【塔ノ岳・大山】見事な紅富士と、ちょっと残念なご来光 de 今年の初山歩き(大倉〜塔ノ岳〜三ノ塔〜ヤビツ峠〜大山〜蓑毛〜秦野駅)
- GPS
- 10:59
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 2,571m
- 下り
- 2,758m
コースタイム
- 山行
- 9:31
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 10:59
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
前日夜に大倉の24時間パーキング入り。22:00入りで先着3名。さすがにガラガラです。 朝4:00過ぎに出発した時点で、5〜6台でした。 ■帰り 秦野まで歩いて下山して、大倉まで車をピックアップ。 渋沢まで小田急で移動。 渋沢から大倉行きのバス。夕方時間だったので、20分に一本くらい。大倉での下車は(当然、)一人だけ。バス待ちの方々から、不思議そうに見られました。 パーキング、最大800円のはずが、1,100円の精算表示。 あれっ?と思っていたら、「1日」最大800円なのですね。てっきり24時間800円だと思い込んでいました。 前日夜着なので、前日分の300円が上乗せされていたもよう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
丹沢ですので、非常によく整備されています。 ■大倉〜塔ノ岳(大倉尾根) 何度も歩いている道ですが、暗いうちに歩くのは初めてだったので新鮮でした。暗いので注意は必要ですが、特に危険を感じるところもありませんでした。 さすがにこの時間、ぬかるみは一切なし。地面は凍結しています。木道の凍結はなし。 ■塔ノ岳〜ヤビツ峠(表尾根) 下山時間が早かったため、さすがに途中までは人も少なく快適でした。クサリでの待ちも一切なし。クサリは何か所かありますが、クサリ場としての難易度は、低い部類でしょう。とはいえ、気を付ける必要はありますが。 三ノ塔で休憩していたら、一気に人が増えてきました。ちょうどバス第一陣だったのでしょうか。 早い時間帯でしたので、凍結しているのが溶け始める前でぬかるみもないかも、と思っていましたが、なんのその。三ノ塔から下は、結構、ぬかるんでいました。 ■ヤビツ峠〜大山(イタツミ尾根) 途中、クサリがあったのが意外でした。 山頂に近いところでは、結構、ぬかるんでいました。 表参道に合流してからは、とにかく人が多い。 ■大山〜阿夫利神社下社(表参道) とにかく人が多い。すれ違うだけの広さがある箇所が多いのが救い。 意外と急な個所もあります。まあ、小さい子供も登っていますので、気を付ければ問題ない範囲。 ■阿夫利神社下社〜蓑毛(裏参道) 表参道とはうって変って静かな道です。 ■蓑毛〜秦野駅(関東ふれあいの道) 一般舗装路です。特に何があるというわけでもありませんでした。 蓑毛周辺は自転車が多く、車よりも自転車に注意が必要。 曲がる箇所には看板がありますが、意外と気づきづらいところにあります。全部で3か所、気が付かずに進んでしまい、2か所でUターンして戻りました。Uターンしなかったのは最後のところで、結果的にはまっすぐ行ったほうが駅に近かったため。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(40L)
ザックカバー
昼ご飯
非常食
お湯
サーモボトル
レインウェア
ジャケット
防寒着
帽子
手袋
ストック
ヘッドランプ
ライター
サングラス
地図
スマホ
カメラ
ロールペーパー
救急用品
サバイバルシート
予備靴ひも
携帯簡易トイレ
保険証
タオル
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感想
ある日の、とある家庭での会話。
「今週末、天気がいいから丹沢行ってくるね」(夫)
「ふ〜ん」(妻)
「今年、初めての山登りで、せっかくの初物だから、山頂でご来光と紅富士を拝みに行こうと思うんだ」(夫)
「ふ〜ん。何時から登るつもりなの?」(妻)
「4時」(夫)
「何時に家を出ていくつもりなの?」(妻)
「2時」(夫)
「ふざけんな。私の眠りを妨げるな。前の日の夜に出てけ」(妻)
ということで、前日の夜に家を追い出されることが決定。予定外の前日泊です。。。
(別に、夫婦仲が悪いわけではないです。たぶん・・・)
ナイトハイクは久しぶり。1年半前に北沢峠から甲斐駒に登った時以来です。
せっかく、早めに登りはじめて行動時間も長く取れるので、大倉〜塔ノ岳〜大山〜秦野駅ののルートを計画します。
塔ノ岳は8回目ですが、表尾根は初めて歩きます。
起床は3:30。4:00に出発する予定でしたが、準備が遅れて出発したのは04:16。日の出時間から逆算してのスタートでしたので、15分の遅れは大きい。最初からの躓きです。
その後もやはりというか、なんというか。ヘッデンの電池がお亡くなりになりつつあり、徐々に暗くなります。。。
電池を変える時間ももったいなかったので、堀山山荘からは予備に持っていたLEDランタンを手にして登ります。
出発の遅れが響き、花立山荘の時点でご来光は諦めモード。狙いを紅富士一本に切り替えます。
が、東の空を見ると、雲が多い。
ん?ひょっとして、ご来光に間に合うかも?でも、雲が多いと紅富士がダメかも?と、複雑な気分。とりあえず、先を急いでみることにします。
塔ノ岳山頂は先着2名。
東の空を見ると、すでに陽は昇っているようですが、ぶ厚い雲に隠されています。ちと、残念な状況ではありましたが、とりあえず、ご来光に間に合いはした模様。
待つこと15分くらい、かなり体が冷えてきた状態で、ようやくのご来光!
なんちゃってご来光ではありますが、まあ、良しとしましょう。
振り返って富士山を見ると、きれいに紅色に染まりつつあります。しばし、絶景を堪能。
そして、気が付くと周りには誰もいなくなっており、山頂独占ターイム!
いつも人が多い塔ノ岳も、さすがにこの時間だと山頂を独占できるのですね。なんか、すっごく気持ちがよい。
景色を堪能した後は、初めての表尾根に下山。
三ノ塔までは、比較的、静かな山歩き。三ノ塔から一気に人が増えます。そして、三ノ塔を過ぎてからは、ぬかるみも出てきます。そうなると、スピードも出せずに、チンタラと降ります。
林道に出た後は護摩屋敷の水場へ。
20年ほど前、神奈川に住んでいたころ、比較的近かったので水を汲みによく通った箇所。そして、それ以来、20年振りに訪れました。いやあ、久しぶり過ぎて、変わっていないのか、変わったのかも覚えていません。
当時は山登りには興味がありませんでしたが、もったいなかったですね。
水を汲んだ後は、背中の荷物が5kg増えています・・・
三ノ塔からの下りで予定時間をオーバーしており、この5kgの重荷を背負ったせいか、大山到着時も予定時間をかなりオーバー。
元々は、高取山、弘法山を経由するつもりでした、この時点で諦めます。
人の多い表参道を降りて、下社から蓑毛へ。
蓑毛からは関東ふれあいの道へ。と言っても、特に何かあるわけではなく、普通に秦野駅まで歩いただけでした。
無事に秦野駅までたどり着き、長かった今年初の山歩きも無事に終了!
あ〜、年の初めからよく歩いた。これで、年末年始の暴飲暴食の分くらいは消化したでしょう(きっと・・・たぶん・・・)。
さあて、今年はどこの登ろうか。
私はすでに、ある程度のプランは立てています。みなさんはいかがでしょうか?
それでは山の神々方、ヤマレコのみなさま、今年もよろしくお願いいたします!!!
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