折立から黒部五郎〜三俣蓮華〜鷲羽〜水晶〜雲ノ平〜薬師岳

2015年09月19日(土) ~ 2015年09月23日(水)

• GPS: 42:18
• 距離: 66.6km
• 登り: 4,700m
• 下り: 4,718m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:15
• 休憩: 0:08
• 合計: 4:23

距離 8.7km 登り 1,051m 下り 115m

7:38 折立
8:31 8:32 太郎坂(アラレちゃん)
9:08 9:15 青淵三角点(青淵山)
10:59 五光岩ベンチ
11:41 太郎平小屋
12:01 薬師峠

2日目

• 山行: 10:37
• 休憩: 0:26
• 合計: 11:03

距離 17.7km 登り 1,450m 下り 1,179m

3:26 薬師峠
3:47 3:48 太郎平小屋
4:01 太郎山
5:31 神岡新道分岐
5:34 北ノ俣岳
6:05 6:06 赤木岳
6:47 中俣乗越
8:19 8:22 黒部五郎の肩
8:32 8:48 黒部五郎岳
8:56 8:58 黒部五郎の肩
10:37 黒部五郎小舎
12:23 三俣蓮華岳巻道分岐
13:03 13:06 三俣蓮華岳
13:23 三俣峠
14:29 三俣山荘

3日目

• 山行: 6:59
• 休憩: 2:30
• 合計: 9:29

距離 15.6km 登り 1,021m 下り 1,023m

4:57 三俣山荘
6:03 6:04 鷲羽岳
6:36 6:39 ワリモ岳
6:54 6:55 ワリモ北分岐
7:28 7:37 水晶小屋
8:07 8:21 水晶岳
8:53 水晶小屋
9:23 ワリモ北分岐
9:33 9:34 岩苔乗越
10:14 祖父岳
10:31 10:35 祖父岳分岐
11:16 11:17 スイス庭園
11:24 12:34 雲ノ平テント場
12:53 12:56 雲ノ平山荘
13:11 13:53 祖母岳
14:08 14:09 雲ノ平山荘
14:26 雲ノ平テント場

4日目

• 山行: 8:41
• 休憩: 1:28
• 合計: 10:09

距離 17.6km 登り 1,171m 下り 1,438m

3:29 雲ノ平テント場
3:49 雲ノ平山荘
4:03 4:04 奥日本庭園
4:34 4:35 アラスカ庭園
6:21 6:29 薬師沢小屋
6:46 カペッケが原
7:31 第三徒渉点
7:53 7:54 第二徒渉点
7:59 8:01 第一徒渉点
8:50 太郎平小屋
9:14 9:57 薬師峠
10:17 10:19 薬師平
10:47 薬師岳山荘
11:18 11:19 薬師岳避難小屋跡
11:37 12:06 薬師岳
12:31 薬師岳避難小屋跡
12:50 薬師岳山荘
13:16 薬師平
13:38 薬師峠

5日目

• 山行: 3:18
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:18

距離 7.0km 登り 30m 下り 1,002m

4:48 薬師峠
6:06 五光岩ベンチ
6:57 青淵三角点(青淵山)
7:20 太郎坂(アラレちゃん)
7:58 折立
8:06 ゴール地点

天候

19日の午前中のみ雨、その他の日程はすべて晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

有峰林道の小見線（1900円）から折立の駐車場まで。
ゲートは6時開門で、前日の1：30頃にゲート前に到着し、約15番目で列に接続。
林道は所々工事用の片側交互通行の信号で待たされました。

折立の駐車場は上側に空きがなかったので、臨時駐車場に駐車。

コース状況／危険箇所等

雲ノ平の木道は早朝は凍結していて滑ります。
雲ノ平から薬師沢小屋までの急坂は石が濡れていて本当によく滑ります。
特に下りでは慎重に歩いているつもりでもヒヤリとする事が何度かありました。

その他周辺情報

下山後は亀谷温泉の白樺ハイツ（外来入浴10時から、610円）

写真

9/19 5:36

夜中に亀谷のゲート前に到着しました。

9/19 7:37

薬師峠登山口から出発です！
出だしは雨です…

9/19 9:21

しばらく急登が続いたあと木道が出てきて歩くのが少し楽になります。

9/19 10:54

ここで雷鳥が4羽登場！

9/19 10:55

警戒心もなくこちらに向かって歩いてきます。

9/19 10:58

9/19 11:26

9/19 11:40

太郎小屋につきました。

9/19 11:40

9/19 13:04

テントを張ってビールで乾杯！！

9/19 15:11

15時すぎのテント場はすごい数のテントです。

9/19 16:56

晩ごはんは肉野菜炒めと白米

9/19 17:18

斜めで張れないと思っていた場所にもテントが張ってあります。

9/19 17:21

夕暮れです。

9/19 17:22

9/19 17:36

明日向かう黒部五郎方面

9/20 4:01

翌日は3時30分にテント場を出発してまずは太郎山に寄り道。

9/20 4:03

太郎山への分岐はこんな感じ。

9/20 5:27

北ノ俣岳の山頂です。
風が強くて体温が奪われるので、長く休憩できる状況ではありませんでした。

9/20 6:09

赤木岳の山頂が近づいてきました。

9/20 6:13

9/20 8:05

黒部五郎を登りながら、今朝歩いてきた道を振り返ります。

9/20 8:17

黒部五郎岳の肩。
ここで荷物をデポして山頂を目指します。

9/20 8:19

肩からの眺め。

9/20 8:24

頂上まではこんな感じのガレ場を登っていきます。

9/20 8:30

黒部五郎岳頂上！

9/20 8:33

カールが美しいです。

9/20 9:17

カールに向けて下り始める頃には、槍がしっかりと顔を見せてくれました。

9/20 9:28

カールからの黒部五郎の方向

9/20 9:42

山は紅葉が始まっています。

9/20 9:48

9/20 10:26

黒部五郎小舎に着きました。

9/20 10:37

疲れたので黒部五郎のキャンプ場でテン泊！
と行きたかったのですが、翌日の行程を考えると三俣蓮華まで行かなければなりません。

9/20 10:42

途中でゆっくりコースと急坂コースの分岐がありましたが、迷わずゆっくりコースに行きました。

9/20 11:43

途中どうしてもバテバテで、力が出なかったので、ペペロンチーノを食べてエネルギーチャージ！

9/20 11:51

ついでにデザートのゼリーでさらに復活！！

9/20 13:05

三俣蓮華の山頂につきました。

9/20 13:04

ここからは槍もだいぶ近くに見えますね。

9/20 13:07

テン場が混むと嫌なので、早々に三俣山荘に向けて下山します。

9/20 13:45

三俣山荘と、テン場が見えてきました。
ここからだとまだテントを張る場所が空いてそうに見えますが・・・
実際はいい場所は先客がいて、相当条件の悪い場所しか空いていませんでした。

9/20 15:04

それでも少しはマシな場所を見つけてテントを張り、まずは祝杯！

9/20 16:51

17時前のテント場はこんな感じ。
隙間はあるけど、実際にまともに張れる場所は少ないです。

9/20 17:13

おでんにはちくわぶ必須なので、レトルトおでんにちくわぶをイン！

9/21 4:56

翌朝は少し寝坊してしまい、5時前にまずは鷲羽岳に向けて行動開始。

9/21 5:25

9/21 5:39

幻想的な景色です。

9/21 5:50

下には鷲羽池が見えます。

9/21 6:01

鷲羽岳の山頂に着きました。

9/21 6:38

ワリモ岳の頂上部

9/21 6:54

ワリモ北分岐に荷物をデポして水晶岳を目指します。

9/21 7:02

こちらは後で行く祖父岳方向。

9/21 7:11

水晶岳の頂上に向けて歩きます。

9/21 7:28

水晶小屋の分岐で小休止。

9/21 7:32

水晶小屋からの眺め

9/21 7:38

小屋の裏側にある登り口から水晶岳を目指します。

9/21 7:54

頂上部が近くなってきました。

9/21 8:13

水晶岳の頂上に着きました！

9/21 9:25

ワリモ北分岐に戻り、祖父岳へ

9/21 9:32

9/21 9:52

9/21 10:01

9/21 10:14

祖父岳の山頂。
山頂はとても広いです。
広くて下降点を見失いやすいためか、緑のロープを地面に這わせて行先を明示してあります。

9/21 10:35

9/21 10:38

祖父岳を少し下ると雲ノ平山荘とテント場が見えてきます。
正規のテン場の上部にもテントが張ってあるのが分かります。
まだまだスペースに余裕があるので安心しました。

9/21 10:40

9/21 10:51

水晶岳も紅葉が進んでいます。

9/21 11:10

せっかくなので、スイス庭園にやってきました。

9/21 11:13

9/21 11:14

スイス庭園の終点部。

9/21 11:24

11時30分ごろの雲ノ平のテント場。
まだまだテントを張る場所は選びたい放題です。

9/21 12:14

祖母岳に向かう前にラーメンで腹ごしらえ。

9/21 12:50

祖母岳にいくついでに雲ノ平山荘にテントの受付をしにやってきました。

9/21 12:52

山荘前にはこんな注意事項の張り紙が・・・

9/21 13:04

受付をし、祖母岳（アルプス庭園）へ出発です。

9/21 13:09

紅葉のきれいな道を少し歩きます。

9/21 13:12

しばらく歩くと祖母岳の頂上です。

9/21 13:13

祖父岳が眼前に！

9/21 13:13

こちらは水晶岳。

9/21 17:18

テント場に戻り、夕食はカレー。

9/21 17:55

夕焼けがきれいです。

9/21 17:56

18時頃のテント場はこんな感じ。
だいぶ上の方までテントが張られています。

9/22 3:51

翌朝は3時半にテント場を出発。
木道が凍結していてよく滑ります。
テントも凍結していました。

9/22 4:03

奥日本庭園。
何が奥日本なのかは暗くてわかりません。

9/22 4:33

こちらはアラスカ庭園。

9/22 5:17

木道のツルツルが終わったと思ったら、今度は石が濡れていて本当によく滑ります。
この急登は薬師沢小屋まで続いており、だいぶ神経を使いました。

9/22 6:24

薬師沢小屋とつり橋。

9/22 6:27

9/22 6:31

薬師沢小屋

9/22 7:27

薬師沢を過ぎるとしばらく木道が続きます。
ここは凍結していないので、安心して歩くことができました。

9/22 7:54

こんな感じの橋を渡ります。

9/22 8:06

太郎平小屋までのはかなりの急登が続きます。

9/22 8:16

9/22 8:41

急登を登り切ると木道になり、小屋が見えてきます。

9/22 8:54

c.cレモンを飲んで少し復活！

9/22 9:09

9時すぎに薬師峠のテント場に着きました。
まだ撤収している人もいる中でしたが、いい場所を確保できました。

9/22 9:27

今朝たたんだテントを広げると、フライについていた霜の塊が落ちてきました。

9/22 9:36

薬師岳に向かう前に腹ごしらえ。

9/22 9:56

薬師岳に向けて出発です。

9/22 10:24

9/22 10:45

山と高原地図のコースタイムだとケルンまで40分。
歩き始めて50分でこのケルンが見えてきたので、少しタイムオーバーしたなーと思っていたら。

9/22 10:45

ケルンの隣には小屋が！
小屋までのコースタイムは1時間40分ですが、1時間程度でここまで来てしまいました。

9/22 10:55

小屋前からは有峰湖が見えます。

9/22 11:19

薬師岳の頂上が近づいてきました。

9/22 11:51

薬師岳の山頂

9/22 11:55

劔・立山方面

9/22 12:03

槍ヶ岳方向

9/22 12:17

ここに薬師如来が安置されています。

9/22 14:29

薬師峠のテント場に戻ってきてテントの受付をしました。
今年のシルバーウィークは小屋開設以来の混雑だったと書いてありました。
ちなみにテント場の受付ではビールは売り切れていました。

9/23 5:35

翌朝の太郎平小屋

9/23 5:41

今日も天気がいいです。

9/23 6:18

折立へ向けて下山します。

9/23 7:56

無事に折立に下山しました。

撮影機器：

DMC-FT5 Panasonic

DMC-GF1 Panasonic

感想

iyossii

一日目 折立〜薬師峠
1時30分頃に有峰林道のゲート前に到着し、車内で仮眠。
5時過ぎに起きると小雨程度ですが、雨が降っていました。
ここで来る途中のSAで買った鱒寿司を食べて腹ごしらえ。
ゲート前のトイレに行ったついでに車の台数を数えたら自分は約15台目で、後ろは最後尾が見えないくらい並んでいました。

折立の駐車場に着いても雨がやまないのでレインウェアを着て出発。
結局雨は登り始めから3時間くらいでやみました。
ただ、雨がやんで歩きやすくなったとはいえ、山での楽しみである酒や食材を大量に詰め込んだため、荷物が重たくてペースが全く上がらずにかなりの人に抜かされました。
12時頃にテント場についた時はまだまだ張る場所はありました。

二日目 薬師峠〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜三俣山荘
この日は三俣蓮華山荘まで行く予定なので、テント場の混雑を考えて2時に起床し3時半にテント場を出発しました。
天気も良く、黒部五郎も三俣蓮華でも最高の景色を見ることができました。
ただ、三俣蓮華のテント場に着いたのが14時半ごろだったため、いい場所は残っておらずテントを張る場所には苦労しました。
小屋泊も相当混んでいたようで布団2枚に5人と言っていました。

三日目 三俣山荘〜鷲羽岳〜水晶岳〜雲ノ平
この日は少し寝坊してしまい、急いで支度をして出発。
5時頃に出発しましたが、そのころには鷲羽岳に続くヘッドライトの線ができていました。
途中、ワリモ北分岐で荷物をデポして水晶岳に向かいましたが、頂上はかなり狭く、ゆっくりできる状況ではなかったので早々に下山して雲ノ平に向かいました。
雲ノ平のテント場には11時半に着き、時間が早かったこともありいい場所を確保できました。

四日目 雲ノ平〜薬師峠〜薬師岳〜薬師峠
雲ノ平のテント場を出発するとしばらくは木道を歩くことになるのですが、木道が凍結していて少し油断するとすぐに滑ります。
ここの木道で滑った拍子に木道と木道の隙間にストックが入ってしまい、ストックを折ってしまいました。
木道が終わり、薬師沢の小屋までは急坂となるのですが、ここの坂の石がとてもよく滑り、どこの石に足を置いても少し場所が悪いと容赦無く滑ります。
実際、何度か滑ってお尻をつきました。
その後、この日の幕営地である薬師峠のテント場にテントを張り、薬師岳をピストンしました。

五日目 薬師峠〜折立
この日は下山のみの行程のため、日の出を見てからゆっくり出発しようと思ったが、夕方から予定があったために早めに撤収して下山を開始。
無事に下山することができました。