米子沢〜巻機山(納得の名山、名渓)
- GPS
- 08:42
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,426m
- 下り
- 1,434m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場はまだ空いてはいたようだが、路駐もずらっと並んでいた |
コース状況/ 危険箇所等 |
米子沢は絶望的な難所というのはないが、ゴルジュの地形は険しく安易な高巻きはできないし、ぬめる岩は滝登りでもナメでも気を遣うし、脱渓するまでまともなエスケープは困難だろう。関西の感覚では初心者向けとは言いがたい。 フェルトよりはラバーのが良いだろう。 |
写真
感想
10月から新潟に引っ越し、一段落したのでこちらの山にも。一発目には初心者向けの美渓として名高い米子沢を選んだ。
快晴だが放射冷却でそれなりに朝は冷え込み、道中の気温は10度とかだったがフラッドラッシュとネオプレンの2枚重ねでシャワーしなければ寒さには耐えられた。米子沢の詳細や注意箇所は他でも腐るほど書かれているだろうからはしょる(強いて一点挙げるとすればゴルジュ内の2段滝は右岸巻きは結構悪い)。個人的な感想だが……
積雪地帯の山、地形が険しすぎる!樹林帯でなくなる標高が関西より圧倒的に低いから、記録を見てると米子沢に限らず厳しい一枚岩の移動やら灌木に頼れない滑りやすい草付きの高巻きやらが多い。米子沢に関しても、滑る岩はアホほど滑るので初歩的な歩き方を知らん状態で行くと危なっかしくてゴルジュまでも到達できないだろう。両側にすぐ樹林帯が広がっているようなぬるい地形ではないので、安易な巻きも許されない。東北やら奥越やらの厳しい地域では初心者向きと言えるのかもしれないが、沢の初心者向きではない!比良の白滝谷とか、そういうレベルの初心者向きを想定して来たらそら重大事故も起きるわなという感じであった。
ただ、沢自体は関西では得られないスケールとほどよい手応えのゴルジュ、ゴルジュが終わった後の開放感あふれるナメと、おそろしく気持ちの良い源頭を有し、人気になるのも納得であった。ついでにいうと巻機山、(樹林帯に入って展望がなくなる前の)下山路・井戸尾根もかなり気持ちよく、雪国の山のスケールにはただただ恐れ入るばかりだった。銘山に銘渓ありとはまさにこのことか。
さて、米子沢が余裕の楽勝ならチャレンジングなところに行ってみても良いかな〜などとヘラヘラ考えていたがどうやらそういうわけにはいかんらしい。このへんの沢は行き先に関しては慎重に吟味した方がよさそうだ。ムムム……
遡行したのはもう16年も前ですが、天空に向かって行く感じで登って行くのと関西では味わえない景観に感動しました。新潟に引っ越されたとの事、米子沢よりはスケールが劣りますが、ヌクビ沢〜三沢のコースも上越の沢の入門コースで楽しめるみたいです。
関西の沢登erでも一度は見聞きするとこですよね。聞きしに勝る銘渓でした。ヌクビ沢もまた来年の紅葉シーズンで行きたいところです。
新潟に引っ越しましたが1年半で関西に戻る予定ですので、行けそうなとこはガンガン行きたいですね。
谷川近辺思い出します
あ〜、やはり良いな…
しつこくすいません💦
巻機山も谷川エリアとほぼ続いているような山域なんですね(地理勘がまだまだない……)
来夏にはナルミズ沢とか行ってみたいですね。
西ゼンは……ちょっと厳しいかもと思いました汗
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