八ヶ岳 赤岳_美濃戸口から日帰り8の字周回ルート


- GPS
- 07:02
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,249m
- 下り
- 1,249m
コースタイム
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 8:24
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※駐車料金:1000円/日 トイレ:あり ※100円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
どこもとても整備が行き届いているコースでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
|
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感想
八ヶ岳の最高峰「赤岳」に登ってきましたのでその様子をご紹介します。
◼︎コースの概要
登りは美濃戸口を起点に行者小屋へ最短で行ける南沢コースを利用から文三郎尾根を経て、赤岳山頂を目指しました。
登頂後は地蔵尾根を下って再び行者小屋へ戻り、赤岳鉱泉に立ち寄ったのち北沢コースから美濃戸口へ下山するというコースです。
◼︎前日
赤岳山荘駐車場にて前泊。
数十台程が止められる広さがあります。
平日の前夜ということもあって20時時点で5~6台程度でした。
小屋泊、車中泊のほかにテント泊も可能です。
※駐車料金:1000円/一日
ちなみに八ヶ岳山荘から赤岳山荘へは2.2kmほどの未舗装道路を登ってくることになります。
その日の道路状況にもよりますが、車高が高めの4WD車以外はスタックするリスクがあり、また道幅も狭くクルマ同士の行き違いができない箇所が幾つもあります。
もし運転に自信がない方は下の八ヶ岳山荘からの登山がおすすめです。
◼︎行動開始
午前4時起床。
天候は曇り、気温は10度前後。
手を洗うとかじかむ程の肌寒さ。
食事と準備をした後、5時半に行動開始。
駐車場から200mほど進むと美濃戸山荘。
ここに北沢と南沢の分岐があります。
登りは行者小屋へ最短で行ける南沢ルートから入山。
◼︎南沢ルート~行者小屋
序盤の準備運動には丁度良い緩やかな登りが続く樹林帯がずっと続きます。
希少植物「ホテイラン」の群生地が入山して10分ぐらいのところにありました。
残念ながら開花季節は6月ですが、ほかにも八ヶ岳らしい美しいコケ絨毯や綺麗な支流の流れ、そして時々顔を覗かせるシカなど見どころが多めに区間でした。※写真
2時間ほどで行者小屋へ到着。
◼︎行者小屋~文三郎尾根
ここで小休憩。
いつの間にか青空が広がり、山頂方面の稜線がくっきり。
山頂へのアプローチの前に給水と持参した大福を2つ投入して再出発。
直ぐに登りが始まります。
なお紋三郎コースの前半は階段が多めです。
なかには高めの段が続く箇所もあるのでペースを乱さなぬように意識していきましょう。
ちなみにここでうわさに聞いていたマムートステップに初めて遭遇。
月並みですが山のコース整備にコストをかける企業姿勢に好感度があがりました。
^^
歩を進めていくと阿弥陀岳分岐、権現岳分岐があります。
それぞれ見晴らしの良い場所でしたので後ろを振り返って素敵な景色を是非お楽しみ下さい。
◼︎山頂付近
権現岳分岐を超えてくるといよいよ海老ぞり型に傾斜がついた岩稜地帯になります。
必要に応じて三点支持で安全確保をしながら山頂を目指しました。
そして行者小屋を発って凡そ1時間半。
赤岳山頂(2899m)に到達。
幸い青空のなか山頂からの景色を眺めることができました。
山頂にある赤岳神社に御礼と無事の下山をお祈りしたあと、すぐ横にある赤岳山頂山荘を経て赤岳展望荘へ。
ここで珈琲を頂きながら、持参した総菜パンを投入。
珈琲がとても香り豊かで美味しかったです。※写真
しかもお替り自由でした。(ご馳走様でした!)
30分ほど眺めを楽しみながら休憩。
◼︎地蔵尾根の下り
本格的な下山を開始。
展望荘から5分、地蔵の頭を起点とする地蔵尾根から行者小屋へ降ります。
降り始めは急峻な箇所があって滑落事故が起こるエリアなのでご注意下さい。
40分ほどで行者小屋へ到着。
◼︎行者小屋から赤岳鉱泉へ
ここから中山乗越を経て赤岳鉱泉へ。
行者小屋から向かう場合、中山乗越まで5分ほど緩い登りのみで、その先はずっと下りでした。
中山乗越からは大同心や小同心が見えます。※写真
45分ほどで赤岳鉱泉へ到着。
小屋ではほとんど何でも手に入ると思うぐらい色々な物が用意されていました。
感謝の気持ちを込めて返礼品付きの寄付をさせて頂きました。※写真
◼︎北沢ルートから登山口へ
赤岳鉱泉を出発後は北沢ルートを使って登山口へ。
こちらのルートは北沢の流れを何度も渡るコースで、より自然と水を感じることが出来るコースでした。
南沢と同様ここから先は傾斜が緩く、特段危険を感じるような箇所はありません。
景勝をお楽しみください。
赤岳鉱泉を出発して約1時間半、赤岳山荘駐車場に無事到着して下山完了。
◼︎感想
今回は日帰りピストンの挑戦でしたので赤岳以外のピークは取らないルートでしたが天気にも恵まれたこともあって、とっても楽しい山行でした。
特に文三郎尾根から登頂ルートは登りごたえがあって達成感を感じる事ができたのが良かったです。
また単純なピストンではなく8時の字型のコースとしてみて正解だったと思います。
っというのも八ヶ岳でもっとも人気のある赤岳鉱泉、行者小屋周辺をぐるっと回って雰囲気を感じることができたからです。
また今回は日帰りゆえに累積標高や水平移動距離を少しでも抑えるために、赤岳山荘からの出発に拘りました。
結果として大分余裕のある山行ができたのでこれは良かったと思います。
ただ前述した通り、2.2kmの未舗装道路はなかなか険しい道なので、もし山中泊だとしたら八ヶ岳山荘から出発していたと思います。
(私にとってですが)それぐらいスリルのある山道でした。
以上、八ヶ岳の最高峰「赤岳」のご紹介でした。
累積標高がそこそこあって、CTもちょっとだけ長めではありますが人気の南八ヶ岳を一筆書きで楽しんでみては如何でしょうか。
今回のご報告が参考になりましたら拍手やコメント等を残していただけると嬉しいです。
山登りは事前の準備と登山届け、そして万一の保険にも入って安全に楽しんでいきましょう。
ではまた。
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