奥武蔵登山詳細図の黄色ルート前半を縦走(飯能駅から天覧山、多峯主山、永田山、天覚山、大高山、四本松、子ノ権現、吾野駅)
- GPS
- 09:11
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,445m
- 下り
- 1,364m
コースタイム
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 9:11
■歩行時間:521分(小休止を含む、昼食休憩を含まず。) 標準CT(640分)の0.81倍。
■距離:23.075km(飯能駅〜天覧山:1.7km+天覧山〜吾野駅:21.375km(奥武蔵登山詳細図))
■累積標高差:+1710m,-1630m(等高線読み取り)
■行程量:23.075/0.5+1710/50+1630/100=96.65P(48.325EK)(★★★★)
■ラップタイム:5.39分/P(マイペース登高能力:+417m/h、ランク供
(標準CT:6.62分/P、+340m/h)
■エネルギー定数:521*0.03+1.71*10+1.63*0.6+23.075*0.3=40.63
(ルート定数:640*0.03+.....=44.2)
■山のグレーデイング:5B
■カロリー消費量:40.63*(78.0+(8.3+6.2)/2)=3,464kcal
※各指標の説明は、私のプロフィールに掲載。
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
飯能駅まで西武鉄道。 (帰り) 吾野駅から西武鉄道。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■これでもかというぐらいアップダウンの連続するコースです。 ■四本松の手前の登りは、右横が切れ落ちた斜面のため、気を付ける必要があります。 |
その他周辺情報 | 浅見茶屋は、やはり4時過ぎには営業終了していました。(この日は日曜日にもかかわらず臨時休業だったとのことが後で判明しました。) |
写真
装備
個人装備 |
ザック
ザックカバー
ヘッドライト
携帯ラジオ
予備電池(単3単4)
替えメガネ
細引き3mmX10m
折り畳み傘
タオル
手袋
雨具上下
ツエルト
洗濯ハサミ4本
敷物用シート
携帯トイレ
サムスプリント
三角巾
レスキューシート
ガーゼ
ハサミ
付箋
テーピングテープ
バンドエイド
消毒薬
綿棒
救急用手袋
ストック2本
ライター
地図
地図コピー
シルバコンパス
筆記具
アーミーナイフ
テイシュペーパー
飲料水(1.5L)
ハイドレーションチューブ
非常用水(0.5L)
ゼリー飲料3個
テルモス(お湯0.5L)
非常食(カロリーメイト・コンデンスミルク)
おにぎり2個
カップラーメン
武器セット
財布
保険カード
携帯電話
予備バッテリー
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感想
先日手に入れた奥武蔵登山詳細図には、飯能の天覧山から秩父の武甲山を経て秩父鉄道の浦山口駅に至るルートが、目立つように黄色く塗られていました。奥武蔵全山縦走コースと言うそうです。全長が38.485km、所要時間が西行きで23時間35分、東行きで22時間15分となっています。
とても一度には歩ききれないコースですが、これは是非とも歩きたいと思い、まだ歩いたことのない飯能の天覧山から途中の子ノ権現までの区間を西行きで歩くことにしました。
問題は、全体の半分にも満たないとはいえ、日の短いこの季節に、明るいうちに踏破して最寄りの吾野駅まで戻って来られるかでした。低い山の連なりであつても、アップダウンが多くて累積標高差が積み上がるために、計画時の試算では、8時に飯能駅を出発して17時47分に吾野駅に着くことになりました。これでは子ノ権現からの下山中に日が暮れてしまいます。
このため、本番では、行きは飯能まで特急料金420円を奮発して7時35分から歩き始めました。後は、途中でどれだけ時間を縮められるかでした。
天覧山と多峯主山は朝から散歩している人も多く、飯能市民に親しまれている山でした。小さい子供を遠足に連れてきても登れる山です。
その後、多峯主山の山腹をめぐる遊歩道からはずれて、いきなり踏み跡に近い道になり、永田台の開発地を避けながら、細々と道がつながっていました。よくこのような道を見つけられたものだと、奥武蔵登山詳細図の事前調査の緻密さに感心しました。
永田山(277m)から天覚山(445m)を経て大高山(493m)までの間の6,640mの道は、単純標高差では216mしか上がりませんが、累積標高差で760m登って540m下ります。アップダウンがこれでもかというぐらいに頻繁にある道で、いいかげんに嫌になってきます。サーキットトレーニングをやるのには良いと思いますが。
後半になると、破線の道に入りましたが、道は明瞭でした。ただし、四本松(522m)の登りにさしかかり、横が急斜面になっている険しい所を通ったりして、難易度がAからBに上がりました。
四本松を過ぎれば、あとは子ノ権現に向かうのみとなります。途中のスルギでは、ピークや尾根を巻いて行く緩やかな道になり、助かりました。
子ノ権現には予定より早くたどり着きました。これで何とか明るいうちに下の車道まで下山できる目途が立ちましたが、4時前ともなると参拝客はほとんどいません。私の他には自転車で上がってきた人1人でした。
参拝を済ませてトイレ休憩をして、すぐに下山にかかりました。下山ルートの入口に、麓の浅見茶屋の幟が立っていて、4時半ころまで営業していると書かれていた(ちなみに、ランドネの最新号に載っていた紹介記事では営業は4時ごろまでとなっている。)ので、「手打ちうどん」に間に合いそうだと思って急いで下りましたが、やはり4時を過ぎて終了していました。(他の人の記録によれば、日曜日にもかかわらずこの日は休みだったらしい。)また次の機会に訪れたいと思います。
浅見茶屋が閉まっていれば、もう長居は無用なので、吾野駅に向けて最速モードで歩きました。結局、予定よりも25分早く飯能駅を出発したのと、終盤を中心に35分短縮できて、計画予定時刻の1時間前に吾野駅にたどりつきました。それでも久しぶりに9時間超えのロングハイクとなりました。
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