観音平から編笠/権現/赤岳(夜間往復)

2015年10月26日(月) ~ 2015年10月27日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 16.0km
• 登り: 2,186m
• 下り: 2,180m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:43
• 休憩: 1:37
• 合計: 9:20

13:05 観音平
13:43 13:48 雲海
14:22 14:26 押手川
15:38 15:50 編笠山
16:10 16:25 青年小屋
16:54 16:58 のろし場
17:50 18:14 権現小屋
18:15 18:16 縦走路分岐
18:22 18:29 権現岳
18:34 18:35 縦走路分岐
19:55 19:56 ツルネ
20:20 20:42 キレット小屋
21:52 21:53 真教寺尾根分岐
22:25 赤岳

2日目

• 山行: 6:30
• 休憩: 0:28
• 合計: 6:58

22:32 赤岳
23:50 23:58 キレット小屋
1:51 ツルネ
4:20 4:21 縦走路分岐
4:25 4:35 権現小屋
5:30 5:37 青年小屋
6:23 押手川
6:48 6:50 雲海
7:23 0:00 観音平
7:23 ゴール地点

2:00-3:40 南峰樹林帯にてビバーク

天候

晴 強風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八ヶ岳アウトレット、道の駅こぶちざわからすぐ、八ヶ岳方面に道なりまっすぐ行き、左折から道なりで観音平駐車場に到着します。
観音平には通常の駐車場と臨時の駐車場があります。
どちらも地面は砂利で、トイレは3つあります。

コース状況／危険箇所等

［観音平〜雲海〜押手川］
足元だけ見て歩くと迷います。
早朝、夜間は熊よけの鈴必須です。

［押手川〜編笠山］
岩メインで一気に高度が上がります。後半はずーーーっと岩です。
途中富士山や甲府、韮崎市街が見えます。
途中に1箇所ハシゴがあります。

［編笠山〜青年小屋］
霜柱がたっていました。緩やかな下りから、青年小屋が見える辺りから岩場のみのひらけた空間に出ます。
小屋が見えているのでそうそう迷うことはないと思いますが、焦って渡ると怪我の原因になることもあります。骨折とか
青年小屋....飲料(スポーツドリンク等)ー1本200円

［青年小屋〜権現小屋］
最初は樹林帯で、地面は石が転がっています。また、そこまで緩くないので落石に注意すべきだと思いました。
西ギボシ辺りから鎖場が始まります。鎖を握らなくても登れますが、落ちた時を考えると持っておくのが懸命です。
東ギボシあたりから権現小屋を確認できます。
途中の大岩はクライミングの練習にうってつけですね.....(落ちたら死にますので絶対できませんが)
登り終えると道なりすぐに権現小屋です。
権現小屋...飲料(スポーツドリンク等)ー1本400円

［権現小屋〜権現岳］
すぐです。山頂の看板で撮影するなら落ちないように気をつけるべきだと思います。
景色がひらけていてテンション上がりますが気を抜かない方がいいと思いました。

［権現岳〜ツルネ］
まず歩き出して最初に当たるのが鎖場です。からの長いハシゴ(ゲンジーハシゴ)。
一気に下って再び登ると南峰(復路では登山道の見失いに注意してください)
そこから少し進むとツルネの道標が確認できます。

［ツルネ〜キレット小屋］
ツルネから北峰へ、北峰からは一気に下ります。
目の前に赤岳がそびえ立ってるのにどんどん下っていく悲しみは言葉には言い表せません。
そのまま下って樹林帯に入り、、、
キレット小屋に到着するのですが、
寸前に倒木！！が確認されました。
倒木の上側よりも、登山道から外れて下側からくぐり抜けたほうが安全です。

［キレット小屋〜赤岳山頂］
樹林帯は道に迷う心配はありません。
というか夜でなければ最初から山頂まで迷わないと思います。
樹林帯を抜けるとガレ場になります。浮き石を踏まないように心がけましょう。
ガレ場を一気に登ると鎖場、ハシゴの連続になります。
クライミングが好きな人にとっては色々なルートがあって楽しめるかと思います。
途中途中鎖が無く急な岩場があるので注意！
文三郎尾根の道標が確認できたら山頂までは少しです。

※復路
下りの岩場は目印が見つけづらい場所が多くなっています。
注意して、時間をかけて慎重に下るべきです。

［青年小屋〜押手川］
長い、長い
大きな岩、うまく踏んで下っていきます。
と思ったら少し登ったり平坦で緩やかだったり
押手川〜編笠山よりも長く感じました。

その他周辺情報

［八ヶ岳アウトレット］ 10:00〜
ミレーやコロンビア等のアウトドア用品店があり、ザックや登山靴、ハードシェルにクライミングパンツまで色々揃います。
ヘルメットとアイゼン、トレッキングポールは見なかった気がします

［道の駅こぶちざわ］
温泉があるらしいです。

［ローソン、セブンイレブン］

写真

臨時駐車場に車を停めました。
12:39

駐車場にある道標です。
赤岳までの登山図もありました。
13:03

雲海です。
13:45

雲海全景
13:46

道標とその先です。
13:59

岩がどんどん増えてきました。
14:12

再び道標
14:16

押手川にある道標です。
14:21

押手川
説明書きがあります。
14:22

青年小屋ではなく、編笠山方面に向かいます。
早速急な岩場が待っています。
14:31

再び道標

大きな岩です。
14:51

景色がひらけるので休憩
14:55

南アルプス、富士山が見えます。
14:59

南アルプス
14:59

登山道から逸れると突然大量の岩が飛び出している場所に出ます
15:02

岩
夜見たら怖くて近づけませんね。
15:05

次の道標
15:16

編笠山最初で最後のはしごです。
この後もずっと同じ岩場が続くので心が折れかけました。
15:18

編笠山山頂
15:41

壮大です。
15:41

山頂の道標
15:50

青年小屋方面に向かいます。
15:51

青年小屋に向かう下り
15:51

霜柱がたっていました。
1分で何枚撮ってるんだと（笑）
15:51

青年小屋が見えてきました。
15:57

木が無くなってまさかの岩だらけ
16:03

下から見ると尚更ですね。
岩場の下降は得意です。
16:08

青年小屋
中で飲み物を買いました。
16:11

青年小屋にある道標
16:12

休憩の後権現岳へ向かいます。
16:25

日が沈みだしました
冷え込みが始まりますね。
16:32

登山道は石がごろごろしていて不安定です。
16:42

正面
16:50

アルプスと夕日
16:50

正面2
16:51

綺麗ですね
16:51

のろし場の道標
16:54

大迫力
16:55

落ちたら笑えませんね
16:55

道標と富士山
16:56

登山道が続きます。
17:01

さっきの岩の高さを軽々と超えました
17:01

綺麗です
17:06

クサリ場
登山道自体は簡単に登れます。
17:14

登山道です。
17:16

権現岳と権現小屋が見えます。
17:21

一気に日が落ち、真っ暗になりました。
鎖場です。
17:36

鎖場が続きます。
17:41

月あかり
17:46

甲府の夜景
17:47

権現小屋に到着
400円で飲み物を買いました。
雰囲気が良く、いつか泊まりたいと思いました。
17:51

権現岳のピークを目指します。
雲が気持ち悪いです...
18:14

権現岳の道標です。
消えかけてます。
18:15

↑の裏側です。
めちゃくちゃしっかり書いてあります。
18:16

権現岳山頂です。
18:24

赤岳へ向かう途中
振り向いたら権現岳が見えました。
18:31

赤岳？
その遠さに絶望
18:35

早速鎖場です。
18:35

ゲンジーハシゴ
18:39

最深部に人がいるんですよ..？
わかりますか？
18:43

道標です。
19:38

ツルネです。
これから北峰の下りが待っています。
19:54

道標です。
20:14

まさかの倒木です。
このすぐ先にキレット小屋があります。
20:17

上を見ると、長い長い
下を通ることにしました。
20:18

キレット小屋に到着です。
20:20

キレット小屋の道標です。
20:21

途中の景色
20:23

奥、山頂？
21:11

岩が延々と続きます。
こう見えて結構急です。
21:15

分岐
21:52

オーバーハングな岩肌
登りたい...
22:00

普段分岐です。
文三郎尾根
22:18

ハシゴ、鎖、ハシゴ、鎖...を経て
22:21

赤岳山頂の山小屋が見えます。
22:21

山頂..！！
風はずっと強いです。
22:23

赤岳山頂です。
撮影者:Hiroki0712

さて、落ちたら人生からログアウト
下山中の写真です。
23:12

同じく
23:12

休憩の後ツルネ到着
このあと南峰でビバーク
01:50

03:40から歩き出して、権現岳のそばへ
04:17

権現小屋に戻ってきました。
04:18

西ギボシから見えた景色
だんだん日が登ってきました。
05:14

青年小屋です。
小屋の中では数名の登山者が朝食をとっていました。
05:32

青年小屋から見えた富士山
05:39

06:05

駐車場に到着して写真を撮り忘れたので、観音平入口に停車して一応写真を撮りました。
07:37

ゲンジーハシゴを下る様子
撮影者:Hiroki0712

急斜面
撮影者:Hiroki0712

帰りに寄り道
八ヶ岳アウトレットです。

オープンすぐなので人が少なかったです。

続いて、富士市？富士宮市？のEXPASA富士見に立ち寄りました。
因みに、清水にはNEOPASA清水、静岡にはNEOPASA静岡があります。
山梨県側からJR富士川駅、蒲原、新蒲原、由比駅に繋がる道沿いにEXPASA富士川と道の駅富士川楽座はあります。

「EXPASA富士見」と「道の駅富士川楽座」は隣接していて、多くの人で賑わっていました。
犬の散歩をしている人もいました。

お土産が充実しています。
4階にはなんとプラネタリウムが！
道の駅にプラネタリウムがあるとは想像もしていませんでした。

そんなプラネタリウムと同じ階から望めるパノラマです。
空気が澄んでいれば富士山の絶景が見られます！

食事も充実！
他にも多くの店舗がありました。
富士川楽座にはレストラン
EXPASA富士川にはフードコート
外には出店、地元で採れた果物や花等も売っていました。
静岡に来るなら是非来てほしいスポットです。

装備

備考

ガス系
温かいご飯が食べたかったです

感想

nogizaka46

なかなか無謀ですね。
元々夜に登る予定だったので準備はしていましたが、、、
結論だけ言いますと、
夜のキレット往復は辛いが楽しさもありました。

帰りの道の駅は楽しかったです。
今日は早く寝ます。

赤岳に向かう画像はこれからupします。
復路はほとんど写真を撮らなかったので少ないですが...

コメント

itigoitogo

こんばんは。
夜に登るとは。。。つわものですね。でも、ここ何日か、月が綺麗ですね。実は私も日曜の夜に赤岳から青年小屋に帰る途中、権現岳から一時間ほどナイトハイクになってしまいました。怖かったけど、一度歩いていた＝ピストンだったため、落ち着いて通過したので夜景も一望でき最高の山行でした。熊とかでたら怖かったと思います。

nogizaka46

Re: こんばんは。
そうなんですか！権現岳から青年小屋に向かう途中の夜景、周りがひらけていて綺麗ですよね！
今日は、朝の4時半〜5時半頃に通りましたが、甲府市の夜景から日の出に照らされる富士山まで見れて絶景でした。
月も大きくて、風がなければ本当に最高でした（笑）
確かにあそこで熊が出たら怖いですね。
自分の場合、青年小屋〜観音平駐車場まで熊にビビりながら下ってました。
熊出没の看板恐怖症です（笑）

itigoitogo

Re[2]: こんばんは。
もしかして、時間的に観音平からすぐのところですれ違った大学生風のお二人ですかね？「ヘルメットで赤岳行ってきまして・・・日没に注意！」とお話させていただいたかもしれません。違っていたらすみません。｢ビバークする｣とおっしゃっていたのでよく覚えています笑。直後に大丈夫かしらあの二人。。。。と一抹の不安も覚えましたよ。ご無事で帰還、何よりです。山、始められてばかりなのですね。いいこともあれば怖い思いをすることもあると思いますが、自分の技術に合わせた山を選び、気をつけていれば、基本は大丈夫です。またどこかでお会いできるといいですね！

nogizaka46

Re[3]: こんばんは。
..！
覚えています！丁度観音平から雲海の間あたりですれ違いましたね。
その節は心配かけてしまって申し訳ありません...
なんとか無事に戻ってくることができました。
権現岳のピーク到着は日没後になってしまいましたが....
今回の登山ですが、今年度中、冬期に入る前に1度難しい山に登ってみたいということで登りました。
これからの時期は近くの低山で練習して、装備を充実させてまた来年八ヶ岳に挑もうと思います！(幸いクサリ場やハシゴ、岩場もあるので..)
次は、心配かけるようなことのない状態でお会いできたらと思います！