黒部源流・伊藤新道を歩く

2024年10月04日(金) ~ 2024年10月06日(日)

• GPS: 25:57
• 距離: 40.0km
• 登り: 2,029m
• 下り: 2,204m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:02
• 休憩: 1:13
• 合計: 5:15

距離 11.3km 登り 344m 下り 196m

8:56 スタート地点
8:57 9:04 高瀬ダム湯俣登山口
9:46 東京電力高瀬川第五発電所
10:04 10:05 林道終点
10:27 10:46 名無避難小屋
13:04 13:50 湯俣山荘
14:11 湯俣温泉晴嵐荘

2日目

• 山行: 10:15
• 休憩: 2:05
• 合計: 12:20

距離 11.0km 登り 1,256m 下り 130m

6:08 湯俣温泉晴嵐荘
6:48 6:49 湯俣
7:28 7:29 第一吊橋跡
8:31 8:48 衝立岩
10:21 10:59 第三吊橋跡
12:26 13:00 第四吊橋跡
14:36 15:10 第五吊橋跡
16:29 伊藤新道展望台
18:28 三俣山荘

3日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 0:52
• 合計: 8:22

距離 17.7km 登り 430m 下り 1,878m

8:06 三俣山荘
9:31 9:32 三俣峠
11:22 双六岳巻道分岐
11:47 12:16 双六小屋
12:19 双六池
12:43 くろゆりベンチ
12:52 12:53 花見平
13:04 13:07 弓折乗越
13:32 13:33 鏡平山荘
13:45 鏡池
14:06 14:07 シシウドヶ原
14:21 イタドリが原
14:35 チボ岩
14:46 秩父沢出合
15:14 小池新道入口
15:29 15:42 わさび平小屋
15:51 笠新道登山口
15:59 中崎橋
16:10 お助け風穴
16:21 16:24 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
16:28 新穂高温泉駅
16:28 ゴール地点

天候

10/4　雨
10/5　曇りのち晴れ
10/6　快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車

写真

渡渉を10回以上繰り返す、判断力の求められるバリエーションルート

10/4 8:08

(1日目)　七倉山荘
高瀬ダムまでタクシーに乗っていきます。
初日はあいにく予報通り、雨！

10/9 10:02

雨の日の長いトンネルは有難い

10/9 10:01

湯股山荘まで概ね平坦な道。
雨の日は折り畳み傘をさしながら歩くといい。

10/4 11:36

伊藤新道は通常の登山届を出していても別途通行届が必要です。

湯股山荘は2023年秋、約40年ぶりに営業再開。

10/4 11:40

伊藤新道の最新情報

10/4 11:44

湯俣山荘内でタブレット入力して提出。

10/4 11:57

スタッフから注意事項を説明してくれました。

10/4 12:29

ランチタイム
信州若穂ジビエのチリコンカルネ(スープセット)
駆除されてしまう野生動物達の命を余すことなく大切に頂くために開発されたとか。
お肉とお豆を煮込んだ料理で、ジビエ感が満点の一品👍️

10/4 13:44

湯股山荘オリジナルクラフトビール　350ml　1200円
北アルプスを流れる水をブレンドした「湯股川 FOREST ALE」
周囲の雰囲気をみますと、なんかBARっぽい。

10/4 13:58

晴嵐荘へ向かうには川の対岸へ渡らなければいけません。
ジップラインと呼ばれる公園の遊具のような物で対岸へ！

10/4 14:00

雨が降り始めると1時間以内には濁り始め、その後徐々に水量も増水します。

10/4 14:10

湯俣温泉晴嵐荘
雨の中、屋根修繕していました。

10/4 14:29

日本人最強のペア・平出和也と中島健郎
8月にK2西壁の未踏ルートで命を絶ってしまう！

10/4 15:02

では♨️へ行くとしますか！

10/4 15:02

♨️湯股温泉晴嵐荘の内湯
この日は1日中雨だったので、少々ぬるかったです。

10/4 17:57

夕食
お、個性的なカレーライスだわ！
見よ、見事なそそり立ち具合！！
噴湯丘にちなんだ「晴嵐荘特製噴湯丘スパイスカレー」
嬉しいことにお代わり自由でした。

10/9 11:38

湯股山荘オリジナルクラフトビールで乾杯🍻

10/5 6:06

(2日目)
準備を整え、いざ！伊藤新道！！

10/9 10:02

やんだ後は徐々に濁りは解消。
けど、川の流れは速い。水量も通常より多め。

10/5 6:31

晴嵐荘から湯俣川に入り、本格的に出発！
何かあっても「自己責任」ということで。

10/5 6:33

噴湯丘までの様子

10/5 6:41

これが伊藤新道か！
テンション高まる😆

10/5 6:52

こちらが有名な天然記念物の噴湯丘でございます✨
まるで違う惑星にいるかのような錯覚さえ覚える壮大な景色。

10/5 7:02

ロープの付いた岸壁

10/5 7:13

今度はロープなしの岸壁に沿ってボルダリングのように🦀カニ歩き！

10/5 7:43

ライブカメラ設置してある第1吊り橋に到着！

10/5 7:39

吊り橋は1人ずつ渡る！

登山シャツ　後ろ姿を披露👍️

10/5 8:12

”ガンダム岩”と呼ばれているポイント

正直、ガンダム感は感じませんでした(笑)

10/5 8:16

各自、工夫してガンダム岩の下をくぐり抜ける！

10/5 8:17

へっちゃらだぜ💪

ガンダム岩を通過。
そこまで難しさは感じなかったな。

10/5 8:35

何度も渡渉…

10/5 8:46

岩をトラバースする場所に遭遇。

10/5 8:53

高さのあるヘツリも登場。

10/9 10:01

前日の雨で増水し、次々に現れる危険個所。
どう突破していくか？
伊藤新道は集水域が広い為一気に水が増える。
勾配が急で下流へ向かって川幅が広がるため水が引くのも早い傾向に。

10/9 10:00

渡渉できるポイントを見極める担当を任されました。
戦争最前線みたいなもんです😂
ルートファインディング力が必要に。

10/9 10:01

どうにか、対岸にたどり着くことに成功。

10/5 9:14

スクラム渡渉(3人渡渉)
私が通ったルートを同じようにゆっくりと進む。

10/5 9:15

�＼茲肪紊い浸笋魯咼譽ぅ筺爾箸靴涜亟澆蚤垉　�
�▲好�ラム渡渉のリーダーがが繋ぎ合わせた複数のスリング、長さのあるストックにかけて私に渡す。
��3人の歩行ペースに合わせて私がゆっくりと引っ張る。
�△鉢�は残念ながら📷️写真はなし。
ながらの撮影は危ないですので。。。

湯股晴嵐荘のちまき弁当
(ちまき3個、茹で卵1個)

大自然の中で食べるご飯は格別だ👍️

10/5 14:27

この辺りは流れも強いし、深い。

10/5 10:43

ここもスクラム体勢で渡渉！
ラグビーみたいで一体感あってよかったです🤣

10/5 11:11

落石により、通行不能となった第3吊り橋。

10/5 12:07

第3吊り橋の先は、これまでに比べれば、だいぶラクになります。

10/5 11:43

天気に恵まれた伊藤新道、サイコーの笑顔🤗

10/5 14:05

湯俣ブルー💙

10/5 14:11

この程度の深さなら余裕の渡渉です！

7月の増水で大きく傾いた第5吊り橋を9/24からの2日間で撤去。
修復はせず完全に撤去し、出来得る限り自然そのものの姿に戻すことにしたとか…

10/5 14:16

渡渉の必要が多く、だんだん川の中を歩くのも慣れてきます。

10/9 10:02

ここで登山靴に履き替える。
後半は急斜面も登場する険しい登山道へ！

10/5 16:09

よじ登るように進む急斜面。
さっきまでの渓谷美の癒しはとうに忘れ、ヒーコラ言いながらひたすらに高度を上げていく😰

10/5 15:36

茶屋(小屋)建設予定地
完成後は遠い三俣山荘まで行かずにここで泊まることになるだろうか？

10/5 18:29

三俣山荘
どうにか無事に到着！

10/5 20:02

登山道の情報
半分以上の情報が伊藤新道

10/9 10:00

10/5 19:07

ディナータイム
定番メニューである鹿のジビエシチュー。
大変美味しゅうございました😋

10/6 7:57

(3日目)
新穂高方面を目指し、三俣山荘をあとにします。

10/6 7:58

槍様前で槍ポーズ😆

10/6 8:10

今度は鷲ポーズを！😆
バックは鷲羽岳。

10/6 8:18

なんだ、この景色は爽快過ぎる！！

10/6 9:14

お、槍が見える！！
特徴的なシルエットは一目でわかりますね😆

10/6 13:05

弓折乗越
槍、穂高連峰が眼前に広がる最高のロケーション👍️

10/6 13:38

鏡池の逆さ槍
何とか撮れました😅

10/3 6:18

10月3日(出発前日)
ライブカメラ　第1吊り橋
水量が少なく、透き通っていることがわかる。

10/9 10:01

10月4日(出発日・1日目)
ライブカメラ　第1吊り橋
この日は1日中雨で増水、しかも濁っている。

10/5 7:48

10月5日(沢登り・2日目)
ライブカメラ　第1吊り橋
雨がやみ、濁りは徐々に解消。
3日と比較してみると水量が多く、川の流れも速いことがわかる。

大きな岩のとこで休暇している姿が見られる。
よーく見たら我々メンバーでした。
たまたま撮られちゃいました🤣

撮影機器：

ILCE-7M3 SONY

DSC-RX100M6 SONY

Canon EOS R5 Canon

感想

🌰栗ちゃん

黒部源流・伊藤新道を歩く

​北アルプスにこんなところがあったの？
日本離れした北アルプス秘境の渓谷で沢登りを味わってみた😄

水量によって難易度がかなり変化すると思う。
渇水だったら楽々渡渉出来たと思うが、今回は増水気味だったので難易度や危険度もアップ。
気を引き締めて挑戦開始。
ルートファインディングに気を使いましたが、無事に沢登りを終えることができました👍️
なにはともあれ、天気に恵まれた伊藤新道がいい山行だったことは間違いない🤗

最後に
伊藤新道は複数の渡渉を含みます。
登山経験や装備、技術に不安がある方はガイドによる山行をおすすめします😊