ロープウェイで那須茶臼岳
- GPS
- 03:25
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 471m
- 下り
- 473m
コースタイム
- 山行
- 2:58
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 3:20
天候 | 午前曇天、昼頃日が指してきた。 頂上と牛ヶ首で風強く、寒い。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。子供、お年寄り、犬も多数登ってました。 あえてあげると、2箇所。山頂から北側の避難小屋に降りて行くルートは落石注意。上から誰かが落とす可能性あり。もう1箇所は、山頂西側の無間地獄。噴気が立ち昇ってますが、風向き悪いとこちらにくるかも。じっくり写真撮ってる人もいますが、足早に通り過ぎるのがベター。 |
写真
感想
ロープウェイでこんなに手軽に素晴らしい景色が見られるなんて。
那須茶臼岳に行ってきました。東京から新幹線で行って、那須塩原駅から直通バス、ロープウェイで行けば、あっという間に山頂です。お鉢巡りをしてからくだって鉢巻き道で山をくるりと一周、噴気噴き出す無間地獄、紅葉鑑賞の名所ひょうたん池などを巡っても、お昼にはロープウェイ駅まで戻って来られます。夕食までには帰宅して、ゆっくり自宅風呂につかりました。那須ってこんなに近かったんだ。誤解していました。
登山の状況を説明します。
ロープウェイ山頂駅には展望台があり、双眼鏡で隣の朝日岳からふもとの那須の街まで眺められます。ゆっくり景色を見てから、出発です。ルートは緩やかな傾斜で歩きやすい道でスタートします。右に大きくカーブした後、ほぼ一直線で山頂に向かいます。幅広の道で、やや高めの石段です。左端が歩きやすいです。登って行くと、牛ヶ首への分岐点になります。ここで山頂へ向かう人と、牛ヶ首方面に行く人に分かれます。牛ヶ首方面は鉢巻き道と呼ばれる山頂には行かない平坦な道。それでも景色はいいので、これを散策してから帰る人も多そうです。
分岐から直線で登って行くとだんだん足元の石が大きくなって行き、砂礫が岩になります。そして突然火口に出ます。火口の縁を時計周りに回って行くと鳥居が立っていて、それをくぐると那須岳神社の祠が立っています。そこが山頂です。まさに360度の絶景です。
山頂を過ぎてさらに火口のお鉢を辿って行きます。火口の内側は浅く、埋まっていて噴火の気配はありません。しかし、お鉢巡りのルートから内側は立ち入り禁止です。
一周回って目の前に朝日岳が再び現れたところで、朝日岳に向かって山を降りて行きます。この下りは傾斜が急で、景色がとても良い。下界から天空まで息を呑みます。でも、足元が崩れやすい。慎重に歩く必要があります。さらに上の人が落石する可能性があるので要注意です。下の方に避難小屋が見えて、どんどん近づいてきます。
避難小屋まで降りる手前で先ほどの鉢巻き道への分岐点があります。ここでお弁当食べてる人もいました。眺めがいいので。
鉢巻き道は細いながらも平坦。でも右手は木の生えていない急斜面の谷で景色が遠くまで見通せて、飽きません。左手は山頂までの断崖。崩れた岩の所々に黄色い硫黄のかけらが見られます。硫黄鉱山の跡だとか。
無間地獄というところは、少し高いところから噴煙が出ていました。
牛ヶ首の手前に姥ヶ坂という分岐があり、ここから鉢巻き道を外れて一気に降ってみました。降った下には姥ヶ平という公園のようなところがあります。平坦な広場にテーブルとベンチがいくつか置かれています。周りはシャクナゲがいっぱい。初夏にはお花に溢れた素晴らしいところになると思う。
ひょうたん池という紅葉の名所に行きました。木道を辿って行くとその終点に展望台があります。今回は紅葉には遅すぎて残念でしたが、そこから見た茶臼岳の景色も素晴らしいと感じました。ここでコーヒーを飲んで休憩。そしてまた姥ヶ平、姥ヶ坂を経て鉢巻き道に戻りました。
牛ヶ首は峠で、ここにもベンチがいくつも置いてあって、お弁当にしました。時間があったので、南に進んで日の出平まで登ったほうが良かったかも。そこから茶臼岳が正面に見られたと思う。
牛ヶ首からロープウェイ方向への鉢巻き道は登りです。湯本温泉に直接降りるルートへの分岐点まで来ると、紅葉が綺麗に見えました。少し湯本温泉方向に降ってみて紅葉の景色を楽しんでから戻りました。
鉢巻き道の最後は苔の緑の斜面に溶岩の転石が点々とした地形が広がっています。まるで秋吉台のカレンフェルトのようでした。
再びロープウェイ駅からの登山道に合流。余韻を楽しみながら帰途につきましてた。
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