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記録ID: 7473450
全員に公開
沢登り
丹沢

表丹沢 水無川 沖ノ源次郎沢

2024年11月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
JetUpper その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:59
距離
4.1km
登り
777m
下り
723m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:38
休憩
3:19
合計
6:57
距離 4.1km 登り 777m 下り 723m
8:04
8:10
21
8:31
10:36
9
10:45
10:49
95
12:24
13:28
35
14:03
20
14:32
ゴール地点
天候 霧ときどき雨
過去天気図(気象庁) 2024年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
戸沢から廃道の書策新道に入る。書策新道は崩壊が進んでおり、慎重に進む。
水無川本谷のF5の上に出てからわずかで沖ノ源次郎沢と出合う。

直ぐに唐突に現れる顕著な大壁、沖ノ源次郎沢のハイライトF1:20m。
基部からの概観では手足が豊富で登り易そうだが、いかにも脆そうな印象。その印象通り、岩質はボロボロで迂闊に加重を掛けると動いたり剥がれる等あり信用が置けない。ホールドも外傾したものが多く、雨に濡れて嫌らしい。中段から残置豊富と聞いていたが、途中から途切れ、ランナウトしながら落ち口へ向け左上気味に登る。落ち口を抜けると眼前の大岩にハンガーボルト×2あり、これに支点を作成し後続を迎える。
濡れと脆さも相まって思いの外緊張を要する登攀となった(検法
続くF2(25m)はF1より指呼の距離。
核心部となる右側出だしの被り凹角から直登すると、あとは落ち口へ走るクラック沿いに快適に詰めて行ける。残置ハーケンとカムでランニングを取る。

その後は5〜8m程度の小難しい滝が5か所程連続。フリーでも可能だが、既に足元の装備を解除したメンバー2名のため、その多くで安全を期してロープを出して登攀。

その後の詰めは緩傾斜のザレ場から踝丈の笹で覆われた快適な尾根を登山道まで。
藪漕ぎもなく終始快適な詰めであった。登山道からは花立山荘へ立ち寄り休憩後、天神尾根を使い戸沢へ戻り終了。

小雨降る戸沢。閑散としているかと思いきや、まさかの焚き火するキャンパーほか、ハイカーたち。
2024年11月10日 07:33撮影 by  SC-51B, samsung
11/10 7:33
小雨降る戸沢。閑散としているかと思いきや、まさかの焚き火するキャンパーほか、ハイカーたち。
ロープをくぐり書策新道へ入場
2024年11月10日 07:42撮影 by  SC-51B, samsung
1
11/10 7:42
ロープをくぐり書策新道へ入場
崩壊著しいトラバース道を慎重に進み、F5の上で入渓。
2024年11月10日 08:22撮影 by  SC-51B, samsung
11/10 8:22
崩壊著しいトラバース道を慎重に進み、F5の上で入渓。
2024年11月10日 08:28撮影 by  SC-51B, samsung
11/10 8:28
入渓わずかで唐突に現れる巨大な壁がハイライトのF1。いかにも脆そうな壁相。
2024年11月10日 08:32撮影 by  SC-51B, samsung
11/10 8:32
入渓わずかで唐突に現れる巨大な壁がハイライトのF1。いかにも脆そうな壁相。
先ずは私がリードしますが、脆さもあるが、見た目と裏腹にけっこう悪い。残置も途切れ、大きくランナウトして落ち口へ抜ける。
2024年11月10日 09:08撮影 by  SC-51B, samsung
11/10 9:08
先ずは私がリードしますが、脆さもあるが、見た目と裏腹にけっこう悪い。残置も途切れ、大きくランナウトして落ち口へ抜ける。
続くF1の直ぐ後ろに立ちはだかるF2。
2024年11月10日 09:08撮影 by  SC-51B, samsung
11/10 9:08
続くF1の直ぐ後ろに立ちはだかるF2。
右の被った凹角から直上。悪い。
右の被った凹角から直上。悪い。
凹角から上は快適なクラック登攀です。
2024年11月10日 09:53撮影 by  SC-51B, samsung
11/10 9:53
凹角から上は快適なクラック登攀です。
残置ハーケンのほか、カムで適所にランニングを取れます。
残置ハーケンのほか、カムで適所にランニングを取れます。
ハイライトのF1・F2を越えて靴を履き替えるもこの後の小滝の連瀑帯で履き替えたことを後悔しますがそのまま続行します。
2024年11月10日 10:37撮影 by  SC-51B, samsung
11/10 10:37
ハイライトのF1・F2を越えて靴を履き替えるもこの後の小滝の連瀑帯で履き替えたことを後悔しますがそのまま続行します。
小難しい小滝が連続して全く飽きさせませんがトレランシューズでは登りにくかった。
2024年11月10日 10:57撮影 by  SC-51B, samsung
11/10 10:57
小難しい小滝が連続して全く飽きさせませんがトレランシューズでは登りにくかった。
2024年11月10日 11:19撮影 by  SC-51B, samsung
11/10 11:19
2024年11月10日 11:28撮影 by  SC-51B, samsung
11/10 11:28
2024年11月10日 11:32撮影 by  SC-51B, samsung
11/10 11:32
2024年11月10日 11:33撮影 by  SC-51B, samsung
11/10 11:33
2024年11月10日 12:10撮影 by  SC-51B, samsung
11/10 12:10
偶然見かけた謎の機械部品。そういえば丹沢のあちこちに戦時中の遺物が残存していることを思い出して思わず撮影。
2024年11月10日 12:09撮影 by  SC-51B, samsung
11/10 12:09
偶然見かけた謎の機械部品。そういえば丹沢のあちこちに戦時中の遺物が残存していることを思い出して思わず撮影。
登山道へ出て花立山荘へ。こんな悪天でも意外や多くのハイカーの姿がありました。
2024年11月10日 12:23撮影 by  SC-51B, samsung
11/10 12:23
登山道へ出て花立山荘へ。こんな悪天でも意外や多くのハイカーの姿がありました。
クーリングのために、おっさん3人で名物のカキ氷をいただく。
たいへんおいしゅうございました。
2024年11月10日 12:39撮影 by  SC-51B, samsung
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11/10 12:39
クーリングのために、おっさん3人で名物のカキ氷をいただく。
たいへんおいしゅうございました。
帰路は天神尾根で戸沢へ戻りました。
2024年11月10日 14:24撮影 by  SC-51B, samsung
11/10 14:24
帰路は天神尾根で戸沢へ戻りました。
撮影機器:

感想

シャワーも厳しくなったので、丹沢でも人気の登攀系の涸れ沢、沖ノ源次郎沢に行ってきました。
ハイライトのF1・F2だけかと思いきや、意外や意外、その後連続するCS滝が全て登り応えがあり、全く飽きさせません。
下山途中に立ち寄った花立山荘では珍しい削氷機と上質な氷でいただいたフワフワのかき氷に舌鼓を打ち、雑談しながら暫し滞在。
悪天候でしたが、意外やハイカーが多いことに軽く驚きつつ、下山の途につきました。この時期はヒルもおらず気持ちよく遡行が出来るのでお薦めです。

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