三頭山
- GPS
- 06:14
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,208m
- 下り
- 1,328m
コースタイム
12:35三頭山避難小屋12:41-12:54三頭山(西峰)13:56-14:25入小沢ノ峰-
14:42ヌカザス山-15:22イヨ山-16:11小河内神社バス停-16:16峰谷橋バス停
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
はぁ〜、またやっちゃいました。
たしか奥多摩駅付近で飲んでいたはずなのに気づいたら青梅駅だったという不思議...
しかも歩いていたときは、まったく記憶に残らないようなしょうもない話をずっとしていたので、まわりの印象があまり残っていないです。
最初は大岳から鋸尾根を回るコースを予定していたんですが、僕が電車を乗り間違えたせいで急遽このコースに変更になりました。
ごめんなさい。西武線の乗り換えが面倒臭すぎるのが悪いんや!
けど、大岳も鋸尾根も歩いたことがある僕としては、全ルート初体験の今回のコースの方が嬉しかったです。
待ちぼうけを食わせてしまった他のメンバには大変申し訳ありませんが、正直ラッキーでした
そのコースですが、それほどキツくもなく大して苦労せずに登り切ったので「おおっ!? ひょっとして僕もいっぱしの山登らーになったのかしら?」と自信を持ちそうになったんですが、その後の急な下りで膝が笑いそうになってアッという間に自信喪失してしまいました。やっぱり、そんな簡単には上達しないよねぇ...。
それにしても、三頭山に登るコースは大変良く整備されており、立派な山小屋はあるわ標高表示付の案内板がそこら中にあるわで、とても快適に登れました。「都民の森」のパワーを思い知らされましたよ。それに対して三頭山から奥多摩湖に抜けるコースは……
道は判りづらいしズルズル滑るしやたらと急坂が続くし(特にツネの泣き坂は本当に泣きそうになった)で、何度も「勘弁してよ〜」と思いました。
三頭山は前からいつか登ろうと思っていた山で、それも今回の逆ルート(奥多摩湖から都民の森に抜けるコース)を考えていたんですが、正直コレを登るのかと思うとゾッとしますね。今回歩けて良かったです。もう絶対に行かない。
……けど、もう一つの懸案事項であった奥多摩湖のドラム缶橋は予想以上に楽しかったですねぇ。橋のブロック(?)を超えるたびにドスンと沈み込んで、歩くと徐々に角度が戻っていって次のブロックでまたドスンと……というのを繰り替えてしていると、なんだかテレビゲームの主人公になったみたいでしたよ。ただ、陸に上がったらしばらくフワフワした感じがして、上手く歩けませんでしたが。少し酔っちゃいましたよ。
まぁ、その後 奥多摩駅前で飲み始めたら少しばかりじゃなく酔っちゃいましたが。
店を出た記憶のないまま知らない駅で目が覚めて、もう帰りの電車も無くなっていたのでタクシーで帰ったら1万円も取られました。高い山行になってしまいましたわ...orz
早朝の西武遊園地に遊びに行ったヤツのおかげで急遽大岳山から三頭山にルート変更。三頭山は以前から行きたいと思っていたから結果的には問題なし。天気はよかったのだけど、槇寄山までは樹林帯を登っていたので空を眺めることはほとんどなしでした。まっいつも下ばかり見て必死だからあまり関係ないけど。。。日焼けの心配はなかったので、これも問題なし。道は歩き易く快適でした!が、いつものように歩くペースが早いため、息も絶え絶え。。途中、点在する植物を見つけて休憩を試みるも、某高山植物研究員に一言で片付けられ、休憩ならず。。
三頭山は一帯が公園と整備されていて、とてもきれいな魔の階段が。ここに来て階段!?上を見ることもなく、階段の数を数えることもなく、ただひたすらにきれいな木の階段の縁に足を乗せることのみを繰り返したのでした。山頂に着いたときは、ただの義務感で「ヤッター」と両手を挙げて叫んでみたものの、裏腹ではそんな元気もなく、カッコつけているそんな自分に自己嫌悪になり、いや、そんな余裕もなく、「早く座る場所を確保せねば・・」と辺りを見回すも、ベンチどころか狭い頂上には老若男女のハイカーで埋め尽くされ、座る場所もなく、しかたなく設置されている眺望案内板(?)を見に行って、遠くに見える山々を眺めるふりをしながら、心は空きベンチを探している(ふぅっ〜)。
ランチは定番の日清シーフードヌードルと魚肉ソーセージ。ジェットボイルで沸騰1番。西武遊園地で遊んだヤツのバーナーは、以前会社で天井近くまで火柱を上げて私を恐怖のどん底に陥れた曲者。絶対に信じないぞ。高山植物研究員のモノは何故か火力が弱い。「ほんまかいな」疑いつつも恐怖の火柱が脳裏に焼きついている私には火力UPの実行まで手が伸ばせない。小心者。
高山植物オタクのランチはなんと、”ほうとう”しかも具材あり! しかも生肉あり! すごすぎる。そうか、全員のすき焼きを気にしていたら大騒動になるけど、一人分のすき焼きを用意して、「どうぞ皆さんおつまみ下さい。」とすれば気が楽だ。そして、すき焼きにはやはり白菜なのだ。スーパーのすき焼きセットには必ず白菜が入っているぞ。すき焼きに白菜を入れない彼は違う星の生物なのだろうか? 彼は何者? まあ、どうでもいいこと。ほうとう2本、カボチャ1切れ、シメジ2本をご馳走になり、14時前に山頂を後にする。
三頭山から奥多摩湖に向かう帰路は急坂続き。オツネノ泣坂ではところどころにロープが張ってある。ここをダンボールそりで下れば随分と速いだろうな、いや、まっすぐには進まないだろう、でもこの無残な木の根の剥き出しは、きっと誰かがダンボールそりで傷つけられた痕なのでは、とか踏跡の可哀想な木の根に心痛みながら軽やかに下って行った。途中、左手方向に大きなマッシュルームが見える。仏舎利塔だそうで。以前鷹ノ巣山からの下りにも見えて全く同じ質問を私がしたそうで。ほんまかいな。全く記憶にない。第一下りの方向が違うはず。第一あのときの下りは霧がかかり暗くなって視界が悪かったはず。ほんまかいな。疑いつつも無言でやり過ごす。そういえば随分前にどこかの山からドラム缶橋に下りたことがあるのだが、どうやら同じ道を歩いているらしい。「覚えてないの?」と攻められるが、覚えているわけないだろうが。。周りに樹木があって土の急坂なんて山道にはどこでもある。まあ、どうでもいいこと。
途中のちょっとしたピークで30センチくらいの石柱が立ってあった。どう見てもその石柱に傷が付いているだけなのに、高山植物オタクが「二四五」と読んだ。すると西武園遊園地オタクが「そうだね。」と同意する。なぜだ?この適当な会話はどうして成立する?このいい加減さを是非tTアドベンチャー倶楽部のサイクリストにも分けてあげたい。どうして君はこの適当なtTアドベンチャー倶楽部のメンバー名にフルネームを使う?m&mでもいいのではないか。いや、もっと短く”M”でもいいはずだ。でも”M”とは高山植物オタクのことのようだ。彼はあえてハードな山行を選ぶ。でも高山植物オタクはそのハードな山行を特にハードとは思っていないらしく、ただ楽しいのだと。1日30kmの山行が、雨天が、雪道の上りのオツネノ泣坂が。。。楽しい?”M”っていうのは辛い中に喜びを感じるのだったっけ?ならば高山植物オタクは”M”ではないかも知れない。だって、ハードな山行は辛くはないらしいのだ。筋肉痛にもならない。おまけに脂肪もない。そしていつもジーパンだ。ところで”M”の正しい定義は何だっけ。。。
超速で山を下りドラム缶橋を渡る途中、向こうにバスが見える。今走ればあのバスに間に合うかもしれない。でも足元の不安定な浮橋の上、しかもそんな走る体力なんて残っているはずもなし。ここは高山植物オタクを走らせてバスを止めてもらおう。そして後ろを振り向くと西武遊園地オタクがなんとも優雅にのんびりと浮橋の写真を撮っているではないか!「速くおいで〜」と手招きし私も足早に浮橋を渡りきる。ぜ〜ぜ〜。西武園遊園地オタクは? 振り向くと遥か遠方に、のんびりと。ZZ。結局2分前にバスは去っていった、らしい。
なんやかやでなんとか奥多摩駅に到着。その後はお決まりの飲み屋へ。無事に下山できてカンパ=イ。あ〜楽しかった。
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