厳冬期 仙丈ヶ岳〜雪少なくがっかり

2016年01月03日(日) ~ 2016年01月04日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 27.6km
• 登り: 2,298m
• 下り: 2,294m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:53
• 休憩: 0:19
• 合計: 5:12

7:48 戸台登山口
9:28 角兵衛沢渡渉点
10:08 10:22 丹渓山荘
12:30 12:35 大平山荘
13:00 北沢峠

2日目

• 山行: 9:39
• 休憩: 1:50
• 合計: 11:29

4:18 北沢峠
5:50 薮沢大滝ノ頭
6:10 6:25 六合目
7:12 7:30 小仙丈ヶ岳
8:50 9:20 仙丈ヶ岳
10:06 小仙丈ヶ岳
10:33 10:40 薮沢大滝ノ頭
11:32 12:12 北沢峠
12:22 大平山荘
13:23 丹渓山荘
13:54 角兵衛沢渡渉点
15:47 戸台登山口
15:47 ゴール地点

天候

両日とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

戸台駐車場　半分ほど埋まっていたが、広いので満車になる事は無いだろう

コース状況／危険箇所等

今年は雪が少ないため、危険と思われる場所は無し。

その他周辺情報

仙流荘にて日帰り入浴

写真

1/3 7:47

1/3　正月最終日。橋本山荘から雪／凍結無し

1/3 8:04

河原歩きがスタート

1/3 8:11

いつも気になっている廃屋
「？？ヒュッテ」とある。在りし日の光景が想像できない

1/3 8:32

双児山の名の由来が分かる。

1/3 8:52

あまり人が通らないが、良く整備されていて歩きやすい

1/3 9:17

ケルン。河原にもケルンがあり道案内してくれていた

1/3 9:29

角兵衛沢。

1/3 9:49

河原より樹林帯の方が歩きやすい

1/3 10:08

丹渓山荘跡。去年はここでアイゼンを装着したが、

1/3 9:57

熊穴沢から少し行った所にある木橋。凍結しているが問題なく歩ける。

1/3 10:40

今年ご覧の通り、登山道に雪が無い。噂通り。

1/3 10:44

八丁坂直前の沢。川の流れが「人の歯」の形に凍結していた。
自然美。

1/3 10:54

八丁坂スタート。名前ほどきつい傾斜ではない。

1/3 11:18

こもれびがきれいな樹林

1/3 11:20

この時期に苔の群落を見る事ができるとは思わなかった

1/3 11:35

今回一番のショット！人面樹が何か叫んでるみたい。

1/3 11:41

雪に埋まった車道を横切る。

1/3 12:25

八丁坂終わり頃、雪が少し出てきた。

1/3 12:26

八丁坂最後の登り

1/3 12:27

東大平に入り緩やかな傾斜地になる。

1/3 12:31

大平山荘に到着。ここで小休止。営業してないがあちこち見て回る。立派な小屋だ

1/3 12:31

油断してると、、、雪にハマります、、、

1/3 12:40

雪が少ないので車道行こうかと思いましたが、北沢峠まで近道行きます。

1/3 12:59

北沢峠着いたー

1/3 18:28

過去2泊しかしたことがないのに、我が家のような居心地の良さを感じます！

1/3 14:17

なんと0℃？？どうりで暖かいハズだ、、日中は0℃以上あったのではないか？雪も溶けるはずだ。

1/3 14:28

長衛小屋のテント場。閑散としてる、、、

1/3 16:13

小屋内部

1/3 17:22

明日は風速20mを越えるようだが、気温は-10℃以下にはならない。フリースを着込んで行くか悩みどころ

1/4 6:20

翌日。仙丈ヶ岳に向かいます。小仙丈手前で夜が明けました

1/4 6:22

オベリスク

1/4 6:23

1/4 6:24

甲斐駒

1/4 6:26

この角度から見る北岳がかっこいい

1/4 6:41

富士山が見えました。森林限界を越えると風が強くなりますが、撮影に夢中で気付きません。

1/4 6:46

いよいよ。。

1/4 6:47

少し見えてきた！

1/4 6:48

ようやく陽が昇ってきました。

1/4 6:48

富士山も赤く染まります

1/4 6:49

1/4 7:02

1/4 6:41

小仙丈への道。去年はここを直登したのですがm今年は雪が少ないため夏道をトレースしました

1/4 7:12

小仙丈に到着。ここでも撮影会！

1/4 7:13

朝の仙丈ヶ岳

1/4 7:15

広角で

1/4 7:15

お決まりのビッグ3

1/4 7:19

今回は三脚を持って行かなかったため岩において固定自撮り

1/4 7:23

南西方面から連なる美しい稜線！

1/4 7:23

馬の背ヒュッテ

1/4 7:24

北岳

1/4 7:25

八ヶ岳。北東側から見ると秀麗な編笠山が認識できません。。

1/4 7:30

この馬の背を登ります。雪は少ないですが、一部の登下降ポイントを除いて露岩は有りませんでした

1/4 7:35

同じ写真ですが、、

1/4 7:44

雪が少ないとはいえ、大仙丈沢カールは素晴らしいです。スケールも薬師岳には負けてません！

1/4 7:49

八合目。

1/4 7:49

八合目から望む。風速20m予報でしたが、それを感じる瞬間はほとんど有りませんでした。

1/4 8:10

だんだん近づいてきました

1/4 8:23

雪はこんな感じ。締まっていてアイゼンも刺さりやすい歩きやすい道です

1/4 8:29

去年、氷化して苦労したトラバース。今回は全く問題有りませんでした。

1/4 8:29

ピッケルよりもストックの方が歩きやすかったかも

1/4 8:29

山頂手前に小ギャップがあります。

1/4 8:37

リッジっぽい道。厳冬期アルプスに来たという実感が！

1/4 8:37

眼下に仙丈小屋。4年前はあそこを起点に仙塩尾根を縦走しました

1/4 8:38

真っ白な山、という訳にはいきませんが、いい雰囲気です

1/4 8:38

1/4 8:40

小ギャップを登ります

1/4 8:45

大仙丈ヶ岳に続く道。

1/4 8:50

登頂

1/4 8:55

北岳と目線が同じになりました

1/4 8:55

大仙丈ヶ岳、いけなくはないのですが、、

1/4 8:56

甲斐駒全容。登山道と山頂祠がわずかに見えます。あちらもほとんど雪がありません

1/4 8:57

オベリスク

1/4 8:58

名残惜しいですが下山します

1/4 9:01

いつまでもここにいたいです

1/4 9:02

伊那谷

1/4 9:19

すれ違う人も少なく、静かな山旅

1/4 9:22

1/4 9:27

これほど岩が出てると、何十メートルも滑落して、なんてことはなさそうです

1/4 7:24

素晴らしい仙丈ヶ岳のカール全容

1/4 9:34

1/4 10:11

アサヨ峰！3日目はあそこに行こうと思ってましたが雪が少ないので止めました

1/4 10:14

小仙丈直下の斜面。雪で覆われてるはずのハイマツがむき出しです

1/4 10:24

樹林帯を下っていきます。ここが急なんです。。

1/4 10:29

あまり直答してないので下山は時間がかかりました

1/4 10:57

樹林帯は、アイゼンしなくても大丈夫かも

1/4 11:06

二合目分岐。登りの道とは違う道をいきます。
ここからキャンプ場方面に向かいます

1/4 11:15

結構歩きにくい。根っこの張り出、露岩、道幅、どれをとっても歩きにくいです。素直に一合目へ向かう道にいけば良かったと後悔

1/4 12:09

下山しました。足に軽いマメができたので、久しぶりに使う救急キットを開く

1/4 13:08

北沢峠からそのまま八丁坂を下る。歩きやすい道なので、森林を楽しみながら下山しました。

1/4 13:30

河原まであっという間に戻ってきました

1/4 13:38

1/4 13:44

誰もいないシンとしている。樹間が広く落ち着く森の中、角兵衛沢に向かう。

1/4 14:05

角兵衛沢より10分ほど西進した開けた場所で休憩。

1/4 14:27

広い河原。微妙に道ができてます。それ以外の所は足場が不安定で歩きにくい

1/4 14:55

砂防ダムを越えます

1/4 15:41

何の穗でしょう？

撮影機器：

Canon EOS 5D Mark III Canon

感想

uneme

真っ白に雪化粧された南アルプスを見に、2泊三日の予定で山行。仙丈ヶ岳とアサヨ峯の予定だったが、予想以上に雪が少なく仙丈ヶ岳だけとした。
アサヨから見た仙丈ヶ岳というものを見てみたかったからである。（どうもアサヨとは縁がなく、2回目の敗退である）

【河原〜北沢峠】
ルート取りが難しい河原歩きだが、今年は雪が無く道が明白。
そうか、ずっと左岸を行けばいいのだ、ということを初めて知った。
八丁坂から雪が出てくるが、アイゼン無くても問題無し。ただ、下山時には少し滑ったので、用心に越したことは無いだろう。
東大平はその名の通り平たく森が美しい。歩いてるだけで癒される。

【北沢峠〜六合目】
樹林をいく。雪は普通にあるが、ワカンなくても大丈夫だった。ルートも明瞭。雪が多いと直登に道が作られるが、今年は夏道に沿ってたと思う。

【稜線】
仙丈ヶ岳稜線では雪が踏み固められており、午前中はアイゼンもしっかりかかる。昨年はクラストしてる箇所が多数あり、とくに山頂300m手前の薮沢カールを真西に蛇行する箇所では、アイスバーンで慎重な歩行が求められたが、今年は難なく通過。
危険箇所は皆無だった。

【撮影ポイント】
・山頂手前の小ギャップから見るビッグ3
・小仙丈岳から見る小仙丈カール
・仙丈小屋への分岐手前から見る小仙丈からとは角度の違う仙丈ヶ岳と登り道
・東大平の樹林
・角兵衛沢付近の樹間の広い森

コメント

fukurai

同じ日に仙丈を登った者です。
　同じ日に仙丈を登った者です。どうもお疲れ様でした。小ギャップの所で写っているのは私のようです。良く撮れてますね。この写真差支えなければ私も使わせていただいてよろしいでしょうか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｆ生

uneme

どうぞ！
はじめまして。
写真どうぞお使いください！
雪が少なくて物足りなかったですが、当日は快晴のもとで撮影ができて良かったです。

fukurai

Re: どうぞ！
ありがとうございます。これからも充実した登山を楽しんでください。

　　　　　　　　　　　　　　Ｆ　生