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Yamareco

記録ID: 76530
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

初めての富士山 吉田ルート バスツアー

2010年09月01日(水) ~ 2010年09月02日(木)
 - 拍手
chanq その他25人
GPS
22:10
距離
15.1km
登り
1,611m
下り
1,603m

コースタイム

今回初富士山のためガイド付きバスツアーでした。
11:30 スバルライン五合目出発
12:15 六合目富士山安全始指導センター
17:15 八合目トモエ館到着 →仮眠
02:00 八合目トモエ館出発
05:00 剣が峰
07:50 山頂より下山開始
09:10 六合目富士山安全始指導センター
09:40 スバルライン五合目到着
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
新宿をバスで出発、スバルライン5合目へ
コース状況/
危険箇所等
9月に入って登山者数が少なくなっていたこともあり、コースは快適でした。
しかし砂塵が想像以上にすごかった!
下りは覚悟していましたが、登りも充分埃っぽかったです。
マスクは数枚持参し、最初から使用した方がいいかも・・・。
危険箇所は特にありませんでしたが、7〜8合目の岩場は時々滑りそうな場所があってちょっと怖かったです。
本日のお供です。
2010年09月01日 11:05撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/1 11:05
本日のお供です。
六合目標高2400m、ここから本格的な登りが始まります。
2010年09月01日 12:15撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/1 12:15
六合目標高2400m、ここから本格的な登りが始まります。
その前に皆で一息・・・。
2010年09月01日 12:15撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/1 12:15
その前に皆で一息・・・。
砂塵避けのためこんな格好でした。
2010年09月01日 12:24撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/1 12:24
砂塵避けのためこんな格好でした。
六合目から見た富士山。山頂は目視できません。
2010年09月01日 12:15撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/1 12:15
六合目から見た富士山。山頂は目視できません。
七合目へ向かう途中の景色です。
2010年09月01日 13:25撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/1 13:25
七合目へ向かう途中の景色です。
今回、本当に晴天に恵まれました。
2010年09月01日 13:26撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/1 13:26
今回、本当に晴天に恵まれました。
まだまだ上は果てしない・・・。下を振り返っては「これだけ登ってきた!」と自らを鼓舞します。
2010年09月01日 14:00撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/1 14:00
まだまだ上は果てしない・・・。下を振り返っては「これだけ登ってきた!」と自らを鼓舞します。
岩場はこんな感じ。
2010年09月01日 13:38撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/1 13:38
岩場はこんな感じ。
次々と山小屋が現れます。
2010年09月01日 13:34撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/1 13:34
次々と山小屋が現れます。
やっと、トモエ館が見えてきた!
2010年09月01日 17:03撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/1 17:03
やっと、トモエ館が見えてきた!
ここが本日の宿泊場所、本八合目トモエ館です。
2010年09月01日 17:14撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/1 17:14
ここが本日の宿泊場所、本八合目トモエ館です。
寝るところはこんな感じ。細い廊下の左右に小部屋が二段に分かれて展開しています。
2010年09月02日 01:45撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 1:45
寝るところはこんな感じ。細い廊下の左右に小部屋が二段に分かれて展開しています。
夕食後に見た夕陽による影富士。大きかった!写真右下の斜面が本物の富士山の山肌です。
2010年09月01日 18:07撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/1 18:07
夕食後に見た夕陽による影富士。大きかった!写真右下の斜面が本物の富士山の山肌です。
剣が峰に到着しご来光を待ちます。徐々に周囲が明るくなっていき・・・、
2010年09月02日 05:07撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 5:07
剣が峰に到着しご来光を待ちます。徐々に周囲が明るくなっていき・・・、
ついにご来光。綺麗だった。日本最高峰の剣が峰で見られたことはいい記念になりました。
2010年09月02日 05:19撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 5:19
ついにご来光。綺麗だった。日本最高峰の剣が峰で見られたことはいい記念になりました。
ご来光後に見た朝日による影富士。今回2つの影富士を見られたのでした。影富士の左前方に立派な積乱雲が発達しています。
2010年09月02日 05:36撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 5:36
ご来光後に見た朝日による影富士。今回2つの影富士を見られたのでした。影富士の左前方に立派な積乱雲が発達しています。
ご来光を迎えた後、お鉢巡りをしました。その時に振り返った剣が峰です。あそこまで登ったんだな〜。
2010年09月02日 05:46撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 5:46
ご来光を迎えた後、お鉢巡りをしました。その時に振り返った剣が峰です。あそこまで登ったんだな〜。
富士山頂から見た景色です。左側に河口湖が半分写っています。
2010年09月02日 08:27撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 8:27
富士山頂から見た景色です。左側に河口湖が半分写っています。
下山道はこんな感じ。砂塵が想像以上にすごかった! マスク無しではいられません。
2010年09月02日 08:28撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 8:28
下山道はこんな感じ。砂塵が想像以上にすごかった! マスク無しではいられません。
もう山頂は見えない・・・。下るのはあっという間です。
2010年09月02日 08:35撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 8:35
もう山頂は見えない・・・。下るのはあっという間です。
下山道七合目のトイレです。大勢の人が一息ついていました。
2010年09月02日 08:42撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 8:42
下山道七合目のトイレです。大勢の人が一息ついていました。
六合目、富士山安全指導センターです。昨日、ここから登っていったんだな〜。
2010年09月02日 09:12撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 9:12
六合目、富士山安全指導センターです。昨日、ここから登っていったんだな〜。
六合目から上を振り返ると・・・やはり山頂は見えません。あれより高いところまで行ってきたんだな、としみじみ。
2010年09月02日 09:11撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 9:11
六合目から上を振り返ると・・・やはり山頂は見えません。あれより高いところまで行ってきたんだな、としみじみ。
富士山安全指導センターに天気情報が表示されていました。
2010年09月02日 09:13撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 9:13
富士山安全指導センターに天気情報が表示されていました。
ついにスバルライン五合目まで帰ってきました。名残惜しかったです。お疲れ様!
2010年09月02日 09:40撮影 by  u725SW,S725SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 9:40
ついにスバルライン五合目まで帰ってきました。名残惜しかったです。お疲れ様!

感想

初めての富士山ということで、安全と確実性を考慮しバスツアーを選択しました。
やや慌しい部分もありましたが、終始ペースを守ることができ、心配していた高山病もなく剣が峰まで登頂できたので、結果的に正解だったかなと思います。

9月1日朝7時過ぎにバスで新宿を出発。
平日で高速道路が空いていたので、10時頃には富士スバルライン五合目に到着しました。
天気は快晴。期待と不安が高まります。
雲上閣で着替えなどの準備をし、2階レストランで吉田のうどんを食し塩分と水分の補充。
11:30頃から登山開始です。

六合目までは標高差があまりなく、サクサクと歩いていきます。
帰りの脚力を維持するため最初からダブルストックです。
下りの砂塵については聞いていましたが、登りも充分ホコリっぽく、ネックカバーを口元まで引き上げて歩きました。
この道で下山客大勢とすれ違いました。
全身砂まみれの人、グッタリと杖に縋っている人、足を引きずるように歩く人・・・。
ううむ、明日は我が身。

六合目からはがくんとペースを落としてゆっくりと歩いていきます。
時々上を見上げるのですが、山頂は見えません。
あそこより上まで登るのか・・・。
でも、あの西丹沢だって歩けたんだからきっと大丈夫!
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-75234.html
振り返れば、河口湖が少しずつ小さくなっていくのが確認できます。

七合目に差し掛かると登山道の様子が一変します。
それまでは砂利道だったのですが、ここから八合目までは岩場が続きます。
最初はストックを使っていましたが、邪魔になったのですぐにしまいました。
そして、山小屋が次々と姿を現します。
明確な目標物があるので、七合目までよりはちょっと歩きやすかったかも。
標高が上がれば上がるほど、休憩の回数が増えます。
これも高山病対策かな〜。

八号目付近から影富士が見えました!
すごい。初めて見た。(当たり前か・・・)
影の中の人たちは、自分が影富士の中にいることを自覚していないんだろうな。

17時過ぎに八合目トモエ館到着。
荷物を置いてすぐにハンバーグカレーの夕食です。
下界で食べたらどうってことないカレーなんだろうけど、美味しかった。
意外だったのは、ご飯がきちんと炊けていたこと。
標高が高いので普通に炊いたら芯が残ると思うのだけれど、どうやっているんだろう。
食後外に出ると、影富士がさっきより大きくなっていました。
影の先端は雲に差し掛かっています。

トイレに行ったりして、19時前には寝てしまいました。
トモエ館の宿泊部屋は上下2段の小部屋になっていて各部屋に寝袋が10個くらい置いてありましたが、その小部屋を男女5名で使用しました。

かなりグッスリ寝て、9月2日午前1:00起床、2:00から山頂目指して登山再開です。
外気は風も吹いておりかなり寒い! 東京の真冬、雪が降る寸前という感じです。
服装は、ユニクロのヒートテック+速乾性Tシャツ+厚手長袖インナー+薄手ダウン+レインウエア。
それにマフラーと、ミニカイロも持参しました。

凍えそうになりながら山頂目指す・・・。
立ち止まるとすぐに体が冷えてしまいます。しかし、ちょっと動くと心拍数が上昇。
ここは富士山山頂近く、標高3500m以上の高地なんだ・・・。

暗い中をひたすら足元を凝視しながらあるいていると、頂上に到着!
しかしここは3720m。あれ??
そうです、富士山の頂上は3776mではないのです。
日本最高峰「富士山を見習おう、3776m」は山頂八神峰のひとつ、剣が峰です。
剣が峰でご来光を迎えるためにお鉢を時計回りに歩いていきます。
途中から次第に周囲が明るくなっていき、否が応でもご来光への期待が高まります。
途中で久須志神社の前を通りました。
神社は閉じていましたが、登頂への感謝と無事の下山を願って皆でお参りです。

そして剣が峰を目前として我々の目の前に現れたのはかの有名な馬の背!
めいめい、自分のペースで剣が峰を目指し馬の背に取り掛かります。
しかし、ほんのちょっとの距離なのにキツイことキツイこと。
少し足運びを速めると心臓はバクバク、息はゼイゼイ。標高を感じます。

最後の石段を噛り付くようにして登るとそこは剣が峰!
やったー!! ついに3776mです。う、嬉しい。かなり。
剣が峰で10分くらいご来光待ち。30人くらいの人がいたかな?
東の空が赤く染まり、広がる雲のふちが金色の糸を纏うように輝きはじめ・・・、
5:14、日の光の最初の一筋が目に差し込みました。
ご来光です。富士山に登りたいと思い始めてから夢にまで見たこの瞬間。
太陽は周囲の景色を変えながらぐんぐん登っていきます。
すごい。冷静に考えればただ日が昇っているだけなのに、本当に感動しました。

ご来光を堪能したあと、残り半周のお鉢巡りの続きです。
釈迦の割石(昔修行僧が断食にゅうじょう?漢字不明、した場所)、金明水(千利休がこの水で茶をたてたいと熱望しながら叶わなかった湧き水)などを見て、吉田ルート側山頂に戻りました。

さてここから下山です。一旦トモエ館に集合し、荷物をまとめてお赤飯と焼き鮭の朝食。
その後は、各自のペースでスバルライン五合目を目指します。
下りは登り以上に砂塵がすごい。マスクとネックカバーの両刀使いで砂塵を避けます。
マスクなかったら私の肺はいったいどうなってたんだろう。

登りで脚力を温存していたため、下りは比較的順調です。
7:30に八合目トモエ館を出発し五合目に到着したのが9:40、2時間強で下りられました。

11:00に再集合してツアー皆で温泉に!
洗髪時のすすぎ湯が赤かった・・・(富士山は赤土なのです)。

16:30頃?にバスで新宿に到着。やれやれ、お疲れ様。楽しかった。
初めての富士登山にして剣が峰でご来光を見られたのはラッキーでした。

今回は要領がわからず荷重が嫌だったので記録はコンパクトカメラでしたが、次は一眼レフを持って行きたいです。

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コメント

登山日和でした
chanqさん

初富士山お疲れ様でした。

良い天気でしたね。
ご来光、私は7合目辺りで見てました
この瞬間は何度見ても良いです。

下山途中の何処かでお会いしたかなと時間を調べてみましたが、chanqさんのほうが一足早かった様です
八合目で分岐しますからね
2010/9/5 7:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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