【敗退記録】中ア南部縦走(大平宿→檜尾橋登山口)
- GPS
- 31:52
- 距離
- 39.6km
- 登り
- 3,456m
- 下り
- 3,375m
コースタイム
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 6:05
- 山行
- 14:06
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 16:44
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:48
天候 | 1日目 曇り 2日目 晴れ→曇り 3日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
檜尾橋〜菅の台 バス 菅の台〜桂小場 タクシー 約40分 10000円弱 |
コース状況/ 危険箇所等 |
摺古木山〜奥念丈岳は藪漕ぎ 奥念丈岳〜南越百山までの藪は刈られているので容易 浦川山からはピンクテープも少なくなるし、笹も頭を超える高さになる 小屋が少ないので、トイレなんかは面倒 |
その他周辺情報 | 大平宿は廃村なのでコンビニ等無し トイレはあります |
写真
感想
本来の行動予定は、
1日目 大平宿を昼以降に出発。カモシカ山行を経て翌日午前中に檜尾小屋テン場泊
2日目 檜尾小屋から桂小場駐車場下山
の予定だったが、摺古木山から奥念丈までの藪漕ぎでコースタイム7時間の所、12時間かかり予定を変更せざるを得なくなった。
自分の藪漕ぎへの安直な考え(ナイトハイクを含めた計画)、食糧飲料の少なさ、疲労感のある入山(前日の疲労がとれていなかった)、ヘッ電の消費量の確認不足などの問題点から本来の計画である中央全山縦走を達成できなかった。
天候による敗退は今まであったが、気力体力による敗退は今回が初めてなので、屈辱的に捉えている。今後の教訓にしていきたい。
ただテントを背負っての長時間行動、避難小屋の使用、長時間のナイトハイク、日の出待ちの数時間のヒートシートでのビバーク、稜線上での露営など色々な経験が積めた。これからのテン泊縦走に活かしていきたい。
藪漕ぎはナイトハイクで行くものでは無いが、いつかまたリベンジしたい。
(安平路避難小屋→空木平避難小屋→宝剣山荘)
孤独な山行も今回は堪えた。行くも地獄、帰るも地獄の感覚は今回が初めて。途中何回もこけて何回も靴ひもを結び、タバコも浸水して吸えず、踏んでも踏んでも戻ってくる笹にフラストレーションが溜まった。
ナイトハイク時の月明かりはかなり重要。
三日月は山に阻まれ月光が届かなかった。月の有無で明るさもかなり違う。そうすると心にも多少はゆとりがもてるだろう。
狂気的な登山というものを初めて体感できた。
冬もこの調子で登ってると確実に死ぬので、もう少し本来の楽しみ方で山をやっていきたいと思う。
まだまだ山を楽しめる方法があるのが幸せである。
追記
安平路山〜奥念丈岳の道は最近人気ルートになりつつあるらしく(ワンゲルや山岳部が多いが)、行政がルート整備にようやく乗り出そうとしているらしい。
実際奥念丈岳〜越百山は刈り払いされていたので、少しずつだが道は良くなっていくと思う。
空木岳以南と以北では行政の管轄が違うらしく、その村や市の山に対する感心度合がそのまま道に現れていた。
上、檜尾小屋のご主人と雑談して得られた情報。
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