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Yamareco

記録ID: 7378408
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

ヌタノ丸周辺を周回(鳥屋金沢左岸尾根↑〜鳥屋金沢右岸尾根↓)

2024年10月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:18
距離
9.0km
登り
1,042m
下り
1,037m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:13
休憩
1:07
合計
7:20
5:08
14
スタート地点
5:22
5:59
85
7:24
7:29
22
7:51
7:53
60
9:19
9:41
21
10:02
10:03
135
12:28
ゴール地点
天候 晴れ(大田区の自宅を出る時は雨が降っていたが、早戸川方面は快晴だった。Yahoo天気の雨雲レーダーで確認済み)
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
早戸川林道ゲート手前の堰堤前駐車スペースに駐車(AM5:00)
コース状況/
危険箇所等
危険個所あり。➊今回の下りの鳥屋金沢右岸尾根の終盤の岩混じり斜面の角度がきつい。➋同右岸尾根の着地箇所。いずれも適切な経路が見いだせれば危険は軽減できるが、適切な経路が見いだせないと危険ランプが点滅。藪山用ピッケルかロープのいずれかは必須。
経路や踏み跡は所々出てくる程度。ただ全体的にピンクテープ多数のため、迷うリスクは少なめ。

◆ 鳥屋金沢左岸尾根
・取り付き
諸先輩のログにあった取付き箇所とルートは私にとっては難易度高く感じられた(皆さん凄すぎ)。例えるとお椀の内側(カール?)のようで、高度を上げると斜度も上がるような感じに見えた。
「参ったなぁ」と横を見たら上に上がる九十九折の経路が見つかった。この経路を辿れば一定の斜度を保ちながら尾根に出ることができる。わたしのような熟練度の低い方たちは当ログを確認頂きたい。450M地点に到達後は斜面も緩く安心して進むことができる。
※ずっぴーさん、まーとPさん、tat7さんの軌跡なども確認・比較・評価頂きたい。

・取り付き以降
緩急はあったものの、平和な山行だった。

◆ 栂立尾根
ここも平和な山行だった。落ち葉の絨毯で足にも優しく気持ちよく快適な尾根歩きができた。

◆ 鳥屋金沢右岸尾根
923M地点まではブナをはじめとする広葉樹林が尾根を覆い、気持ちの良い木漏れ日の中を楽しめる。
923M地点以降は杉の植林地帯となり、薄暗くなる。
720m地点から急坂が続く。620M地点の下りは難易度高し。
最後の着地だが、進行方向左手ではなく、右手のマス釣り場に下りる経路を見つけたのでそれを下りた。
※ずっぴーさんの「ヌタノ丸、鳥屋鐘沢探索」(”https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4185004.html”)
を頭の中に入れていったが、勘違いをしてしまった。尾根左側に反転し右下に堰堤を見ながら着地するのが正解で、尾根の進行方向右に着地した訳ではなかった。結果的にマス釣り場に着地でき結果オーライになったものの、予定との差異が出たことは反省材料としたい。重要なポイントは写メすることにしよう(印刷しても忘れるので)
今日の日の出は5:53。扇平まで行き、渡渉準備をして明るくなるまで待つことにした。ライト無しで林道を歩けたくらい月明りが眩しかった。
2024年10月19日 05:19撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/19 5:19
今日の日の出は5:53。扇平まで行き、渡渉準備をして明るくなるまで待つことにした。ライト無しで林道を歩けたくらい月明りが眩しかった。
日の出前だが明るくなってきたので対岸に渡渉した。扇平は林道と河原の標高差がほぼない。
2024年10月19日 05:39撮影 by  iPhone 14, Apple
10/19 5:39
日の出前だが明るくなってきたので対岸に渡渉した。扇平は林道と河原の標高差がほぼない。
実際の渡渉箇所はカーブミラーがあるところ。
2024年10月19日 05:40撮影 by  iPhone 14, Apple
10/19 5:40
実際の渡渉箇所はカーブミラーがあるところ。
緩やかになるところまで上がる経路を見つけた。余裕があったこともあり斜面を撮影。それでも結構な斜度。ピッケルを斜面に刺しながら四つん這いになり上がった。
2024年10月19日 05:56撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/19 5:56
緩やかになるところまで上がる経路を見つけた。余裕があったこともあり斜面を撮影。それでも結構な斜度。ピッケルを斜面に刺しながら四つん這いになり上がった。
緩急が交互に出てくる。
2024年10月19日 06:21撮影 by  iPhone 14, Apple
10/19 6:21
緩急が交互に出てくる。
ピンぼけだが神々しかった。
2024年10月19日 06:32撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/19 6:32
ピンぼけだが神々しかった。
大縄跳び。
2024年10月19日 06:35撮影 by  iPhone 14, Apple
10/19 6:35
大縄跳び。
痩せ尾根ではないので容易に巻ける。
2024年10月19日 07:01撮影 by  iPhone 14, Apple
10/19 7:01
痩せ尾根ではないので容易に巻ける。
720P地点で柵の進行方向右側(西側)に移った。山頂標などはなかった。
2024年10月19日 07:08撮影 by  iPhone 14, Apple
10/19 7:08
720P地点で柵の進行方向右側(西側)に移った。山頂標などはなかった。
鹿柵の右を行ったり左を行ったりしたが、このように柵が適度に倒れているため、どちらを歩くべきかはそれほど問題にはならなかった。それにしても凄い松の落ち葉。自分で踏んだ落ち葉で驚くことが何度かあった(笑)
2024年10月19日 07:19撮影 by  iPhone 14, Apple
10/19 7:19
鹿柵の右を行ったり左を行ったりしたが、このように柵が適度に倒れているため、どちらを歩くべきかはそれほど問題にはならなかった。それにしても凄い松の落ち葉。自分で踏んだ落ち葉で驚くことが何度かあった(笑)
手作り山頂標が複数あった。
2024年10月19日 07:24撮影 by  iPhone 14, Apple
2
10/19 7:24
手作り山頂標が複数あった。
三等三角点。
2024年10月19日 07:24撮影 by  iPhone 14, Apple
10/19 7:24
三等三角点。
諸先輩方のレコにはこちらが載っていた。
2024年10月19日 07:25撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/19 7:25
諸先輩方のレコにはこちらが載っていた。
ヌタノ丸の先の鞍部にこれが。近くに一升瓶もあったので酒盛りの跡か。。。BOSSやお〜いお茶などそんなに古くもなかった。
2024年10月19日 07:37撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/19 7:37
ヌタノ丸の先の鞍部にこれが。近くに一升瓶もあったので酒盛りの跡か。。。BOSSやお〜いお茶などそんなに古くもなかった。
分岐点にピッカピカの看板。
2024年10月19日 07:44撮影 by  iPhone 14, Apple
10/19 7:44
分岐点にピッカピカの看板。
恐らく早戸川林道から分岐した作業道。ヌタノ丸を過ぎてからこの尾根も整備され感が出ていた。
2024年10月19日 07:59撮影 by  iPhone 14, Apple
10/19 7:59
恐らく早戸川林道から分岐した作業道。ヌタノ丸を過ぎてからこの尾根も整備され感が出ていた。
日の丸と思いきや。初めて献血してしまった!足元はサラテクトで万全だが、四つん這いになった際、もしくは鹿柵を潜った際に地面に手をつき、その際にヤマビルを拾ってしまった。。。
2024年10月19日 08:08撮影 by  iPhone 14, Apple
3
10/19 8:08
日の丸と思いきや。初めて献血してしまった!足元はサラテクトで万全だが、四つん這いになった際、もしくは鹿柵を潜った際に地面に手をつき、その際にヤマビルを拾ってしまった。。。
栂立尾根の分岐点の手前は鹿柵と鹿網の間を行く。斜面は緩急あり。
2024年10月19日 08:32撮影 by  iPhone 14, Apple
10/19 8:32
栂立尾根の分岐点の手前は鹿柵と鹿網の間を行く。斜面は緩急あり。
分岐点まで上がらず栂立尾根に合流。合流点で朝食。玄米おにぎりと昨晩作った筑前煮(好物です)。
2024年10月19日 09:26撮影 by  iPhone 14, Apple
3
10/19 9:26
分岐点まで上がらず栂立尾根に合流。合流点で朝食。玄米おにぎりと昨晩作った筑前煮(好物です)。
栂立尾根は数週間前に反対側から上ったが、その時よりも印象が良かった。緑と紅葉・黄葉の落ち葉と陽の光がキレイだった。
2024年10月19日 09:54撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/19 9:54
栂立尾根は数週間前に反対側から上ったが、その時よりも印象が良かった。緑と紅葉・黄葉の落ち葉と陽の光がキレイだった。
鳥屋金沢って、こっちの鐘沢ではないのだろうか?
2024年10月19日 10:02撮影 by  iPhone 14, Apple
1
10/19 10:02
鳥屋金沢って、こっちの鐘沢ではないのだろうか?
ブナが多かった。これは大木。
2024年10月19日 10:10撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/19 10:10
ブナが多かった。これは大木。
栂立尾根から分岐。鳥屋金沢右岸尾根に突入!
2024年10月19日 10:20撮影 by  iPhone 14, Apple
10/19 10:20
栂立尾根から分岐。鳥屋金沢右岸尾根に突入!
緑と紅葉・黄葉の落ち葉と陽の光のコントラストが長く続いた。
2024年10月19日 10:22撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/19 10:22
緑と紅葉・黄葉の落ち葉と陽の光のコントラストが長く続いた。
岩ゴロ地帯。難しくはない。
2024年10月19日 10:55撮影 by  iPhone 14, Apple
10/19 10:55
岩ゴロ地帯。難しくはない。
下から見ると大したことないように見えるものの、下りてくる時は厳しかった。上りだったら楽なのかも。
2024年10月19日 11:14撮影 by  iPhone 14, Apple
10/19 11:14
下から見ると大したことないように見えるものの、下りてくる時は厳しかった。上りだったら楽なのかも。
この斜面の一番上に見える箇所の斜度はきつかった。ここはピッケルかロープがないとつらい。
2024年10月19日 11:18撮影 by  iPhone 14, Apple
10/19 11:18
この斜面の一番上に見える箇所の斜度はきつかった。ここはピッケルかロープがないとつらい。
最後、マス釣り場に下りる経路を見つけたのでこちらを行くことにした。
2024年10月19日 12:07撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/19 12:07
最後、マス釣り場に下りる経路を見つけたのでこちらを行くことにした。
大勢の釣り客がいた中、ここから下りてきたが、あまりジロジロ見られなかった。
2024年10月19日 12:13撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/19 12:13
大勢の釣り客がいた中、ここから下りてきたが、あまりジロジロ見られなかった。
みなさん魚に夢中。今日も無事下山でき、山の神様に感謝。
2024年10月19日 12:14撮影 by  iPhone 14, Apple
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10/19 12:14
みなさん魚に夢中。今日も無事下山でき、山の神様に感謝。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 トレイルグラス タオル ツェルト ストック カメラ ロープ スリング カラビナ類 ハーネス チェーンスパイク ヘルメット 薮山用ピッケル ウォーターシューズ
共同装備
単独山行のためなし

感想

前回が絵瀬尾根↑〜ミカゲ沢ノ頭北西尾根↓だったこともあり、全般的に穏やかな山行に感じられた。取り付き点と着地点の経路を発見できたこともあり、アクセスしやすくなったように感じた。ただキツイ斜面もあるので、次回来るときも装備は一通り持参して臨みたい。
鳥屋金沢の東側に六百沢があるが、鳥屋金沢を挟む両斜面は広葉樹で覆われ明るく、右隣りの六百沢を挟む両斜面は杉など針葉樹の樹林帯となっており暗い。両沢の間の鳥屋金沢右岸尾根がこれらを二分している。紅葉の季節は鳥屋金沢の両斜面で奇麗な景色を拝めるのではないか。

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訪問者数:94人

コメント

ハピネスアドバンテージさん、鳥屋金沢右岸尾根の末端は、釣り場に出る方が簡単ですが、管理人から怒られるという古い情報があるので、西側を渡渉するのが「正解」のようです。(何の正解かは?ですが)ただし、釣り場の東端に下る旧径路があり、それを辿ったこともありますが、その時は釣り場の営業終了していて、こっそり渡りました。栂立尾根の周辺はまだ未踏尾根も多いのですが、だんだん怪しそうな尾根しか残ってないのでだんだん足が遠のいています。ヤマビルに献血しながらの山行、お疲れ様でした。
2024/10/20 19:09
ずっぴーさん、おはようございます。コメント頂き光栄です!釣り場に下りてしまったので、潔く架け橋を使わせて頂き、受付で一言添えて通りました。優しく対応頂いたので、この場を借りて、早戸川国際マス釣場の宣伝をさせて頂きます(笑)。ずっぴーさんは丹沢の本など書かれないのですか。おそらく一番丹沢の尾根という尾根を回ってらっしゃるんじゃないでしょうか。
2024/10/21 5:39
釣り場通過情報ありがとうございます。丹沢先輩諸氏の方々が立派なブログを立ち上げられていて、私は勝手に真似させていただいてるだけです。基本、沢はやらないので尾根に限れば色々回ってるかもしれません。トラバ径路など、今は危険で通れないところもありますので、気を付けて楽しんでください。
2024/10/21 7:14
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ずっぴーさん、ありがとうございます。これからもVR探索を続けたいと思っています。ちなみに次回の山行予定は「風巻ノ頭北尾根+鐘撞山北東尾根」を参考にさせて頂きました。エビラ沢橋横の駐車スペースから二ノ尾山方面を上がりトラバースして風巻ノ頭に向かいます。取り付き部分はMartPさん、Specialさんの記録を参考にしました。山行記録以外で伺いたいことが出てきたらご質問させて頂くかも知れませんが、何卒よろしくお願いいたします。神ノ川のキャンプ場へは事前に連絡を入れておきます。
2024/10/21 7:56
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プロフィール画像
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