るあたりは少し風が通ってガスも薄くなったりしてたが、月がはっきり見えるほどにはならず。
この後もガスは濃くなる一方でヘッ電の光の中がマリンスノーみたいに白く細かい粒子でいっぱいに。
足元も見にくいけど5メートル先がボンヤリして分岐っぽいところなどでいちいち確認しながらになってしまって想定外に時間かかる。
2024年09月18日 00:07撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/18 0:07
林道からまた登山道に入るあたりは少し風が通ってガスも薄くなったりしてたが、月がはっきり見えるほどにはならず。
この後もガスは濃くなる一方でヘッ電の光の中がマリンスノーみたいに白く細かい粒子でいっぱいに。
足元も見にくいけど5メートル先がボンヤリして分岐っぽいところなどでいちいち確認しながらになってしまって想定外に時間かかる。
天女の舞への直登路とフトンド横手トラバース道分岐。
最近は積雪期しか来てなかったけど直登路側は通行止めみたいにロープが。
いずれにしてもこのガスでは何も見えないし、道そのものも分かりにくそうなので迷わずトラバース道へ。
しかしそのトラバース道もはっきりはしてるけど細かい粒子はどうも水滴のようで岩や落ち葉が濡れてしまい、結構怖いところも。
2024年09月18日 01:26撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/18 1:26
天女の舞への直登路とフトンド横手トラバース道分岐。
最近は積雪期しか来てなかったけど直登路側は通行止めみたいにロープが。
いずれにしてもこのガスでは何も見えないし、道そのものも分かりにくそうなので迷わずトラバース道へ。
しかしそのトラバース道もはっきりはしてるけど細かい粒子はどうも水滴のようで岩や落ち葉が濡れてしまい、結構怖いところも。
カナビキ尾根分岐まで来てようやくガスから抜け、そのあとは快調に歩いてきてトップリ尾分岐まで来てびっくり。
何年か前の遭難事件の原因の一つになったんではと指摘されてたトップリ尾への道標が無くなってる?
まあ暗い中なので自分が場所間違えてるのかもしれんけど、確かこの事件後に立てられた川合への道標の向かいにあったはずの立派なのが影も形も無くなってる気がするけど、ちょっと自分の目が信じられない。
2024年09月18日 03:09撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/18 3:09
カナビキ尾根分岐まで来てようやくガスから抜け、そのあとは快調に歩いてきてトップリ尾分岐まで来てびっくり。
何年か前の遭難事件の原因の一つになったんではと指摘されてたトップリ尾への道標が無くなってる?
まあ暗い中なので自分が場所間違えてるのかもしれんけど、確かこの事件後に立てられた川合への道標の向かいにあったはずの立派なのが影も形も無くなってる気がするけど、ちょっと自分の目が信じられない。
標高上がってきて時折森林から出て視界が開けるところでまだ中天にいる満月を堪能。
まあ写真に撮ってもただの明るい光源にすぎんけど。
そしてこのように眺めていて初めて先ほどまでのガスが雲海であったことに気が付いた。
溜まってる雲海って結構濃く見え、そりゃそんな雲の中歩いてれば周り真っ白で何も見えなかったはずと妙に納得。
2024年09月18日 04:10撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/18 4:10
標高上がってきて時折森林から出て視界が開けるところでまだ中天にいる満月を堪能。
まあ写真に撮ってもただの明るい光源にすぎんけど。
そしてこのように眺めていて初めて先ほどまでのガスが雲海であったことに気が付いた。
溜まってる雲海って結構濃く見え、そりゃそんな雲の中歩いてれば周り真っ白で何も見えなかったはずと妙に納得。
最初は八経ヶ岳に昇る日の出って感じを見ようと役場を23時頃出発でこのあたりで日の出かなと思ってた明星ヶ岳到着。
夜で車が流れてて想定より30分ほど早く登り始められたらまさにその想定通り30分早く到着してしまった。
さすがにここでこのまま30分以上待ってるのもなんなので、予定変更してこのまますぐ八経ヶ岳に行ってそこで日の出を見ることに。
それにしてもここの山頂標識、年々どこにあるか分かりにくくなってきてるような。
2024年09月18日 04:29撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/18 4:29
最初は八経ヶ岳に昇る日の出って感じを見ようと役場を23時頃出発でこのあたりで日の出かなと思ってた明星ヶ岳到着。
夜で車が流れてて想定より30分ほど早く登り始められたらまさにその想定通り30分早く到着してしまった。
さすがにここでこのまま30分以上待ってるのもなんなので、予定変更してこのまますぐ八経ヶ岳に行ってそこで日の出を見ることに。
それにしてもここの山頂標識、年々どこにあるか分かりにくくなってきてるような。
八経ヶ岳到着してまずは沈みゆく中秋の名月を。
和歌山市なのか、遠くに街明かりも見えるなか、透明度高そうな綺麗な空に美しいが、写真に撮ると月だけ明るすぎて露出オーバーでただの光の球になってしまう。
このあともっと沈んだあたりでピンクに染まって綺麗だったが、その時はもう日の出に気を取られてしまってて撮るの忘れてたが、考えてみれば普段月が沈む時って黄色が強くなっていくだけでピンクになるのなんて見た記憶無いから、もしかすると珍しい状況だったかもと気が付いたのは月が沈んでしまってからで、勿体ないことしたと後悔したのは後の祭り。
もしかするとあれがストロベリームーンと呼ばれる状態だったのかも。
2024年09月18日 04:57撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/18 4:57
八経ヶ岳到着してまずは沈みゆく中秋の名月を。
和歌山市なのか、遠くに街明かりも見えるなか、透明度高そうな綺麗な空に美しいが、写真に撮ると月だけ明るすぎて露出オーバーでただの光の球になってしまう。
このあともっと沈んだあたりでピンクに染まって綺麗だったが、その時はもう日の出に気を取られてしまってて撮るの忘れてたが、考えてみれば普段月が沈む時って黄色が強くなっていくだけでピンクになるのなんて見た記憶無いから、もしかすると珍しい状況だったかもと気が付いたのは月が沈んでしまってからで、勿体ないことしたと後悔したのは後の祭り。
もしかするとあれがストロベリームーンと呼ばれる状態だったのかも。
すごく朱色に染まった地平線とその右の方にモクモクとわき上がる雲。
2024年09月18日 04:58撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/18 4:58
すごく朱色に染まった地平線とその右の方にモクモクとわき上がる雲。
もっと早く上がってくるかと思ったら結構待たされてついに日の出。
日が出る瞬間、一瞬はっきり強く青い閃光が輝いた直後に陽が昇ってきた。
これも後からもしかするとグリーンフラッシュだったのかと気が付いたが、あんな瞬間はそれに備えてちゃんと準備しておかなければスマホのカメラでは撮れるものではないと思う。
今回は初めて見るストロベリームーンもグリーンフラッシュも写真に撮ることは出来なかったが、夜間登山でここまで来た甲斐が十二分にあった八経ヶ岳になった。
2024年09月18日 05:38撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/18 5:38
もっと早く上がってくるかと思ったら結構待たされてついに日の出。
日が出る瞬間、一瞬はっきり強く青い閃光が輝いた直後に陽が昇ってきた。
これも後からもしかするとグリーンフラッシュだったのかと気が付いたが、あんな瞬間はそれに備えてちゃんと準備しておかなければスマホのカメラでは撮れるものではないと思う。
今回は初めて見るストロベリームーンもグリーンフラッシュも写真に撮ることは出来なかったが、夜間登山でここまで来た甲斐が十二分にあった八経ヶ岳になった。
明るくなったところで来ましたよを1枚。
山頂はそこそこ風もあり、長く待つ間に寒くなってしまったので上ってくる時は羽織ってなかったウィンドを着たまま。
2024年09月18日 05:38撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/18 5:38
明るくなったところで来ましたよを1枚。
山頂はそこそこ風もあり、長く待つ間に寒くなってしまったので上ってくる時は羽織ってなかったウィンドを着たまま。
弥山小屋のテン場は以前は一張り500円でどこにでも張ってくださいみたいな緩い感じだったが、協力金として1,000円という貼り紙が出てたけどこれは500円プラス1,000円なのか、それとも500円が値上げで1,000円になったという意味なのかよく分からない。
そして弥山山頂の神社のあたりは張るの禁止とも張り出されてたけどこんな事当たり前のことと思ってびっくりした。
合川からここまで誰にも会わなかったけど、小屋の中は電気点いてたのでどなたか泊まってたのかもしれない。
もう一つ驚いたのが虫の少なさ。
実は何年前だったか夏初めくらいにテン泊した時ものすごいハエの大群が湧いており、外を歩くと蚊柱ならぬハエ柱が頭の上に出来るくらいのすごさでテントの周りでのんびりなど考えることも出来ない状況でずっとテントに閉じこもったまま、お湯もサウナ状態で沸かすなどということがあり、それ以来暑い季節は来ないようにしてきたのが、今回は肩すかし。
飯食べててもハエ一匹寄ってこなくてマジびっくりした。
この後狼平に下り始めたあたりでお一人テン泊装備らしき重そうなザック背負った方とすれ違い、狼平泊だったとのこと。
2024年09月18日 06:30撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/18 6:30
弥山小屋のテン場は以前は一張り500円でどこにでも張ってくださいみたいな緩い感じだったが、協力金として1,000円という貼り紙が出てたけどこれは500円プラス1,000円なのか、それとも500円が値上げで1,000円になったという意味なのかよく分からない。
そして弥山山頂の神社のあたりは張るの禁止とも張り出されてたけどこんな事当たり前のことと思ってびっくりした。
合川からここまで誰にも会わなかったけど、小屋の中は電気点いてたのでどなたか泊まってたのかもしれない。
もう一つ驚いたのが虫の少なさ。
実は何年前だったか夏初めくらいにテン泊した時ものすごいハエの大群が湧いており、外を歩くと蚊柱ならぬハエ柱が頭の上に出来るくらいのすごさでテントの周りでのんびりなど考えることも出来ない状況でずっとテントに閉じこもったまま、お湯もサウナ状態で沸かすなどということがあり、それ以来暑い季節は来ないようにしてきたのが、今回は肩すかし。
飯食べててもハエ一匹寄ってこなくてマジびっくりした。
この後狼平に下り始めたあたりでお一人テン泊装備らしき重そうなザック背負った方とすれ違い、狼平泊だったとのこと。
夜露でちょっと滑る木段慎重に下って誰もいない狼平小屋到着。
もうこのあたりまで来るとだいぶ疲れが出てきて要所に着く度にザック下ろして休憩という感じに。
2024年09月18日 07:31撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/18 7:31
夜露でちょっと滑る木段慎重に下って誰もいない狼平小屋到着。
もうこのあたりまで来るとだいぶ疲れが出てきて要所に着く度にザック下ろして休憩という感じに。
上りは雲の中で何も見えなそうとフトンド横手トラバース道を回った天女の頂。
よく晴れたので帰りは通って帰ることに。
ここの標識もいつも探し回ってしまう。
2024年09月18日 09:06撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/18 9:06
上りは雲の中で何も見えなそうとフトンド横手トラバース道を回った天女の頂。
よく晴れたので帰りは通って帰ることに。
ここの標識もいつも探し回ってしまう。
天女の舞標識。
最近はもう雪の季節しか来てなかったのであまりの違いにびっくり。
2024年09月18日 09:13撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/18 9:13
天女の舞標識。
最近はもう雪の季節しか来てなかったのであまりの違いにびっくり。
天女の舞標識の場所よりみんなが休憩するのは稲村がよく見えるこの場所と思う。
雪の季節は上の方が雲をかぶってることも多い稲村ヶ岳がこの日はクッキリ。
2024年09月18日 09:15撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/18 9:15
天女の舞標識の場所よりみんなが休憩するのは稲村がよく見えるこの場所と思う。
雪の季節は上の方が雲をかぶってることも多い稲村ヶ岳がこの日はクッキリ。
天女の舞からははっきりした道を下ってくると上りに見た通行止めのようなロープが。
確かにちょっと分かりにくいところはあるけど注意すれば危ない所は無いのに何でかなと思うが、もしかするとトップリ尾の遭難事故の影響で分かりにくい所には入らないようにということなのかもしれない。
人気のある雪の季節には外されるのかも。
このあとカナビキ尾根分岐で川合方向から上ってくる健脚そうな女性お一人と、栃尾辻で弥山テン泊との男性お一人、林道から最後の山道に入る所で休憩してる時にお若い男性ばかり上り下りそれぞれお二人ずつくらいの方にお会いしたが、ウィークデイというのにやはり人気のあるコースなんだなと再認識。
でも林道から最後の山道がいつもすごく長くて個人的には敬遠気味。
2024年09月18日 09:19撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/18 9:19
天女の舞からははっきりした道を下ってくると上りに見た通行止めのようなロープが。
確かにちょっと分かりにくいところはあるけど注意すれば危ない所は無いのに何でかなと思うが、もしかするとトップリ尾の遭難事故の影響で分かりにくい所には入らないようにということなのかもしれない。
人気のある雪の季節には外されるのかも。
このあとカナビキ尾根分岐で川合方向から上ってくる健脚そうな女性お一人と、栃尾辻で弥山テン泊との男性お一人、林道から最後の山道に入る所で休憩してる時にお若い男性ばかり上り下りそれぞれお二人ずつくらいの方にお会いしたが、ウィークデイというのにやはり人気のあるコースなんだなと再認識。
でも林道から最後の山道がいつもすごく長くて個人的には敬遠気味。
天女の舞からよりはるかに近く、稲村ヶ岳からバリゴヤノ頭にかけてのギザギザの稜線が。
あそこもしばらく歩いてないなと、年とともに長くしんどいコースを敬遠してしまってることを自嘲しながらもやはり長く感じる川合への道を下りました。
2024年09月18日 11:16撮影 by  iPhone 12, Apple
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9/18 11:16
天女の舞からよりはるかに近く、稲村ヶ岳からバリゴヤノ頭にかけてのギザギザの稜線が。
あそこもしばらく歩いてないなと、年とともに長くしんどいコースを敬遠してしまってることを自嘲しながらもやはり長く感じる川合への道を下りました。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

この夏は外出警報出まくるほど暑く、3000メートルならまだしも2000メートル以下しか無い関西圏では出かけるのがイマイチ躊躇されるうえに台風に影響されて天気も不安定。
夜から午前中晴れても午後は雷予報などという日が続いて上手くタイミングが掴めずにいたが、もうこうなったら長い距離歩くためにもとりあえず一番高い八経ヶ岳に夜間登山するかと考え、この時も次の日に午後は雷予報になってたのを夜半前に歩き出して明星ヶ岳で八経ヶ岳に昇る朝日を見て弥山から狼平と周回コースでお昼過ぎくらいには下りてきてしまおうと計画。
距離稼ぐために最近は長いので敬遠していたが駐車場とトイレが安心な川合からスタート。
行きの車の中でラジオ聞いてたらこの夜は中秋の名月とのこと。
満月なら明るいからヘッ電登山でも心強いなどと思ってたら前半はまさかの雲の中。
ガスの濃い所では白い粒子のマリンスノーの中を突き進んでいく感じで風の無い所ではマジで5メートル先がよく見えず、フトンド横手トラバース道では下の岩や落ち葉が濡れてしまって滑ったりと思ったより時間食った。
カナビキ尾根分岐過ぎてから雲海抜けたようで綺麗に晴れ上がり、時に視界が開けるとまだ中天にかかる満月やそれによって明るいにもかかわらずオリオンなどの星座がはっきり分かるほど星も輝く中歩けたので暗闇といった感じは無く、気持ち良く歩けた。
そんな中驚いたのが高崎横手からレンゲ道に入ってすぐのトップリ尾分岐にあった立派な道標が見当たらなかったこと。
ヘッ電で見回しただけなので確実とは言いきれないが、夏冬とも何度も通ってるので場所に間違いはなかったと思うし、考えてみれば数年前のトップリ尾遭難事故で原因の一つとされていたことも思い出され、結局撤去されたのかとびっくりした。
また、それに伴ってか高崎横手からこの分岐まで、以前はテープもやたら増えてた気がするが、ヘッ電で見えなかっただけかもしれないがだいぶ減らされてたような気もする。
おかげでこの間は踏み跡っぽいものも幾筋もあって少し迷わされたが、ここから上は逆に踏み跡も一筋になってよく踏まれ、要所にはガイドロープも多数増やされたようで迷いようもなくなってたことにもまた驚かされた。
結局明星ヶ岳には予定より少し早く着いてしまい、そこで30分以上待つのもなんなので予定先倒ししてそのまま八経ヶ岳まで行って日の出を見ることに。
結局八経ヶ岳でも少し待つことになってしまったが、この日は大気も澄んで状態が良かったのか、写真にも書いたがそのものの写真はどちらも撮れなかったがなんとストロベリームーンとグリーンフラッシュを見れるという恵まれた時間を過ごすことが出来た。
その後驚いたのは朝飯食べるために下りた弥山小屋。
ここはだいぶ以前初夏にテン泊に来た時ものすごいハエの大群に悩まされ、お湯を沸かすにも外に出れずに蒸し風呂状態のテントの中でという経験以降ちょっと敬遠してたのが、なんと今回は小屋横のベンチで飯食べててもハエ一匹寄ってこなかった。
立派なトイレも併設した小屋なのでご主人もいろいろ苦労は絶えないのかと思う。
そして周回コースなりに狼平小屋経由で下りようと長い木段を下りだしたらここも少し苔が生えてきたりしてて夜露で濡れた所は少し滑って気を遣わされ、狼平に着いた時はもうさすがに疲れが出てしまってこの後は各所でザックまで下ろして休みながらまだ長い道を歩くが、林道から川合までの最後の山道では途中疲れ弱った膝ではちょっと気を遣うトラバースや段差に心折れ、朝の八経ヶ岳では来て良かったと思ってたはずが少なくとも無雪期に来ることはもう無いなと心変わりしてました。

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