(晩秋)岩手山(御神坂〜薬師岳〜松川温泉)(回想)
- GPS
- 25:58
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 2,055m
- 下り
- 1,803m
コースタイム
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 5:41
天候 | 1日目 晴れ時々曇り 2日目 晴れのち曇り(下山時は霧) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
岩手交通 網張温泉線 盛岡駅〜御神坂駐車場前(網張温泉行き) 8:55発〜9:46着 バスの種類は観光バスタイプ 小岩井農場まきば園の停留所で停車、トイレに行ける(9:35) 帰り(バス) 松川温泉 松楓荘口 - 盛岡駅東口 (料金:1140円) 14:45発〜16:29着 バスの種類は路線バスタイプ 八幡平ロイヤルホテルの停留所で停車、トイレに行ける(15:05) この辺りは宿の前にバス停があるので、時刻表だけでなく 実際に現地でバス停の時間を確認するとよい。 |
その他周辺情報 | ■トイレ 途中はなし 八合目避難小屋(夏場は室外、冬は室内) 不動平避難小屋(室内) ■水 持参 冬以外は八合目避難小屋にある |
写真
感想
東北は八甲田山、岩木山に次ぐ3座目。
今までの2座は時間が足りなくて予定していたコースでを回れなかったので
今回は2日間の行程を組んだ。。。
不安要素は2つあり、晩秋の東北の山の寒さ、雪の状況、もう1つは
山小屋泊の経験はまだ二回目なこと。
天候はこの週の後半は暖かかったこともあり雪はだいぶ解けていた。
登山当日はメリノウールのインナーと冬使用のパンツを履いたが
予想以上に気温が高く、歩いているときに結構汗をかいたので
なくてもよかったかな。あとの心配は山小屋泊。
当初宿泊は不動平避難小屋の予定だった。
下見をするために梯子を上って冬の入り口の2Fのドアを開けた時は
土足で入っていいのか?
階段の途中で泥んこになった靴をどう脱いだらいいのか?
さらには背負った大きなザックを梯子の途中でどうやって下ろしたらいいのか?
など考えていたが、まずは山頂を目指すことにした。
山頂に行く途中に八合目小屋が見えたので、この距離なら八合目小屋と不動平小屋の
往復もできるだろうと考え、帰りに寄ってみようと予定を変更。
八合目小屋は思ったより大きく、これが本当に避難小屋か?と思うくらい立派な作りで天井が高く上下三段に床が分かれていて大人数を収容するには十分なスペース。
不動平避難小屋と違って入口は裏側にあるものの短い階段から登り踊り場があって
中に入るので出入りがしやすい、また冬場はトイレが室内のものが使えるので寒くても外に出なくてよいことがわかったので、宿泊はこちらに決定。
さすがは評判が高い東北の避難小屋。
ここまで人に会ったのは3人しかいなく、8合目以降は誰にも会わない状態。
冬近くなると来客は来ないのか、結局1人でこの広い山小屋で過ごすこととなった。
室内は火気厳禁と書かれていたので、外が暗くなる前に外で夕食を済ます。
ときどき自衛隊の演習場の音が聞こえ、誰もいない山にはちょうど良かったかもしれない。
静まり返った小屋ではネットラジオで寂しさを紛らわした。
ヘッドライト2つでこの山小屋を1人で過ごすにはちょっと広すぎたかな。。。
後から気づいたが、裏口から入った踊り場は火気厳禁とは書いていないため
朝食はここでお湯を沸かし珈琲を飲んだ。
2日目は天気が回復。
岩手山に上る2つのルート、左はじゃりが多く歩きづらいので登りは右を下りは左を選択。
山頂からご来光もでき、雲海を見ながら鬼ヶ城を下山。
鬼ヶ城は見た目は岩山に見えるが、歩いてみると道がしっかりしていて歩きやすかった。
帰りに立ち寄った松川温泉は単純硫黄泉で、松楓荘は源泉かけ流しで開湯が1743年と歴史が古く建物も歴史を感じさせるたたずまいで、温泉の後はそこで前沢牛丼を食べ山歩きを締めくくった。
また行きます。
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