椹島から日帰りピストン！23年越しの聖岳！

2015年09月30日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 48.9km
• 登り: 3,218m
• 下り: 3,221m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:20
• 休憩: 1:20
• 合計: 12:40

4:05 畑薙ダムゲート前
5:20 5:32 聖沢登山口
6:16 6:16 聖沢吊橋
7:50 7:50 滝見台
8:45 8:50 聖平小屋
9:10 9:10 薊畑分岐
9:43 9:48 小聖岳
10:35 10:41 聖岳
10:51 10:58 奥聖岳
11:10 11:45 聖岳
12:21 12:21 小聖岳
12:56 12:56 薊畑分岐
13:04 13:04 聖平小屋
14:58 14:58 聖沢吊橋
15:40 15:50 聖沢登山口
16:45 16:45 畑薙ダムゲート前
16:45 ゴール地点

天候

晴れ→晴れ→曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

畑薙ダムのちょっと先の「沼平」からは一般車両通行禁止のため、沼平〜聖沢登山口はMTBで移動。

コース状況／危険箇所等

痩せた尾根、ザレたトラーバース道、傾いた橋等、ちょっと怖いなと思うところは所々あるが、特に問題無し。※私感です。

写真

沼平からMTBで出発進行！

今期、夜間林道走行は、え〜と、、、4回目？
でも相変わらず苦手。たまに山の方からガサガサッて聞こえても、聞こえないふり。無の境地でひたすら漕ぐべし！漕ぐべしっ！

分かりずらいけど満月と赤石ダム。だんだん空が明るくなってきた〜。

聖岳の登山口。支度を整え山に入る頃、ようやくヘッデンはお役御免。

午前5時32分聖岳に向けレッツラゴ〜〜！

いきなりの急登からスタート。右側の沢筋跡？に入り込まないようにトラロープが張られ、ピンクリボンがこれでもかって具合についている。何年か前に遭難事故があったからですね。※写真は帰りにとったもの

急登→水平移動→急登→水平移動を繰り返し、徐々に高度を上げていきます。それにしても長い。

聖沢吊り橋。震度5弱位揺れますよ。

会いませんように。

まだ遠い。。

にしても、紅葉がメチャ綺麗だ〜！今行くでよ〜

滝見台。この素晴らしさが私のコンデジでは再現できない。

道が荒れてるとこも有り。

静かな森、大好き！

人は入っているようです。ちょっと安心。

華やかな紅葉。

いいな〜いいぞ〜！

随分と標高が高いところまで沢がきている。

おぉー！聖平小屋！

気温15度。意外と高かった。

今シーズンの営業は終わっているが、冬季小屋は解放されている。ありがたや〜

きれいだね〜いつか泊りに来ようっと。

まだまだ先は長いぞ〜。

聖平。雰囲気のいい木道。夏はお花畑になるらしい。

振り返るとヤツがいる。小聖！そして前聖！

鹿よけのフェンス。

だそうです。

気持よか〜

秋ですね。ちょっともの哀しい。

これより先は森林限界。

森林限界を越えると雰囲気が一変。ザレてます。

小聖ついた！前聖でかっ！

イエイ！イエイ！

こちらから見る上河内岳が新鮮。いつも見ている山容と違うね〜

富士山もこんにちは。

リンリン♪リンリン♪　聖岳のデッカイ斜面から熊鈴の音？

ズーーム！わ！第一登山者発見！！凄い勢いで下りてくる〜。愛知から来たというおっちゃんでした。昨日聖平の冬季小屋に泊って聖岳ピストンとのこと。2日間で初めて人にあったらしい。

小聖から前聖まで標高差約350m。こんな感じのザレザレ道を登っていく。下りは滑りそうだな〜

振り返って小聖方面。

だんだん山頂が近くなってきた！空には飛行機が行き来している。帰って調べたら、ちょうどこの時上空の飛行機に乗ってた方が、上から写真を撮ってtwitterにアップしていた。ものすごーくズームしたら、たぶんワタクシ写ってるんだろうな〜なんて。笑

マーキングもしっかりあるので道を外すことは無い。

見えてきた見えてきた！偽ピークとか無い実直な山。素直でよろし。笑

やったね！とうちゃっく！思わず抱きつきたくなる。23年越しの登頂成功〜♪

もう一つの山頂標柱。

せっかくなので奥聖まで行くでよ！

タッタカタ〜〜と走って奥聖岳！

どーん！

三角点もどーん！

東尾根偵察。ここ降りたら周回できるのにな〜。

よし！前聖に戻ろかね。聖岳の台形の上辺を今この足で歩いているなんて、感慨深いものがあるな〜。

夏はきっと良い感じのお花畑なんだろね〜

前聖に戻ってきました。

赤石岳！やっほー！
肉眼では山頂の避難小屋もよく見える。たしか営業は今日までだったよね〜。

馬の背、百間平、大沢岳、中盛丸山！この周回コースは来年のお楽しみ。

百間洞山の家ズーム！紅葉に囲まれてるね〜

青薙山方面。どこだどこだ〜？

中央アルプス、ズーム！

日本のチロル（飯田市上村下栗地区）も見えますがな。

三角点！

実に穏やかな山頂。

昼飯はピザとおむすび。

名残惜しいけど下山します。あばよ！また会いにくるよ！

命名：聖岳バットレス

滑らないように慎重に・・・

小聖。

いいな〜

美しい〜！一眼レフで撮ったらキレイなんだろうな。

何度も振りかってしまう。

聖平まで下りてきたぞ〜

第二登山者発見！荒川小屋から来たというお兄さん。3時40分の椹島行きのバスに乗りたいとのことで、凄い速さで風と共に去っていきました。さっきのおっちゃんといいみんなえらい健脚だな〜。

下山も紅葉を楽しみながら。

膝に優しいフカフカの道。

む！

えらいべっぴんさん発見！

こちらも愛嬌があってかわゆす。

聖沢渡ります。

怖くない怖くない。慎重に渡れば震度3くらい。笑

もうすぐ〜。

着！
山中で会ったお二人の登山者がバス待ち中だったので、しばしの談笑。いいな〜椹島泊りたい。。

帰りも割とアップダウンがあるんだよな〜。なんとかゲートが開いている時間に戻ってこれた。

山道具をエイヤッ！って車に放り込んで。帰りまーす。

白樺荘でさっぱり！

楽しかった！お疲れ山でした〜

感想

kirinchan

23年前（当時中3）に豪雨と雷で撤退して以来の聖岳でした。当時、雨具はなんとゴミ袋に顔と手が出る穴をあけただけのものだったから、撤退して正解だったでしょう。まさに若気の至りというか、ただのバカでしたね。笑

ちなみに結局その日は椹島まで下りて、雨の中テントで一晩過ごし、翌日80kmの道のりをでっかいザックを背負って（MTBで頑張って）帰りました。あ〜懐かしいな。

で、時は経ち、純真無垢な少年は汗臭いおっさんとなり、今日は畑薙から日帰りピストンです。日の長い夏場ならまだしも10月も目前ですから、正午の時点で引き返すと決めて出発しました。

東俣林道も今シーズン4回目の夜間走行となりますが、何度走っても夜は怖い。たまに山の方から変な音とか聞こえると、全身の毛が逆立ちます。笑　3年ほど前にこの林道で熊とはち合わせて以来、その出来事もトラウマとなっているのかも。

山に入ってからは思いのほかサクサクとテンポよく歩け、迷うような個所も無ければ、さほど危険と感じるところも無く、無事に聖岳に登頂できました。とはいっても黒戸尾根が短く感じるほど長いですね。道のりが。

シーズンオフの平日、今日はおそらく人には合わないだろうと思っていたけど、結局3人の登山者と会いました。私も含め皆さん物好きですね〜。

山頂からみた聖〜赤石までの山並みが印象的でした。来年はここのロング周回コースを歩いてみようかな。

静岡市内から見える南アルプスの山は、上河内岳、聖岳、赤石岳。その中でもひときわ目を引く美しい台形型の聖岳。この山が個人的には一番好きです。

コメント

cota

たのしそ〜！
いいすね〜このコース！
自分も凄く行きたくなりましたよ
黒戸尾根が短く感じるってのが気になりましたけど。

冬季の小屋泊楽しそうですね、この時期でも使えるんですね〜
よい情報ありがとうございます
家族に提案してみたらソッコー却下されましたけど

kirinchan

楽しかったです〜
こんばんは！
ご存知の通り南ア南部はどこ歩いてもアプローチ長いですよね〜。
冬季小屋は小屋終いから解放してますよ〜。
またどっか行きましょうね！