海沢探勝路から大岳山-御岳山
- GPS
- 07:33
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,548m
- 下り
- 1,049m
コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 6:55
11:32 海沢園地
12:17 大滝
14:39 大岳山
15:01 大岳山荘
15:27 鍋割山分岐
15:29 芥場峠
15:44 綾広の滝
16:04 御岳山
16:05 長尾平分岐
16:39 御岳ビジターセンター
17:26 御岳山駅
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
今回は利用しませんでした。 ガイドブックではタクシー利用と書かれたものが多いです。 徒歩で向かうと舗装林道で時間がかかります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山と高原地図の破線ルートです。 一般向けの登山ルートではなく、経験者向けです。 道はそこそこ荒れています。 危険箇所はありませんが、木橋が朽ちていたり、 倒木や軽い崩落、ロープの斜面などが多数あります。 初心者の単独行は推奨しません。 滑りやすい急斜面が多く、下山での利用は困難です。 |
その他周辺情報 | 御岳山の御師集落には飲食店が多数あります。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
スカート
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
クリップライト
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
ティッシュ
保険証
スマートフォン
プロトレック
サングラス
タオルマフラー
ストック
アーミーナイフ
カメラ
アマチュア無線機
|
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感想
前回、滝のフルコースを堪能した大岳山。
大岳山の滝と言えば、実はまだまだあります。
大岳山周辺の滝に興味が湧き、調べてみたら結構な数であります。
御岳山からのルートが一般化してすっかり初心者向けの大岳山ですが、
そんな大岳山の汚名(?)を返上すべく、
今回は経験者向けルートで多数の滝がある、
海沢探勝路で登ってみることにしました。
手前の海沢園地はハイキング誌でも紹介される景勝地ですが、
その先の海沢探勝路は、山と高原地図の破線ルートとなっています。
道標にも悪路と書かれています。
その情報はしっかり把握した上で、入念にリサーチ。
ヤマレコ等各所の情報を統合すると、
危険箇所はなく、基本的には山慣れしていれば問題なし。
吉備人出版の登山地図では、B級ルート山慣れた人向けとなっています。
B級ルートの経験はそこそこありますので、まあ大丈夫と判断しました。
連れは今日に至るまで、高山含めある程度の経験者ですから、
単独行でなければ問題ないでしょう。
いずれにしても、行ってみなければなにもわからず。
さてさて、ホリデー快速であっという間の、快晴の奥多摩駅からスタート。
車道歩きがやたら冗長ですが、あらかじめ把握しておけば苦痛ではありません。
のんびり歩いて海沢園地へ。
海沢園地は比較的よく知られた景勝地。
目玉は大滝ですね。
その手前にも多数の滝があり、手軽なハイキングコースとして楽しめます。
が!! 今回は台風や大雨の影響で滑る滑る。
三つ釜の滝で、偶々ストラップを外したストックが、するりと手から滑り落ち、
そのまま斜面を滑って二段目の滝壺に吸い込まれました。
あ……。
拾えるかな?
廻りは急峻で近づけません。
考えること約三秒。
だめ。諦めよう。
ストックだけ落ちて我が身が助かったと思えば全然安い。
ストックより命が大事。
滝壺にぷかぷか浮いていたストックは、
しばらくして見えなくなりました。
下流に流れてこないかと、三つ釜の滝の下で待ってみましたが、
全く気配なし。
滝壺の底に、沈んでしまったようですね。
帰りに新しいのを買おう!と心に決めて、
先に進みました。
なるほど、経験者とは、こういう判断力の有無なんでしょう。
またそうしたハプニングに動じないこと。
また買えばいい。
無理に取ろうとしない判断以上に、
心の強さを試されたような、そんな気も俄にしました。
お気に入りのLEKIのクレシダでしたがまあいいや(*^^*)
大滝は、圧巻ですね。
百尋や天狗、三頭大滝など奥多摩の滝は多数見ましたけど、
それぞれの強烈な個性にはいつも感服するばかり。
深く、濃く。動じず、揺るがず。
先程のストック騒ぎもすっかり忘れ、
何だか色々と教えられたような気がしました。
大滝の周囲は、イロハモミジでしょうか。
紅葉のシーズンが楽しみですね。
そしてまた、ここに来る理由ができました(笑)
さあ、悪路の始まり。
いえいえ、ここまでも充分滑りやすい悪路でした。
確かにロープの岩場や倒木などありましたが、
これまでの経験を駆使すれば、難はありません。
一歩一歩確実にクリアしていきました。
むしろ難は、暑くて汗だくだったこと。
気温が高かったことが、唯一の災いだったかもしれません。
額に汗して大岳山登頂。
そしてまたしても、富士に恵まれない大岳山でした。
帰りは連れの脚力を優先し、御岳山へエスケープ。
余力があれば大岳鍾乳洞方向だったのですけど、それはまた次回。
御岳山ではかき氷を頂きました。
夕暮れまでのんびりして、ケーブルカー。
ハプニング含めて色々とありすぎた海沢探勝路でしたが、
久しぶりに充足感溢れる山行となりました。
一度行きたくなる、レコです。。
よく研究してチャレンジしてみます。参考にさせて頂きます。。。
大岳の周りは、色々とコースありますね!!
でわ、、また。。。。。
最高のお褒めのお言葉ですね。
ありがとうございます(*^^*)
奥多摩にもまだまだ面白いコースが眠っているようです。
これだから、登山は楽しいんですよね♪
こんばんは。以前一度コメントさせていただいたmudaboneteiです。
海沢探勝路、奥多摩駅からの同じルートを昨年12月に歩いたのですが、大滝の先、「悪路」が始まってすぐのあたりで積もった落ち葉のせいか道迷いしてしまい、ウロウロしているうちに沢べりの10mくらいの崖の上に出てしまいました。どうも、沢登りの人たちの高巻きの踏み跡に惑わされてしまったようです。
こりゃやばい、と思ってちょうど傍にあった小尾根を沢とは反対方向にがむしゃらに登り始めたら、70mくらい先で運よく本道に復帰。季節を変えてもう一度歩き、道迷い箇所を確認しようと思っていたんですが、その後は行けずじまいです。
迷ったポイントは、大滝分岐の指導標のちょっと先、岩場っぽい小尾根を乗越えて反対側に降りるところ。乗越えた後、そのまま変な踏み跡につられてどんどん下まで下りて行ってしまったようです。下りずに90度右に向きを変え、高度を維持して斜面をトラバースしていくのが正解だったのかな、と思っています。
お久し振りです。レコを見る限りではお元気そうで何よりです。
今、昨年のレコを拝見させて項いておりますが、
9:40頃に沢方向に下られているのが確認できます。
私どものレコでは12:33頃で、
岩登りのあった手前の箇所のようです。
実は大滝のさらに奥に、もう一つ滝があるそうですよ。
恐らく、それを見に行かれた方々の踏み跡ではないかという気が致します。
しかもほとんど辿り着けず引き返したものばかりで。
季節的に、多くの方々が「岩登りの道」を見過ごして、
滝を見に行く踏み跡をトレースされていたのではないかと、
そんな気が致します。
微かな記憶では、左に逸れる道が何となくあったようにも思います。
https://kunadonokamiaoi.files.wordpress.com/2015/10/wpid-wp-1444059472233.png
私のGPSと比較してみた画像ですが、
確かに途中からずれている箇所が確認できます。
ルートも旧来から度々変わっている気もします。
私の想像ですが、
ワサビ田へのモノレールが出来たことで、歩いて作業に向かう方々が減り、
道の整備も止まってしまったのかとも思います。
次回のご参考になれば幸いです。
こんばんは。ふたたびお邪魔します。
ルートの比較、ありがとうございます!確かに、大滝の先で見事に道を外れて沢に下降している状態が確認できますね。kunadonoさんのレコを読んで、「あれ、岩登りってあったっけ?」と思っていたんですが、私は岩登りを低巻き?してしまっていたわけですね。納得しました。
正規の登山道に復帰したのはポツンと指導標が立っている場所でしたが、確かにその位置から大滝方面を振り返ってみると、岩の多いガレたルート、という印象でした。あれを越えてこなければいけなかったわけですね。次回(来春になってしまうかも・・・)訪れる際の参考にさせていただきます。ありがとうございました♪
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