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Yamareco

記録ID: 7390594
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

那須岳(茶臼岳・朝日岳)

2024年10月20日(日) ~ 2024年10月21日(月)
 - 拍手
Kaz kazzuf その他4人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:46
距離
12.5km
登り
721m
下り
1,123m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:24
休憩
0:42
合計
3:06
距離 5.0km 登り 240m 下り 461m
12:06
24
12:30
12:31
14
12:45
10
12:55
17
13:12
8
13:20
13:49
13
14:02
14:08
25
14:33
14:39
6
14:45
22
2日目
山行
3:19
休憩
0:26
合計
3:45
距離 7.6km 登り 481m 下り 662m
7:28
7:29
6
7:35
7:38
22
8:00
8:10
15
8:25
8:29
13
8:42
20
9:02
9:03
7
9:10
9:14
4
9:18
9:19
18
9:37
9:38
15
10:09
10:10
17
10:30
12
天候 初日晴れ。稜線強風。2日目晴れのち曇り。
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
那須ロープウェイ駐車場は激混み。すんなり駐められないと思ったら、Uターンして下の大丸駐車場へ駐めて歩いて上がる方が良い。
コース状況/
危険箇所等
朝日岳への岩稜帯は鎖場あり、足元の道幅狭いところあり、通行に注意を要する。
茶臼岳と朝日岳の間の鞍部は風の通り道になっている。かなりの強風が吹き、一時耐風姿勢をとったほど。おそらく20-30mはあったのではないかと思う。
その他周辺情報 鹿の湯500円。硫黄の匂いがする41・42・43・44・46・48℃の湯。44℃が一番馴染んで効く気がする。
那須ロープウェイで一気に
那須ロープウェイで一気に
荒々しい
紅葉が最盛期で
空も晴れて
言うことない
サイコー
強風の中、耐風姿勢を取ってから降りてきてからの景色だけに
強風の中、耐風姿勢を取ってから降りてきてからの景色だけに
苔むして
延命の水
三斗小屋温泉煙草屋旅館 野天風呂
3
三斗小屋温泉煙草屋旅館 野天風呂
トトロの岩
紅葉綺麗なはずだ
紅葉綺麗なはずだ
荒々しい
全山紅葉
緑の絨毯と紅葉のコントラストが何とも
1
緑の絨毯と紅葉のコントラストが何とも
あそこには登れるんだろうか
2
あそこには登れるんだろうか
下山後は鹿の湯
硫黄が匂う
1
下山後は鹿の湯
硫黄が匂う
湯上りに渡り廊下でまったり
湯上りに渡り廊下でまったり
鴨汁蕎麦をがっつり
2
鴨汁蕎麦をがっつり

装備

個人装備
ドライインナー 長袖シャツ 携帯バッテリー 携帯充電ケーブル ズボン 保険証・財布 バンダナ 熊避け鉄砲・熊鈴 帽子 サングラス グローブ(軍手) 靴下 ポリエステルパンツ 心拍数計 ザック 防寒着 雨具(カッパ・帰りの傘) ファーストエイドキット 非常食 老眼鏡 近視眼鏡 ドライバッグ大 パンツ 着替え長袖シャツ 着替えズボン 着替え靴下 タオル ドライバッグ小 インナーシーツ サブバッグ 下山後の着替え ツマミ ウェットティッシュ カトラリー 味噌汁 コーヒー 昼のおやつ 保温性カップ クッカーストーブセット 行動食バックアップ 常備薬バックアップ(芍薬甘草湯・ビタミン類・アミノバイタル) アバンド コンパス ロールペーパー マスク 歯ブラシ ヘッドランプ カメラ用充電ケーブル 携帯バッテリー用充電ケーブル 充電器 カメラ胸部固定具 計画書 ココヘリ会員証 カメラ 虫除け 登山靴を入れる袋 下山後に履き替える靴 行動食 常備薬 日焼け止め ナイフ サコッシュ 筆記用具 携帯充電ケーブル(予備含む) GoPro 水0.5L 携帯電話 AppleWatch 昼ご飯
共同装備
ツェルト お昼の水2.0L

感想




 さて今回は。山の会の友だちが車を出してくれて那須岳・三斗小屋温泉煙草屋旅館へ。出る時は雨が降っていたけど、高速を走るにしたがって雨は上がり、栃木では前線の雲が切れて高気圧圏に入るのが見えた。

 ロープウェイ駐車場へ向かうも、手前で渋滞。駐車場へ入るための渋滞だそう。経験上そこから1時間掛かるとドライバー即判断で、下の大丸駐車場へ。準備運動していざ。葛折りの車道を突っ切るように、ロープウェイ山麓駅。着いたら、始発が11:30だって放送。「え”?」だったら、あのまま駐車場待ち渋滞に居たら絶対に前に進まないじゃん。どうやら、強風でロープウェイが止まっていたらしい。券売機で片道切符を買う。初めは往復にしようと言っていたんだけど、チケットは当日限りだから、三斗小屋温泉に泊まる人は片道券を買うようにと券売機に書いてあった。危ない危ない。
 で、3台目の11:50のに乗車。向かいの山が、ハイマツの緑に紅葉のコントラストが綺麗で。
 ようやく登山開始。結構風が吹くけど、ファイントラックを下に着てきたおかげか、さほど寒さを感じない。それでも、茶臼岳山頂手前になったら風が強くなり、流石にレイン出してウィンドブレーカー代わりにした。綿の入った手袋も必須。
 峠の茶屋跡避難小屋で、ちょっと遅い昼食。お湯を沸かしてスープや味噌汁。みんなサーモス持ってきてたんだけど、アツアツを。
 で、外に出て予定コースで朝日岳へ向かおうとしたらアクシデント発生。メンバーのニット帽が風に飛ばされて、それを回収しようとして斜面にバッタリ。したまま起き上がらない。起き上がろうとしても起き上がれなかった。両足を引っ張って引き上げ。ニット帽はしっかり握ってた。
 危なかった危なかったと笑っていたら、風が急に強まる。だんだん強まる。おそらく、風速20-30mはあったんじゃなかろうか。リーダーが、「耐風姿勢を取ってください。」と叫ぶ声があまり聞こえない。この風で朝日岳の稜線岩陵帯を行くのは危険と判断し、ルートを変えて、そのまま三斗小屋へ降りることにした。鞍部からちょっと降るとすぐに風は治り、鞍部の稜線が風の通り道だったことがわかる。
 直に樹林帯に入り、紅葉が綺麗なところを潜りながら降りる。延命水をちょっと飲み、家で汲んできた水道水を捨てて延命水を汲む。今夜の宴会用か、明日のコーヒー用。
 しばし歩いて三斗小屋温泉煙草屋旅館到着。ホームページには、「煙草屋旅館の屋号に「旅館」とあるけど山小屋です。おまけに「たばこ」も売ってません」って書いてあった。けれど、案内してくれた8畳の部屋は、完全に旅館。縁側があって、障子で縁側と畳間が仕切ってある。床の間があって1間の押入れ。床の間には、ホームページに書いてあったとおり、西川ふとんのマットレス「AIR」が人数分置いてあった。
 女性は、ちょうど野天風呂が女性タイムとあって外の風呂へ。男性は、共同湯が男性タイムで共同湯へ。共同湯はちとぬるかった。野天風呂が混浴タイムになったところで外風呂へ。景色はいいし、お湯は温かくてちょうどいいし、ホームページで見たシーンが写真に撮れるし、言うことなし。
 温まって部屋に戻ってちびりちびりやってると、夕食の知らせを告げる太鼓の音が。食事をする場所は大広間で、畳の上に御膳が置いてある。「こりゃ山小屋じゃなくて旅館だよね。」。「いや、今回の山行は、登山じゃなくて、温泉旅行かハイキングだと考えてるから。」って声も。
 夕飯を食べた後、消灯までまったりとちびりちびり。と、リーダーが魔法の飲み物を作り始めた。魔法の粉を2種類コップに入れて水を注ぎ、レモン汁をチューってやると、レモンサワーの出来上がり。おもしろー。レモン汁の代わりに、持ってきたでっかいカボスを絞ってカボスサワー。
 そうこうしているうちに消灯時刻になり、布団敷いて寝る準備していると電気が消える。一回消えてまた点き、で、再び消えたら今度は点かなくなった。
 素直に寝床に入ると直にぐっすり眠ってしまった。

 翌朝5:30頃にゴソゴソ起き出し、ひとっ風呂浴びに野天風呂へ。ご同輩が10人くらい居た。気持ちいい。温まったらサッと上がってきて部屋で朝飯の時刻を待つ。湯浴み着を持って野天風呂に行った女性が1人。勇気あるなぁ。いや、こういう時は、男性の方が目の遣り場に困って他を向いてしまうのが常か。
 朝ご飯の用意を告げる太鼓が鳴り、大広間へ。
 今日は、ピストンで峠の茶屋跡避難小屋に上がり、風の様子を見て、行けそうなら朝日岳へ行くこととし、早めの出発。
 稜線に出てみると、風は吹いているけれど、昨日の風と違って、「これは行ける」という風。剣ヶ峰を巻いて、トトロみたいな岩を見て、ちょっと気をつけなければならない鎖場を通過。朝日の肩から朝日岳登頂。ちょうどガスってて何も見えず。停滞してると寒いし、早々に下山開始。
 下りはロープウェイ使うために茶臼岳の山頂直下まで登るのと、そのまま山麓駅へ下山するのと大して変わりないのがわかり、そのまま下山。その道すがら、ハイマツの緑に紅葉がよく映えるところを間近に見て下る。

 下山後、鹿の湯500円。41℃・42℃・43℃・44℃・46℃・48℃とある。恐る恐る44℃に浸かると、始めは熱いけど、しばらくするとじんわり。体の周りに、少し温度の低い膜みたいなお湯の層ができるのだろう。後で46℃まで試してみた。46℃は、入っているとどうってことないんだけれど、出るときに、お湯の膜が剥がれて熱い。流石に48℃は試さなかった。怖いもの見たさか、リーダーが試してみて秒で出た。昭和のお笑いの熱湯風呂みたいに。
 硫黄の香りを纏って手打ち蕎麦屋へ。大盛り頼んだら、普通の蕎麦屋の超特盛りくらいあった。
 道の駅で土産を買い、ちょっと休んで帰路へ。
 今回も、いい山行だった。結論は、20-30mの強風に煽られ、鎖場のある岩陵帯のある山行は、ハイキングでも温泉旅行でもなく、れっきとした登山であるということ。如何に、初日の累積標高上りが250mであろうと、2日目の累積標高上りが450mであろうと。

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