ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 777301
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

中尾根から仁田山・有間山

2015年12月10日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:53
距離
15.5km
登り
1,345m
下り
1,336m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:26
休憩
0:27
合計
5:53
9:39
151
落合
12:10
12:25
14
12:39
12:39
9
12:48
12:51
39
13:30
13:31
18
13:49
13:49
13
14:02
14:10
82
15:32
落合
天候 はれ
過去天気図(気象庁) 2015年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
落合橋から有間林道に入ってすぐの駐車場を利用。逆川林道入り口にもある。
コース状況/
危険箇所等
中尾根はあまり登られていないようでトレースが薄いが、全体的にいえば危険個所が少なく登りやすい尾根であると感じた。こうしたバリエーション的ルートでは取付きが課題となるが、この尾根の場合は古い林道のおかげで楽になるので、下りで使っても比較的安全だろう(もちろん一般道ではないのでそれなりの経験や装備は必要)。注意点は次のとおり。
“根取付き:栃ノ木入沢の林道に入ると直ぐに左手に細いが明瞭な林道が伸びているので、沢を渡ってこれに入る。少し行くと左から尾根を巻くように古い林道が付けられている。灌木が繁茂しているので気づかず通り過ぎるかも。目印はない。この林道跡を進めば簡単に尾根に乗れる。但し途中に崩壊箇所あり。
大名栗林道手前:急傾斜かつ落ち葉で滑り、這い上がるのに難儀した。さほど危険は感じないが降る場合はロープを出したほうが楽。
B臾招林道からの取付き:林道を左(西)に進むとすぐに右手から荒れた林道が合する。この林道を上がり適当なところで尾根に乗る。そのまま林道を進んでも終点は尾根の上。
有馬林道入口の駐車場
2015年12月09日 09:41撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 9:41
有馬林道入口の駐車場
まだアザミが咲いていた
2015年12月09日 09:55撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/9 9:55
まだアザミが咲いていた
滝ノ入沢出会いからは通行止め。
2015年12月09日 10:03撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 10:03
滝ノ入沢出会いからは通行止め。
栃ノ木入沢出会の橋の手前で林道に入る
2015年12月09日 10:14撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 10:14
栃ノ木入沢出会の橋の手前で林道に入る
すぐ右岸に渡る。以前は橋があったようだ
2015年12月09日 10:15撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 10:15
すぐ右岸に渡る。以前は橋があったようだ
しばらく行くと堰堤が見えてくる
2015年12月09日 10:30撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 10:30
しばらく行くと堰堤が見えてくる
ここで左を見ると、何となく斜面を切り開いたような感じが。入り込んでみると、
2015年12月09日 10:29撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/9 10:29
ここで左を見ると、何となく斜面を切り開いたような感じが。入り込んでみると、
古い林道跡でした
2015年12月09日 10:31撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 10:31
古い林道跡でした
崩落している箇所があり注意
2015年12月09日 10:36撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 10:36
崩落している箇所があり注意
道なりに行く
2015年12月09日 10:38撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 10:38
道なりに行く
ここで尾根に乗る
2015年12月09日 10:41撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/9 10:41
ここで尾根に乗る
露岩があるが左に踏跡
2015年12月09日 10:43撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/9 10:43
露岩があるが左に踏跡
植林の中の急登
2015年12月09日 10:55撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 10:55
植林の中の急登
やっと平坦に。807mピークあたりか
2015年12月09日 11:09撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/9 11:09
やっと平坦に。807mピークあたりか
いい雰囲気
2015年12月09日 11:13撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/9 11:13
いい雰囲気
傾斜が急になってきた
2015年12月09日 11:15撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/9 11:15
傾斜が急になってきた
鶏頭缶詰?こんな缶詰が売ってるのか。猟犬のお弁当ですかね
2015年12月09日 11:21撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/9 11:21
鶏頭缶詰?こんな缶詰が売ってるのか。猟犬のお弁当ですかね
大名栗林道に上がる
2015年12月09日 11:22撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 11:22
大名栗林道に上がる
登ってきた斜面を振り返る。マーキングはない
2015年12月09日 11:22撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 11:22
登ってきた斜面を振り返る。マーキングはない
タタラノ頭でしょうか
2015年12月09日 11:23撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 11:23
タタラノ頭でしょうか
まず尾根の右側に進んでみる。上がれそうだが反対側もチェックしてみる
2015年12月09日 11:26撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 11:26
まず尾根の右側に進んでみる。上がれそうだが反対側もチェックしてみる
切り開きを左手に進むとすぐに荒れた林道が合流
2015年12月09日 11:28撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/9 11:28
切り開きを左手に進むとすぐに荒れた林道が合流
簡単に乗れた。このまま林道を進んでも良さそうな感じだが、歩きやすそうなので尾根を行く
2015年12月09日 11:34撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 11:34
簡単に乗れた。このまま林道を進んでも良さそうな感じだが、歩きやすそうなので尾根を行く
立派なモミ
2015年12月09日 11:37撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/9 11:37
立派なモミ
林道はしばらく並行している。傾斜がきつくなってきたので楽させてもらう
2015年12月09日 11:47撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 11:47
林道はしばらく並行している。傾斜がきつくなってきたので楽させてもらう
林道は尾根に乗ったところで終点
2015年12月09日 11:51撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 11:51
林道は尾根に乗ったところで終点
立派な松
2015年12月09日 11:55撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/9 11:55
立派な松
1121mピークあたりか
2015年12月09日 11:59撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 11:59
1121mピークあたりか
中尾根もそろそろ終わりの雰囲気
2015年12月09日 12:07撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/9 12:07
中尾根もそろそろ終わりの雰囲気
林道に出た。右に行けばすぐに
2015年12月09日 12:08撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 12:08
林道に出た。右に行けばすぐに
有馬峠
2015年12月09日 12:11撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/9 12:11
有馬峠
はるか下に名栗湖が見える。ということは下からも見えるのか。
2015年12月09日 12:10撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/9 12:10
はるか下に名栗湖が見える。ということは下からも見えるのか。
秩父側。通行止
2015年12月09日 12:12撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 12:12
秩父側。通行止
尾根に上がり仁田山を往復する
2015年12月09日 12:25撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 12:25
尾根に上がり仁田山を往復する
タタラノ頭から延びる尾根
2015年12月09日 12:26撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/9 12:26
タタラノ頭から延びる尾根
仁田山。ブナ混じりの自然林に囲まれ良い雰囲気の山頂
2015年12月09日 12:36撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/9 12:36
仁田山。ブナ混じりの自然林に囲まれ良い雰囲気の山頂
都県界方面
2015年12月09日 12:36撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 12:36
都県界方面
有馬峠に戻り北へ進むとすぐに取付き
2015年12月09日 12:50撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 12:50
有馬峠に戻り北へ進むとすぐに取付き
風が抜けて寒いが、天気が良く爽快な縦走路
2015年12月09日 13:24撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/9 13:24
風が抜けて寒いが、天気が良く爽快な縦走路
タタラノ頭
2015年12月09日 13:25撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/9 13:25
タタラノ頭
2015年12月09日 13:33撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/9 13:33
橋小屋の頭
2015年12月09日 13:50撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 13:50
橋小屋の頭
逆川乗越
2015年12月09日 14:02撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 14:02
逆川乗越
逆川林道へ
2015年12月09日 14:08撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 14:08
逆川林道へ
逆川林道はすぐ下
2015年12月09日 14:08撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 14:08
逆川林道はすぐ下
あとは名残の紅葉を楽しみつつ下った
2015年12月09日 14:45撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/9 14:45
あとは名残の紅葉を楽しみつつ下った
2015年12月09日 14:46撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 14:46
2015年12月09日 14:56撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 14:56
2015年12月09日 15:16撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 15:16
2015年12月09日 15:21撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 15:21
2015年12月09日 15:26撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 15:26
林道終わり
2015年12月09日 15:27撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/9 15:27
林道終わり
名栗湖暮色。左寄りにちょこっと覗いた三角が仁田山ではないかと思うんですが…⇒訂正:奥の三角はたぶん蕎麦粒山、仁田山はその右かと。中央の切れ目が有馬峠では。
2015年12月09日 15:49撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/9 15:49
名栗湖暮色。左寄りにちょこっと覗いた三角が仁田山ではないかと思うんですが…⇒訂正:奥の三角はたぶん蕎麦粒山、仁田山はその右かと。中央の切れ目が有馬峠では。

装備

個人装備
20mロープ(使用せず) GPS

感想

中尾根から仁田山に登り、余力があれば日向沢ノ峰から長尾丸へ回って仙岳尾根を下るルートを計画した。ヤマレコの地図検索で調べてみると、中尾根は歩く人が少なく、特に下半部は地図に赤線がない!これは面白そうだ。
まず問題となるのは取付きだが、実際に行ってみると、栃ノ木沢沿いの林道から更に別の廃林道に入って簡単に尾根に乗ることができた。途中赤テープがあり、そこからも上がれそうだったが、この廃道を使ったほうが楽だろう。
はじめは植林の中の急登。森林作業の踏跡らしきものはいくつかあるが、左に行くほど下方が急斜面で転げ落ちたら危ないので、右寄りに直登したほうがよい。
ここを登り切れば快適な尾根。次の課題は大名栗林道の処理だと思っていたが、案の定這うような急斜面だった。ただ、ずり落ちてもけがはしなそうだったので恐怖感はない。
尾根に乗るため、まず林道を右(北)に進むと、すぐ登れそうな箇所があった。その先は厳しそうだ。今度は左(南)に進んでみると、何のことはない立派な支道が尾根の上に伸びている。これに入ったら簡単に尾根に乗ることができた。このまま林道を歩いても再び尾根に戻れる、と私の勘が訴えていたが、尾根筋を歩くことにした。その勘は正しく、途中で何度か林道が尾根を掠めている(最後は少しだけ楽させてもらう)。詰めはやはり急ではあったが大名栗林道のときより楽に林道に上がることができた。
有馬峠で昼食とする。風が抜けて寒い。テルモスに入れてきたアップルティーを楽しむ。遠く雪をかぶっているのは浅間山だろう。さて時計を見るともう12時半だ。出足が遅かったうえ、中尾根踏破に時間がかかった。陽が短いこの時期、日向沢ノ峰経由は時間的に厳しいかもしれない。日向沢ノ峰の下りはかなり急だった筈だし、仙岳尾根で日が暮れるのは怖い。計画変更を決め、仁田山を往復した後に有間山稜を越え、蕨山の手前で林道を下ることにした。
そう決めたら後は気楽だ。自然林に囲まれた気持ちの良い稜線歩きを楽しみ、さらに林道では思いがけず紅葉も愛でつつゆっくり歩いたが、明るいうちに車に戻ることができた。途中出合った登山者は1名のみ。やはり有間山は静かでいい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1293人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら