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Yamareco

記録ID: 7317224
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂高岳 テント1泊

2024年10月05日(土) ~ 2024年10月06日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:20
距離
11.8km
登り
1,330m
下り
1,323m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:54
休憩
3:02
合計
6:56
距離 6.8km 登り 918m 下り 702m
8:01
24
8:25
8:26
33
8:59
10:55
16
11:11
11:12
36
11:48
11:56
15
12:11
12:13
10
12:51
13:35
14
13:57
13:59
17
14:16
24
14:40
14:45
12
14:57
2日目
山行
2:25
休憩
0:47
合計
3:12
距離 5.0km 登り 412m 下り 621m
6:51
11
7:02
7:10
47
7:57
8:26
27
8:53
9:02
12
9:14
9:15
25
10:03
1日目は2日分の水食料を持参して15kgほどで山荘まで。テントを張って荷物を置いて西穂往復。2日目は食料水がなくなって10kgほど。独標に寄ってから下山。
天候 1日目)朝は霧雨。上空は晴れてくるも稜線はガスがかかる。深夜は満天の星空が覗くタイミングも。
2日目)日の出頃にざっと小雨が降る。以降は晴れ。笠と焼はガス中。
気温5℃〜20℃ほど。
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
鍋平登山者用駐車場(無料のほう)に駐車。第2ロープウェイ乗り場まで徒歩20分ほど。
第2ロープウェイは往復3,700円。荷物券が300円(往復券はないので2枚購入)。
始発8:15とHPにあったと思うのですが7:45に臨時便?があり、下りも臨時便がありました。
コース状況/
危険箇所等
丸山から先はガレ場登り。下りで尻餅をついている人もいました。独標取り付きから先はアルプスの岩場。慎重さが求められる箇所もあります。キレットなどより人が多く技量のバラツキも目立ち、高低差のある岩場などではやや待つことも。
そういった所では間を空けずに上り下りしている人をよく見ますが、滅多にないこととは言えラクや滑落があれば下の人は巻き込まれます。そういった事が起きても安全と思える位置で待機したいところです。
その他周辺情報 しらかば平駅の温泉は数年前から休業していますが、ロープウェイが間近に見える足湯もなかなかよかったです。紅葉も少し色付いていました。
白樺平駅から第2ロープウェイ7:45臨時便?に乗車。
2024年10月05日 07:38撮影 by  ILCE-5100, SONY
10/5 7:38
白樺平駅から第2ロープウェイ7:45臨時便?に乗車。
頂の森を通過して登山道へ。
2024年10月05日 08:02撮影 by  ILCE-5100, SONY
10/5 8:02
頂の森を通過して登山道へ。
西穂山荘へ向けて1時間ほど。登りがきつくなってきたら山荘は近いです。
2024年10月05日 08:28撮影 by  ILCE-5100, SONY
10/5 8:28
西穂山荘へ向けて1時間ほど。登りがきつくなってきたら山荘は近いです。
発電機小屋を通過してすぐ、西穂山荘の裏手が見えてきました。
2024年10月05日 08:56撮影 by  ILCE-5100, SONY
10/5 8:56
発電機小屋を通過してすぐ、西穂山荘の裏手が見えてきました。
山荘到着&テント設営。9時頃で先客5張りほどでしたが、夕方にはいっぱいになりました。
2024年10月05日 09:28撮影 by  ILCE-5100, SONY
2
10/5 9:28
山荘到着&テント設営。9時頃で先客5張りほどでしたが、夕方にはいっぱいになりました。
ランチタイム。早茹でペンネにかけるだけのソース。あとはスープとチーズなど。夕食も同じメニュー。
2024年10月05日 09:55撮影 by  ILCE-5100, SONY
1
10/5 9:55
ランチタイム。早茹でペンネにかけるだけのソース。あとはスープとチーズなど。夕食も同じメニュー。
ランチ後にゆるゆると稜線を歩きに出かけます。青空が覗いてきました。
2024年10月05日 11:04撮影 by  ILCE-5100, SONY
2
10/5 11:04
ランチ後にゆるゆると稜線を歩きに出かけます。青空が覗いてきました。
丸山。笠と焼はずっと雲の中でした。
2024年10月05日 11:10撮影 by  ILCE-5100, SONY
10/5 11:10
丸山。笠と焼はずっと雲の中でした。
丸山の先はガレ場登り。
2024年10月05日 11:12撮影 by  ILCE-5100, SONY
10/5 11:12
丸山の先はガレ場登り。
独標手前から岩場らしくなってきます。
2024年10月05日 11:40撮影 by  ILCE-5100, SONY
3
10/5 11:40
独標手前から岩場らしくなってきます。
独標南面。
2024年10月05日 11:43撮影 by  ILCE-5100, SONY
1
10/5 11:43
独標南面。
独標にとりつく。
2024年10月05日 11:46撮影 by  ILCE-5100, SONY
10/5 11:46
独標にとりつく。
独標(11峰)着。下からガスが湧いてきており稜線は隠れ気味。
2024年10月05日 11:51撮影 by  ILCE-5100, SONY
1
10/5 11:51
独標(11峰)着。下からガスが湧いてきており稜線は隠れ気味。
独標までの予定でしたが時間もあるし先に進むことに。
2024年10月05日 11:51撮影 by  ILCE-5100, SONY
2
10/5 11:51
独標までの予定でしたが時間もあるし先に進むことに。
8峰ピラミッドピーク。
2024年10月05日 12:11撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/5 12:11
8峰ピラミッドピーク。
さらに先へ。
2024年10月05日 12:28撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/5 12:28
さらに先へ。
前穂明神と岳沢かな?
2024年10月05日 12:33撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/5 12:33
前穂明神と岳沢かな?
けっきょく山頂まで来ました。
2024年10月05日 12:44撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/5 12:44
けっきょく山頂まで来ました。
西穂高岳山頂。
2024年10月05日 12:45撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/5 12:45
西穂高岳山頂。
ガスの切れ間に槍の穂先が見えました。しばらく留まるも正面ジャンダルムのガスは晴れず。
2024年10月05日 12:47撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/5 12:47
ガスの切れ間に槍の穂先が見えました。しばらく留まるも正面ジャンダルムのガスは晴れず。
来た道を戻ります。
2024年10月05日 13:26撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/5 13:26
来た道を戻ります。
独標北面。
2024年10月05日 14:09撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/5 14:09
独標北面。
ガレ場下り。
2024年10月05日 14:29撮影 by  ILCE-5100, SONY
10/5 14:29
ガレ場下り。
西穂山荘に帰着。
2024年10月05日 14:53撮影 by  ILCE-5100, SONY
10/5 14:53
西穂山荘に帰着。
テントが増えました。
2024年10月05日 14:55撮影 by  ILCE-5100, SONY
10/5 14:55
テントが増えました。
翌朝。日の出頃に雨がふったので完全に日が出てから行動を始めました。
2024年10月06日 06:44撮影 by  ILCE-5100, SONY
10/6 6:44
翌朝。日の出頃に雨がふったので完全に日が出てから行動を始めました。
稜線を散歩。どこまでいこうか。
2024年10月06日 07:00撮影 by  ILCE-5100, SONY
10/6 7:00
稜線を散歩。どこまでいこうか。
丸山でしばらく過ごしてから独標まで行くことに。
2024年10月06日 07:02撮影 by  ILCE-5100, SONY
10/6 7:02
丸山でしばらく過ごしてから独標まで行くことに。
独標に到着。笠はまだ雲隠れ。
2024年10月06日 07:57撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/6 7:57
独標に到着。笠はまだ雲隠れ。
穂高方面は快晴。奥穂ってジャンの向こうに見えているんでしょうか?
2024年10月06日 07:57撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/6 7:57
穂高方面は快晴。奥穂ってジャンの向こうに見えているんでしょうか?
天気はいいのですが、あまり帰りが遅くなると辛いので山頂までは行かず下山します。
2024年10月06日 08:21撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/6 8:21
天気はいいのですが、あまり帰りが遅くなると辛いので山頂までは行かず下山します。
焼や霞も見えました。
2024年10月06日 08:38撮影 by  ILCE-5100, SONY
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10/6 8:38
焼や霞も見えました。
丸山から振り返り。
2024年10月06日 09:00撮影 by  ILCE-5100, SONY
10/6 9:00
丸山から振り返り。
ロープウェイ駅へ下山。
2024年10月06日 09:47撮影 by  ILCE-5100, SONY
10/6 9:47
ロープウェイ駅へ下山。
ロープウェイ山頂駅、頂の森に帰着。槍の回廊。槍見えてますね。
2024年10月06日 10:00撮影 by  ILCE-5100, SONY
1
10/6 10:00
ロープウェイ山頂駅、頂の森に帰着。槍の回廊。槍見えてますね。
山頂駅4階の展望デッキ。槍穂高方面は眺望良好でした。
2024年10月06日 10:05撮影 by  ILCE-5100, SONY
10/6 10:05
山頂駅4階の展望デッキ。槍穂高方面は眺望良好でした。
撮影機器:

感想

自分は3,000mを越すと強めに高山病の症状が出ます。そのため富士山以上の高度に行くときは、あらかじめ泊まりで高度順応しておきたいと考えるようになりました。
順応場所としては、高度順に考えれば富士山や北岳、奥穂高などが候補になり、高所にホテルがあって高度順応向きと言われる場所に立山と千畳敷があります。ただ、何れも登山口や山荘が遠かったり、昨今では宿泊予約が容易ではないといった障害があります。
アクセスが容易かつ予約なしで宿泊でき、通年営業している場所として、西穂山荘、黒百合ヒュッテのテン場があります。高度はやや物足りないのですが、思いつきで週末に1泊できるのは好条件です。ちなみに西穂山荘は普通にアクセスするとロープウェイ料金がいるので黒百合ヒュッテのほうが経済的でしょうか。
とりあえず西穂山荘でテン泊はしたことがなかったので、どんな感じか確かめるため試しに1泊してみました。

1日目は西穂山荘テント場に幕営後、独標までのんびり散歩して戻り、2日目はテントを置いたまま山頂まで往復、テントを撤収して下山する、という予定でした。
1日目は予定より早くテン場に着いたため、幕営後に山頂まで往復しました。朝イチは霧雨が降っており、次第に天候は回復したものの、稜線はガスがかかっており、焼岳や笠ヶ岳、ジャンダルムなどは望めませんでした。深夜は満天の星空が覗くタイミングもありましたが、2日目は日の出頃に雨が降ったため、雨が止んでから行動を始めました。テン場が8時までに撤収するルールだったため、テントを撤収して荷物を背負って再び稜線へ。快晴になったので山頂まで行けばジャンダルムもよく見えたと思いますが、帰宅があまり遅くならないよう独標までの往復に留めました。

テント場は8時までに撤収というルールが予想外でしたが、特に問題なく快適に過ごせました。黒百合ヒュッテも無雪期にテン泊したことがないので、雪が降る前に暇があればあちらでも1泊してみようかなと思っています。

■装備メモ
上)DFメッシュメリノロングスリーブ
下)別注カミノパンツ、AXIOライトパンツ、ブーツソックフルクッション、RUSH TRK GTX
防寒着雨具)アクティブプルオーバー、アルファパンツ、サーモヘアアンクルソックス、フェザーライトJKT&パンツ
その他)ザック:Arc Haul ultra 50L、テント:VB-12Z 3S、シュラフ:ULスパイラルダウンハガー#3、エスケープライトビビィ、マット:NeoAir X-lite、GN EVA1/8"form pad、ポール:トレッキングコンパクト

1日目駐車場で霧雨が降っていたのでDFメッシュメリノ+フェザーライトJKTで西穂山荘まで。気温が低いのでレインウェアを着ていてもいいかと思いましたが、流石にやや汗が多めになりました。山荘から山頂往復はDFメッシュメリノ1枚でOK。
就寝時はアクティブプルオーバーを重ねて下はアルファパンツとサーモヘアを着用。日の出前テント内は8℃ほどで寒さは感じませんでした。vb12は結露しますがフロアに垂れたり降ってきたりはしません。
2日目はアクティブプルオーバーを重ねて独標まで往復。丸山でプルオーバーを脱いで下山しました。

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