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Yamareco

記録ID: 7388563
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

晴れるはずが…草霧氷広がる頂上湿原 苗場山

2024年10月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:49
距離
12.5km
登り
1,244m
下り
1,096m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:46
休憩
1:04
合計
7:50
距離 12.5km 登り 1,244m 下り 1,096m
6:45
6:46
38
7:33
7:34
18
7:52
7:53
8
8:03
8:04
11
8:15
13
8:28
8:36
51
9:27
18
10:31
66
11:37
11:44
14
11:58
12
12:10
12:12
2
12:14
12:15
7
12:22
14
12:36
10
13:15
65
天候 小雨時々雪
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
コース状況/
危険箇所等
雨は小雨程度だったのだが傾斜のある登山道はほぼ全ての区間で川
その他周辺情報 リフト 
登りのみ運行 2300円
運行時間6:00~8:00
落下防止カバーがあるのでリフトからの眺望はなし

苗場山頂ヒュッテ
休憩料 500円 トイレ使用料込
カチカチに凍ったナナカマドの実を写真に収めつつ、さて引き返すべきだろうかと自問自答する。前日の下界の気温29度から一転、みぞれ混じりの雨と強風は止む気配がないここは凍てついた極寒の世界。朝のうちに天候は上向くという予報を信じて新潟まで来たのに目当ての山一面の紅葉も白いガスに塗り潰されて全く確認できない。振り返れば遠くに6月に登った谷川連峰の平標山が見えるはずだがそれも見ることは叶わない。寒さはともかくとして無理をして進みこの先何を得られるというのか。
2024年10月20日 12:15撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
1
10/20 12:15
カチカチに凍ったナナカマドの実を写真に収めつつ、さて引き返すべきだろうかと自問自答する。前日の下界の気温29度から一転、みぞれ混じりの雨と強風は止む気配がないここは凍てついた極寒の世界。朝のうちに天候は上向くという予報を信じて新潟まで来たのに目当ての山一面の紅葉も白いガスに塗り潰されて全く確認できない。振り返れば遠くに6月に登った谷川連峰の平標山が見えるはずだがそれも見ることは叶わない。寒さはともかくとして無理をして進みこの先何を得られるというのか。
白く薄化粧された登山道脇のベンチ。雨はいつのまにか雪に変わっていた。こんなところにいます(笑)、あとで自虐的なLINEでも送ろうかとこれも写真に収める。
2024年10月20日 07:54撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 7:54
白く薄化粧された登山道脇のベンチ。雨はいつのまにか雪に変わっていた。こんなところにいます(笑)、あとで自虐的なLINEでも送ろうかとこれも写真に収める。
時間を遡り、登山開始時点。リフトを降りた直後からこの日の困難な山行は明らかだった。ここで1時間ほどスタートを遅らせ、天候の回復を待つ選択肢も脳裏にはあったが待機場所もなく断念している。もっとも結果的にそんなことをしてもほとんど意味がなかったのだが…
2024年10月20日 06:36撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 6:36
時間を遡り、登山開始時点。リフトを降りた直後からこの日の困難な山行は明らかだった。ここで1時間ほどスタートを遅らせ、天候の回復を待つ選択肢も脳裏にはあったが待機場所もなく断念している。もっとも結果的にそんなことをしてもほとんど意味がなかったのだが…
2024年10月20日 07:18撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 7:18
2024年10月20日 07:39撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 7:39
下ノ芝という草原帯を抜け、再び樹林帯の登りに入る。小さめの岩が転がる狭い登山道は樹林帯ではほぼ全区間川と化しており、このことがこの山行で最もうんざりさせられた。飛び石を渡るように進み、靴を濡らさぬよう細心の注意を払う。靴の防水性は信用している。だが実は右足の内側の爪先近くに小さな穴が開いているのを先日発見していた。たとえ小さな穴でもそれは水没はそのまま無抵抗に足先を濡らせしまうことを意味していた。この気温である。そうなれば最悪凍傷の可能性も考えなければならない。この右足を濡らしてしまったら撤退することにするか。頭の中でこの日の装備状況を反芻する。靴下の替えは……ある、迷った末に持って行くことにしたのでそのことははっきり覚えていた。なぜ迷ったのか、明らかに予報を信用しすぎていた。
2024年10月20日 07:20撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 7:20
下ノ芝という草原帯を抜け、再び樹林帯の登りに入る。小さめの岩が転がる狭い登山道は樹林帯ではほぼ全区間川と化しており、このことがこの山行で最もうんざりさせられた。飛び石を渡るように進み、靴を濡らさぬよう細心の注意を払う。靴の防水性は信用している。だが実は右足の内側の爪先近くに小さな穴が開いているのを先日発見していた。たとえ小さな穴でもそれは水没はそのまま無抵抗に足先を濡らせしまうことを意味していた。この気温である。そうなれば最悪凍傷の可能性も考えなければならない。この右足を濡らしてしまったら撤退することにするか。頭の中でこの日の装備状況を反芻する。靴下の替えは……ある、迷った末に持って行くことにしたのでそのことははっきり覚えていた。なぜ迷ったのか、明らかに予報を信用しすぎていた。
2024年10月20日 06:51撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 6:51
その時はすぐに訪れた。水たまりを突いたトレッキングポールが想像以上に沈み、体制が崩れた。それを支えよう右足を踏み出したがそこは川と化した登山道、その先も深い水溜まりで右足はものの見事に水没を果たした。すぐに足を引き上げるが時すでに遅し。冷たい湿った感触が足の親指に走る。やってしまった。激しく足を振り、水しぶきを飛ばす。状況を確認する。濡れてしまったが幸いにも大量の水が侵入したという感覚はなかった。紙やハンカチを靴に入れ水を吸い出すことも考えたがそこまでの必要はないようだ。一瞬肝が冷えたが足先の濡れは致命的ではない。まだ先に進むことができそうに思えた。
2024年10月20日 06:51撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 6:51
その時はすぐに訪れた。水たまりを突いたトレッキングポールが想像以上に沈み、体制が崩れた。それを支えよう右足を踏み出したがそこは川と化した登山道、その先も深い水溜まりで右足はものの見事に水没を果たした。すぐに足を引き上げるが時すでに遅し。冷たい湿った感触が足の親指に走る。やってしまった。激しく足を振り、水しぶきを飛ばす。状況を確認する。濡れてしまったが幸いにも大量の水が侵入したという感覚はなかった。紙やハンカチを靴に入れ水を吸い出すことも考えたがそこまでの必要はないようだ。一瞬肝が冷えたが足先の濡れは致命的ではない。まだ先に進むことができそうに思えた。
2024年10月20日 07:52撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 7:52
2024年10月20日 08:19撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 8:19
2024年10月20日 07:53撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 7:53
ヤマレコの標高アナウンスを励みにあと少しあと少しといい聞かせながらひとつ目のピーク、神楽ヶ峰に辿り着く。標識に8合目の文字。登山開始直後に7合目の標識を見かけ、今日の行程は短いなと侮っていたのだがそこからここまではかなりの時間を要した。目指す頂上は相変わらず濃いガスの中でどこにあるのか見当もつかない。
2024年10月20日 08:15撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 8:15
ヤマレコの標高アナウンスを励みにあと少しあと少しといい聞かせながらひとつ目のピーク、神楽ヶ峰に辿り着く。標識に8合目の文字。登山開始直後に7合目の標識を見かけ、今日の行程は短いなと侮っていたのだがそこからここまではかなりの時間を要した。目指す頂上は相変わらず濃いガスの中でどこにあるのか見当もつかない。
せっかく頂上との標高差を詰めたのに無情にも登山道は下り始める。富士見坂という地点を通過。名前のとおりならここには眺望があるのに違いない。今はただ白一色だ。結局鞍部の花畑と呼ばれる場所まで100m近く降ることになる。
2024年10月20日 08:15撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 8:15
せっかく頂上との標高差を詰めたのに無情にも登山道は下り始める。富士見坂という地点を通過。名前のとおりならここには眺望があるのに違いない。今はただ白一色だ。結局鞍部の花畑と呼ばれる場所まで100m近く降ることになる。
2024年10月20日 08:15撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 8:15
2024年10月20日 07:59撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 7:59
2024年10月20日 08:53撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 8:53
鞍部を過ぎ、いよいよ頂上への登りに入る。この辺りは風が強く、叩きつける雪も厳しさを増す。周囲の霧氷もこれまでとは一層厚みを増したものとなり、登り続けると霧氷のトンネルが現れた。トンネルを潜ると周囲の木が疎らになる。頂上はすぐそこだ。
2024年10月20日 08:59撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 8:59
鞍部を過ぎ、いよいよ頂上への登りに入る。この辺りは風が強く、叩きつける雪も厳しさを増す。周囲の霧氷もこれまでとは一層厚みを増したものとなり、登り続けると霧氷のトンネルが現れた。トンネルを潜ると周囲の木が疎らになる。頂上はすぐそこだ。
結局、ここまで来てしまった。木道が現れ、苗場山の頂上湿原が姿を現した。山頂に広がる湿原は4キロ四方にもおよぶ広大さで有名だが今視界で確認できるのは残念ながら30メートルほどに過ぎない。この時期の名物である草紅葉は今や草霧氷となり、黄金色の下地を白で覆い隠そうとしている。願っていた景色ではないがこれはこれで美しい。
2024年10月20日 09:20撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 9:20
結局、ここまで来てしまった。木道が現れ、苗場山の頂上湿原が姿を現した。山頂に広がる湿原は4キロ四方にもおよぶ広大さで有名だが今視界で確認できるのは残念ながら30メートルほどに過ぎない。この時期の名物である草紅葉は今や草霧氷となり、黄金色の下地を白で覆い隠そうとしている。願っていた景色ではないがこれはこれで美しい。
どういうわけか不思議なことに登ってきたときよりも遮る木々が少ない山頂の方が風が穏やかだった。今だけかも知れないがかなり過酷な環境を覚悟していただけにこれは助かった。
2024年10月20日 09:20撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 9:20
どういうわけか不思議なことに登ってきたときよりも遮る木々が少ない山頂の方が風が穏やかだった。今だけかも知れないがかなり過酷な環境を覚悟していただけにこれは助かった。
2024年10月20日 09:20撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 9:20
池塘は凍りついてはいないものの表面に雪を浮かべている。
2024年10月20日 09:22撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 9:22
池塘は凍りついてはいないものの表面に雪を浮かべている。
2024年10月20日 09:23撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 9:23
2024年10月20日 09:23撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 9:23
頂上に着いた。ここだけは周囲を木に囲まれていて残念ながら写真映えはしない。数人の登山者が困難を乗り越えた証として記念撮影に励んでいる。紅葉最盛期の日曜日、この天候とはいえ登山者はそれなりに多かった。途中で引き返す者も見かけたが多くは頂上まで辿り着いたようだ。みんなしっかりと寒さへの備えはしてきたらしい。ひとりだけ驚くべきことに半袖姿で降ってきた登山者ともすれ違ったが、その人は全く平気な様子だった。
2024年10月20日 09:29撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 9:29
頂上に着いた。ここだけは周囲を木に囲まれていて残念ながら写真映えはしない。数人の登山者が困難を乗り越えた証として記念撮影に励んでいる。紅葉最盛期の日曜日、この天候とはいえ登山者はそれなりに多かった。途中で引き返す者も見かけたが多くは頂上まで辿り着いたようだ。みんなしっかりと寒さへの備えはしてきたらしい。ひとりだけ驚くべきことに半袖姿で降ってきた登山者ともすれ違ったが、その人は全く平気な様子だった。
山頂の少し先に進み苗場山頂ヒュッテに辿り着いた。寒さ対策も汗冷え対策も万全で(特に首から上)身体は冷えていなかったが途中からトイレに行きたくて仕方なかったのでその存在はありがたかった。外のトイレを借りようと思ったがどうやら中で休憩できるよう。先行するグループに続き、中に入り、休憩料500円を支払う。トイレの使用料も込まれているとのこと。ストーブが焚かれた食堂内ではたくさんの登山者が身体を休めていた。コーヒー(500円)を注文。出てくるのに10分ほど待たされたがおいしかった。天候の回復待ちの意図もあってここで30分ほど休憩し、山小屋のスタッフさんにお礼をいい、小屋を後にする。
2024年10月20日 09:34撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 9:34
山頂の少し先に進み苗場山頂ヒュッテに辿り着いた。寒さ対策も汗冷え対策も万全で(特に首から上)身体は冷えていなかったが途中からトイレに行きたくて仕方なかったのでその存在はありがたかった。外のトイレを借りようと思ったがどうやら中で休憩できるよう。先行するグループに続き、中に入り、休憩料500円を支払う。トイレの使用料も込まれているとのこと。ストーブが焚かれた食堂内ではたくさんの登山者が身体を休めていた。コーヒー(500円)を注文。出てくるのに10分ほど待たされたがおいしかった。天候の回復待ちの意図もあってここで30分ほど休憩し、山小屋のスタッフさんにお礼をいい、小屋を後にする。
外に出る。天候は回復せずむしろ僅かだが悪化したように思える。少しだが風が出てきた。予定ではこの先の龍ノ峰を目指すことになっていたがあっさり諦め、その分時間をかけてゆっくり下山することにする。
2024年10月20日 10:28撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 10:28
外に出る。天候は回復せずむしろ僅かだが悪化したように思える。少しだが風が出てきた。予定ではこの先の龍ノ峰を目指すことになっていたがあっさり諦め、その分時間をかけてゆっくり下山することにする。
2024年10月20日 10:32撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 10:32
雪の華のようになった草霧氷
2024年10月20日 10:33撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 10:33
雪の華のようになった草霧氷
2024年10月20日 10:34撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 10:34
2024年10月20日 10:36撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 10:36
2024年10月20日 10:36撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 10:36
2024年10月20日 10:38撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 10:38
2024年10月20日 10:39撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 10:39
ほんの一部分しか見ることができなかった頂上湿原を後にする。残りはいつかまた。
2024年10月20日 10:45撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 10:45
ほんの一部分しか見ることができなかった頂上湿原を後にする。残りはいつかまた。
下山開始。天候の悪化につれて、霧氷もまた登ってきたよりも厚みを増したように見える。
2024年10月20日 10:53撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 10:53
下山開始。天候の悪化につれて、霧氷もまた登ってきたよりも厚みを増したように見える。
2024年10月20日 10:57撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 10:57
2024年10月20日 10:58撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 10:58
2024年10月20日 11:23撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 11:23
2024年10月20日 11:24撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 11:24
花畑に着いたあたりで天候は上向きに。ガスも少し晴れ、紅葉と霧氷が入り混じった赤、黄、白の山肌が顔を覗かせる。一瞬のチャンスを狙ってシャッターを押す。
2024年10月20日 11:29撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 11:29
花畑に着いたあたりで天候は上向きに。ガスも少し晴れ、紅葉と霧氷が入り混じった赤、黄、白の山肌が顔を覗かせる。一瞬のチャンスを狙ってシャッターを押す。
すぐにガスが
2024年10月20日 11:30撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 11:30
すぐにガスが
2024年10月20日 11:34撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 11:34
2024年10月20日 12:20撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 12:20
2024年10月20日 12:38撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 12:38
ガスが薄まったおかげで中腹の草原帯でも紅葉と霧氷が入り混じった光景を見ることができた。厳しい状況を乗り越えて得たご褒美の最大のものはこの景色かも知れない。
2024年10月20日 12:38撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 12:38
ガスが薄まったおかげで中腹の草原帯でも紅葉と霧氷が入り混じった光景を見ることができた。厳しい状況を乗り越えて得たご褒美の最大のものはこの景色かも知れない。
2024年10月20日 12:38撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 12:38
2024年10月20日 12:38撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 12:38
すでにかなり遠くまで見通せるようになっていた。
天候は明らかに回復に向かっており、雨は止み、谷川岳方面の空の隙間には僅かな青空が見える。こうしてみると霧氷の覆われた木は季節外れの桜のようにも見える。美しい。
2024年10月20日 12:50撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 12:50
すでにかなり遠くまで見通せるようになっていた。
天候は明らかに回復に向かっており、雨は止み、谷川岳方面の空の隙間には僅かな青空が見える。こうしてみると霧氷の覆われた木は季節外れの桜のようにも見える。美しい。
2024年10月20日 12:52撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 12:52
2024年10月20日 12:52撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 12:52
2024年10月20日 12:54撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 12:54
紅葉のピークは1400m付近にあり霧氷とのコントラストもこの辺りでは特に映えた
2024年10月20日 13:02撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 13:02
紅葉のピークは1400m付近にあり霧氷とのコントラストもこの辺りでは特に映えた
2024年10月20日 13:14撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 13:14
スタートのリフト駅近くにまで戻って来たが残念ながら帰りのリフトは運行されていない。ここからは登山道を通り、リフトに乗った地点まで戻らなければならない。
2024年10月20日 13:20撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 13:20
スタートのリフト駅近くにまで戻って来たが残念ながら帰りのリフトは運行されていない。ここからは登山道を通り、リフトに乗った地点まで戻らなければならない。
2024年10月20日 13:20撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 13:20
見上げればピークを迎えた紅葉が目を楽しませてくれる。
2024年10月20日 13:20撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 13:20
見上げればピークを迎えた紅葉が目を楽しませてくれる。
だが足元は最悪である。これまで以上に激しい水の流れの中の下りを強いられる。靴の中は右足だけでなく左の足も浸水し始めていたが気温も上がっていたし、残り距離も少ない。気にせず先へ進む。
2024年10月20日 13:34撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 13:34
だが足元は最悪である。これまで以上に激しい水の流れの中の下りを強いられる。靴の中は右足だけでなく左の足も浸水し始めていたが気温も上がっていたし、残り距離も少ない。気にせず先へ進む。
2024年10月20日 13:39撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 13:39
2024年10月20日 13:50撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 13:50
2024年10月20日 13:50撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 13:50
思わぬ悪路にうんざりさせられつつもようやくゴールのゲレンデに辿り着いた。
2024年10月20日 14:17撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 14:17
思わぬ悪路にうんざりさせられつつもようやくゴールのゲレンデに辿り着いた。
2024年10月20日 14:17撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 14:17
和田小屋の泊まり営業は先週で一旦終了。ゴールしたもののここにはご褒美はない。だがとりあえず旅の無事に感謝。
2024年10月20日 14:17撮影 by  NIKON Z 7, NIKON CORPORATION
10/20 14:17
和田小屋の泊まり営業は先週で一旦終了。ゴールしたもののここにはご褒美はない。だがとりあえず旅の無事に感謝。
撮影機器:

感想

自然を舐めちゃいけないのと天気予報を過信してはいけないと改めて思い知らされた今回の山行。荷物が重くなろうと寒さ対策は万全でなければ…あれもこれもちゃんと持っていって良かったとひと安堵。とはいえ半袖でも登れた先週の安達太良山のあとでのカチンコチンの世界はさすがに心を折られそうになったのも事実。

紅葉は登山口あたりが盛り。晴れていれば素晴らしい景色が見れたと思います。これからの紅葉は低山が主役でしょうか、お山の秋はほんとうに短い。

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