立山〜薬師岳(テント泊3泊4日)
- GPS
- 72:43
- 距離
- 36.1km
- 登り
- 2,881m
- 下り
- 3,944m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:11
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 5:03
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 6:51
- 山行
- 2:59
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 3:21
天候 | 9/20 快晴、9/21 曇り、9/22 快晴、9/23 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
迷うところ、特別に危険な箇所はなし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
9/20(日) 室堂→五色ヶ原
富山駅からあるぺん村ツーリストの直通バスで室堂に向かう。往復が基本のツアーバスなので片道だとやや割高だが、富山地鉄バスの直通バスは既に予約満席だったのでこちらに。さすがに催行2日前に電話して空いてないのはしょうがない。
富山駅北口6時発、室堂に8時半着(予定は9時着)。バスガイドさんが添乗するバスなんて乗ったのいつ以来かな。ガイドさんの案内通り、すでに紅葉が始まっていて車窓から見える山も木々も色づいている。快晴の下、立山・剱、大日岳、鍬崎山、遠方には白山もはっきり見えた。快晴と紅葉のタイミングが完璧にハマるというのが(私にとっては)数年ぶりのことでモチベーションも最高に。
あんまりやる気になったので当初室堂から最短ルートで五色ヶ原に降りる予定だったのを、雄山をピストンして五色ヶ原に向かうルートに変更した。
一の越〜雄山はさすがに観光客が多く渋滞。時間の余裕もあまりないので文字通り山頂に行って帰ってきただけ。
一の越から龍王岳方面に向かうと一気に人通りが少なくなる。龍王岳からはこれから歩く五色ヶ原、薬師岳方面の眺望が一気に広がる。これから歩くルート、これまで歩いたルートが一気に見渡せるのは稜線歩きの醍醐味と思う。
獅子岳までは、楽に降りれる下りメインで楽しい稜線歩き。
獅子岳からの下りはザレの急坂で滑りやすく気を遣ううえに足も疲れる。
ザラ峠まで下ると今度は登り。五色ヶ原まではこの登りが最後だが、これが意外と登る。私が持っている2008年版の山と高原地図には五色ヶ原ヒュッテが載っているが、今は跡形もなかった。
五色ヶ原キャンプ場は広く、展望も開けトイレも水場も近い快適なテント場。
9/21(月) 五色ヶ原→スゴ乗越
この日は短いコースなので、のんびり明るくなってから準備しようと空模様を眺める。雲間から青空が覗くものの、雲優勢。高層は乾いているようだが。。。
晴れたらいいなと一縷の望みを持ちつつテント場を7時過ぎに出発。最後発組。
五色ヶ原〜鳶山〜越中沢岳まではあまり気を遣わずに楽に歩ける。
越中沢岳からの下りは手を使うほど急なのでストック片付ける方が楽そう。
スゴノ頭の山頂直下のゴーロの下りも同様。(毎回片付けなくて後悔する)
越中沢岳まではまだ向かいの山が見える程度の曇りだったが、スゴノ頭あたりではすっかりガスにまかれ何も見えない状態に。残念。
山行時間はトータル5時間と短いながらも、急な下りで足が疲れるコースだった。
スゴ乗越小屋の昼食はうどんのみ。スゴ乗越のテント場は狭く、この連休だと場所がなくなるかもと心配していたがどうやら場所が不足することはなかった模様。
9/22(火) スゴ乗越→太郎平
前日のGPVではこの日は朝から快晴予報だったので早立ち。予報通り、夜明け前から綺麗に快晴。朝方は前日よりも寒い気がしたが、フライシートについた朝露が凍っていた。慣れてないので苦労しながらテントを片して6時出発。(←早立ちのつもりが全く早くない)
霜が降りた草地や紅葉した木々に朝日が当たって美しい。山の秋の風情。前日が灰色の風景だっただけに、この日の景色はより鮮やかに感じる。
間山までに少し急登があるが、その後はゆるやかな登りが続く。
左手に赤牛岳、右手に鍬崎山、日本海を眺めのんびり歩ける稜線散歩。
北薬師岳手前の2832mピークまで来ると正面にも一気に視界が広がり、有峰湖・白山なども見える。
薬師岳東斜面は、地図にカールとあるので黒部五郎のような緑豊かな庭園のようなところをイメージしていたが、岩と砂の崩壊斜面で全くイメージと違っていた。私の中のカールの定義が崩壊した。でもよく考えたら仙丈ヶ岳の東面カールも崩壊してたっけ。
快晴のもと、薬師岳からは北アルプスの百名山の多くが眺められた。白馬がちょっと惜しい感じだけど、南は笠ヶ岳や乗鞍、果ては富士山もかすかに望めた。私の中では、富士山を一番遠方で見た記録かも。
薬師岳山荘から下は、展望のあるルートを下り短い樹林帯を抜けると突然湿地帯(薬師平)が現れる。秋の草紅葉も美しいが、夏の緑の風景も見てみたいところ。湿地帯を抜けると涸れた沢を下り、涸れてない沢を下り、薬師峠キャンプ場に至る。
薬師峠キャンプ場でのテント泊は2回目(2年ぶり)。幕営受付に太郎平小屋まで片道20分歩いていったら、受付はキャンプ場で、との張り紙が。そういえばそうでしたね。。。太郎平小屋では昼食も頂きたかったのだけど、メニューほとんど売り切れで残りはおでんと味噌汁のみ。しょぼーん。
9/23(水) 太郎平→折立
前日のGPVではこの日は薄曇りだったので7時発でいいかとのんびりするつもりだったが、外に出てみると綺麗に快晴。GPV予報外してるな。。。
テントを片して太郎平小屋へ、霜で滑る木道を歩く。北ノ俣岳、黒部五郎岳、槍、三俣蓮華岳など綺麗に見える。背後の薬師岳はシルエットに。
3日で十分歩いたが、こう綺麗に晴れるとやはり「もう帰るのか」と思えて名残惜しい。寂寥感とともに歩く。多少時間があるので、太郎山まで足をのばして最後にこの美しい風景を目に焼き付けた。
北アルプスは、少なくとも立山方面はまた来年だろうな。。。
docomo電波状況
・五色ヶ原小屋キャンプ場:全く入らず
・スゴ乗越小屋のテント場:不安定ながら入る
・薬師岳・北薬師岳 :入る
・薬師峠キャンプ場 :不安定ながら入る
・折立 :全く入らず
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