10年振りの白峰三山、広河原〜奈良田、北岳−間ノ岳−農鳥岳縦走、北岳山荘泊
- GPS
- 51:45
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 2,971m
- 下り
- 3,656m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:12
天候 | 25日晴れ、稜線は強風 26日晴れ、稜線はやや強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
数年前に比べると、この県道37号線も車を走りやすく、なりました。 奈良田のバス出発地の第1駐車場(無料)に置けました。 奈良田ー広河原バス 1,130円 北岳山荘 1泊2食 8,700円、弁当1,000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
以下、これからは下界が雨の場合、標高高いところは雪なので、 状況は一変しますので注意。 実際、記録を出す10月28日未明に下界も、確か、短時間ですが、雨でした。 北岳など、再び、わずかに冠雪したかもですね。 (広河原〜二俣) 一部は沢状に。 沢にかかる橋はすべるので注意。 10月になり、気温が下がると橋が沢の水しぶきで 凍結するのですが、今回は凍結は一部。 (二俣〜八本歯のコル) 急坂。 ガレて滑りやすいところ多い。 八本歯のコル付近、はしご多数。 ペースが乱れます。 かつ、高度障害も出やすい。 八本歯のコル付近、大樺沢上部は凍結ありますが、避けて通過します。 (八本歯のコル〜北岳山頂) 数年前と比べて歩きやすくなっていた。 八本歯のコルからしばらくは階段状にしたのが効果あり。 山頂直下もガレて滑りやすい。 登山道に落石も見られ、気を抜けません。 (北岳山頂〜間ノ岳) ガレが多く、滑りやすいので、慎重に。 転落も多いところもあり、慎重さがキーですね。 (間ノ岳〜農鳥小屋〜農鳥岳) 岩稜帯、ガレ場多数。 間ノ岳から歩き始めは方向に注意。 横浜の2名と、私も最初はちょっと登山道から 外れて農鳥小屋に向かっていました。 特にガスのときは、要注意。 (農鳥岳〜下降点) 次第にガレも落ち着き、歩きやすくなります。 (下降点〜奈良田) 最初は急坂。 岩がゴロゴロで歩きにくいところ、ガレガレのところなど。 途中から沢沿いを歩くようになり、山腹のトラバース道がほとんど。 ちょっと精神的に疲れます。 沢に架けられた木橋も6箇所。 一部は河原に下りて歩けます。 1箇所、木橋のない渡渉。 この日は問題なく。 水量の多いところの木橋は慎重に渡る他ありません。 最後、工事箇所があり、迂回登山道となっています。 それからも、私が車をおいた第1駐車場までが 4キロ以上もあって最後しんどかったです。 |
写真
感想
北岳は2015年3度目です。
10月で2回目。
2015年6月の記録。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-666169.html
2015年10月8日の記録。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-736702.html
今年も計画していた大きな北アルプス山行きはできませんでした。
泊まりで行きたかった。
泊まりの山行きがしたい、、白峰三山を歩きたい。
そんな思いがあって、そして白峰三山も10月11日に
一度雪が降ってから晴天続きで雪の影響も最小限に収まっているようだし、実際、北岳山荘なども11月早くには小屋閉めとなるし、天気的な面でも思い切るのが良いかな、、。
そんな気持ちを10月24日土曜日、、抱いていて、、もやもやしても仕方ない、登ろう。
急遽、支度します。
10年ぶりに白峰三山を歩こう。
山梨の誇りですが、歩いたのは、1度だけ。
ヤマレコには記録も残していませんが、2005年8月以来です。
その際は、いろいろ話題が尽きない農鳥小屋に泊まりました。
いい親父さんだと思うのですが、、トイレが環境に悪いので、
今回は北岳山荘に泊まる事にしました。
車を置き、広河原までのバスが出るもうひとつの登山拠点、
奈良田までは直線的に延びる丸山林道もありますが、
山道だとカーブの連続で結局、時間もかかるので、
国道52号線を南下して、身延町で県道37号線、
南アルプス公園線で北上します。
心配はいくつか、、
強風の予報。
奈良田の駐車場。
奈良田からのバス、日曜日は5:30の始発から次は9:00。
広河原の登山開始が10:00になってしまいます。
でも5:30は早すぎる。
前日10月24日、大き目のリュックへのパッキングも終了しますが、
やはり寒いかな、、チェーンスパイクいるかな、、など、
結局使わなかったものも追加でパッキング。
重くなりました。
さて、そんなこんなの心配も、10月25日日曜日に起床は6:00過ぎ。
土日の奈良田からの一番バス5:30出発は無理。
本当に行くのか、、
行くなら、9:00のバス、遅くとも7:20には自宅を出発したい、、。
強風の心配もまだしておりましたが、
そんな心配ばかりしても何もできません。
それで、何とか、7:20自宅を出発。
奈良田へ。
70分ほどで到着。
バスまでには時間もあり、気持ちの余裕もできていきました。
紅葉目当ての観光客も9:00のバスには乗り込み、途中で、
白峰三山を縦走してきたのか、4名も拾って、立っている人も、、。
車掌さんが歴史などを説明してくれ、楽しく車中を過ごし、少し風の強い広河原。
八本歯のコルを経由する左俣で北岳に登りました。
下山者は一様に強風、突風のことを口にします。
実際、八本歯のコルを経て、吊尾根分岐辺りから強風となり、山頂直下では一時的に突風に吹かれもしましたが、何とか山頂。
独占。
出発する頃に北岳肩の小屋の宿泊者が登ってきていました。
時間的は、荷物が重い分、ちょっと時間もかかりましたが、
ほぼ想定通り、15:12には、北岳山荘に到着、
2013年9月の熊ノ平小屋に宿泊以来の宿泊手続きをとります。
2013年9月の北岳、間ノ岳、熊ノ平小屋、仙塩尾根、仙丈ケ岳の記録。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-343754.html
着替えたり、翌日の準備をしたり、、
日の出、日の入り観察などなど、、。
しばらく振りの小屋を楽しみました。
宿泊自体、前日24日土曜日はかなりいたようですが、
25日日曜日は10名だったか、、。
でも基本的に小屋の生活は苦手かも、、
翌日26日も強風も吹きましたが、抜群の展望があり、
10年ぶりの白峰三山を楽しみました。
北岳山荘に泊まっていた横浜からという2名の男性とは何度か、
私が追いついては先に行かれて、途中、
大門沢下降点を出てしばらく下りたところで、私が先に行き、
その後は、お会いすることはありませんでした。
下山してくると気温の上昇もあり、稜線では必須であった
アウターなどもどんどん剥ぎ取っていきました。
それにしてもいろいろ不安と心配がありましたが、10年ぶりの白峰三山。
充実しました。
奈良田に車をデポしてバスで広河原に出れば縦走できたんですね。
奈良田はバスが少ないとの事で、はじめから除外してましたが、直接下りて行けるとは知りませんでした。
今度はこのルートで行ってみたいです。
cairn24さん
こんにちは、、
そうですね、奈良田に車を置けば、縦走できて便利です。
広河原からのバスの時間も気にすることはありません。
大門沢下降点からちょっと長いですが、、。
広河原−奈良田の間はバスのみの運行で、便の良さは芦安にはかないません。
この時期の平日なら2往復しかなかったりします。
ただ、そのことを織り込んで計画すれば、充実した山行きになるかと思います。
ではまた。
Y-chan
同じ山荘泊、間ノ岳で写真を撮っていただきました♪
少しだけお話しさせていただきました。南アルプスの山々が地元とは!うらやましく思った次第です。
白根三山縦走もお疲れさまでした。うらやましい限り〜
もっと体力回復させて三山縦走でまた行きたいと思いました(*‘ω‘ *)
sachihanaさん
北岳山荘では少数の宿泊者で唯一の女性。
部屋独占で羨ましいです。
栃木への帰還は時間もかかりそう。
逆に考えて、
当地から栃木の、例えば、男体山などは、正直、なかなか行こうという気にならない距離。
2日目、途中までほぼ一緒のように歩いた横浜の男性2名。
横浜まで3時間です、、と、、間単に言っていましたが、
片道3時間で往復6時間。
私には甲状腺から来た目の症状で、疲れると物が2重に見えてくるので、難しいな、、。
はい、北岳は県境ではなく、南アルプス市内。
完全に市内を歩いたいたことに、、間ノ岳は静岡県との県境ですが、、。
私も夏山時期は全く歩かない年となってしまっていたので、
今回の縦走はお泊りもでき、いろいろな欲求を満たしてくれたと思います。
行って良かった。
間ノ岳の写真、sachihanaさんの記録にコメントしましたが、お恥ずかしい。
指が入っていて、、、。
しっかり確認してもらえば良かったですね。
それだけは心残り、、。
ではまた、、。
Y-chan
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