日本百名山!高妻山~🍁が綺麗な戸隠連峰~
- GPS
- 06:40
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,409m
- 下り
- 1,412m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:41
天候 | 超快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滑滝を通るコースは沢を何度も渡渉するなど、慎重に歩く必要があります。弥勒コースは非常に快適でした。泥でぬかるんでいる箇所アリ。高妻山山頂手前の急登の岩場はちょっと気をつけた方が良いくらいでした、ストックは1本がベスト。 |
その他周辺情報 | 戸隠の「戸隠神告げ温泉」さんにて、お風呂とお蕎麦をいただけました。お風呂からは紅葉が綺麗に見えましたよ! |
写真
感想
今日はまたまた3連休。ゆっくりするつもりが、月曜日の快晴の予感をキャッチし、いてもいられず奥信州で登っていない唯一の日本百名山である高妻山を候補にしました。Windyや天気予報などを見る限り、快晴、そして11月と思えないほどの暖かい日となることが見込まれるため、一旦秋シーズンの登り納めに行くことに。
前日は西沢渓谷へハイキングに行き、十分紅葉を堪能しました。本来、11月に入るとすでに積雪もしくは凍結が見られると思うのですが、予報や前日のログなどからまだどちらもないと判断し、登ることにしました。
前日のうちに高妻山登山用駐車場に到着し、寒さに凍えながら車中泊しました。思ったより冷えましたが、結構快眠できました。
暗い中での沢渡や、帯岩のトラバースは危険だと判断し、日の出とともに登ろうと思い6時頃の登山開始を目安に起床。少し出遅れましたが、だいたい予定通りに登山開始できました。
まずは、一不動避難小屋までの沢登りの直登です。何度も川をわたり、岩場を登り、トラバースで崖を横切り、ひたすら上を目指します。
一不動避難小屋に到着すると、あとは高妻山の取り付きを目指し五地蔵山、その他3回ほどの小ピークを超えます。その後、高妻山の取り付きから、グレーディングDになっている岩場を登り、稜線に上がればすぐに山頂です。
一応グレーディングD相当なのでヘルメットを持っていきましたが、持っていない人が大半でした。
山頂から、北アルプス・奥信州の山々を見ることができます。
この日、雲はまったくない快晴、綺麗に見渡すことができました。
山頂は比較的広く、ゆっくり休むことができます。
下山は、弥勒コースから下りましたが、枯れ葉で木の根が隠れていることもあり、足元に注意しながら歩けば非常に快適でした。
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コース覚書。
◯弥勒尾根コース分岐~一不動避難小屋
沢をわたりながら登ります。靴をできるだけ濡らさないように気をつけてください。
特に危険な箇所は、帯岩とその少し手前の岩場です。チェーンもあり、気をつけて歩けば心配ありません。
また、一不動避難小屋の宿泊は(緊急時以外は)できません。
◯一不動避難小屋~五地蔵~六弥勒
少しずつ登ります。思ったより距離があります。
歩きやすく、危険箇所はありません。強風には気をつけたほうが良いです。
◯六弥勒~九勢至
小ピークが3回ほど、地味に登って降りてを繰り返します。
◯九勢至~高妻山山頂
ここから本格的な上りですが、そこまで距離はありません。
山頂の稜線手前の岩場だけ気をつけてください。グレーディングDになっています。
上りはストック1本か、ストックは撤収したほうが良いでしょう。下山はストック1本をおすすめします。落石には注意してください。
稜線に上がると、山頂までの間に少しガレ場があり、気を付けて進んだほうが良いです。
山頂は広く、休憩できるスペースは比較的余裕がありました。
◯六弥勒~弥勒尾根入口(弥勒コース)
こちらは歩きやすいですが、一気に700m下るので膝が悪い人は注意したほうが良いです。
落ち葉で滑る箇所や、一部ぬかるみがあります。
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高妻山は、戸隠連峰の最高峰。その戸隠神社の中社は、現在は観光地です。深田氏の著書にも、「観光地なみの賑わい」と記されています。
日本200名山にも選ばれている戸隠山は、その厳しい岩場で有名ですね。特に有名なのが蟻の塔渡りです。いつか行けたらいいですが、心の余裕があるときに行きたいものです。
そして、その戸隠山の眼の前に「スック」と見えるのが高妻山です。高妻山はほとんど独立峰のような見た目であるため、とても目立つためです。しかしながら、下界からその全容を見ることは難しいでしょう。深田氏は、そのためあまり名が知られていないのだろうと述べています。
深田氏は、一度目は五地蔵岳に合ったらしい小屋に泊まったものの濃霧で諦めたとか。2度目は、中社の宿(戸隠神社付近の宿)を夜明け前に出発し、一不動経由で、山頂に至ったようで、乙妻には登らなかったようです。
現在、戸隠神社あたりはハイパー観光地。忍者村やらカフェやら乱立していますが、当時の様子が気になりますね。
次はツーリングで訪れたいものです。
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