記録ID: 746455
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
乾徳山(紅葉の西沢渓谷〜黒金山・周回)
2015年10月18日(日) [日帰り]
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- GPS
- 09:37
- 距離
- 30.6km
- 登り
- 2,418m
- 下り
- 2,399m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 9:36
距離 30.6km
登り 2,418m
下り 2,418m
15:30
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
そこから折りたたみ自転車で一旦141号線まで下り、西沢渓谷を目指すも坂道の傾斜に負けて山県館付近でデポすることに。 そこから西沢渓谷まで徒歩。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【徳和〜西沢渓谷入口】 ・徳和〜国道141号線までは下りなのでチャリで楽々。 ・国道141号線に入ると西沢渓谷に向けて当然登りとなるが、安い自転車だと正直歩いた方が早いので途中でデポすることをお勧めする(笑) ・徳和〜国道141号線まで約3km、そこから西沢渓谷までは約10kmなので歩けない距離ではない。 【西沢渓谷】 ・言わずと知れた観光地なので危険箇所なし。(観光客はたまに転落してニュースになったりしているが) ・紅葉は基本的にこれから・・・だと思うが、落葉になっている箇所もそれなりにある。 【西沢渓谷〜黒金山〜乾徳山】 ・牛首ノタルまでは素晴らしいシャクナゲロード。はっきり言ってシャクナゲで有名な甲武信ヶ岳よりもすごそう。 ・このルートは歩く人がほとんどいないマイナールートなので静かな山(というより森)歩きが好きな人にはお勧め。 ・コケの風景、コメツガ、落葉松等の針葉樹の風景も素晴らしい。 【乾徳山〜徳和】 ・乾徳山直下のクサリ場はほぼ懸垂下降となるが、巻き道もあるので苦手な人はそちらを利用可能。 ・扇平は広々としたススキ野原が広がり、眺望も抜群。テン泊してもいいかも。 ・扇平から登山口までの登山道はとてもよく整備されていて歩きやすい。 ・高原ヒュッテのある国師ヶ原も静かで広々とした樹林帯で休憩、テン泊にうってつけ。 ・錦晶水、銀晶水といった豊富な水場もある。 |
写真
感想
今回は恒例の?故郷山行シリーズ。
やっぱり低山の紅葉を見るなら渓谷とセットでしょ!ってことで山梨を代表する渓谷のひとつである「西沢渓谷」を歩くことにした。
せっかく山梨まで行くのに西沢渓谷だけじゃもったいないので未踏だった乾徳山も合わせて歩くことにしよう。
ロードも含めてうまいこと周回できそうだったので久しぶりにチャリを動員。
しかし自分の折りたたみ自転車では勾配がきつくて結果的には5km程度しか使うことができなかった。
西沢渓谷や乾徳山がある場所は10年前の市町村合併で今の「山梨市」となったわけだが、自分が当時の山梨市に住んでいた20年前は「三富村」と呼ばれていた。
高校の同級生にも三富村出身の友人はいたわけだが、当時は田舎者呼ばわりして軽くバカにしていた節もあった(笑)
しかし、今この山を歩いて、改めてその素晴らしさに気付くことができた。
西沢渓谷の渓谷美も、黒金山に至る登山道のシャクナゲも、苔むした深い森も、甲武信ヶ岳〜富士山、南アルプスまで見通せる眺望も、そして扇平の広々とした草原も、どれひとつとっても一級品だ。
今更だけど当時の友人に「ごめん、三富っていい場所だな!」って言ってやりたい。
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コメント
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今回のここといい、山梨の穏やかな渓谷美は素晴らしい。
富士山を拝めたり、日本の原風景的な雰囲気だね。
山梨出身のsanならではのレコ。
その土地縁の人がその土地の山を敬愛して登る雰囲気って郷愁そそります。
自分も年行ったな(^_^;)
昔のレコのコメントでも書いたと思いますが、故郷の山って本当にいいもんですね。
「ふるさとは遠きにありて思ふもの」
石川県出身の室生犀星が書いた有名な抒情小曲集ですが、山梨から離れなければこの山の良さも理解できないまま過ごしていたでしょう。
多分富士山にも登らなかったかも。
「日本百名山」の著者、深田久弥も石川県出身、そして山梨で没したこと・・・自分が今その石川に住みながら郷土の山を歩いていること・・・色んなことが因縁めいているように感じています。
・・・それにしても、このレベルの知識で来月の金沢検定初級に合格できればいいんですけどね
おおっ、今回は故郷山行シリーズでしたか。
(う〜ん、家族サービスしているんかいな
このコース、32年前のちょうど同時期10/23に歩いていて、西沢渓谷の紅葉や、乾徳山付近の落葉松が実に美しかったことを今でも良く覚えています。
一緒に行った叔父はもう鬼籍に入ってしまったけど、当時、他にも小楢山とか雁ヶ腹摺とか山梨県の静かな山を教えて貰っていました。
この辺り、秋の夕日に輝く落葉松がほんと綺麗なんですよね
乾徳山もしばらくご無沙汰なので、この秋にでも行ってみようかな。
マルイさん、おはようございます。
32年前ですか!
僕はその頃まだ生まれていなかったかも・・・(←んなわけねーだろ)
冗談抜きで、小学生として山梨でワンパクしていた頃ですね^^;
叔父さんと一緒に山登り、いいですね。
自分も中学生の頃、当時の担任の先生による連れ出されて甲州高尾山の中腹まで行ってコーヒー淹れてもらいながら甲府盆地の夜景を眺めた記憶があります。
自分の中で「山でコーヒー」のルーツになった瞬間だったかも。
さすがマルイさん、関東甲信越については特に博学ですね。
これを期に乾徳山、行ってやってください。
なお、僕は冬にでもテン泊しようかと目論んでおります
故郷の山へ行かれていたんですね。
西沢渓谷の美しい写真を見ていると沢登りしたくなる私。
こんな景色の中を遡行してみたいものです。
渓谷にはやっぱり紅葉が似合いますね。
今週末は低山の紅葉でも見に行こう〜っと。
tekapoさん、おはようございます。
僕の中でtekapoさんといえばスキー仲間ですが、沢登ラーという一面もあるんですよね。
多分このあたりでは西沢よりも東沢経由で甲武信ヶ岳に登るという沢登ルートがメジャーなんじゃないかな、と思っています。(全然詳しくないですが)
「両門の滝」って有名な滝もあります。
これみると自分も沢やってみたいなーと思います。
・・・始めちゃおうかな・・・tekapoさんが教えてくれるなら
乾徳山は東京方面からは日帰りで行き易く、山頂直下の岩場がアクセント、今でも変わってないようですね。僕が初めて行ったのは山登りに興味を持ち始めた40年くらい前、徳和から往復でしたね。春の新緑の頃で、山を下りて多分バス停近くでビール買ったらタラの芽のてんぷらが付いてきて、それがめちゃくちゃ美味かったのを一番覚えている。
東沢から甲武信岳も沢登りを始めたいと思って入門コースとして行きました。地下足袋にわらじで。
Nishidenさんにしてもmaruiさんにしても30年とか40年とか、どんだけ山登ってるんですか
なお40年前っていったら自分はまだ1歳で、甲府に住んでいましたよ・・・
東沢から甲武信ヶ岳もますます行ってみたいですね・・・
そういえば今回も下山した後の徳和でおじいちゃんが取れたてイチジクの販売してました。
あの辺ってまだそういう文化なんですよね。
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