(22-24連結済)ダブル寒波の武奈ヶ岳

2025年02月22日(土) [日帰り]

• GPS: 26:22
• 距離: 33.7km
• 登り: 2,698m
• 下り: 2,698m

コースタイム

日帰り

• 山行: 17:25
• 休憩: 1:04
• 合計: 18:29

距離 17.8km 登り 1,408m 下り 1,408m

1:35 比良駅
1:45 1:46 樹下神社
2:38 2:39 イン谷口
3:03 3:04 暮雪山多目的保安林駐車場
3:28 3:33 大山口
4:48 5:05 青ガレ
6:12 金糞峠
6:15 6:16 金糞峠西側下の分岐
6:21 6:22 ヨキトウゲ谷入口の分岐
6:45 上林新道四辻
9:58 10:08 シャクシコバの頭
10:36 10:43 中峠
12:02 12:03 ワサビ平
15:30 15:37 武奈ヶ岳
16:19 16:20 コヤマノ分岐
16:30 16:36 パノラマコース分岐
16:48 16:49 コヤマノ岳
17:40 上林新道四辻
18:04 ヨキトウゲ谷入口の分岐
18:09 18:10 金糞峠西側下の分岐
18:17 金糞峠
18:34 18:40 青ガレ
19:12 19:14 大山口
19:26 暮雪山多目的保安林駐車場
19:32 19:34 イン谷口
20:03 樹下神社
20:10 比良駅

日帰り

• 山行: 7:16
• 休憩: 0:24
• 合計: 7:40

距離 16.0km 登り 1,290m 下り 1,290m

20:10 比良駅
10:49 樹下神社
11:08 桜のコバ
11:19 11:20 暮雪山多目的保安林駐車場
11:29 11:31 大山口
12:10 12:17 青ガレ
12:44 金糞峠
12:46 12:47 金糞峠西側下の分岐
12:51 ヨキトウゲ谷入口の分岐
13:24 13:30 上林新道四辻
14:25 コヤマノ岳
14:32 14:33 パノラマコース分岐
14:37 14:38 コヤマノ分岐
15:04 15:06 武奈ヶ岳
15:25 15:26 コヤマノ分岐
15:34 パノラマコース分岐
15:46 コヤマノ岳
16:21 上林新道四辻
16:37 16:38 ヨキトウゲ谷入口の分岐
16:42 16:43 金糞峠西側下の分岐
16:55 金糞峠
17:07 青ガレ
17:28 大山口
17:36 17:43 暮雪山多目的保安林駐車場
17:48 イン谷口
18:22 樹下神社
18:28 比良駅

写真

2/22 1:35

比良の場合は路面も乾いて大雪になった感じがしないのです。

2/22 3:27

もしかすると山だけ降って、記録はなくても膝近くのラッセルは大変だった思います。

2/22 5:48

金糞峠あたりで東の空は明るくなってきます。山のようなシルエットは雲です。

2/22 6:54

武奈ヶ岳最短コースにはトレースがありシャクシコバの頭へショートカットします。せっかくの新雪ですからね。

2/22 9:17

南東尾根に乗り上げる直前まで登りました。本日は登り降り実用的なスキーをしてみたいと思います。

2/22 9:54

シャクシコバの頭は石垣のような風紋が新鮮です。ここからは滑走ポジションにチェンジです。

2/22 10:20

ハの字ボーゲンしか滑ったことない人が比良で初シュプール(？)を描けました。制御不能でただの蛇行かもです。

2/22 10:30

登山靴スキーベンチャーは斜度10度以下の超緩斜面なら滑走できます。

2/22 10:35

しかし風の通り道の凹凸に刺さってしまうため斜面が広ければトラバース気味に滑走するのがスムーズです。

2/22 10:46

中峠から谷を滑走。良い感じに曲がってますが連続で滑るのが難しく曲がる度に最後はコケてます。

2/22 10:47

滑れば滑るほど板が潜り、推進力の限界に達すると急停止して前へ突っ込みそうになります。

2/22 12:04

少し滑走練習してワサビ平の看板は埋もれてます。

2/22 14:55

吹雪で完全ノートレースになっている西南稜。3,000m級の山と同じジャケットが凍りつきます。

2/22 14:55

気持ちよく滑走できる日は来るかな。

2/22 15:32

現実は一生来ないかもしれない。そうならないように頑張ります。

2/22 16:52

コヤマノ岳の看板は真ん中くらいに埋まってます。

2/22 16:55

掘り起こしたあとは埋め戻してます。

2/22 17:20

山頂やコヤマノ岳からも滑走してみますが、浮力が全く足りずブルドーザー状態で脱いで歩いた方が倍早いです。

2/22 19:19

青ガレ～大山口の間でレスキュー隊とすれ違い、イン谷口には救急車や現地対策本部が設営されています。

2/22 20:10

遭難は誰にでも起こりうることでその時のために雪の中、長時間行動の技術を身につけたいと思っています。

2/24 10:41

レコアップが一週間遅れになりましたが、初日のレコから中一日空けて三連休最終日のレコです。

2/24 11:12

比良の事故についてはレスキュー比良さんでたくさん勉強しました。今回も可能なら情報公開が待たれます。

2/24 11:30

すでに下山の方もおられ先頭ラッセルは苦戦を強いられていることが想像できます。

2/24 12:29

中央、岩に赤文字で→と書かれてある前が雪崩れて右下に迂回トレースがあります。

2/24 12:47

人通りを感じられず、大雪が降ったそばからトレースをリセットしているのかもしれません。

2/24 13:25

御一人でも上林林道四辻まで歩い方がおられるはずですよね？ここからはスキーでスピードアップです。

2/24 14:21

コヤマノ岳は風が強くトレースは完全にフラットになります。

2/24 15:02

登頂後に北比良峠へ周回されてしまったのか誰一人としてお見かけすることはできませんでした。

2/24 15:03

山頂は吹雪の世界。タッチアンドゴーで下山します。

2/24 15:05

光が差して風がきれいです。

2/24 15:06

似たような写真ですが、武奈ヶ岳のご機嫌良さそうです。

2/24 15:06

淡い青色がコヤマノ岳に流れていくのを見送ります。

2/24 15:16

帰りの山頂からじわーっと滑りますがやっぱりコケて雪まみれです。

2/24 15:28

1時間も経ってないのに帰りのトレースはフラットに消えてます

2/24 15:52

コヤマノ岳を往復ラッセルして自分のトレースに復帰。時間を優先してスキーは速攻脱いで担ぎます。

2/24 16:44

金糞峠前はスノーブリッジになってます。底を踏んでも丈夫で濡れてきません。

2/24 18:01

翌週の3/1も武奈ヶ岳に登る予定でしたが、実際はお読みいただいているレコの作成日に充てることになります。

2/24 18:28

私自身も作っていただいたトレースのおかげで登ることができました。先行者の皆さまには感謝を申し上げます。

撮影機器：

iPhone 15 Pro Max Apple

感想

Captsuba

山行当日2/22堂満ルンゼで雪崩遭難があったようです。
18:59頃、堂満ルンゼ取り付き付近でレスキュー隊とすれ違い懸命な救助活動中と思われます。
ニュースでは仲間と一緒に下山中とのことで、仲間の無事を祈ります。

同21:10頃に2名が救助完了、残っていた3人は23:00頃自力下山され、全員無事で良かったです。(2/23追記)

なお一日空けて2/24にも登り、レコおよびGPSログも連結完了済みです。(3/2追記)

コメント

iamrosen

Capさん、こんにちは。
私の記憶違いでなければ、堂満岳での遭難事故はつい先日もあったのではないでしょうか？
あちらは上級向けと認識してリサーチすらしたことは無いですが、雪山遭難は他人事ではなく、気を引き締めて歩きたいですね。

コヤマノ岳の山名標、ついに埋まってましたか！
これが見たかったんです。
私の遠い記憶にある雪のコヤマノ岳の姿と瓜二つ。
ありがとうございます♪♪

私もあの時は起こそうとチャレンジしましたが、力及ばず無理でした。
しかし埋め戻すのはさすがCapさんですね(^^)
後に登って来られた方も、標識が完全に消失している光景に積雪量を実感しワクワクしたことでしょう。
今回もCapさんの優しさが伝わってくるレコでした♪
スキーもがんばってくださいね(^^)

Captsuba

ローゼンさん おはようございます。

暗い内容にも関わらず先陣を切り、暖かく勇気あるコメントしていただきありがとうございます。

過去の事故についてはニュース報道では取りこぼしが多く、なかなかピンポイントの情報まで辿り着けませんでしたが、県内山岳遭難件数の約1/4占めるトップが比良であることは統計データに出ていますね。

ローゼンさんの言葉で私の気も引き締めてくださり、くれぐれも比良の誇りを傷つけることがないよう、謙虚さを忘れることなく行動していきます。
自分だけ生き残るなんてありえない、そうと分かっていながら遭難してしまった時はごめんなさい。

コヤマノ岳の山名標は二連続ドカ雪で例年どおり埋まり、記憶から掘り起こすのはなかなか面白いですよね。
すんなり見つかってしまい、もうそんなに簡単に見つかっちゃダメ、春までまたね、ともう一度フワフワのお布団をかけてあげるのです。

何事も自然の状態が一番良いですので、山頂や登山道で休憩した時も周辺を均してから出発するよう昔から心掛けています。
今の時代は自己責任なら何でもOKになっていますが、元通りにするのが当たり前、かっこいいマナーが広がって欲しいです。

現段階の滑走レベルでは3秒間持ち堪えるのがやっと状態で、何でもない下り斜面もかなり怖く感じます。
たくさん練習して早く板の上に乗る感覚を磨きたいです！

連結2/24のレコが追いついていませんが、私がずっと間違っていました。
今年の比良も大雪に訂正です。

ラッセルしながらスキーでたどり着いた山頂は激しい吹雪の中でした。
比良が蓄えた恵みの雪の上に突然広がった鮮やかな青空は、ファンタジーのような美しさで、とても胸が締め付けられ幸せでしたよ！
(遅いお返事になってしまい申し訳ありません)

483264

Captsubaさん、今日は！
コース取りと経過時間を拝見してビックリ。。。
Captsubaさんらしいといえばそれまでですが、お疲れ様でした！
また、正面谷での遭難の状況が少し解ったので(人''▽｀)ありがとう☆
ございます！
今週末、晴れたら比良詣でします。。。
ではでは⛄

Captsuba

483264さん おはようございます。

こちらにもコメントありがとうございます。
金糞峠から西南稜に向かう場合、ヨキトウゲ谷の右岸をトラバースしなくても、シャクシコバの頭を経由すれば安定した尾根筋を通れて歩きやすいです。

そのあとワサビ平からワサビ峠へ難点であった谷筋の吹き溜まりを避け、スキーでも力強く登れて結果的に早く到着できるのではないかと思います。

正面谷の遭難は、詳細が分かりましたらぜひご教授くださいね。
一回ずつ身をもって辛い、痛い経験をしなくても知識によって安全は学べますので、ここから先はレスキュー比良さん注意喚起の活躍にも期待ですね。

今週になっていきなりの好天で、早くもスギ花粉に反応しているのか鼻がおかしいです。
暖かくなってまた別で大変な時期に入っていきますね。