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Yamareco

記録ID: 7272514
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鋸岳(釜無川林道ゲートから) 山梨四天王制覇㊗️【日本二百名山・山梨百名山】

2024年09月23日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:12
距離
31.3km
登り
2,495m
下り
2,499m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:26
休憩
1:46
合計
11:12
距離 31.3km 登り 2,495m 下り 2,499m
4:17
124
6:21
6:23
24
7:19
7:28
114
9:22
9:42
25
10:07
10:15
18
10:33
10:46
13
10:59
11:16
8
11:24
11:30
9
11:39
11:53
20
12:13
12:15
46
13:01
13:02
15
13:17
13:23
20
15:19
3
15:23
ゴール地点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・釜無川ゲートの500mほど手前にある駐車スペースに縦列駐車
コース状況/
危険箇所等
〇釜無川林道ゲート〜ログハウス(小屋)
 約10kmの林道歩き。途中4か所くらいの崩落個所があり、河原へ下りて迂回して通過するところもあり。最初の崩落個所が最も規模が大きいですが、随所にあるピンクテープに従って進みます。
〇ログハウス〜富士川の水源
 ピンクテープに従って進みます。途中渡渉を2回、歩きづらい沢沿いのガレ場を進みます。
〇富士川の水源〜横岳峠〜三角点ピーク
 『富士川の水源』は水量豊富な水場で、美味しい水を補給できます。『富士川の水源』から樹林帯の急坂がひたすら続きます。
〇三角点ピーク〜鋸岳(第一高点)
 三角点ピークからは岩稜帯が続きアップダウンを繰り返します。ストックはしまっておいたほうが歩きやすいです。山頂直下は傾斜がキツイ。岩稜帯ですが技術的には難しくないです。
〇鋸岳(第一高点)〜鹿窓
 山頂からしばらく進むと、小ギャップに降りる鎖が設置されています。垂直に近い岩壁の下りで10〜20mほど。スタンスをしっかりと見極めながら慎重に下ります。鞍部から鹿窓へは20〜30mほど登ります。こちらもしっかりとした鎖が張られています。鋸岳〜鹿窓間は片道10〜15分ほどです。
4時過ぎ、まだ暗い中、ヘッデンつけて登山スタート。釜無川林道ゲートから片道約10kmの長い林道を進みます。
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4時過ぎ、まだ暗い中、ヘッデンつけて登山スタート。釜無川林道ゲートから片道約10kmの長い林道を進みます。
夜が明けて辺りが白んできました。
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夜が明けて辺りが白んできました。
フジアザミ(富士薊)が道端にたくさん咲いていました。
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フジアザミ(富士薊)が道端にたくさん咲いていました。
林道が一部崩落してますが、ここは崩れていない右端のほうを通ります。
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林道が一部崩落してますが、ここは崩れていない右端のほうを通ります。
倒木もあり。
ここは林道が完全に崩壊、寸断されて通行不能。
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ここは林道が完全に崩壊、寸断されて通行不能。
左手前から河原に降りられました。昨日は雨だったので、上から崩れてこないか心配しながら足早に進みます。
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左手前から河原に降りられました。昨日は雨だったので、上から崩れてこないか心配しながら足早に進みます。
ピンクテープやケルンを辿って河原を進みます。崩落地を過ぎて、再び林道に復帰します。
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ピンクテープやケルンを辿って河原を進みます。崩落地を過ぎて、再び林道に復帰します。
砂防堰堤の横を通ります。
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砂防堰堤の横を通ります。
ここも崩壊してますがそのまま横断する踏み跡があるので慎重に辿ります。
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ここも崩壊してますがそのまま横断する踏み跡があるので慎重に辿ります。
薄っすら見える鞍部が横岳峠かな。今からあそこを目指します。今日は予報通り晴れるだろうか。
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薄っすら見える鞍部が横岳峠かな。今からあそこを目指します。今日は予報通り晴れるだろうか。
06:20、2時間ちょっとで林道終点にあるログハウスに到着。
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06:20、2時間ちょっとで林道終点にあるログハウスに到着。
ログハウスからしばらくして渡渉が2回ほどあります。
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ログハウスからしばらくして渡渉が2回ほどあります。
渡渉の後はガレ場が続きます。ガレガレでとても歩きづらい。
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渡渉の後はガレ場が続きます。ガレガレでとても歩きづらい。
ガレ場の先に『富士川の水源』の看板があります。給水ポイントです。そして、いよいよここからが樹林帯の急登の始まりです。
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ガレ場の先に『富士川の水源』の看板があります。給水ポイントです。そして、いよいよここからが樹林帯の急登の始まりです。
横岳峠に到着。ここで幕営することができるようです。この日もテントが張られてました。
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横岳峠に到着。ここで幕営することができるようです。この日もテントが張られてました。
横岳峠からも急登が続きます。少し視界が開けてお隣の優美な仙丈ヶ岳の姿も見えました。
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横岳峠からも急登が続きます。少し視界が開けてお隣の優美な仙丈ヶ岳の姿も見えました。
タカネヒゴタイ(高嶺平江帯)
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タカネヒゴタイ(高嶺平江帯)
傾斜が緩やかなところもありますが、また急な登りが再開します。
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傾斜が緩やかなところもありますが、また急な登りが再開します。
中央アルプス方面が見えました。
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中央アルプス方面が見えました。
仙丈ヶ岳。左奥には北岳と間ノ岳。
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仙丈ヶ岳。左奥には北岳と間ノ岳。
北岳、間ノ岳アップ
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北岳、間ノ岳アップ
仙丈ヶ岳アップ
お、おーっ。目指す鋸岳が見えました。なかなか、凄い岩壁です。
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お、おーっ。目指す鋸岳が見えました。なかなか、凄い岩壁です。
背の高い木が少なくなり、岩とハイマツが多くなってきました。ようやく森林限界を越えたようです。
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背の高い木が少なくなり、岩とハイマツが多くなってきました。ようやく森林限界を越えたようです。
三角点ピーク近くに展望のよい大きな岩があったので、そこでしばし休憩。目指す鋸岳の雄姿。
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三角点ピーク近くに展望のよい大きな岩があったので、そこでしばし休憩。目指す鋸岳の雄姿。
仙丈ヶ岳。左奥には北岳、間ノ岳。
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仙丈ヶ岳。左奥には北岳、間ノ岳。
中央アルプス方面も見えます。
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中央アルプス方面も見えます。
御嶽山アップ
乗鞍岳アップ。左手前は経ヶ岳。
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乗鞍岳アップ。左手前は経ヶ岳。
三角点ありました。
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三角点ありました。
さて、ヘルメットを着用、ストックをザックにしまい、鋸岳山頂を目指します。
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さて、ヘルメットを着用、ストックをザックにしまい、鋸岳山頂を目指します。
雲がかかってきました。
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雲がかかってきました。
山頂までは岩場のアップダウンが続きます。南側はガレガレの急斜面。足を踏み外したらタダでは済まなそう。
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山頂までは岩場のアップダウンが続きます。南側はガレガレの急斜面。足を踏み外したらタダでは済まなそう。
コケモモ(苔桃)の実。
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コケモモ(苔桃)の実。
イワインチン(岩茵陳) 。初めて見ました。インチンはカワラヨモギのことだそう。
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イワインチン(岩茵陳) 。初めて見ました。インチンはカワラヨモギのことだそう。
角兵衛沢ノ頭。甲斐駒ヶ岳から縦走する人はここを降りていくのか・・・。
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角兵衛沢ノ頭。甲斐駒ヶ岳から縦走する人はここを降りていくのか・・・。
岩稜帯が続きますが、鎖場はなく、技術的にはさほど難しくはありません。
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岩稜帯が続きますが、鎖場はなく、技術的にはさほど難しくはありません。
ゴゼンタチバナ(御前橘)の実
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ゴゼンタチバナ(御前橘)の実
目指す山頂標識らしきものが見えます。あと少し。
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目指す山頂標識らしきものが見えます。あと少し。
10:30、鋸岳山頂に到着!!!スタートから6時間半ほどかかりました。あいにくガスガスで展望なし。
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10:30、鋸岳山頂に到着!!!スタートから6時間半ほどかかりました。あいにくガスガスで展望なし。
こちらは山梨百名山の標識。
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こちらは山梨百名山の標識。
行くか迷いましたが、片道10〜20分程なので、鹿窓まで足を伸ばします。鹿窓に行って帰ってくる間にガスが晴れないかな〜。
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行くか迷いましたが、片道10〜20分程なので、鹿窓まで足を伸ばします。鹿窓に行って帰ってくる間にガスが晴れないかな〜。
ハクサンイチゲ(白山一華)がまだ残っていました。
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ハクサンイチゲ(白山一華)がまだ残っていました。
鹿窓まで行くには、鎖場のある小ギャップ(鞍部)に下りてまた登り返します。高さ20〜30mほどあります。写真は鹿窓側の岸壁。長い鎖がぶら下がっている。
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鹿窓まで行くには、鎖場のある小ギャップ(鞍部)に下りてまた登り返します。高さ20〜30mほどあります。写真は鹿窓側の岸壁。長い鎖がぶら下がっている。
鹿窓に到着。過去ログでよく見るやつ。晴れていたら仙丈ヶ岳が見えるらしい。
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鹿窓に到着。過去ログでよく見るやつ。晴れていたら仙丈ヶ岳が見えるらしい。
鋸岳側の鎖場。ここの下りはスタンスの取り方に気を遣いました。
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鋸岳側の鎖場。ここの下りはスタンスの取り方に気を遣いました。
三角点ピーク。晴れ間が出るもののすぐにガスってしまう。
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三角点ピーク。晴れ間が出るもののすぐにガスってしまう。
裾野を伸ばす八ヶ岳方面が見えることも。
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裾野を伸ばす八ヶ岳方面が見えることも。
鋸岳を振り返る。
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鋸岳を振り返る。
鋸岳見納めです。三角点ピークまで戻ってきたところでザックに差しておいたストックが片方なくなっていることに気付く。どうやら藪に引っ掛けて落としたらしい。ショック過ぎる。戻って探す気力なく、そのまま下山。
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鋸岳見納めです。三角点ピークまで戻ってきたところでザックに差しておいたストックが片方なくなっていることに気付く。どうやら藪に引っ掛けて落としたらしい。ショック過ぎる。戻って探す気力なく、そのまま下山。
開く前のタマゴタケ(卵茸)かな。
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開く前のタマゴタケ(卵茸)かな。
富士川の水源まで下りてきました。
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富士川の水源まで下りてきました。
冷たくて美味しい😋。水量豊富です。顔も洗ってスッキリ。
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冷たくて美味しい😋。水量豊富です。顔も洗ってスッキリ。
そしてまた、長い長い林道歩きの始まりです。当然、帰りも歩きます。
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そしてまた、長い長い林道歩きの始まりです。当然、帰りも歩きます。
フジアザミがいっぱい。
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フジアザミがいっぱい。
シロヨメナ(白嫁菜)
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シロヨメナ(白嫁菜)
ノコンギク(野紺菊)
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ノコンギク(野紺菊)
フサフジウツギ(房藤空木)。こちらも群生していましたが、中国からの帰化植物だそうです。
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フサフジウツギ(房藤空木)。こちらも群生していましたが、中国からの帰化植物だそうです。
林道ゲートに到着。無事下山しました!!!
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林道ゲートに到着。無事下山しました!!!

感想

9月3連休の最終日、南アルプスの二百名山、山梨四天王の一つにも選ばれている鋸岳に登ってきました。最終日だけ天気の予報で、日帰りで行ける山で、気になっていた未踏の二百名山に行ってきました。今回辿った釜無川ゲートルートは、山梨県のグレーディングで6Dにランクされています。
林道ゲートからは一般車両は通行止めで約9.2kmの釜無川林道を延々と歩く必要あります。この日は祝日でしたが、砂防工事用のダンプカー何台か走っていました。崩落が始まる手前の6〜7km地点までは自転車で行けるので、この日もたいていの人は自転車を利用しているようでした。
山頂からの下山中、ザックに差しておいたストックを1本なくしてしまいました😢。山頂から三角点ピークの藪区間でザックに差しておいたストックが藪に引っかかってスポッと抜けしまったと思われる。三角点ピークで無いのに気づきましたが、なくしたポイントが分からないし、戻る気力なく諦めました。ショック😢。
ガスで山頂からの展望は望めませんでしたが、三角点ピークに登った時点ではまだ晴れていて、仙丈ヶ岳や北岳、中央アルプス方面の展望が最高でした。
この日、釜無川林道ゲートからは5組ほど、甲斐駒から縦走の強者1人とすれ違いました。
これで山梨四天王はコンプリートしました㊗️。甲斐駒‐鋸岳縦走ルートも気になるが、どうかな。

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