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記録ID: 79694
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

笠ヶ岳(中尾高原口から新穂高温泉へ)

2008年10月10日(金) ~ 2008年10月11日(土)
 - 拍手
GPS
33:00
距離
18.2km
登り
2,004m
下り
1,988m

コースタイム

10日 6:40中尾高原口-11:50笠ヶ岳-12:40笠ヶ岳山荘

11日 8:00笠ヶ岳山荘-9:30杓子平-11:10笠新道登山口-12:00新穂高温泉-14:00くらい 中尾高原口
天候 10日 晴れ
11日 雨
過去天気図(気象庁) 2008年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中尾高原口のバス停駐車場(無料)
コース状況/
危険箇所等
蒲田トンネル出て右手の中尾高原口バス停駐車場は無料だが、20台くらいしか駐車スペースがない。他に路上駐車出来るようなスペースも見当たらない。新穂高温泉の登山客用駐車場は広いし無料。ロープウェイ乗り場観光客用駐車場は有料。

錫状沢出会からクリヤノ頭までは、樹林帯をひたすら登る。結構急勾配で距離も長い。右には槍・穂高連峰と新穂高ロープウェイを見渡せるし、大体の高度を推し量ることができる。

クリヤノ頭から笠ヶ岳までは、岩塊、岩礫の尾根道をひたすら登る。急勾配ではないが、距離は長い。この辺りから見晴らしは良い。

笠ヶ岳登山は行程が長いし急勾配で登りがキツいので、早朝出発か一泊二日コースにした方がいい。ほとんどの人が後者だと思うので、笠ヶ岳山荘は混雑が予想される。宿泊客は10月中旬で40人くらいだった。寒かったが、まだ積雪していなかった。

笠ヶ岳から杓子平までは、岩塊、岩礫、ハイマツ地帯の尾根道で、傾斜はキツい。ライチョウがたくさん生息している。こちら側も槍・穂高連峰の展望は良い。

笠新道は北アルプス屈指のキツい登山コースらしいが、中尾高原口からの登りと大して変わらないと思う。両手両足酷使して登るようなコースではなかった。
蒲田川を渡った橋のたもとから槍ヶ岳を見上げる こんなところから見えるとは思わなかった
2008年10月10日 06:45撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 6:45
蒲田川を渡った橋のたもとから槍ヶ岳を見上げる こんなところから見えるとは思わなかった
クリヤ谷までの樹林帯をひたすら登る 嶮しい峰を見上げる
2008年10月10日 07:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
1
10/10 7:41
クリヤ谷までの樹林帯をひたすら登る 嶮しい峰を見上げる
高度を上げていく 向こうの槍・穂高連峰で推し量る
2008年10月10日 09:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 9:29
高度を上げていく 向こうの槍・穂高連峰で推し量る
振り返り色づいた斜面を見下ろす 誰も登って来ないし、下ってくる人もいない
2008年10月10日 09:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 9:52
振り返り色づいた斜面を見下ろす 誰も登って来ないし、下ってくる人もいない
こんなに天気が良いなら槍穂縦走した方がよかったかな 今度行くか
2008年10月10日 09:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 9:54
こんなに天気が良いなら槍穂縦走した方がよかったかな 今度行くか
山頂までまだまだ遠い 寝不足か体力不足か、キツい登りだった
2008年10月10日 10:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 10:07
山頂までまだまだ遠い 寝不足か体力不足か、キツい登りだった
ペース速すぎてハンガーノックになりかけ、この辺りで失速した
2008年10月10日 10:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 10:16
ペース速すぎてハンガーノックになりかけ、この辺りで失速した
圏谷の紅葉の眺望は良かった 穂高岳カールみたい
2008年10月10日 10:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 10:26
圏谷の紅葉の眺望は良かった 穂高岳カールみたい
辿る稜線を見上げる この辺りでキツくて何度も立ち止まる
2008年10月10日 10:30撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 10:30
辿る稜線を見上げる この辺りでキツくて何度も立ち止まる
やっと山頂に着いた!長かった 風も無く穏やかで清々しかった
2008年10月10日 11:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 11:57
やっと山頂に着いた!長かった 風も無く穏やかで清々しかった
山頂に着いたら、槍ヶ岳が雲で隠れてしまった
2008年10月10日 12:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 12:15
山頂に着いたら、槍ヶ岳が雲で隠れてしまった
抜戸岳方向を見下ろす 山頂には単独のおじいさんと私だけ
2008年10月10日 12:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 12:15
抜戸岳方向を見下ろす 山頂には単独のおじいさんと私だけ
祠が祀られている 薬師岳みたい
2008年10月10日 12:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 12:19
祠が祀られている 薬師岳みたい
笠ヶ岳山荘を見下ろす 向こうに黒部五郎岳や双六岳が見えているはずだがよく分からない
2008年10月10日 12:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 12:20
笠ヶ岳山荘を見下ろす 向こうに黒部五郎岳や双六岳が見えているはずだがよく分からない
笠ヶ岳山荘で一泊する 宿泊客はまだいない 笠新道から登ってくるのだろう
2008年10月10日 12:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 12:37
笠ヶ岳山荘で一泊する 宿泊客はまだいない 笠新道から登ってくるのだろう
山頂を見上げる 天気良いので、もう一度山頂まで登ろうか考えた
2008年10月10日 13:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 13:23
山頂を見上げる 天気良いので、もう一度山頂まで登ろうか考えた
山頂は平たい石が積み重なっていた 先週の白馬岳は霧氷地帯だったが
2008年10月10日 13:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 13:25
山頂は平たい石が積み重なっていた 先週の白馬岳は霧氷地帯だったが
槍・穂高連峰の眺望が素晴らしかった 小屋の中へ入って休憩するのが勿体無い気がした
2008年10月10日 15:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 15:44
槍・穂高連峰の眺望が素晴らしかった 小屋の中へ入って休憩するのが勿体無い気がした
ずっと眺めていると雲が現れ、大きくなっていく 今日は一日中見晴らし良かった
2008年10月10日 16:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 16:02
ずっと眺めていると雲が現れ、大きくなっていく 今日は一日中見晴らし良かった
日が沈むと一気に冷え込む 皆小屋に戻っていく
2008年10月10日 17:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/10 17:23
日が沈むと一気に冷え込む 皆小屋に戻っていく
翌日は雨 山頂には登らず下山する こんな天気でも登ってくる人はいるんだね 明日に期待するのだろう
2008年10月11日 08:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/11 8:32
翌日は雨 山頂には登らず下山する こんな天気でも登ってくる人はいるんだね 明日に期待するのだろう
ふっくらしててかわいい 雌はよく見かける
2008年10月11日 08:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/11 8:57
ふっくらしててかわいい 雌はよく見かける
杓子平 視界不良なので、ただひたすら下っていく
2008年10月11日 09:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/11 9:27
杓子平 視界不良なので、ただひたすら下っていく
次第に雨は小降りになってきた でも今日は一日中雨だろう
2008年10月11日 10:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/11 10:04
次第に雨は小降りになってきた でも今日は一日中雨だろう
樹林帯が開けるポイントで 雲がなんか荒々しい
2008年10月11日 10:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/11 10:07
樹林帯が開けるポイントで 雲がなんか荒々しい
笠新道登山口に着いた 山頂付近はまだ雨降っているのかな
2008年10月11日 11:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/11 11:09
笠新道登山口に着いた 山頂付近はまだ雨降っているのかな
左俣林道を歩く すれ違いも多かった 振り返っても雲で隠れて展望は利かない
2008年10月11日 11:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/11 11:19
左俣林道を歩く すれ違いも多かった 振り返っても雲で隠れて展望は利かない
車止めてる中尾高原口まで歩いていく 登山靴でアスファルトの上をあまり闊歩したくないけど
2008年10月11日 11:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 1000, Canon
10/11 11:52
車止めてる中尾高原口まで歩いていく 登山靴でアスファルトの上をあまり闊歩したくないけど
撮影機器:

感想

中尾高原口のバス停駐車場に車を止めて登山開始。蒲田川の橋を渡る際、槍ヶ岳らしき山が見えた。最初、槍ヶ岳だと分からなかった。

槍見館左の山道に入っていく。最初は樹林帯をジグザグ登る。錫状沢沿いの木々が赤、黄に色づいていた。クリヤ谷の上部周辺から槍ヶ岳、穂高岳、新穂高ロープウェイを見ることが出来た。自分がどれくらい高度稼げたか計る。まだまだ低い。

登山客が少なかった為、中尾高原口からはマイナールートだと推察した。笠新道からたくさん登るんだろうと思った。数人追い越しただけだし、下ってくる人いないし。とにかく距離が長く感じた。ハンガーノック気味で何度か立ち止まる。

山頂付近は平ぺったい石がたくさん積み重なっていた。寒くはなかった。先日、白馬岳登った時は山頂は恐ろしく寒く、氷ついていたし、山頂で10分くらいしか我慢できなかったが、違いに驚いた。槍ヶ岳と穂高岳も雪は積もっていない。

笠ヶ岳山荘で一泊することにした。一部屋20人分くらいのスペースがあったが、4、5人だけだった。2段ベッドで上段は私一人だけだった。夕食の際、白馬岳はもう雪積もっていると話したら皆驚いていた。

翌日は雨降っていたので、面倒だと思い山頂には登らずそのまま下山することにした。笠新道の下りでは、蒸し暑く汗でカッパの中がびしょ濡れになった。樹林帯なので雨に濡れなかったがカッパを脱ぐのが面倒だと思い、そのまま着続けた。すれ違いは多かった。雨が小降りになってからの遅い登山行なのだろうと思った。

左俣林道の砂利道歩きは単調で退屈だった。振り返って尾根を見上げるが、曇っていて視界は悪い。ここでもすれ違いは多い。

新穂高温泉から中尾高原口まで歩いていく。バスが運行しているのか分からなかった。新穂高温泉は何度か来る予定なので、駐車場の位置などを確認した。

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体力レベル
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笠ヶ岳(中尾温泉口〜笠新道〜クリア谷周回)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
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