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Yamareco

記録ID: 74694
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無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

遥かなる山 ペテガリ岳

2010年08月20日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
10:52
距離
24.8km
登り
2,115m
下り
2,143m

コースタイム

ペテガリ山荘4:14ー1050のコブ5:14ー8:21山頂8:47ー12:04ペテガリ山荘12:15ー15:06神威山荘
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
日高南部森林管理署からおよそ二時間
コース状況/
危険箇所等
ペテガリ岳登山について。
一般的なのがペテガリ山荘から西尾根のピストン。
前々日からの晴天が、まず絶対条件。
予備日を入れ3-4日の晴天が望ましい。
現在起点のペテガリ山荘までは車で入れず、静内から片道36km歩くか今回のように神威岳山荘手前600mからスタートし峠超えで入るしかない。
現在最も一般的な峠超えの場合でもコースタイム3時間50分(カムイ山荘からぺテガリ山荘まで)となっている。
また暫く沢沿いを進むので峠の登り降り共に沢靴が必要。
遥かなる山は、今も昔も変わらず。
その他、荒廃だが、東尾根からも。道中片道1泊必要、片道14km、藪&熊の覚悟はそれなりに。
南北の縦走も同じく、それ相応の覚悟が必要。(内地の方の単独は自己責任で)

前日、ペテガリ山荘に向かう。

神威山荘から600mほど手前が現在の登山口。
2010年08月19日 11:24撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 11:24
前日、ペテガリ山荘に向かう。

神威山荘から600mほど手前が現在の登山口。
駐車場周辺。参考に。
2010年08月19日 11:24撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 11:24
駐車場周辺。参考に。
ニシュオマナイ川を渡渉。

少しの雨でも、あっという間に増水する魔の川。
2010年08月19日 11:26撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 11:26
ニシュオマナイ川を渡渉。

少しの雨でも、あっという間に増水する魔の川。
基本は沢沿いを進む。
2010年08月19日 11:35撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 11:35
基本は沢沿いを進む。
テープあります。
2010年08月19日 11:38撮影 by  DSC-WX1, SONY
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8/19 11:38
テープあります。
巻き道にも踏み跡は明瞭。
2010年08月19日 11:39撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 11:39
巻き道にも踏み跡は明瞭。
拍子抜けするほど、しっかりしている。
2010年08月19日 11:39撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 11:39
拍子抜けするほど、しっかりしている。
沢の中をバシャバシャ進んでもOK
2010年08月19日 11:50撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 11:50
沢の中をバシャバシャ進んでもOK
問題なし。

階段です。
2010年08月19日 12:14撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 12:14
問題なし。

階段です。
峠に出た。

しっかりとテープ有り。

標高680m
2010年08月19日 12:33撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 12:33
峠に出た。

しっかりとテープ有り。

標高680m
赤テープ有り。
2010年08月19日 12:35撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 12:35
赤テープ有り。
下りは慎重に。

沢靴をお勧めする。
2010年08月19日 12:42撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 12:42
下りは慎重に。

沢靴をお勧めする。
林道に出た。

ここからペテガリ山荘まで、およそ90分。

暑い中淡々と進む。
2010年08月19日 12:50撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 12:50
林道に出た。

ここからペテガリ山荘まで、およそ90分。

暑い中淡々と進む。
途中にも少しですが標識あり。
2010年08月19日 12:56撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 12:56
途中にも少しですが標識あり。
林道を進む。

兎に角暑い・・・。
2010年08月19日 12:57撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 12:57
林道を進む。

兎に角暑い・・・。
これも目印。
2010年08月19日 13:01撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 13:01
これも目印。
ひたすら進む。
2010年08月19日 13:14撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 13:14
ひたすら進む。
8人くらいで作業をしている。

何時になったら通れるのでしょうか?
2010年08月19日 13:20撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 13:20
8人くらいで作業をしている。

何時になったら通れるのでしょうか?
作業小屋。

運がよければ此処からぺテガリ山荘まで送迎が・・・。
2010年08月19日 13:34撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 13:34
作業小屋。

運がよければ此処からぺテガリ山荘まで送迎が・・・。
ペテガリ橋からおよそ20分で山荘に。

もう少しです。
2010年08月19日 13:59撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 13:59
ペテガリ橋からおよそ20分で山荘に。

もう少しです。
ぺテガリ山荘に到着、長い・・・。

しかししかが、お出迎え、疲れの事等忘れてしまった。
2010年08月19日 14:11撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 14:11
ぺテガリ山荘に到着、長い・・・。

しかししかが、お出迎え、疲れの事等忘れてしまった。
内部。

毛布、マット少しありました。
2010年08月19日 14:13撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 14:13
内部。

毛布、マット少しありました。
しかし鹿が、まだうろついていた。
2010年08月19日 14:13撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/19 14:13
しかし鹿が、まだうろついていた。
翌日、ペテガリ岳に向け出発。

本日5名。
2010年08月20日 04:14撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 4:14
翌日、ペテガリ岳に向け出発。

本日5名。
登山道は一本。

道迷いの心配なし。

危険箇所なし。
2010年08月20日 04:25撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 4:25
登山道は一本。

道迷いの心配なし。

危険箇所なし。
1050のこぶ。
2010年08月20日 05:14撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 5:14
1050のこぶ。
笹が、ややうるさい。

途中、安平路山を彷彿とさせた。

踏み跡はしっかりしていますが、笹が覆い被さっていて根っ子、倒木で躓かない様に。
2010年08月20日 05:40撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 5:40
笹が、ややうるさい。

途中、安平路山を彷彿とさせた。

踏み跡はしっかりしていますが、笹が覆い被さっていて根っ子、倒木で躓かない様に。
いくつものピーク有り。(4つのピーク)

このアップダウンが西尾根の特長。

累計標高差は1600m前後。
2010年08月20日 05:40撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 5:40
いくつものピーク有り。(4つのピーク)

このアップダウンが西尾根の特長。

累計標高差は1600m前後。
ペテガリ岳が見えた。
2010年08月20日 06:58撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 6:58
ペテガリ岳が見えた。
また降る。

最後の500mの登りが正念場。
2010年08月20日 07:12撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 7:12
また降る。

最後の500mの登りが正念場。
偽ピーク。

2010年08月20日 08:03撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 8:03
偽ピーク。

偽ピークから山頂を見る。

およそ10分で夢にまで見た山頂に立てる。
2010年08月20日 08:14撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 8:14
偽ピークから山頂を見る。

およそ10分で夢にまで見た山頂に立てる。
振り返る。
2010年08月20日 08:14撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 8:14
振り返る。
念願のペテガリ岳、山頂に!

全てが「無」になった瞬間だ。
2010年08月20日 08:22撮影 by  DSC-WX1, SONY
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8/20 8:22
念願のペテガリ岳、山頂に!

全てが「無」になった瞬間だ。
山頂
2010年08月20日 08:22撮影 by  DSC-WX1, SONY
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8/20 8:22
山頂
南側。

中ノ岳を見る。
2010年08月20日 08:24撮影 by  DSC-WX1, SONY
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8/20 8:24
南側。

中ノ岳を見る。
山頂から。
2010年08月20日 08:28撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 8:28
山頂から。
山頂から。
2010年08月20日 08:28撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 8:28
山頂から。
展望は申し分ない。
2010年08月20日 08:28撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 8:28
展望は申し分ない。
パノラマでも
2010年08月20日 08:38撮影 by  DSC-WX1, SONY
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8/20 8:38
パノラマでも
パノラマで。
2010年08月20日 08:39撮影 by  DSC-WX1, SONY
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8/20 8:39
パノラマで。
日高南部をこの目でしっかりと焼き付けた。
2010年08月20日 08:40撮影 by  DSC-WX1, SONY
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8/20 8:40
日高南部をこの目でしっかりと焼き付けた。
忘れられない山行になった。

天候にもよるが、マイベストテンに入る山。
2010年08月20日 08:45撮影 by  DSC-WX1, SONY
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8/20 8:45
忘れられない山行になった。

天候にもよるが、マイベストテンに入る山。
下山する。
2010年08月20日 09:40撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 9:40
下山する。
寂れた看板。
2010年08月20日 11:48撮影 by  DSC-WX1, SONY
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8/20 11:48
寂れた看板。
此処にも。

登山者用の看板は2個。

ヘアピンカーブの標識と山頂まであと1kmの標識のみ。
2010年08月20日 11:51撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 11:51
此処にも。

登山者用の看板は2個。

ヘアピンカーブの標識と山頂まであと1kmの標識のみ。
とりあえずの山荘着。

しかししかの姿は見えなかった・・・。
2010年08月20日 12:05撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 12:05
とりあえずの山荘着。

しかししかの姿は見えなかった・・・。
駐車場まで、およそ3時間掛かる。
2010年08月20日 13:05撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 13:05
駐車場まで、およそ3時間掛かる。
林道から峠の分岐。

結構間違える方が居るそうです。
2010年08月20日 13:33撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 13:33
林道から峠の分岐。

結構間違える方が居るそうです。
分岐から右を見る。
2010年08月20日 13:33撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 13:33
分岐から右を見る。
その後もテープはしっかりとしている。
2010年08月20日 13:35撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 13:35
その後もテープはしっかりとしている。
峠に出た。
2010年08月20日 14:01撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 14:01
峠に出た。
降る。

沢靴をお勧めする。

大事な事なので2度書きました。
2010年08月20日 14:24撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 14:24
降る。

沢靴をお勧めする。

大事な事なので2度書きました。
林道に出た。
2010年08月20日 15:00撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 15:00
林道に出た。
ニシュオマナイを渡渉する。

2010年08月20日 15:03撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 15:03
ニシュオマナイを渡渉する。

着いた・・・最近山頂よりゴールした時より、着替時がたまらなくいい・・・登山の醍醐味って・・・いったい・・・。
2010年08月20日 15:06撮影 by  DSC-WX1, SONY
8/20 15:06
着いた・・・最近山頂よりゴールした時より、着替時がたまらなくいい・・・登山の醍醐味って・・・いったい・・・。
明日は芦別岳に登る。

今日の温泉は三石昆布温泉。
2010年08月20日 18:19撮影 by  DSC-WX1, SONY
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8/20 18:19
明日は芦別岳に登る。

今日の温泉は三石昆布温泉。
撮影機器:

感想

何とか登頂、無事下山した。

当初は北海道ファイナルにぺテガリを計画。

東尾根日帰りピストンで望むつもりでした。

荒廃、熊(ヒグマですよ)藪、細尾根、高度感ありあり、アップダウンとなっている。

このルートは地元のエキスパートのみの領域となっており内地の人にはチト厳しそう・・・。

悩む日々が続きましたが、自分の力量では不可と判断、一般の西尾根で登る事に専念しました。

今となっては、憧れで終わらして良かったと心底思っております。

ペテガリ山荘泊、西尾根ピストンは特筆する危険箇所無く進める。

ただし起点のぺテガリ山荘までのアプローチが長く、渡渉、遡行もあり晴天が絶対条件なので、今回は本当に「運が良かった」に尽きる。

前々日から予備日を入れた3〜4日の晴天は必要。

沢靴なしで望んだので、実際に歩いてみるまで不安でした。

また山荘までの道順も少し情報不足だったので・・・。

そんな中、晴天&人も入っていて助けられた感じ。運が味方してくれた。

また一般的な西尾根もアップダウンありで、なかなか手強い為、山荘で連泊がベターだ。

山頂からの展望は申し分なく、ベスト10に入る山になった。

しっかりと、この目に焼き付けた。

縦走は今のyakouseiには総合力からして無理。

憧れのルート、気になるルートは永遠に憧れで終わらすのが賢明か・・・。

「憧れの山」「遥かなる山」の頂きを、この体で十分感じる事が出来た。

再度訪れることは、恐らくないだろう・・・。

帰路も長いが頑張って戻る事に、明日の登山もある。

チータラと枝豆を食って下山開始。

ぺテガリ山荘からの林道は暑く長くそして退屈だ。

およそ3時間の道のりを経て駐車場に着く。

鍵を返し海沿いにある三石昆布温泉にて2日間の汗を流す。

明日の登山は芦別山。

その他の登山者、前々日2名、前日1名、当日5名、翌日0人。


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コメント

無事下山!
昨日に続いて今日のペテガリ岳、おめでとうございます!。

晴れやかな達成した写真を待っています。
2010/8/20 21:14
那岐父
運よく登頂無事下山致しました。

遥かなる山の意味を体で感じることが出来ました。

全てに感謝です
2010/8/21 20:53
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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無雪期ピークハント/縦走 日高山脈 [3日]
ペテガリ岳・神威岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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