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Yamareco

記録ID: 7306841
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

【敗退記録】中ア南部縦走(大平宿→檜尾橋登山口)

2024年09月30日(月) ~ 2024年10月02日(水)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
31:52
距離
39.6km
登り
3,456m
下り
3,375m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:46
休憩
0:19
合計
6:05
距離 13.7km 登り 1,271m 下り 258m
13:30
45
15:56
15:58
58
16:56
16:57
26
17:23
17:33
81
18:54
18:54
41
2日目
山行
14:06
休憩
2:38
合計
16:44
距離 12.1km 登り 1,369m 下り 715m
0:11
0:34
3
0:37
0:37
3
0:40
0:41
72
1:52
2:21
130
4:31
4:31
263
8:55
9:01
131
11:12
12:22
3
12:25
12:25
72
13:38
13:45
20
14:04
14:23
71
15:34
15:39
4
15:43
15:44
5
15:49
15:49
66
3日目
山行
7:23
休憩
1:25
合計
8:48
距離 13.8km 登り 816m 下り 2,402m
5:34
5:35
26
6:01
6:03
49
6:53
6:53
60
7:53
8:10
28
8:38
8:38
50
9:28
9:28
47
10:15
10:15
18
10:33
10:36
5
10:41
11:20
9
11:29
11:29
35
12:04
12:18
49
13:07
13:13
57
14:11
14:14
2
14:15
ゴール地点
天候 1日目 曇り
2日目 晴れ→曇り
3日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
大平宿まで友達の車
檜尾橋〜菅の台 バス
菅の台〜桂小場 タクシー 約40分  10000円弱
コース状況/
危険箇所等
摺古木山〜奥念丈岳は藪漕ぎ
奥念丈岳〜南越百山までの藪は刈られているので容易
浦川山からはピンクテープも少なくなるし、笹も頭を超える高さになる
小屋が少ないので、トイレなんかは面倒
その他周辺情報 大平宿は廃村なのでコンビニ等無し
トイレはあります
出発ー
大平宿を散策できなかったのが心残り
2024年09月30日 13:30撮影 by  SCV43-u, samsung
1
9/30 13:30
出発ー
大平宿を散策できなかったのが心残り
ゲロゲロ
踏みそうだったよ
2024年09月30日 16:21撮影 by  SCV43-u, samsung
9/30 16:21
ゲロゲロ
踏みそうだったよ
壊れてる
嫌な予感がしてきた
2024年09月30日 16:52撮影 by  SCV43-u, samsung
9/30 16:52
壊れてる
嫌な予感がしてきた
とりあえず1つ目のピーク
ここまで道は明瞭
2024年09月30日 17:23撮影 by  SCV43-u, samsung
1
9/30 17:23
とりあえず1つ目のピーク
ここまで道は明瞭
日の入り。
12時間後に会いましょう👋
2024年09月30日 17:29撮影 by  SCV43-u, samsung
1
9/30 17:29
日の入り。
12時間後に会いましょう👋
道がだんだん分かりづらくなってきた
2024年09月30日 17:34撮影 by  SCV43-u, samsung
1
9/30 17:34
道がだんだん分かりづらくなってきた
あっという間に暗くなる
笹についた水滴は、レインでも防ぎきれない
2024年09月30日 18:02撮影 by  SCV43-u, samsung
1
9/30 18:02
あっという間に暗くなる
笹についた水滴は、レインでも防ぎきれない
ここまではまだ順調
2024年09月30日 18:54撮影 by  SCV43-u, samsung
9/30 18:54
ここまではまだ順調
安平路避難小屋着
寄るつもりが無かったが、ヘッ電の充電も兼ねて仮眠を決断。食糧も減らしたかった
2024年09月30日 19:37撮影 by  SCV43-u, samsung
1
9/30 19:37
安平路避難小屋着
寄るつもりが無かったが、ヘッ電の充電も兼ねて仮眠を決断。食糧も減らしたかった
誰かいるかも、という淡い期待はあった
現実は甘くなかった
でも野ネズミもいなさそうだった
2024年09月30日 19:37撮影 by  SCV43-u, samsung
1
9/30 19:37
誰かいるかも、という淡い期待はあった
現実は甘くなかった
でも野ネズミもいなさそうだった
袋麺のスープと煮卵のダシを混ぜたら、全然美味しくなかった
2024年09月30日 19:59撮影 by  SCV43-u, samsung
2
9/30 19:59
袋麺のスープと煮卵のダシを混ぜたら、全然美味しくなかった
仮眠をとり、最大限の時間の余裕を持たせるために12時に出発
レインは乾いてなく、グローブももちろん乾いてなかった
2024年10月01日 00:07撮影 by  SCV43-u, samsung
2
10/1 0:07
仮眠をとり、最大限の時間の余裕を持たせるために12時に出発
レインは乾いてなく、グローブももちろん乾いてなかった
一息
ヘッ電を消して星を眺めていた
先に進む気力が無くなってきた
2024年10月01日 01:51撮影 by  SCV43-u, samsung
1
10/1 1:51
一息
ヘッ電を消して星を眺めていた
先に進む気力が無くなってきた
日の出
これで少しは藪漕ぎが楽になると思っていた
2024年10月01日 05:50撮影 by  SCV43-u, samsung
2
10/1 5:50
日の出
これで少しは藪漕ぎが楽になると思っていた
快晴のおかげで色々乾かせた
露営も出来そうだった
2024年10月01日 11:09撮影 by  SCV43-u, samsung
1
10/1 11:09
快晴のおかげで色々乾かせた
露営も出来そうだった
普通の登山道の有り難さを感じつつ登る
2024年10月01日 13:40撮影 by  SCV43-u, samsung
1
10/1 13:40
普通の登山道の有り難さを感じつつ登る
ようやく高度を上げてきた
2024年10月01日 14:27撮影 by  SCV43-u, samsung
1
10/1 14:27
ようやく高度を上げてきた
撮る気力ないからここら辺は義務
2024年10月01日 15:38撮影 by  SCV43-u, samsung
1
10/1 15:38
撮る気力ないからここら辺は義務
南アと日の出
2024年10月02日 05:18撮影 by  SCV43-u, samsung
1
10/2 5:18
南アと日の出
ゴールはまだまだ先
2024年10月02日 05:33撮影 by  SCV43-u, samsung
1
10/2 5:33
ゴールはまだまだ先
御嶽山
今年行けなかったなー
2024年10月02日 05:38撮影 by  SCV43-u, samsung
2
10/2 5:38
御嶽山
今年行けなかったなー
摺鉢窪避難小屋
ここが使えないのが縦走者にはつらい
2024年10月02日 05:46撮影 by  SCV43-u, samsung
2
10/2 5:46
摺鉢窪避難小屋
ここが使えないのが縦走者にはつらい
日の出を見るために山頂で震えている人の気持ちがまだ分からん
2024年10月02日 05:49撮影 by  SCV43-u, samsung
1
10/2 5:49
日の出を見るために山頂で震えている人の気持ちがまだ分からん
義務
2024年10月02日 06:02撮影 by  SCV43-u, samsung
1
10/2 6:02
義務
安らかに眠れ
2024年10月02日 06:38撮影 by  SCV43-u, samsung
10/2 6:38
安らかに眠れ
空木岳周辺からは人とすれ違うようになった
2024年10月02日 06:53撮影 by  SCV43-u, samsung
1
10/2 6:53
空木岳周辺からは人とすれ違うようになった
急いでいたが、撮りたくなる
2024年10月02日 09:28撮影 by  SCV43-u, samsung
1
10/2 9:28
急いでいたが、撮りたくなる
奥にひょっこり宝剣岳
あそこまで行ける体力はなかった
2024年10月02日 09:57撮影 by  SCV43-u, samsung
1
10/2 9:57
奥にひょっこり宝剣岳
あそこまで行ける体力はなかった
下山中
サングラスを失くした。ショック
2024年10月02日 12:44撮影 by  SCV43-u, samsung
1
10/2 12:44
下山中
サングラスを失くした。ショック
満身創痍の山行だった
ここから少し車道を下ると、檜尾橋のバス停があります
2024年10月02日 14:15撮影 by  SCV43-u, samsung
2
10/2 14:15
満身創痍の山行だった
ここから少し車道を下ると、檜尾橋のバス停があります
撮影機器:

感想

本来の行動予定は、
1日目 大平宿を昼以降に出発。カモシカ山行を経て翌日午前中に檜尾小屋テン場泊
2日目 檜尾小屋から桂小場駐車場下山
の予定だったが、摺古木山から奥念丈までの藪漕ぎでコースタイム7時間の所、12時間かかり予定を変更せざるを得なくなった。

自分の藪漕ぎへの安直な考え(ナイトハイクを含めた計画)、食糧飲料の少なさ、疲労感のある入山(前日の疲労がとれていなかった)、ヘッ電の消費量の確認不足などの問題点から本来の計画である中央全山縦走を達成できなかった。
天候による敗退は今まであったが、気力体力による敗退は今回が初めてなので、屈辱的に捉えている。今後の教訓にしていきたい。

ただテントを背負っての長時間行動、避難小屋の使用、長時間のナイトハイク、日の出待ちの数時間のヒートシートでのビバーク、稜線上での露営など色々な経験が積めた。これからのテン泊縦走に活かしていきたい。

藪漕ぎはナイトハイクで行くものでは無いが、いつかまたリベンジしたい。
(安平路避難小屋→空木平避難小屋→宝剣山荘)
孤独な山行も今回は堪えた。行くも地獄、帰るも地獄の感覚は今回が初めて。途中何回もこけて何回も靴ひもを結び、タバコも浸水して吸えず、踏んでも踏んでも戻ってくる笹にフラストレーションが溜まった。
ナイトハイク時の月明かりはかなり重要。
三日月は山に阻まれ月光が届かなかった。月の有無で明るさもかなり違う。そうすると心にも多少はゆとりがもてるだろう。
狂気的な登山というものを初めて体感できた。
冬もこの調子で登ってると確実に死ぬので、もう少し本来の楽しみ方で山をやっていきたいと思う。
まだまだ山を楽しめる方法があるのが幸せである。

追記
安平路山〜奥念丈岳の道は最近人気ルートになりつつあるらしく(ワンゲルや山岳部が多いが)、行政がルート整備にようやく乗り出そうとしているらしい。
実際奥念丈岳〜越百山は刈り払いされていたので、少しずつだが道は良くなっていくと思う。
空木岳以南と以北では行政の管轄が違うらしく、その村や市の山に対する感心度合がそのまま道に現れていた。
上、檜尾小屋のご主人と雑談して得られた情報。

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