常念岳・蝶ヶ岳(日帰り)
- GPS
- 09:55
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,880m
- 下り
- 1,902m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・三股から前常念岳の岩稜までは樹林帯の中、急登はありますが、危険な箇所は特にありません。 ・前常念岳の岩稜では稀に浮石があるようなので注意しましょう。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
8月22日に燕岳で堪能した槍穂の絶景をより近いところで、またガスで北アルプス本格進出が台無しになってしまった
8月7日の蝶ヶ岳行のリベンジとして、常念岳・蝶ヶ岳から槍穂を見に行くことにしました。
三股から前常念岳までの登りは、比較的急なところもありましたがよく整備されており、順調に登ることができました。
森林限界を過ぎた辺りで均整の取れた前常念岳が姿を見せ、若干のお疲れモードも一気に解消です。
前常念岳の岩稜をやや慎重に登っていくと、左手から穂高の峰々が顔を出し、更にテンションUPです。
嬉しいことに(当然ですが)、登れば登るだけ穂高の姿は大きくなっていきます。
途中、ふと岩場の横に目を移すと、無残にも登山靴の靴底が落ちていました。ついつい、その持ち主の方のその後の
ご苦労に思いを致しました。そういえば、昔、奥方のスキー靴がスキー場で、バラバラに分解してしまった事件を
思い起こしました。靴の手入れと確認には怠りなく!
常念岳への最後の登りは、常念小屋からの登山者も加わり、賑やかでした。間もなく山頂。そこには信仰の山らしく、
立派な祠が。祠の辺にはかわいい花が。そしてその向こうには槍・穂高の山々が視野の全面に広がっていました。
これです、これを見たくて遥々やってきました。常念からの槍穂は燕岳からよりも更に近く、美しく尖った槍ヶ岳、
穂高の重厚な峰々の連なり、氷河に削られた岩肌が、迫力をもって迫ってきます。時を忘れて見入ってしまう絶景です。
ということで、常念岳山頂で乾杯&昼食&大休止です。
存分に堪能した後は、蝶ヶ岳ヒュッテに向けて出発です。右手に槍穂を拝んで稜線を下っていきます。
爽快です。ついつい何枚も槍穂の勇姿をカメラに収めてしまいます。
やがて最後のハードル:蝶槍です。結構疲労が溜まっているようで、登り始めるとなかなか辛いものがありましたが、
空の青さにモチベーションを貰って頑張りました。そして山頂。穂高が更に近づき、山肌が鮮明に見て取れます。
また、穂高の峰々の真上に積雲の子供が浮かんでいます。斜面が太陽に暖められて発生する斜面上昇風の理論通りの現象です。
可愛い槍穂といった感じになりました。
蝶槍からは僅かな勾配しかない爽快そのもののハイキングです。
蝶ヶ岳ヒュッテでしばし休憩の後、下山します。蝶ヶ岳から三俣登山口への道は急勾配もなく、危険な個所もなく、
快調に下山できました。最後にお約束の怪獣の木に、安全登山の感謝を伝えて、今回の山行を終えました。
快晴、美しい常念岳、槍穂の絶景、快適な蝶ヶ岳の稜線歩き、全てに大満足の山行になりました。
こんにちは。
yamadayは健脚ですね。常念岳の日帰りだけでもしんどいのに。
去年、八ヶ岳に上った時、同行した友人が普通の靴で登りましたが、頂上に着いたとき、片方の靴底が取れてしまいました。
少しするともう一方も取れてしまい、大爆笑でした。
頂上付近は、3cmぐらいの雪が有り、皮1枚の靴底での下りの大変さは、経験者しか解らないですね。
samanda55さん、
コメント有難うございます。
山で靴底なしの靴で下山という事態は、想像を絶します。
ご友人の悲惨だったろう下山の前に、事態をまずは大爆笑で迎えられたsamanda55さん達の仲間のgoodな雰囲気が伝わってきます。
ご友人は怪我なく下山できましたでしょうか?
怪我はありませんでした。
登山は初めてだったみたいで、帰りは車の中でぐったりと寝ていました。
私も相当疲れたので、たぶんその2倍ぐらいたいへんだったと思います。
ご連絡ありがとうございます。
お怪我なくて何よりでした。
「靴のケアは登山の始業点検」
でいきたいと思います。
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