赤岳(快晴ワンデイソロ)
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,417m
- 下り
- 1,413m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
その先の美濃戸まで走れそうではありましたが、一部凍結箇所があるのと、すでに満車の可能性を考えて、無難な美濃戸口に停めることにしました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南沢ルート:前半は無雪、または滑りやすい凍結や圧雪。後半はうっすらと積雪。路面状況が一定せず、これだ!という歩きやすい装備がみつかりません。コンパクトな簡易アイゼンを使うことで、転倒するようなことはありませんでした。でも歩きにくい! 行者小屋〜山頂:地蔵尾根も文三郎尾根も雪は少なめ。露出する岩や人工物にひっかけないように、慎重にアイゼン歩行をする必要がありました。雪不足のため、ナイフリッジはまだ出来ていない状態でした。 |
その他周辺情報 | 夕食・入浴:つい最近の11月にOPENした、美濃戸口の「J&N」という洒落た店に入ってみました。パスタやサンドウィッチ等を頂いたあと、食事をした客は350円で日帰り入浴もできるとのことで汗を流しました。 https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1697025623866772&id=1694325797470088 |
写真
感想
雪山を始めた当初からの目標、赤岳にやっとのことで挑むチャンスが与えられました。
年末の2日間と年始の2日間との二段構えで準備をし、日本列島がすっぽり高気圧に覆われるこの日に決行。日帰りピストンを目ざしつつ、なにか問題があれば山小屋泊をする予備日としました。
四日前に蓼科山に登っていたので、この12月の驚くべき暖冬・雪不足は目撃していましたが、やはり赤岳でも歩きにくさに苦しむことになりました。
なかなかCTが縮まらず、結局日の出から日没までのギリギリの行程となりました。
疲れましたが、まぶしい青と白の風景は感慨深いものがありました。これまで積雪期にステップアップで歩いてきた、蓼科、北横、天狗、硫黄、権現、編笠といった山々を赤岳山頂から見渡し、ああ一つ終わったんだなとの実感がありました。
日常的にトレーニングの類はいっさいせず、たいした成長意欲もないまま、ただ山を登りつづけてきましたが、いつの間にかここまで導かれて来たという気持ちです。
もちろんこれからも雪山に登りつづけることでしょうが、おそらく今回の赤岳が一つのリミットだと思っています。他の山に登るとしても、赤岳と同レベルの難易度であることを指標にしつづけることでしょう。
自分の命は自分のものではないと思っていますので・・・、これを私の限界レベルと決めることにします。
雪山登山は素晴らしいです。四季折々、山には様々な美しさがありますが、冬でも入山できるというだけで世界が広がります。
ぜひ雪山に入門することを諦めないでほしいです。そして自分のリミットを見つけてほしいと願います。
まだまだ登りたい雪山はたくさん・・・。もっともっと登りつづけていきたいのです!
厳冬期赤岳登頂おめでとうございます!
山頂からの景色、壮観ですね〜
素晴らしい。スプラウトさんの体力と技術に敬服します。
山を始める前はまさか自分が雪山に行くなんて思いもしなかったですし、雪山に対する畏もありました。その時の事を忘れないようにしながら自分もステップアップして行きたいですww
いずれ自分も赤岳に(`・ω・´ )
ありがとうございます。
投稿でも吐露した通り、私は成長機会に制限があるなかで、我流で山に入りつづけてきました。山岳会にコミットするような余裕もありませんし、今後もないでしょう。なによりも、自分自身に登山=スポーツという意識がほとんどなく、たとえ日帰りであっても「旅」のようなものとして、「ハイカー」として楽しんできました。今回の赤岳であってもそうです。
こんな自分の限界や弱点も理解しているつもりですし、そんな自分が真面目に「山ヤ」を志している方々と交流していてよいのか?という迷いもあります。
それでも「ハイカー(標高高めの世界を歩くことを好む人)」であることは、それだけでいろんな立場の登山者と接点を持ち続けられるものですし、自分なりのささやかな挑戦をする機会には開かれていると信じています。
できることを続け、できそうなことに挑んでいきたいと願っています。
そのなかで意志が交差する場面がありましたら、またよろしくお願いします。
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