至仏山＆平ケ岳【シルバーウイーク最終日から参戦/2日間で50KM弱の激闘】

2015年09月23日(水) ~ 2015年09月24日(木)

• GPS: --:--
• 距離: 57.8km
• 登り: 2,956m
• 下り: 3,627m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:54
• 休憩: 1:03
• 合計: 8:57

5:23 鳩待峠
6:16 オヤマ沢田代
6:40 6:41 小至仏山
7:07 7:17 至仏山
7:48 小至仏山
8:08 オヤマ沢田代
8:44 8:48 鳩待峠
9:27 9:42 山ノ鼻
10:09 牛首分岐
10:35 ヨッピ吊橋
10:45 10:55 東電小屋
11:00 東電尾瀬橋
11:10 赤田代
11:17 温泉小屋
11:18 元湯山荘
11:21 三条の滝・尾瀬ヶ原・御池 分岐
11:50 三条ノ滝・御池・渋沢温泉方面分岐
11:55 12:00 三条ノ滝
12:55 13:00 裏燧橋
13:33 西田代
13:47 14:00 姫田代
14:20 御池駐車場
14:20 清四郎小屋

2日目

• 山行: 9:05
• 休憩: 0:49
• 合計: 9:54

4:42 清四郎小屋
4:52 5:04 鷹ノ巣登山口
6:40 下台倉山
7:25 台倉山
8:09 8:12 白沢清水
9:11 9:17 池ノ岳
9:40 9:53 平ヶ岳
10:07 平ヶ岳キャンプ指定地
10:28 10:30 玉子石
11:00 11:08 池ノ岳
11:48 白沢清水
12:30 12:33 台倉山
13:16 13:18 下台倉山
14:36 ゴール地点

※一日目の尾瀬御池から鷹ノ巣の清四郎小屋までは会津バスで移動していますので、山行距離からは除外して下さい。

天候

1日目：晴れ、2日目：晴れ→午後から小雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 船

往路:
新宿駅南口(代々木駅)BT　9/22-22:00発---関越交通バス---4:10着尾瀬戸倉BT4:30発---シャトルバス---5:10着鳩待峠(通常の時刻表は3:10尾瀬戸倉着ですが、シャトルバスの連絡時間まで時間があるので、先に大清水まで向いその後尾瀬戸倉まで戻ってくれます:ゆっくり寝れます)
尾瀬御池BT15:20発---会津バス---15:56鷹ノ巣BT(この日のお宿清四郎小屋へ)
復路:
鷹ノ巣BT15:48発---会津バス---16:05着尾瀬口船着場16:10発---奥只見湖遊覧船---16:50着奥只見17:10発---南越後交通バス---18:30着浦佐駅東口
19:27発の上越新幹線にて帰京

その他周辺情報

至仏山:麓の鳩待峠や山の鼻地区、尾瀬ヶ原、御池など休憩や入浴スポット多数あります。
また、平ケ岳についても清四郎小屋で日帰り入浴できる場合があり(お車の方で、受け付けてもらえない場合は、銀山温泉や桧枝岐温泉などもあります)

写真

9/23 5:10

鳩待峠到着。少し明るくなってきました。さあ支度をしましょう。

9/23 5:22

こっちもだいぶ明るくなってきました。

9/23 5:23

それでは本日もよろしくお願いします。

9/23 5:34

ちょっと登ると木道が出現

9/23 5:34

木陰から至仏山がさりげなく見えます

9/23 5:45

赤い実

9/23 5:49

木道修繕用の資材も積んであります。

9/23 5:51

登りやすく出来てますね。

9/23 5:53

燧ケ岳が気に隠れてしまった(汗)

9/23 5:56

とんがり武尊

9/23 5:57

こっちは越後三山？

9/23 6:04

木道すいすい
このあたりはまだまだ体力に余裕あり

9/23 6:05

燧ケ岳と尾瀬ヶ原

9/23 6:05

前の写真のやや南側

9/23 6:08

ちょっくら骨っぽいところが登場

9/23 6:16

かと思えばまたまた木製階段

9/23 6:21

ちょっとずつですが色づいてきましたね。

9/23 6:22

本日のターゲットがはっきり見えてきました。

9/23 6:23

ようようと明るくなる山際

9/23 6:24

笠が岳分岐です。湯の小屋方面に下りられるそうですが、かなりの激下りだそうです。

9/23 6:26

分岐のちょいと先に休憩スペースもあります。

9/23 6:27

燧ケ岳と尾瀬ヶ原
燧ケ岳は見る角度によって、見え方が違うんですって！
4つピークのお山です。

9/23 6:27

気持ちの良い木道と...

9/23 6:31

つるつるの蛇紋岩→晴れていても油断は禁物
もし雨ならば...

9/23 6:33

木の階段と木道と蛇紋岩登りのミックスです。

9/23 6:39

この辺の紅葉は良いですね。

9/23 6:39

やっぱり赤は目立ちますね。色鮮やか！

9/23 6:41

小至仏山の山頂標からみた燧ケ岳

9/23 6:41

目前にせまったターゲット！

9/23 6:53

紅葉ロードを行きます。

9/23 6:58

いい感じでグラデーション

9/23 7:03

ピークは近い！

9/23 7:07

到着しました！

9/23 7:07

三角点ゲット

9/23 7:07

はるかなる富士が！

9/23 7:08

どこまでも見えそうな良い天気！

9/23 7:08

山頂からの燧ケ岳と尾瀬ヶ原

9/23 7:08

記念撮影(地鶏)

9/23 7:09

至仏山頂上からの景色をお楽しみ下さい��

9/23 7:09

至仏山頂上からの景色をお楽しみ下さい��

9/23 7:10

至仏山頂上からの景色をお楽しみ下さい��

9/23 7:11

鳩待峠があそこに見えます。

9/23 7:14

早朝登山はイイですね！

9/23 7:16

こちらからは下りられないので、来た道を戻ります。

9/23 7:19

しかし富士山はどこの山からも見えて抜群の存在感ですなー。

9/23 7:27

これが山一面とかだったらすごいことになりそうですね。

9/23 7:40

谷川連峰もくっきり

9/23 7:45

おや？誰かの忘れ物？

9/23 8:02

この辺りの枯草ももっと赤くなるのかな？

9/23 8:17

お花9きょうだい

9/23 8:17

9/23 8:47

さあ、振り出しに戻りました。今度は尾瀬ヶ原、三条の滝経由で御池に抜けます。すのこで靴裏を掃除していざ出陣。

9/23 8:54

よく整備されていますね。さすがは幹線道路です。

9/23 8:57

先程登った至仏山を見上げる。

9/23 9:07

この辺りの紅葉はもう少し先でしょうか？

9/23 9:14

思わず鳴らしちゃいました。

9/23 9:18

川べりを進みます。

9/23 9:23

川を渡ると間もなく山の鼻

9/23 9:26

はい、山の鼻ビジターセンターに到着

9/23 9:27

ここにも三角点

9/23 9:29

至仏山荘
きれいな建物です。

9/23 9:41

お茶と饅頭で一休み
ここからも至仏山に登れます。

9/23 9:43

すぐ近くに尾瀬ロッジ、国民宿舎です。

9/23 9:45

この紫の花、いろいろなところでよく見かけます。

9/23 9:45

燧ケ岳に向かって歩を進めます。

9/23 9:45

振り返って至仏山

9/23 9:55

ちょっと草紅葉始まりましたかね？

9/23 9:58

どこまでも続くような木道。

9/23 10:02

ここも紅葉

9/23 10:09

牛首付近の池塘
ここで東電小屋方面に方向転換

9/23 10:17

9/23 10:27

ココからの木道が新品に修繕されています。

9/23 10:35

ヨッピ吊り橋を渡ります。

9/23 10:40

さらに草紅葉

9/23 10:46

東電小屋到着。
ジュース美味しそう！でも水で我慢
ここは新潟県になるようです。

9/23 10:55

裏から撮影

9/23 11:00

吊り橋を渡ります。

9/23 11:11

見事な青空。

9/23 11:17

元湯温泉

9/23 11:21

このまま御池と行きたいところだが...
せっかくなので三条の滝へ向かいます。

9/23 11:28

この看板でもうすぐと判断した私がバカでした(泣)

9/23 11:29

これ？ここでカメラを構えている方が数名
「三条の滝ですか？」→「違います、ずーと下って行くとありますよ」

9/23 11:32

尾瀬の福島側らしくなってきました。

9/23 11:42

やっぱりぐちゃぐちゃのところが登場

9/23 11:42

この辺もちょろちょろ

9/23 11:46

滝？

9/23 11:50

やっと分岐だ！結構急な階段を下ります(お助けロープあり)

9/23 11:55

ついに三条の滝到着。見事な落差！さすが名瀑100選！

9/23 11:59

このように展望台からの眺めとなります。お昼ご飯を食べているグループがいました。

9/23 12:04

さあ、15:20のバスに間に合うように進みましょう。登り返しが半端なく堪えます。

9/23 12:15

登り返しに耐え続けるとようやく平坦な道へ

9/23 12:27

御池は左だ

9/23 12:28

木道ですが、この辺りはようやく木が置いてある状況です。

9/23 12:48

こんなところもありますが、とにかく進みます。

9/23 12:56

裏燧橋、涸れた沢ですが、大雨が降ると鉄砲水が出るそうです。

9/23 13:06

ようやく整備された木道へと移行します。

9/23 13:12

赤い実

9/23 13:27

水場です。

9/23 13:39

樹林帯を抜けましたね

9/23 13:42

雷の仕業かな？

9/23 13:47

御池のバスは十分間に合うと確信しここでコーヒーブレイク。

9/23 14:01

個体差はあるものの順調に紅葉が進んでいるみたいです。

9/23 14:24

御池駐車場に到着

9/23 15:17

山の駅御池にてコーラと何個かお菓子を買いました。

9/23 16:39

会津バスにて移動し今晩のお宿、清四郎小屋に到着
11:00-14:00で自家製お蕎麦の昼食可です。200名山一筆書きに挑戦中の田中陽希さんもいつぞやの8/15にお食事に立ち寄られたとのこと

9/23 16:40

向い側にはキャンプ場もあり、さらに奥に流れる只見川では渓流釣りが楽しめます。イワナや桜鱒など奥只見湖から遡上する大物が釣れるそうです。

9/23 16:45

そしてこの奥が露天風呂。宿泊者はもちろん、キャンプ場利用者も400円でご利用可能です。(日帰り入浴は日によって違うみたいです)

9/24 4:29

あっという間に翌朝となりました。
あっ、昨晩の夕食撮り忘れました(汗)
きのこ類の天ぷらとマイタケのお吸い物、川魚の塩焼きなど美味しく頂きました。お米も素晴らしく美味しかったので、お茶碗5杯食べました(笑)

9/24 4:43

くっきりと明けの明星がみえます。

9/24 4:49

登山道に向かって国道352号を進んでいると、出たー！って案山子さんじゃないですか！

9/24 4:58

登山口到着
登山ポストはありましたが、届を記入する紙が切れてました(涙)

9/24 5:04

暗い中でのスタート

9/24 5:14

10分程度、この橋を渡る頃には明るくなりました。

9/24 5:19

15分程度でこの看板、すぐやせ尾根ですか...ドキドキ

9/24 5:20

樹林帯の登りからスタート

9/24 5:23

もう昼間と変わらないですね。

9/24 5:25

越後側の峰々

9/24 5:29

おお！すごい燧ケ岳が燃えている！！

9/24 5:29

朝のこの時間にしか見られない光景です。これだけ撮りにここでカメラを構えて朝を待つのもいいかもです。

9/24 5:30

もう一枚載せてみます(www)

9/24 5:31

9/24 5:33

だいぶ落ち着いた色になりました。

9/24 5:34

そうこうしているうちにやせ尾根と言われる箇所に突入。お天気でよかった。

9/24 5:36

これから登る尾根脈

9/24 5:36

このぐらいの色合いもいいですね。

9/24 5:37

雨の時は要注意ですね。ちなみに左は樹林帯なので、落ちるなら左側へ(いやいや落ちないで！)

9/24 5:38

お助けロープのある岩場

9/24 5:41

途中で振り返るとこんなです。

9/24 5:44

うーん長いわ...

9/24 5:48

最初のピークまであと少し

9/24 5:54

まだまだこれから

9/24 6:00

この岩の高さが1メートル超あります。つかまり所に困りました。素直にお助けロープに頼った方がよさそうです。無理によじ登り岩でこすれて、左手首にリストカットの跡が生じました(涙)

9/24 6:04

登ってきた尾根筋を振り返る

9/24 6:09

結構えぐれています。右側を通って正解

9/24 6:16

一度下ってまた登ります。平ケ岳という名前に惑わされてはいけません。充分厳しいですよ。

9/24 6:18

9/24 6:27

大股開きで大岩登り

9/24 6:31

まだまだ続きます

9/24 6:33

あの木のあたりかな？下台倉山は？

9/24 6:39

今までのキツイ道からは解放された模様

9/24 6:40

ようやく第一チェックポイントです。

9/24 6:40

第一チェックポイントからの燧ケ岳

9/24 6:42

ここから台倉山までは比較的平穏そうな地図ではありますなー。

9/24 6:44

こんなかんじで...
あれ？奥に見えてきたんじゃないか。

9/24 7:00

ところどころ紅葉してますね。

9/24 7:04

木道も出てきました。

9/24 7:10

9/24 7:15

こちらもじょじょに色づいています。

9/24 7:20

いい感じの稜線

9/24 7:22

もうちょいと木道を進むと...

9/24 7:25

台倉山到着！山頂標はなく三角点のみですが、眺望は抜群です。

9/24 7:28

ターゲットを視界にゲット！

9/24 7:34

台倉清水には水場があります(ちょっと下るようです)

9/24 7:44

樹林帯や木道を進んで行きます。

9/24 7:54

まだまだ樹林帯や木道を進んで行きます。

9/24 8:06

倒木にキノコが生えています。食べれるかな？

9/24 8:09

白沢清水到着。水場ありとありますが...

9/24 8:10

この水たまりを飲めと？

9/24 8:18

ちょっと先の大きい一本杉の広場
休憩に良いかも？

9/24 8:39

だいぶ近くはなってきましたが、まだまだ上にあります。ということはまだまだ登ります(泣)

9/24 8:46

やはりじりじりと登りが始まりました。

9/24 8:51

こんな感じですので、やせ尾根ほどではないですが、今までの疲れの蓄積で厳しく感じられます。

9/24 8:54

燧ケ岳もやや後方に見える様になりました。

9/24 9:03

奥只見湖が見えた！

9/24 9:04

燧ケ岳と雲海

9/24 9:06

いやらしいザレ場を登ったあと撮影

9/24 9:11

姫池到着！すごい景色だー！あと少しで山頂デス！

9/24 9:11

右へ向かうぞ！

9/24 9:11

こっちは行き止まりです。

9/24 9:18

良いですね。ビクトリーロードじゃあ！

9/24 9:32

階段と木道をテクテクと進みます。ここまで来ればもう激登りはありません。

9/24 9:36

本当に平らな山頂ですね。

9/24 9:40

山頂標と三角点はこちらへ

9/24 9:40

ありました♡

9/24 9:40

三角点ゲット！

9/24 9:41

ここから行き止まりまで足を伸ばします。

9/24 9:41

9/24 9:44

ここが踏み入れることができる果て

9/24 9:46

雲が下から湧き上っています

9/24 9:47

池塘の数々

9/24 9:48

行き止まりの先にも足跡が
保安関係者のものでしょうか？

9/24 9:50

見渡す限り360度の眺望です！

9/24 9:53

平ケ岳のルーツについての記載
台地がそのまままるまる隆起したんですって

9/24 10:08

せっかくなのでたまご石に向かいます。

9/24 10:17

こっちのお山にあります。

9/24 10:17

振り返ると燧ケ岳

9/24 10:19

ぽつぽつ紅葉しています。

9/24 10:24

あとちょっと

9/24 10:25

階段も新しいです。

9/24 10:26

9/24 10:28

じゃーん！たまごがちゃんと乗っています！

9/24 10:28

逆からだと...昔の干支の形をした置物を思い出しました

9/24 10:29

ちょっと引き気味にたまご石を撮影
なかなか絵になりますね

9/24 10:29

9/24 10:30

色の着き方もいいですね

9/24 10:37

ここで、清四郎小屋で頂いた朝ごはんをいただきます！
とにかくお米が美味しいんです！

9/24 10:43

よし、帰りましょう！

9/24 10:52

平ケ岳を振り返る

9/24 11:00

姫池からの平ケ岳

9/24 11:08

奥の休憩場

9/24 11:15

少し下りたところからの平ケ岳

9/24 11:15

これから下る道

9/24 12:04

再度赤い実

9/24 12:17

台倉清水で水場を確認しようと思いましたが、少し下らないといけない模様のためやめました。

9/24 12:27

これから下る尾根

9/24 12:30

再度台倉山の三角点

9/24 12:41

あと1週間もすればいい感じなのかしら？

9/24 12:42

平ケ岳がまだ見える♡

9/24 12:46

登り返しもあります。なんか効いてきたなー(泣)

9/24 13:16

よし！あと1/3だ！

9/24 13:16

燧ケ岳、ちょっと空模様が怪しい

9/24 13:41

これから下るやせ尾根

9/24 13:52

9/24 14:14

幸いにもお会いする事がありませんでした♡

9/24 14:23

よし戻ってきたよ！まずは買っておいたポカリスエットを一気飲み！

9/24 14:37

登山口
昼間見るとこんな感じ

9/24 16:10

帰りに乗った遊覧船
奥只見ダムはでっかい！

9/24 16:10

紅葉真っ盛りにはちょっと早かった...

9/24 16:24

船から振り返ると燧ケ岳が...

9/24 16:38

そして越後三山も

9/24 16:40

今回は登山でしたが、紅葉の季節にもまた来たいですね！

9/24 16:50

今回のお船です。小さくみえますがかなり乗れるようです

9/24 16:53

実は奥只見ダムは地下に発電所があるため、いわゆる放水を目にすることができません。残念。

9/24 16:58

こちらは電気で走るモノレール(なんて呼び名かわすれました)1回100円で、駐車場まで降ろしてくれます。

9/24 18:44

浦佐駅到着。なんと田中角栄氏の像が！

9/24 18:50

いつも18きっぷのセコセコ山行ですが、今回は新幹線で帰ります。

撮影機器：

iPhone 5s Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ストック

備考

サーモスの魔法瓶を持って行ったため、初日のコーヒーブレイクは問題なかったが、2日目にガスコンロが点かないハプニングがあったため、清四郎小屋のお茶用のポットのお湯をわけてもらえばよかったと反省！

感想

airdiver

シルバーウイークも最終日となり、たまたま会社の連休が23、24日とあり久々にお泊り登山を企画してみようと思いましての山行となりました。
尾瀬の夜行バスはちょうど良い時刻に登山口に到着しますし、なにより値段が安いので(新宿〜大清水:片道3700円！)非常に助かりました。

シャトルバスを乗り継いで鳩待峠に到着→設備が充実しており登山の準備をするには好都合な場所です。
登山口から尾瀬らしく整備された木道が続きます。途中老朽箇所を治すための資材が置かれている場所もありました。尾根から稜線に上がってからは至仏山の特徴でもある蛇紋岩を歩く箇所もあり、好天とはいえつるつる滑る感覚がいやらしく思えました。ただ、ここからの眺望は素晴らしく見ごたえがあるので、ぜひ今後登られる方はこの眺望を楽しみに登って頂ければと思います。
360度の大パノラマが楽しめます。
来た道をそのまま下り山の鼻〜尾瀬ヶ原へ
草紅葉まであと一息ですが、気持ちの良いハイキングを楽しみました。牛首からヨッピ吊り橋〜東電小屋〜温泉小屋と順調に歩を進めましたが、三条ノ滝への分岐過ぎから左足にマメができた模様で、厳しいハイキングとなりました。夜行と至仏山ピストンの疲労も重なり、福島側独特の湿っぽい道状況もあり難儀しますが、ようやく三条ノ滝にたどり着いた時には、今までの苦労が報われたような見事な滝を見られて本当によかったと思いました。
もう少しゆっくりしたかったのですが、バスの時間も気になったので御池までもうひと頑張りします。滝からはしばらく登り返しに苦しみましたが10分頑張ると平坦な道になりました。疲れているのですが、気持ちが焦っているのかどんどん進んでしまいます。途中、道を譲って下さった方を慌てて抜かそうとした際に、湿った木道にすべって思いっきりコケてしまいました(譲ってくださった方、せっかくの好意を無駄にしてしまい、尚且つ驚かせてしまい申し訳ありませんでした)
時間再度確認し余裕があることがわかった時点で、のんびり行くことにしました。御池まで残りわずかなベンチのところでコーヒーブレイク。そこからボチボチ御池まで移動し、バス出発1時間前に到着することができました。ここから清四郎小屋のある鷹ノ巣までは会津バスで移動します。国道352号線は道幅が狭く、ワインディングロードのため、バスと乗用車の行き違いの度にバスが停車。ダイヤ10分遅れで到着。清四郎小屋ですが、小奇麗なところで山小屋というよりは民宿といった趣のところでした。山の幸をメインとした夕飯、そして何よりお風呂に入れたことがありがたかったです。ここで仙台から車でお越しになったというおじ様とお風呂でいっしょになり、この方も明日平ケ岳に登られるとのことで、山談義へ。なんでも100名山制覇を目指していて、平ケ岳で90座目とのこと(スゴイ！)見ず知らずの人でもすぐに打ち解けてお話ができるところに山小屋の良さがありますね。明日に備えて深酒をせず、早く寝ましょうということになりました。
翌朝結局私は4時前に起床、こそこそと準備を始めました。コーヒー用に持ってきたコンロで湯を沸かそうとしたのですが、コンロが点かない！ガスを変えてもダメ(安物はイカン！)仕方がないのでコーヒーやカップめんは諦めます(反省点にも書いたのですが、事前に小屋の方に電気ポットを借りるなりすればよかったです)
気を取り直して空を見上げると、2週間ほど前にみた星空と同じような空が広がっていました(金星もばっちり！)国道をテクテク歩いて登山口へ。シルバーウイーク明けにもかかわらず、すでに半分以上車が駐車していました。まっくらでしたがヘッドライトを点けて歩き始めるおじさんも居たため、私もヘッドライトを点けていざ参戦！10分ほど歩くともうライトが必要ない明るさになりました。そして、ここからじわじわと登り始めてふと燧ケ岳の方を眺めると、今までに見たこともないような山の景色に出会うことができました(山が燃ゆとはこのことか！)しばしの時間感動！山登りをしていると山に登る以外にもこうした感動に出会えて良いです！これから歳をとって山に登る体力がなくなったとしても、この景色を見るために早起きをしてここまで登ろう！とか思える様な老後を目指したいと思います！そしてこの稜線からがいよいよ核心部でございまして、両側が切れ落ちた箇所や大股開きでクリアする岩など数々の難所をクリアし高度を400M/1KMのペースで上げる区間となりジワジワと体力を奪われていきます。まだかまだかとそれでも辛抱強く歩を踏み出していると、ようやく下台倉山の稜線へと突入。終わらない登りはないと念じながら登った甲斐があります。そこからはアップダウンはあれど、今までの急登から比べれば問題ない箇所(とはいえ疲労は蓄積されてますが...)白沢清水を越えると、再び試練の道が...目指すべくピークも見えて、進むべきルートも見えるが、その前に立ちはだかる急登の斜面...気持ちを強くもって臨まなければなりません。終わらない登りはないと言い聞かせ進んでようやく姫池(池ノ岳)へ到着した時には、この場の眺望でも満足しそうでした。それでもまだまだラスボスの待つところまで足を踏み出します。ここからは、山頂部が平ケ岳という名を持つ所以が存分に理解できる道筋で、ハイキングと考えて良い箇所です。視界も良いので目指すべき場所も明確であり、ルートも木道や階段が整備されているので迷いはありえません。ここまで来るのに苦労したご褒美とでもいうのでしょうか、快適に平ケ岳の山頂をゲット、そしてこの山頂には行き止まりもあり、またたまご石なる奇岩もあり、廻り所も点在していますので山頂でもゆっくりとした時間を過ごすためにも朝早い時間からの行動をお勧めします。たまご石まで足を伸ばし、中ノ俣登山口の分岐付近で清四郎小屋で準備して下さったおにぎりを食べ、頂上を満喫。たださすがに九月後半、風が強くなるとどうしても寒さが厳しく感じられるようになり...時間も11時、帰りのバスは15:48発なので登り並みの時間で下っても十分間に合いそうです。支度を済ませて帰ります。帰りは平ケ岳を振り返ったり燧ケ岳を見たり、これから下る稜線を眺めたりと当初余裕がありましたが、昨日できた左足のマメや疲れも出てきて、さらに少々ではあるが雨も降り始めて最後はヘロヘロになりながらゴールということで出し切った感のある2日間でした。そしてここで、昨日清四郎小屋でお話しした仙台のおじ様と再会。本日お帰りになるということで、これから清四郎小屋に宿泊のキャンセルを伝えに行くとのこと。「乗ってく？」「いいですか？ありがとうございます！」とお言葉に甘えて清四郎小屋まで送って頂きました。やはり何もない登山口でバスを1時間待つよりも、自販機もあり雨風が防げる屋根もあるところで過ごせるのはありがたいことです。これも山小屋での出会いのいいところですね。帰られる際にも深々とお辞儀をさせて頂きました。この方が登らなければならない山はあと10座あまりですが、また出会える機会があるといいなあと思いました。今回は船での移動もあり、山行としても旅としてもなかなか面白味のある旅情でございました。あと2週間遅いともっと良いかもしれません。

コメント

yoshi119

お疲れさまでした！
コメントありがとうございました。
ヤマレコユーザーさんでいらっしゃいましたか！お顔を拝見してビックリですｗ
早速フォローさせてもらいます！
ほんと楽しく読ませていただきましたよ
まさか尾瀬ハイク後の平ヶ岳だったとは・・・いやはやスゴ過ぎます！
このＣＴ、健脚すぎて参考にはならないでしょうｗ
これからも宜しくお願いいたします

airdiver

Re: お疲れさまでした！
お返事ありがとうございました。毎週のようにお出かけして登山なさっているようで、エネルギーを感じますね。これからもいろいろと地元の山のこととか教えて下さいね
宜しくお願いします