中尾根から仁田山・有間山
- GPS
- 05:53
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,345m
- 下り
- 1,336m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 5:53
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中尾根はあまり登られていないようでトレースが薄いが、全体的にいえば危険個所が少なく登りやすい尾根であると感じた。こうしたバリエーション的ルートでは取付きが課題となるが、この尾根の場合は古い林道のおかげで楽になるので、下りで使っても比較的安全だろう(もちろん一般道ではないのでそれなりの経験や装備は必要)。注意点は次のとおり。 “根取付き:栃ノ木入沢の林道に入ると直ぐに左手に細いが明瞭な林道が伸びているので、沢を渡ってこれに入る。少し行くと左から尾根を巻くように古い林道が付けられている。灌木が繁茂しているので気づかず通り過ぎるかも。目印はない。この林道跡を進めば簡単に尾根に乗れる。但し途中に崩壊箇所あり。 大名栗林道手前:急傾斜かつ落ち葉で滑り、這い上がるのに難儀した。さほど危険は感じないが降る場合はロープを出したほうが楽。 B臾招林道からの取付き:林道を左(西)に進むとすぐに右手から荒れた林道が合する。この林道を上がり適当なところで尾根に乗る。そのまま林道を進んでも終点は尾根の上。 |
写真
装備
個人装備 |
20mロープ(使用せず)
GPS
|
---|
感想
中尾根から仁田山に登り、余力があれば日向沢ノ峰から長尾丸へ回って仙岳尾根を下るルートを計画した。ヤマレコの地図検索で調べてみると、中尾根は歩く人が少なく、特に下半部は地図に赤線がない!これは面白そうだ。
まず問題となるのは取付きだが、実際に行ってみると、栃ノ木沢沿いの林道から更に別の廃林道に入って簡単に尾根に乗ることができた。途中赤テープがあり、そこからも上がれそうだったが、この廃道を使ったほうが楽だろう。
はじめは植林の中の急登。森林作業の踏跡らしきものはいくつかあるが、左に行くほど下方が急斜面で転げ落ちたら危ないので、右寄りに直登したほうがよい。
ここを登り切れば快適な尾根。次の課題は大名栗林道の処理だと思っていたが、案の定這うような急斜面だった。ただ、ずり落ちてもけがはしなそうだったので恐怖感はない。
尾根に乗るため、まず林道を右(北)に進むと、すぐ登れそうな箇所があった。その先は厳しそうだ。今度は左(南)に進んでみると、何のことはない立派な支道が尾根の上に伸びている。これに入ったら簡単に尾根に乗ることができた。このまま林道を歩いても再び尾根に戻れる、と私の勘が訴えていたが、尾根筋を歩くことにした。その勘は正しく、途中で何度か林道が尾根を掠めている(最後は少しだけ楽させてもらう)。詰めはやはり急ではあったが大名栗林道のときより楽に林道に上がることができた。
有馬峠で昼食とする。風が抜けて寒い。テルモスに入れてきたアップルティーを楽しむ。遠く雪をかぶっているのは浅間山だろう。さて時計を見るともう12時半だ。出足が遅かったうえ、中尾根踏破に時間がかかった。陽が短いこの時期、日向沢ノ峰経由は時間的に厳しいかもしれない。日向沢ノ峰の下りはかなり急だった筈だし、仙岳尾根で日が暮れるのは怖い。計画変更を決め、仁田山を往復した後に有間山稜を越え、蕨山の手前で林道を下ることにした。
そう決めたら後は気楽だ。自然林に囲まれた気持ちの良い稜線歩きを楽しみ、さらに林道では思いがけず紅葉も愛でつつゆっくり歩いたが、明るいうちに車に戻ることができた。途中出合った登山者は1名のみ。やはり有間山は静かでいい。
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