塔ノ岳〜鍋割山稜 予期せぬ雪の稜線
- GPS
- 07:33
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,411m
- 下り
- 1,393m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 7:32
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題なし |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
|
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感想
好天の予想だったので丹沢山まで往復して鍋割山経由で下山する計画を立て、日没前に下山できるよう6時に出発。
放射冷却で恐らくこの冬一番の寒さ。明けの明星が輝く中、フリースを着たまま大倉を後にする。ヘッドランプは辛うじて要らないくらいの暗さ。
見晴茶屋まで登って来ると体も温まってきたので、ちょうど昇って来た朝日を眺めながらフリースを脱ぐ。今日は日帰り装備なので背中は軽いが、前日の朝まで遅いふたご座流星群の撮影で徹夜したので疲労感がある。
駒止茶屋の上の平坦部で何気なく表尾根方面を眺めると、「あれ、雪?」 稜線部に思いがけず着雪しているのが見えて驚く。
考えてみると昨日は午後から平地でも少量の雨が降った。標高の高い所は雪になったのか。
花立に近づくと次第に地面に雪が見受けられるようになり、花立直下の長い階段はすっかり雪に覆われている。
花立山荘前で少し休憩。心なしか気温が下がってきたが、上に着こむほどではないのでそのまま歩き出す。花立山直前で1回目の荷揚げを終えて下りて来たチャンプに声を掛けられる。頂上は積雪3センチとのことで、それほど重大な雪ではなさそうだ。
花立山から金冷しへ向かう鞍部のやせ尾根に来ると、風が通るためもあるのか雪の積んだ地面が凍っていてやや滑る感じ。雪を予想しておらず滑り止めを持って来てないので、塔ノ岳より奥のアップダウンの箇所が少し気になってくる。
塔ノ岳に着くと富士山がすっきりときれいに見えている。それほど寒くはなかったがベンチには雪があるので小屋へ入ってお湯を沸かし、カップヌードルを食べて腹ごしらえ。この時点で丹沢山往復は止め、このまま鍋割山へ廻ることに決める。
主人の花立さんや入れ替わりやって来る登山客と雑談しながら小一時間過ごした後、小屋を出て鍋割山へ向かう。
鍋割稜線は薄らとした積雪が登山道の階段や木道を隠しているが、先行者が一人いるようでその靴跡が続いている。その靴跡も小丸尾根の分岐で消え、少しの間は鹿と思われる足跡のほかは新しい雪の上を歩く。そのうち段々と鍋割山方面からの登山者とすれ違うようになる。
この日は実に空がクリアで遠くまで見通せる気持ちの良い天気。真っ青な空の下、鍋割山頂の向こうに真っ白な雪の富士山とさらに南アルプスの峰々が連なる。
鍋割山へ着いた時はまだ登山者の姿は少なく、腰掛けてお握りを一つ食べただけで下山開始。後沢乗越までの間に10組足らずとすれ違うが、平日でもありそれ以降は殆ど出合わなくなる。
四十八瀬川を渡り、二俣を過ぎて、すっかり飽きてしまうほど長い西山林道を歩いて1時半に大倉へ戻る。
計画を短縮することになったが、好天と雪景色を楽しめてとても満足な山行だった。
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