立山連峰(北アルプス)
- GPS
- 24:44
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,283m
- 下り
- 1,284m
コースタイム
【9月19日(日)】
室堂ターミナル(標高2450m/8:30)-ミクリガ池(8:58)-
ミクリガ池温泉(9:04)-室堂雷鳥沢野営場(標高2276m/9:25)-幕営
室堂雷鳥沢野営場(標高2276m/10:33/登山開始)-雷鳥坂(11:13)-
別山乗越(標高2760m/11:42)-別山(標高2874m/12:20)-
別山北峰(標高2880m/12:27)-真砂乗越(13:18)-
真砂岳(標高2861m/13:41)-2860m峰(13:46/別名:内蔵助カール頂上)-
富士ノ折立(標高2999m/14:21)-大汝山(標高3015m/14:46)-
雄山(標高3003m/15:14)-一ノ越(標高2700m/16:12)-浄土橋(17:10)-
室堂雷鳥沢野営場(標高2276m/17:17/登山終了)-テント1泊
【9月20日(月/祝)】
室堂雷鳥沢野営場(標高2276m/8:10)-立山地獄(8:26)-ミクリガ池(8:47)-
室堂山荘<国内最初の山小屋>(9:01)-室堂ターミナル(標高2450m/9:14)
天候 | 【9月19日(日)】晴れ 【9月20日(月/祝)】雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
【★往路★】 /圭-信濃大町(JR中央本線/快速ML信州号/4620円+510円(指定券)) 信濃大町-室堂(立山黒部アルペンルート) (往復券1万1200円+1220円(往復荷物券/15kg以上)) 【★復路★】 ー柴-信濃大町(立山黒部アルペンルート/往復券使用) ⊃濃大町-高尾(JR大糸・篠ノ井・中央本線/3980円) 【●立山黒部アルペンルート片道運賃詳細●】 /濃大町-扇沢(アルピコ川中島バス&関西電力北アルプス交通) 1330円 ∪霏-黒部ダム(関西電力(関電トンネルトロリーバス)) 1500円 9部湖-黒部平(立山黒部貫光(黒部ケーブルカー)) 840円 す部平-大観峰(立山黒部貫光(立山ロープウエイ)) 1260円 ヂ膣冓-室堂(立山黒部貫光(立山トンネルトロリーバス)) 2100円 信濃大町-室堂(往復券/1万1200円) Р拱券(扇沢-黒部ダム:210円/黒部湖-室堂:400円/15kg以上) 立山黒部アルペンルート http://www.alpen-route.com/ 【▲テント場情報▲】 ー柴架訥斬野営場:1張500円・水は無料・水はやや美味い・ 雷鳥沢ヒュッテの温泉に500円で入浴可・300張可 室堂雷鳥沢野営場 http://www.nihon-kankou.or.jp/soudan/ctrl?evt=ShowBukken&ID=16323ca3430054780 雷鳥沢ヒュッテ(雷鳥沢温泉) http://www.raichozawa.net/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況:『富士ノ折立-大汝山-雄山-一ノ越』はガレ場が多いので注意。 登山ポストの有無:室堂ターミナルに有。 飲食店:アルペンルート内の飲食店は高額ですが、黒部平駅の立ち食い蕎麦屋は カケ蕎麦(すそば)が500円で食べれます。 |
写真
感想
【★感想と解説★】
JR大糸線の信濃大町駅で夜行列車を降りてから寝不足同然で扇沢行のバスに乗換えて関電トンネルの扇沢へ向かいました。扇沢から黒部ダムまでの関電トンネルトロリーバスは運良く始発に乗れまして、黒部平、大観峰、室堂とトントン拍子で来てしまいました。普段であれば黒部平で立山ロープウエイの乗り継ぎに待たされるのが普通ですが、今回は待たされる事はありませんでした。黒部ダムでは例年どおり観光放水をやっておりましたが、日電歩道方面の登山道が近日正式開放される旨とハシゴ谷乗越方面の注意書きが書いてありました。
室堂に着くと天気は良好で、素早く雷鳥沢へ向かいました。2年ぶりの雷鳥沢でしたので、懐かしく思いました。テントは管理事務所の建物付近に建てました。そしてテントを建てるとすぐに天気が良いうちに出発しました。本当はこのルートは一ノ越から雄山を経由して大汝山へ行くルートを歩くのが楽で一般的ですが、一ノ越〜雄山間には観光系団体登山者が毎年多くいるので、私はあえて逆廻りにしました。雷鳥沢から雷鳥坂は傾斜がキツく別山乗越までは常人の足で1時間50分かかりますが、私は手ブラ同然でしたので、1時間9分で別山乗越まで登りました。別山乗越は剣岳や奥大日岳や真砂沢ロッヂを経由して水平歩道方面への分岐点ですので登山者だらけでした。別山頂上(標高2874m)と別山北峰(標高2880m)からは剣岳と三田平(剣沢キャンプ場)が良く見えて、遠くに白馬岳や祖母谷温泉へ行く途中の清水岳も見えました。
別山から真砂岳(標高2861m)と内蔵助カール頂上(標高2860m)を経由しての大汝山(標高3015m)まではアップダウンの連続で足が痛くなりました。大汝山手前の富士ノ折立(標高2999m)からは黒部ダムと後立山連峰が良く見えまして『針ノ木・スバリ・赤沢・鳴沢・鹿島槍・五竜・唐松・白馬三山・清水・小蓮華』と全ての山々が見えたうえに南の遠方には読売新道方面や穂高連峰の槍ヶ岳まで見えました。大汝山からも富士ノ折立とほぼ同様の景色を見る事が出来ました。そして大汝山から雄山(標高3003m)までは今迄のルート上で一番楽なルートでした。雄山の頂上では神主が祈祷をしており、社務所では御守や護符が売られておりました。この社務所の面白いところは社務所の中に喫茶店があって、護符を販売している神主や禰宜や巫女が、かけもちで喫茶店をやっていますので、カップヌードルを注文すると、神主がお湯を入れて席まで持ってくるのが違和感がありユニークでした。
雄山から一ノ越(標高2700m)までは岩場の下り一辺倒で、山に慣れていない観光系登山者は落石を誘発させるので困ったもんでした。一ノ越からは雷鳥沢へのショートカットルートの分岐点を間違えてしまって、妙な場所に迷い込んでしまいましたが、付近には古い道標の朽ち果てたものがありましたので、一昔前の登山道であることが解かりましたので、その潅木帯の準ヤブ道を突き進んだら本道と合流しまして無事に雷鳥沢キャンプ場に着きました。着いたと同時に雷鳥沢ヒュッテの温泉に行き、湯上りに日本酒を飲んで、テントで1泊しました。ちなみに今回の道迷いをした古道は今後も興味本位で入り込んで遭難者が出ると困りますので、あえてルート地図には載せませんでした。
翌朝(9月20日(月/祝))は朝から雨で、雨の中でテントを撤収して室堂ターミナルへ向かいました。昨日よりも混んではいなくて信濃大町駅までトントン拍子で来る事が出来ました。そして信濃大町からは鈍行列車を乗り継いで7時間かけて自宅近所の駅までたどり着きました。今回の登山の総括としましては景色が最良の登山であったと存じます。
mixiの方で「ノンビリ系」なんて書いてしまいましたが、そんなことはない山登りですね。失礼いたしました。
暑い夏に標高の高いキャンプ場で温泉入りながらのテン泊は最高ですね。
翌日の雨が辛そうですが、これが自然って云うのでしょうね
この辺りは「ウザイ観光屋」として、ミクリガ池の
辺りを1時間周回したことがあります。
雷鳥沢のテン場はずっといても500円らしく売店、温泉もあるなら長期滞在できそうですね。
PS.黒部ダムの食堂でダムカレーを食べてみたい。
>「ノンビリ系」なんて書いてしまいましたが、
雷鳥沢キャンプ場(標高2276m)から大汝山(標高3015m)の頂上
まででも標高差739mだけですので、ノンビリと云うよりはア
ルプスの日帰ハイキングのような雰囲気ですね
私はカンカン照りの暑い日よりも霧雨の方が好きです
>この辺りは「ウザイ観光屋」として、
次回は「マトモ山屋」として訪れて下さい
>雷鳥沢のテン場はずっといても500円らしく…
アルペンルートの運賃がベラボウに高いので、そのような方式にしてもらわないと困ります
>黒部ダムの食堂でダムカレー
黒部ダムのレストハウスでは1050円で食べれます
行くまでの行程が大変でしたがその
甲斐あって素敵な景色を堪能されたのでは
ないでしょうか?
神主や巫女が働いている喫茶店面白いですね。
そして温泉とお気楽テン泊憧れますよ。
翌日は雨でしたが、以前のような豪雨でなく
少し気持ちいいくらいの雨でよかったですね。
今回は天気が良くて良かった
今後の山行予定としましては↓↓
9月中⇒北アルプス
10月中⇒北アルプス・南アルプス・八ヶ岳
11月中⇒八ヶ岳・大菩薩連嶺
12月初旬⇒南大菩薩・奥多摩
12月中旬以降⇒丹沢・道志
こんな感じの予定です
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